ケサランパサランのペサラン挫

「腹が減って力が出ないぞな」

【名前】 ケサランパサランのペサラン挫
【読み方】 けさらんぱさらんのぺさらんざ
【声】 森訓久
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
【登場話】 epic20「フォーリンラブ・ゴセイジャー」
epic24「ミラクルアタック・ゴセイジャー」
【所属】 地球犠獄集団・幽魔獣
【分類】 幽魔獣
【生息地】 狭い所
【特技】 攻撃の効かないフワフワボディ、
無数の毛玉に分離する
【作戦】 ヒトの恋心を腐らせ、食べつくす
【趣味】 耳掃除
【UMAモチーフ】 ケサランパサラン
【生物モチーフ】 ヒル
【名前の由来】 オペラ座の怪人+

【詳細】

有名な未確認生物「ケサランパサラン」の正体とされる幽魔獣。
「~ぞな」が口癖。腐らせた恋心を大好物とし、特に初恋が腐った物を好む。

肉体のほとんどがフワフワとした毛玉の集合体となっており、毛玉であらゆるダメージを吸収、如何なる攻撃も無効にする事ができる。
更に奥の手として無数の毛玉に分離する能力を持ち、自身の毛玉を人間に取り憑かせ、恋心を増幅させた食べる事を目的とし、自身に恋心を吸収された者は無気力になってしまう。

無数の毛玉となっていたが、ブロブの膜インによって復活。
腐らせた人々の恋心を食べていき、フワフワとした動きでゴセイジャーを翻弄するが、みずきに片思い中の少年の拓也の恋心に反応して撤退。

拓也の腐った恋心を食べようとするが、5人揃ったゴセイジャーと交戦する。
ブラックとブルー以外の3人に動きを見切られゴセイブラスターの射撃に怯み、上述の能力で5人を翻弄するが、参戦したゴセイナイトの天装術「アイストップ」で氷漬けにされて分離能力を封じられ、「ゴセイダイナミック」と「ナイトダイナミック」の同時攻撃により敗北。

その直後、ビービ虫に噛み付かれて巨大化する。
ゴセイグレートとゴセイグランドを上述の能力で翻弄するが、スカイックブラザーのスカイックトルネードで氷漬けにされてしまい、2大ロボの前になす術もなく、最期はスカイックゴセイグレートの「スカイックストライク」、ゴセイグランドの「グランドラスティック」を連続で受け爆散した(その際は「恋は、花火のように散るぞな~!」と発言。)。

後にブロッケン妖怪のセマッタ霊が創り出した幻影として再登場。
更にアバレヘッダーを入手したチュパカブラの武レドランの力を受けたセマッタ霊がパワーアップ、実体を持った幻影としても登場するが、スーパースカイランドシーダイナミックを他の幻影幽魔獣と共に受け滅び去った。

【余談】

「ケサランパサラン」は「白い小さな毛玉のような姿を持つとされ、持ち主の恋を成就させる」と言われているが、同個体は正反対の能力を持ち、身体も毛玉と言うには不釣合いな程に大きい(これはどうやら封印された際に身体を毛玉に分離して一部が逃れていたらしく、「本体が分離した後に小さな毛玉の姿となったペサラン挫がケサランパサランとして伝承に残った」と考えられる。)。
モチーフだけに「優しい怪人に見えて全く違う」という意表を突いている。
名前の由来となっている『オペラ座の怪人』には怪人がオペラ座の若手女優に恋心を抱いてしまうシーンがあり、人々の恋心を奪う能力が考えられたと思われる。

声を演じる森訓久氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となる。

最終更新:2017年07月09日 14:50