機動戦士ガンダムAGE(作品)

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#contents *概要 2011年にTV放映されたガンダムシリーズの新作。ゲームメーカーのレベルファイブと連携をとって製作されており、 キャラデザイン、関連商品等の内容が今までのガンダムより低い年齢層にも向けられた作風となっている。 作品内の時間経過が数十年に及ぶ事が特徴で、スパロボでは扱いにくい要素ではないかと噂されていたが、 [[ファミ通のインタビュー記事>http://www.famitsu.com/news/201505/19078851.html]]内において第三部にあたるキオ編からの開始になる事が明かされている。 TVを元に書かれたノベライズ版(小太刀右京著。角川スニーカー文庫、全5巻)があり、こちらはアニメで描かれなかった描写や出来事により踏み込んだ作品となっているので興味があったら一読されたし。 *ストーリー キオ・アスノは父親アセムの失踪後も、母親であるロマリーと祖父であり元地球連邦軍総司令官のフリットと慎ましく暮らしていた。 そんな中、キオの13歳の誕生日とほぼ同時に、地球侵攻を狙う火星国家「ヴェイガン」の一斉攻撃が始まってしまう。 半ば無理やり祖父の設計したガンダムに乗せられたキオは、自らの卓越した操縦センスに驚く。 知らずの間に祖父に操縦の教育をされていた事に戸惑いつつも、人々を助けるためにヴェイガンと戦う事を選ぶ。 *登場人物 **キオ・アスノ -第三部の主人公。第二部の主人公アセムの息子にして、第一部の主人公フリットの孫。 -フリットにゲームと称した戦闘シミュレーターを送られ、幼い頃から操縦に関する教育を受けていた。 -幼少時に父がいなくなったこともあり、当初は思想や言動に(良くも悪くも)フリットの影響が強かった。しかし、闘いの中で様々な人々との出会いと別れを繰り返す内に、自分の考えを持つようになる。 **フリット・アスノ -第一部の主人公。ヴェイガンに対し並々ならぬ憎悪を抱いている。 --幼いころに母がヴェイガンの攻撃に巻き込まれ亡くなってしまい、それ以後もヴェイガンとの戦いで大切な人たちを失っていった。 --小説版では特に顕著に描かれており、文字通りあらゆる手段と犠牲を惜しまずヴェイガンを皆殺しにしようとする姿勢はナトーラにまともな考えではない、と思わせるほど。 -マクロスシリーズや宇宙世紀ガンダム、ガンダム00が世界観に組み込まれている今作では、もっと苦労の多そうな人ではある。 --クロスオーバーの結果、RX-78よりも早く(50年近く前に)ガンダムと呼ばれる機体に乗った事になる。 -ガンダムAGE全体の主人公という扱い故か、息子や孫を差し置いて魂と覚醒を習得する優遇ぶり。最も、今作の魂は熱血とほぼ差が無いため、消費SPの観点で熱血の方が効率が良いのだが… --プロローグでは「この眼も…!この身体も…!もはや在りし日のように動かんのだ!」と話すが、フリット自身の能力は少しも衰えることなく健在の様である。 ---現役時代には格闘戦特化の超高機動型装備で戦っていたので、フルグランサが重装甲重装備なのは体に負担がかからないようにするためという事情がある。 **アセム・アスノ / キャプテン・アッシュ -第二部の主人公。キオが幼い頃任務中にMIA認定される。失踪後、キャプテン・アッシュを名乗りとある目的のために宇宙海賊ビシディアンへ身を寄せていた。 -フリットやキオと異なり、Xラウンダーではない。が、それを補って余りある腕前を持つ『スーパーパイロット』を自称する。 --元はフリットの戦友でもあったウルフ・エニアクルの言葉。Xラウンダーであるゼハートやフリットに並ぶことができず、苦悩していたアセムがこれを名乗るシーンはAGE本編で屈指の名場面。 **ナトーラ・エイナス -ディーヴァ艦長の女性士官、名将エイナス中将の孫だがディーヴァの艦長になるまで実戦経験はなかった。 --ゲーム中では娘と書かれているが間違いである。 -初めて任される艦長職を悪戦苦闘しながらもアビスやディーヴァクルーに励まされ成長していく。 -趣味は絵を書くこと。スキルアイテムに「ナトーラお絵かきセット」として採用されている。 **セリック・アビス -ディーヴァのMS隊「アビス隊」を率いる連邦軍少佐の隊長。MSパイロットとしての実力は確かであり、戦場で得られた情報を元に戦況の推理を行う「戦場のホームズ」の異名を持つ。 --本作のインターミッションでも頭脳労働担当としての出番は多い。観察力の高さにはユリカも感心していた。 --ブルーレイのオーディオコメンタリーで実は既婚者だと語られた。 --オブライト・シャナルア以外のアビス隊の部下は今作では未登場。 **オブライト・ローレイン -かつてアセムと共にディーヴァで戦っていたパイロット。