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ジクムントの門 - (2010/05/16 (日) 04:16:52) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
自在法

【初出】
XX巻

【解説】
『犀渠の護り手』ザムエル・デマンティウスの自在法。
ザムエルを「集団で動くことを前提としたフレイムヘイズ」たらしめている所以である。

ジシュカの丘』によって作り上げた建造物に他の討ち手らの力を供給し、それを集約して自在に行使することが出来る。
供給された力は攻防どちらにも利用でき、『引潮』作戦においては、ハボリム配下の“燐子”砲兵の一斉射撃を防ぐ障壁を形成したり、不用意に接近してきたところを先制の一撃で焼き払うなど存分に活用していた。

発動時の詠唱は「抜けず、開かず、止むなり、其が名は恥辱――『ジクムントの門』!」

【由来・元ネタ】
フス戦争の際にターボル派を弾圧した神聖ローマ皇帝、ジキスムント(Sigismund)。チェコ名でジクムント(Zikmund)。
ボヘミアの宗教指導者ヤン・フスを処刑しておきながら自らボヘミア王に即位しようとして国民の反感を買い、フス戦争のきっかけを作った。
この戦争にジギスムントは何度も対フス派十字軍を派遣したが、ことごとく敗北し、戦争を鎮圧できないまま死去した。

ザムエル関係の他の元ネタに関しては“ターボル”、孤児の項目を参照のこと。

【コメント】