【種別】
技術・能力
【初出】
I巻
【解説】
“
存在の力”を繰ることで『在り得ぬ不思議を現出させる術』の総称。本来はこの世に在り得ない事象を『無理矢理に押し通すことで存在させる』ものである。
VII巻での
坂井悠二の“存在の力”への感得の描写から、“存在の力”を操りイメージや意思に沿って外部の存在に干渉する「
顕現」を特に「自在法」と呼ぶようだ。
決まった形式は無く、個々人によって使う自在法の質や規模、使い方が大きく違う。ファンタジーものによくある“魔法”と決定的に違うのは、普遍的な体系や形式を全く持たない点である。
封絶や
達意の言、
人化など、一般化された自在法の類を除いて、使用者の個性がほとんどそのまま現れる。それゆえ
自在師以外の“
徒”や
フレイムヘイズは、自分の個性に応じて現れる自在法を極限まで活用応用するような戦法を強いられる。
自在法の効果を増幅する仕組み及びその力の結晶を『
自在式』と、自在法に優れるものを
自在師と呼んでいる。
各巻での初出。名称が明示されていないものは性質、機能から名称を抜粋した。
【コメント】
☆
アニメ版から登場・使用されていた。
☆「自在」法という割には、いろいろと制限が多かった。
☆最終巻で新世界『
無何有鏡』が創造されたから、そこでは自在法を使いたい放題なんだろうな。
☆自在法って字面だけみると“自らが在る法”だから、存在の本質に沿った力という制約があったのかもな。
☆
宝具や“
ミステス”と、どっちが使い勝手が良かったかな。
☆[
巌楹院]も使用していたな。
☆
高橋弥七郎の新作『カナエの星』でも、『半開きの目』と『半閉じの目』という力が登場している。
最終更新:2024年01月10日 01:08