その渦中で婚約者のレミを失っている。ディーヴァを皆の家と語り、格納庫を掃除しているのは彼女の言葉の影響である。 **シャナルア・マレン -アビス隊の女性パイロット。戦争に巻き込まれたキオの教育係担当。難病に苦しんでいる妹がおり、治療費を稼いでいる。 -そのせいで、ヴェイガンのスパイとして行動してしまう。 **ウェンディ・ハーツ -キオの幼馴染み。看護学生のため、ディーヴァへ乗艦した際には衛生兵として働く事になった。 **ユノア・アスノ -アセムの妹。ディーヴァの医療班長を務める。 -本作では小説版の要素はないのでご安心を。 **ウットビット・ガンヘイル -ディーヴァの整備士の少年。第一部に登場したディケの孫、第二部に登場したアリーサの子供。 -キオと出会った当初はいがみあっていたが、次第に認め合っていく。 **ロディ・マッドーナ -ディーヴァの整備士長。MS鍛冶マッドーナ工房の跡継ぎだが、家を飛び出して連邦軍に入隊した。 -第二部でも登場しており、アセムとも懇意。 **ララパーリー・マッドーナ -ロディの母親で、マッドーナ工房の統括者。若い頃のフリットを知る人物。 --夫は第三部時点ではすでに亡くなっている。ちなみになんと&bold(){27歳差}、「00」のイアンを超える年の差婚。 **ロマリー・アスノ -キオの母親。アセムの妻だがキオを産んだ直後にアセムが行方不明となったため、フリット達に助けられながらキオを育てた。 -アセムとは学園の同級生。学園に潜入していたゼハートとも仲良くなり、よく3人で行動していた。かつてはディーヴァにも乗っていた。 --OVA「MEMORY OF EDEN」ではアセムの幼馴染に変更されている。 **エミリー・アスノ -フリットの妻。キオの祖母。フリットとは幼馴染で、住んでいたコロニーがヴェイガンに襲われてディーヴァに乗ることになった。 --今回は通信機越しの登場であり顔グラフィックはなし。 **フレデリック・アルグレアス -地球連邦軍総司令官。フリットが司令官の時代、参謀として彼を補佐していた。 --今作では序盤から自軍に根回しするなど様々な形で協力してくれている。 **ユリン・ルシェル -第一部の登場人物。フリットが偶然助けた少女でXラウンダーの素質を持っていた。 -しかし、その素質をヴェイガンに利用され、非業の死を遂げた。彼女の死をはじめとする多くの悲劇が現在のフリットの思想に強く影響している。 -今作でも原作同様、とあるシーンで登場する。 **ゼハート・ガレット -イゼルカントの元で育ったヴェイガンの軍人。強力なXラウンダー能力者であり、イゼルカントには自身の理想するプロジェクト・エデンの後継者として目を掛けられている。 -十数年前の潜入作戦の際にアセムと衝突、今もその因縁は友情とも宿敵ともいえる形で繋がっている。 -ゼハート同様にXラウンダー能力者の兄がいるが、第二部で死亡している。 --今作ではなんとアッシュとの合体攻撃が導入されている。 --また、アッシュ(アセム)を差し置いて魂を習得する。 **フラム・ナラ -ザナルドの指令でゼハートの下に配属された女性。主に戦闘時では軍人らしい激しい性格が露になる。 -配属当初はゼハートを信用していなかったが、彼の人柄に触れたことで惹かれ、全幅の信頼を置くようになる。 --実は第二部終盤でゼハートを庇って戦死した部下の妹だが、兄とは姓が異なる。 **レイル・ライト -ゼハートの副官。 -EXA-DBの捜索を担当していた。 **ザナルド・ベイハート -頭部を覆うデバイスユニットが目立つヴェイガンの指揮官。闘争心が強く、味方であるゼハートにも敵意を見せている。 -TV版と小説版ではまるで人が違う。一体なにを食べたんだ? そして今作でも…? --「TV版と小説版でキャラが違う」のは彼に限ったことではないが。 -本作ではバジュラを操り兵器に仕立てあげる悪行をするも、最終的には手痛いしっぺ返しを受ける羽目に。 **ゴドム・タイナム -「ファントム3」と呼ばれるヴェイガンの精鋭部隊隊長。 --ガンダムシリーズ恒例の黒い三連星オマージュのキャラなのだが、部下の2名は未登場なため、実質ファントム1となっている。 **アローン・シモンズ -地球連邦軍のルナベース司令官。 -今作ではなぜか過去の月面会戦で木星蜥蜴を退けた「英雄」という肩書が付いている。 **ジラード・スプリガン -地球連邦軍のエースパイロット。過去にはXラウンダー用MSのテストパイロットだったが、その時の事故で恋人を失っている。 --実は本名ではない。本名はレイナで、ジラードは上記の亡くなった恋人の名前。割と自分のフルネームを口に出す印象が強いが、それは彼女なりに自分を奮い立たせるものなのかもしれない…。 -原作ではかなり後半での登場だが、今作では序盤から度々登場して意外な活躍をする。 **ディーン・アノン -ヴェイガンの少年。セカンドムーン内でキオと出会い、心を通わせるが…。 **ルウ・アノン -ディーンの妹。キオと心を通わせる。セカンドムーンに蔓延する「マーズレイ」に身体を侵されており、病弱な体質からベッドでの闘病生活を続けていて、いつか外を出歩くことを夢見ている。 **ファルク・オクラムド -ヴェイガンの宇宙要塞ラ・グラミスの司令官。 **フェザール・イゼルカント -ヴェイガンの長。地球圏を制し理想郷を築くプロジェクト・エデンという計画を進めている。 -コールドスリープを繰り返し、200年以上を生きている。 -髪の色以外キオと瓜二つの息子がいたが、マーズレイで亡くなっている。 **ドレーネ・イゼルカント -イゼルカントの妻。 **ゼラ・ギンス -イゼルカントのクローン。ヴェイガン最強のパイロットとして強力なXラウンダーの能力を持つ。 -今作でも当然AGE系のラスボスとして君臨し、ヴェイガンギア・シドを駆ってBXに立ちはだかる。 -全敵中最多の特殊スキルを習得し、人によっては''ラスボスよりも強い''と感じさせる強さは、流石最強のXラウンダーと言わしめるだけはある。 --それ故、ゼラ以後の大ボス級が弱く感じてしまったプレイヤーも居るのではないだろうか? *登場機体 **ガンダムAGE-3 -軍を退役した後もフリットの手で密かに建造されていたMS。核であるコアファイターに様々な胴体パーツを換装する事で状況に応じた形態を見せる。 -AGEシステムと連動し、戦闘データをリアルタイムに解析、状況に応じた装備を製造できる。 -武装関係はビームサーベル以外全て射撃兵装。ヒットアンドアウェイが欲しいところ。 **ガンダムAGE-FX -キオのために作られた「Xラウンダー」専用機。 --換装機能は無いが専用装備「Cファンネル」を装備している。 --AGE-3と比べてP武器が増えたものの、ビームサーベルは射程1になる。 **ガンダムAGE-1 グランサ -AGE-1に大量の装甲を施した装備。両腕にはシールドを兼ねたライフルが装備され防御力にはスキが無い。 -大型バックパックを装備することで「フルグランサ」となり、大型ビーム砲「グラストロ・ランチャー」を使用出来る。 -戦力としてはフリットのレベルがディーヴァ時代から引き継ぎなので、それ次第…なのだが、終盤で追加されるプラズマダイバーミサイル(MAPW)が攻撃力9999。さらにフリットの精神コマンドに魂と覚醒があるため、あっという間にトップクラスのダメージを叩きだすことが可能になってしまう。 **ガンダムAGE-2 ダークハウンド -キャプテン・アッシュの手で新たに改造されたAGE-2。海賊の様な姿形の他、アンカーやドッズランサー等の新たな武装を持つ。 -AGEシステムを取り外した代わりに、胸のドクロのようなパーツから激しい光を浴びせて敵をかく乱する「フラッシュ・アイ」という装備を搭載している。 -BXでは特殊コマンド「ハイパーブースト」で1ターンに1回のみ移動力を倍にでき(加速を使えば移動力20超も可能)、同時に高速回避能力も備える。 -2号機、黒色、海賊機体と歴代ガンダム作品から考えると死亡フラグのオンパレード。 **ディーヴァ -AGEシステムを運用に用いられる戦艦。既に旧式化している。 --何せ建造されたのがフリットの少年時代で半世紀近く前となる。 -巡航形態と強襲揚陸形態への変形が可能で、戦闘時にはホワイトベースなどを彷彿とさせる姿となる。 --BXの歴史だとホワイトベースよりも旧式の戦艦が(電装系周りやOSを改修しているとはいえ)現役運用されていることになるため、AGE-1共々正真正銘の「骨董品」といえるだろう。 -前半から中盤はMAP兵器も無くきつい戦いを強いられるが、後半の後半で強力なMAP兵器が追加される為、育てておいて損はない。 **クランシェ -連邦軍の量産型可変式モビルスーツ。AGE-2の量産機のため、簡易的な変形機構を搭載している。 -高性能だがパイロットにも高い操縦技術を必要とするためそれほど生産されていない。 --隊長機「クランシェカスタム」も存在し、セリック・アビスが搭乗する。 -本機をはじめ、AGEの連邦系ユニットが持つ「ドッズライフル」はビームをドリルのように回転させて装甲を貫通するという通常のビームライフルとは少し異なる武装。 --ヴェイガンのMSは連邦の主兵装だったビームスプレーガンでは傷一つ付けられなかったため、AGEシステムによって考案・製造された経緯を持つ。 --もっとも、今作では普通のビームライフルでも問題なく戦えてしまうので、ちょっと立場が薄くなっている。 -今作ではNPCや演出や敵でもよく顔見せする。可変量産機という点を買われて、ガンダムUCのリゼルやアンクシャ(ともに本作未登場)の立場を担っているともとれる。 **ジェノアスOカスタム -一世代前の量産機ジェノアスIIをオブライト専用に最新技術でカスタムした機体。 --当のオブライトは「俺が乗り始めた頃から『中身』は一緒さ、『中身』の意味は違うかもしれんがな」と評している。 **アデルマークII -AGE1の量産型モビルスーツ「アデル」の改良型。 --今作ではアイコン限定出演。原作では第3部での連邦軍の主力MSだが、スパロボBXではジェガンに輪をかけて出番がない。 **ティエルヴァ -マッドーナ工房が開発したモビルスーツ。 --Gバウンサーを基にした機体で、Xラウンダーの能力に対応できるよう改修されている。カラーリングは黄緑。背面には、脱着自在の2基の誘導兵器「Tビット」が取り付けられている。 **ガンダムレギルス -ヴェイガンがAGEシステムのデータを入手して開発したガンダム。レギルスビットを操る。 --OVAでは火星の赤に染められた姿で登場したが、今作では「MEMORY OF EDEN」が未参戦のためか登場しない。(しかし、ダークハウンドとの合体攻撃の名はずばりMOEな為、やろうと思えばおそらく出来たと思われる。) **ギラーガ -ヴェイガンの技術の粋を集めたゼハート専用機。モードXを発動する事で多数のギラーガビットを操る事が出来る。 **ギラーガ改 -上記のギラーガが大破したのを改修した機体。カラーリングが緑色に変更され、劇中ではレイル・ライトが搭乗した。 **フォーンファルシア -アンバット攻防戦(フリット編)で投入されたファルシアの発展型。五機のビットを有するXラウンダー専用機。 -「フォーンファルシアバトン」というステッキ型装備から魔法陣を描いてビームを発射するためファンからは「魔法少女」と呼ばれている。 **ザムドラーグ -ザナルド専用機。多数のビーム兵器はもとより巨大な体躯を生かした格闘戦にも強く、見た目に反し機動性も高い。 --本作では序盤から幾度も交戦する強敵であり、しかも撤退条件付きであることが多いため、1周目では撃墜が困難である。 **グルドリン -ヴェイガンの未完成機。丸い体の前後に突起が付き、腕が生えているという奇怪な姿をしている。ゴドムが搭乗する。 -まさかの参戦を果たしている。 --宇宙世紀でのザクレロに近い機体だが、なんと&bold(){MS扱い}である。さらに&bold(){終戦の後に後継機が量産されている}。 **ダナジン -ドラゴンの様な形のヴェイガン量産機。地球の環境下での行動を想定したため人型から離れたデザインとなった。 **レガンナー -フリット編で登場したデファースの改良型。 -射程2-7の長距離武器を持っていることや移動力が5という事も相まって、固定砲台としての役割を担っている。 **シド -銀の杯条約の裏で極秘裏に作られたオーバーテクノロジーのデータベース・EXA-DBを防衛する巨大無人MS。 -節足動物を思わせる異形な形状を有し、頭部センサーはモノアイでカラーリングは黒を基調としている。&br()一度ビシディアンとの戦いで破壊されるも復活し、その際には茶系のカラーリングと本来艦艇用のステルスシステム「見えざる傘」を得た。 -AGEシステムや某細胞を思わせる「自己進化」「自己修復」を行える。放棄された艦艇等を自己の構成物質にしてしまう。 --アセム編とキオ編の間を題材とした外伝で一度、本編でもう一度破壊されるも、最後は後述の形態へと変異する。 **ヴェイガンギア・シド -ヴェイガンが擁する最強のモビルスーツでありアーキタイプである「ヴェイガンギア」に、上記に紹介したシドが合体して出来上がった機体。 -本作のラスボス的存在の機体で、今作でも勿論戦うことになる。 --…のだが、HP回復Lv3による耐久性とゼラのプレッシャー&底力による異常な硬さ、更に宇宙適応S&Xラウンダーで命中・回避も高い…と、それまでに戦ってきたボスと比にならない位強い。&br()しかもそれらを地形効果がさらに後押ししているのがポイントである。&br()勝利条件に騙されて先に倒そうとしても他のボスが先に倒されてしまうタイプなので、急がば回れの精神で対処した方が良い。 --余談だが、小説版だとTV版より更にヤバい性能になっており、ターンXやデビルガンダムとタメを張れるくらいになってしまった。 -「ビームライフル」という武器の定義を疑いたくなってしまう程の超広範囲MAP兵器を持っている。洒落にならない命中精度と威力でぶっ放してくるので注意。&br()それまでのボスと違って、敵味方識別有効なので「撃たせない」という選択肢が使いづらいのも強さの一つ。
#contents *概要 2011年にTV放映されたガンダムシリーズの新作。ゲームメーカーのレベルファイブと連携をとって製作されており、 キャラデザイン、関連商品等の内容が今までのガンダムより低い年齢層にも向けられた作風となっている。 作品内の時間経過が数十年に及ぶ事が特徴で、スパロボでは扱いにくい要素ではないかと噂されていたが、 [[ファミ通のインタビュー記事>http://www.famitsu.com/news/201505/19078851.html]]内において第三部にあたるキオ編からの開始になる事が明かされている。 TVを元に書かれたノベライズ版(小太刀右京著。角川スニーカー文庫、全5巻)があり、こちらはアニメで描かれなかった描写や出来事により踏み込んだ作品となっているので興味があったら一読されたし。 *ストーリー キオ・アスノは父親アセムの失踪後も、母親であるロマリーと祖父であり元地球連邦軍総司令官のフリットと慎ましく暮らしていた。 そんな中、キオの13歳の誕生日とほぼ同時に、地球侵攻を狙う火星国家「ヴェイガン」の一斉攻撃が始まってしまう。 半ば無理やり祖父の設計したガンダムに乗せられたキオは、自らの卓越した操縦センスに驚く。 知らずの間に祖父に操縦の教育をされていた事に戸惑いつつも、人々を助けるためにヴェイガンと戦う事を選ぶ。 *登場人物 **キオ・アスノ -第三部の主人公。第二部の主人公アセムの息子にして、第一部の主人公フリットの孫。 -フリットにゲームと称した戦闘シミュレーターを送られ、幼い頃から操縦に関する教育を受けていた。 -幼少時に父がいなくなったこともあり、当初は思想や言動に(良くも悪くも)フリットの影響が強かった。しかし、闘いの中で様々な人々との出会いと別れを繰り返す内に、自分の考えを持つようになる。 **フリット・アスノ -第一部の主人公。ヴェイガンに対し並々ならぬ憎悪を抱いている。 --幼いころに母がヴェイガンの攻撃に巻き込まれ亡くなってしまい、それ以後もヴェイガンとの戦いで大切な人たちを失っていった。 --小説版では特に顕著に描かれており、文字通りあらゆる手段と犠牲を惜しまずヴェイガンを皆殺しにしようとする姿勢はナトーラにまともな考えではない、と思わせるほど。 -マクロスシリーズや宇宙世紀ガンダム、ガンダム00が世界観に組み込まれている今作では、もっと苦労の多そうな人ではある。 --クロスオーバーの結果、RX-78よりも早く(50年近く前に)ガンダムと呼ばれる機体に乗った事になる。 -ガンダムAGE全体の主人公という扱い故か、息子や孫を差し置いて魂と覚醒を習得する優遇ぶり。最も、今作の魂は熱血とほぼ差が無いため、消費SPの観点で熱血の方が効率が良いのだが… --プロローグでは「この眼も…!この身体も…!もはや在りし日のように動かんのだ!」と話すが、フリット自身の能力は少しも衰えることなく健在の様である。 ---現役時代には格闘戦特化の超高機動型装備で戦っていたので、フルグランサが重装甲重装備なのは体に負担がかからないようにするためという事情がある。 **アセム・アスノ / キャプテン・アッシュ -第二部の主人公。キオが幼い頃任務中にMIA認定される。失踪後、キャプテン・アッシュを名乗りとある目的のために宇宙海賊ビシディアンへ身を寄せていた。 -フリットやキオと異なり、Xラウンダーではない。が、それを補って余りある腕前を持つ『スーパーパイロット』を自称する。 --元はフリットの戦友でもあったウルフ・エニアクルの言葉。Xラウンダーであるゼハートやフリットに並ぶことができず、苦悩していたアセムがこれを名乗るシーンはAGE本編で屈指の名場面。 --今作では「スーパーパイロット」が専用スキルとして扱われる。その身とスキルひとつでイノベイターやニュータイプ、Xラウンダーと言った知覚系スキル持ちに張り合える様はスーパーパイロットの面目躍如か。 -AGE系完結ステージである41話終了後から、アッシュ名義ではなくアセム名義に戻るという細かい変化がある。 **ナトーラ・エイナス -ディーヴァ艦長の女性士官、名将エイナス中将の孫だがディーヴァの艦長になるまで実戦経験はなかった。 --ゲーム中では娘と書かれているが間違いである。 -初めて任される艦長職を悪戦苦闘しながらもアビスやディーヴァクルーに励まされ成長していく。 -趣味は絵を書くこと。スキルアイテムに「ナトーラお絵かきセット」として採用されている。 **セリック・アビス -ディーヴァのMS隊「アビス隊」を率いる連邦軍少佐の隊長。MSパイロットとしての実力は確かであり、戦場で得られた情報を元に戦況の推理を行う「戦場のホームズ」の異名を持つ。 --本作のインターミッションでも頭脳労働担当としての出番は多い。観察力の高さにはユリカも感心していた。 --ブルーレイのオーディオコメンタリーで実は既婚者だと語られた。 --オブライト・シャナルア以外のアビス隊の部下は今作では未登場。 **オブライト・ローレイン -かつてアセムと共にディーヴァで戦っていたパイロット。その渦中で婚約者のレミを失っている。ディーヴァを皆の家と語り、格納庫を掃除しているのは彼女の言葉の影響である。 -本作では小説版の要素は無いのでご安心を。なお、その小説版ではレミを失った悲しみで&bold(){精神を病んでしまった}。 **シャナルア・マレン -アビス隊の女性パイロット。戦争に巻き込まれたキオの教育係担当。難病に苦しんでいる妹がおり、治療費を稼いでいる。 -そのせいで、ヴェイガンのスパイとして行動してしまう。 **ウェンディ・ハーツ -キオの幼馴染み。看護学生のため、ディーヴァへ乗艦した際には衛生兵として働く事になった。 **ユノア・アスノ -アセムの妹。ディーヴァの医療班長を務める。 -本作では小説版の要素はないのでご安心を。 **ウットビット・ガンヘイル -ディーヴァの整備士の少年。第一部に登場したディケの孫、第二部に登場したアリーサの子供。 -キオと出会った当初はいがみあっていたが、次第に認め合っていく。 **ロディ・マッドーナ -ディーヴァの整備士長。MS鍛冶マッドーナ工房の跡継ぎだが、家を飛び出して連邦軍に入隊した。 -第二部でも登場しており、アセムとも懇意。 **ララパーリー・マッドーナ -ロディの母親で、マッドーナ工房の統括者。若い頃のフリットを知る人物。 --夫は第三部時点ではすでに亡くなっている。ちなみになんと&bold(){27歳差}、「00」のイアンを超える年の差婚。 **ロマリー・アスノ -キオの母親。アセムの妻だがキオを産んだ直後にアセムが行方不明となったため、フリット達に助けられながらキオを育てた。 -アセムとは学園の同級生。学園に潜入していたゼハートとも仲良くなり、よく3人で行動していた。かつてはディーヴァにも乗っていた。 --OVA「MEMORY OF EDEN」ではアセムの幼馴染に変更されている。 **エミリー・アスノ -フリットの妻。キオの祖母。フリットとは幼馴染で、住んでいたコロニーがヴェイガンに襲われてディーヴァに乗ることになった。 --今回は通信機越しの登場であり顔グラフィックはなし。 **フレデリック・アルグレアス -地球連邦軍総司令官。フリットが司令官の時代、参謀として彼を補佐していた。 --今作では序盤から自軍に根回しするなど様々な形で協力してくれている。 **ユリン・ルシェル -第一部の登場人物。フリットが偶然助けた少女でXラウンダーの素質を持っていた。 -しかし、その素質をヴェイガンに利用され、非業の死を遂げた。彼女の死をはじめとする多くの悲劇が現在のフリットの思想に強く影響している。 -今作でも原作同様、とあるシーンで登場する。 **ゼハート・ガレット -イゼルカントの元で育ったヴェイガンの軍人。強力なXラウンダー能力者であり、イゼルカントには自身の理想するプロジェクト・エデンの後継者として目を掛けられている。 -十数年前の潜入作戦の際にアセムと衝突、今もその因縁は友情とも宿敵ともいえる形で繋がっている。 -ゼハート同様にXラウンダー能力者の兄がいるが、第二部で死亡している。 --今作ではなんとアッシュとの合体攻撃が導入されている。 --また、アッシュ(アセム)を差し置いて魂を習得する。 **フラム・ナラ -ザナルドの指令でゼハートの下に配属された女性。主に戦闘時では軍人らしい激しい性格が露になる。 -配属当初はゼハートを信用していなかったが、彼の人柄に触れたことで惹かれ、全幅の信頼を置くようになる。 --実は第二部終盤でゼハートを庇って戦死した部下の妹だが、兄とは姓が異なる。 **レイル・ライト -ゼハートの副官。 -EXA-DBの捜索を担当していた。 **ザナルド・ベイハート -頭部を覆うデバイスユニットが目立つヴェイガンの指揮官。闘争心が強く、味方であるゼハートにも敵意を見せている。 -TV版と小説版ではまるで人が違う。一体なにを食べたんだ? そして今作でも…? --「TV版と小説版でキャラが違う」のは彼に限ったことではないが。 -本作ではバジュラを操り兵器に仕立てあげる悪行をするも、最終的には手痛いしっぺ返しを受ける羽目に。 --それ故、マクロス組とも因縁を持つことになる。 **ゴドム・タイナム -「ファントム3」と呼ばれるヴェイガンの精鋭部隊隊長。 --ガンダムシリーズ恒例の黒い三連星オマージュのキャラなのだが、部下の2名は未登場なため、実質ファントム1となっている。 **アローン・シモンズ -地球連邦軍のルナベース司令官。 -今作ではなぜか過去の月面会戦で木星蜥蜴を退けた「英雄」という肩書が付いている。 **ジラード・スプリガン -地球連邦軍のエースパイロット。過去にはXラウンダー用MSのテストパイロットだったが、その時の事故で恋人を失っている。 --実は本名ではない。本名はレイナで、ジラードは上記の亡くなった恋人の名前。割と自分のフルネームを口に出す印象が強いが、それは彼女なりに自分を奮い立たせるものなのかもしれない…。 -原作ではかなり後半での登場だが、今作では序盤から度々登場して意外な活躍をする。 **ディーン・アノン -ヴェイガンの少年。セカンドムーン内でキオと出会い、心を通わせるが…。 **ルウ・アノン -ディーンの妹。キオと心を通わせる。セカンドムーンに蔓延する「マーズレイ」に身体を侵されており、病弱な体質からベッドでの闘病生活を続けていて、いつか外を出歩くことを夢見ている。 **ファルク・オクラムド -ヴェイガンの宇宙要塞ラ・グラミスの司令官。 **フェザール・イゼルカント -ヴェイガンの長。地球圏を制し理想郷を築くプロジェクト・エデンという計画を進めている。 -コールドスリープを繰り返し、200年以上を生きている。 -髪の色以外キオと瓜二つの息子がいたが、マーズレイで亡くなっている。 **ドレーネ・イゼルカント -イゼルカントの妻。 **ゼラ・ギンス -イゼルカントのクローン。ヴェイガン最強のパイロットとして強力なXラウンダーの能力を持つ。 -今作でも当然AGE系のラスボスとして君臨し、ヴェイガンギア・シドを駆ってBXに立ちはだかる。 -全敵中最多の特殊スキルを習得し、人によっては''ラスボスよりも強い''と感じさせる強さは、流石最強のXラウンダーと言わしめるだけはある。 --それ故、ゼラ以後の大ボス級が弱く感じてしまったプレイヤーも居るのではないだろうか? *登場機体 **ガンダムAGE-3 -軍を退役した後もフリットの手で密かに建造されていたMS。核であるコアファイターに様々な胴体パーツを換装する事で状況に応じた形態を見せる。 -AGEシステムと連動し、戦闘データをリアルタイムに解析、状況に応じた装備を製造できる。 -武装関係はビームサーベル以外全て射撃兵装。ヒットアンドアウェイが欲しいところ。 **ガンダムAGE-FX -キオのために作られた「Xラウンダー」専用機。 --換装機能は無いが専用装備「Cファンネル」を装備している。 --AGE-3と比べてP武器が増えたものの、ビームサーベルは射程1になる。 **ガンダムAGE-1 グランサ -AGE-1に大量の装甲を施した装備。両腕にはシールドを兼ねたライフルが装備され防御力にはスキが無い。 -大型バックパックを装備することで「フルグランサ」となり、大型ビーム砲「グラストロ・ランチャー」を使用出来る。 -戦力としてはフリットのレベルがディーヴァ時代から引き継ぎなので、それ次第…なのだが、終盤で追加されるプラズマダイバーミサイル(MAPW)が攻撃力9999。さらにフリットの精神コマンドに魂と覚醒があるため、あっという間にトップクラスのダメージを叩きだすことが可能になってしまう。 **ガンダムAGE-2 ダークハウンド -キャプテン・アッシュの手で新たに改造されたAGE-2。海賊の様な姿形の他、アンカーやドッズランサー等の新たな武装を持つ。 -AGEシステムを取り外した代わりに、胸のドクロのようなパーツから激しい光を浴びせて敵をかく乱する「フラッシュ・アイ」という装備を搭載している。 -BXでは特殊コマンド「ハイパーブースト」で1ターンに1回のみ移動力を倍にでき(加速を使えば移動力20超も可能)、同時に高速回避能力も備える。 -2号機、黒色、海賊機体と歴代ガンダム作品から考えると死亡フラグのオンパレード。 **ディーヴァ -AGEシステムを運用に用いられる戦艦。既に旧式化している。 --何せ建造されたのがフリットの少年時代で半世紀近く前となる。 -巡航形態と強襲揚陸形態への変形が可能で、戦闘時にはホワイトベースなどを彷彿とさせる姿となる。 --BXの歴史だとホワイトベースよりも旧式の戦艦が(電装系周りやOSを改修しているとはいえ)現役運用されていることになるため、AGE-1共々正真正銘の「骨董品」といえるだろう。 -前半から中盤はMAP兵器も無くきつい戦いを強いられるが、後半の後半で強力なMAP兵器が追加される為、育てておいて損はない。 **クランシェ -連邦軍の量産型可変式モビルスーツ。AGE-2の量産機のため、簡易的な変形機構を搭載している。 -高性能だがパイロットにも高い操縦技術を必要とするためそれほど生産されていない。 --隊長機「クランシェカスタム」も存在し、セリック・アビスが搭乗する。 -本機をはじめ、AGEの連邦系ユニットが持つ「ドッズライフル」はビームをドリルのように回転させて装甲を貫通するという通常のビームライフルとは少し異なる武装。 --ヴェイガンのMSは連邦の主兵装だったビームスプレーガンでは傷一つ付けられなかったため、AGEシステムによって考案・製造された経緯を持つ。 --もっとも、今作では普通のビームライフルでも問題なく戦えてしまうので、ちょっと立場が薄くなっている。 -今作ではNPCや演出や敵でもよく顔見せする。可変量産機という点を買われて、ガンダムUCのリゼルやアンクシャ(ともに本作未登場)の立場を担っているともとれる。 **ジェノアスOカスタム -一世代前の量産機ジェノアスIIをオブライト専用に最新技術でカスタムした機体。 --当のオブライトは「俺が乗り始めた頃から『中身』は一緒さ、『中身』の意味は違うかもしれんがな」と評している。 **アデルマークII -AGE1の量産型モビルスーツ「アデル」の改良型。 --今作ではアイコン限定出演。原作では第3部での連邦軍の主力MSだが、スパロボBXではジェガンに輪をかけて出番がない。 **ティエルヴァ -マッドーナ工房が開発したモビルスーツ。 --Gバウンサーを基にした機体で、Xラウンダーの能力に対応できるよう改修されている。カラーリングは黄緑。背面には、脱着自在の2基の誘導兵器「Tビット」が取り付けられている。 **ガンダムレギルス -ヴェイガンがAGEシステムのデータを入手して開発したガンダム。レギルスビットを操る。 --OVAでは火星の赤に染められた姿で登場したが、今作では「MEMORY OF EDEN」が未参戦のためか登場しない。(しかし、ダークハウンドとの合体攻撃の名はずばりMOEな為、やろうと思えばおそらく出来たと思われる。) **ギラーガ -ヴェイガンの技術の粋を集めたゼハート専用機。モードXを発動する事で多数のギラーガビットを操る事が出来る。 **ギラーガ改 -上記のギラーガが大破したのを改修した機体。カラーリングが緑色に変更され、劇中ではレイル・ライトが搭乗した。 **フォーンファルシア -アンバット攻防戦(フリット編)で投入されたファルシアの発展型。五機のビットを有するXラウンダー専用機。 -「フォーンファルシアバトン」というステッキ型装備から魔法陣を描いてビームを発射するためファンからは「魔法少女」と呼ばれている。 **ザムドラーグ -ザナルド専用機。多数のビーム兵器はもとより巨大な体躯を生かした格闘戦にも強く、見た目に反し機動性も高い。 --本作では序盤から幾度も交戦する強敵であり、しかも撤退条件付きであることが多いため、1周目では撃墜が困難である。 **グルドリン -ヴェイガンの未完成機。丸い体の前後に突起が付き、腕が生えているという奇怪な姿をしている。ゴドムが搭乗する。 -まさかの参戦を果たしている。 --宇宙世紀でのザクレロに近い機体だが、なんと&bold(){MS扱い}である。さらに&bold(){終戦の後に後継機が量産されている}。&br()MS扱いなのは、AGEにモビルアーマーという概念が無いためである。 **ダナジン -ドラゴンの様な形のヴェイガン量産機。地球の環境下での行動を想定したため人型から離れたデザインとなった。 **レガンナー -フリット編で登場したデファースの改良型。 -射程3-8の長距離武器を持っていることや移動力が5という事も相まって、固定砲台としての役割を担っている。 --故に、こっちから切り込まないと一方的に撃たれるなんて事もザラ。輸送役なのか、ダナジンとPUを組んでいることもある。 **シド -銀の杯条約の裏で極秘裏に作られたオーバーテクノロジーのデータベース・EXA-DBを防衛する巨大無人MS。 -節足動物を思わせる異形な形状を有し、頭部センサーはモノアイでカラーリングは黒を基調としている。&br()一度ビシディアンとの戦いで破壊されるも復活し、その際には茶系のカラーリングと本来艦艇用のステルスシステム「見えざる傘」を得た。 -AGEシステムや某細胞を思わせる「自己進化」「自己修復」を行える。放棄された艦艇等を自己の構成物質にしてしまう。 --アセム編とキオ編の間を題材とした外伝で一度、本編でもう一度破壊されるも、最後は後述の形態へと変異する。 **ヴェイガンギア・シド -ヴェイガンが擁する最強のモビルスーツでありアーキタイプである「ヴェイガンギア」に、上記に紹介したシドが合体して出来上がった機体。 -本作のラスボス的存在の機体で、今作でも勿論戦うことになる。 --…のだが、HP回復Lv3による耐久性とゼラのプレッシャー&底力による異常な硬さ、更に宇宙適応S&Xラウンダーで命中・回避も高い…と、それまでに戦ってきたボスと比にならない位強い。&br()しかもそれらを地形効果がさらに後押ししているのがポイントである。&br()勝利条件に騙されて先に倒そうとしても他のボスが先に倒されてしまうタイプなので、急がば回れの精神で対処した方が良い。 --余談だが、小説版だとTV版より更にヤバい性能になっており、ターンXやデビルガンダムとタメを張れるくらいになってしまった。 -「ビームライフル」という武器の定義を疑いたくなってしまう程の超広範囲MAP兵器を持っている。洒落にならない命中精度と威力でぶっ放してくるので注意。&br()それまでのボスと違って、敵味方識別有効なので「撃たせない」という選択肢が使いづらいのも強さの一つ。

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