- 慈母神ファルティナ
秩序にして善、弱き者に救いの手を差し伸べる慈悲深き大神、慈愛の心に溢れた尊い信徒が集まる。
フォルティスの姉にあたる女神でありガリオンの妻という神話があるが大して気にする必要はない。
癒しの奇跡を習得でき、その他にも災厄から身を守る加護を授かる奇跡を多く持ち癒手としての活躍が見込め、神殿では貧困者に向けての配膳を行ったりと慈善行為を行う姿が見られている。
その反面その教義は血を流すことを忌避し、魔物であれどその魂が安息を得られるよう祈る心を求められる。
聖印は太陽を抱く両手のようなもので、太陽の部分に淡い青色の宝石が埋められている。
教義「他者を傷付ける行為の禁止、弱者への施し、死者の安息を祈る心」
習得奇跡
- 「小治癒」
術者の手を通して神の手が傷に触れることで癒しの奇跡を作用させ傷を瞬く間に癒す、回復効果は傷薬Ⅰと同等で小さな怪我にしか対応できない。
『愛の御神よ彼の魂を恵み祝し。いと麗しき愛の衣を装わせ給え。』 - 「治癒」
(小治癒を取得し信仰Ⅲ以上で取得可能)
術者の手を通して神の手が傷に触れることで癒しの奇跡を作用させ傷を瞬く間に癒す、回復効果は傷薬Ⅲと同等で大きな怪我にも対応できる。
『慈悲の御神よ 我が使命は崇高であれ。彼の旅路を辿る間に、我が手に託されたる人々の希望の為に成しうる全てを捧ぐ──』 - 「解毒」
術者の手を通して神の手が触れることで解毒の奇跡を作用させる、解毒効果は信仰の技能ランクに応じて上昇する。
『愛の露の潤いなくば 安らかならん。愛の光照り輝やかば 楽しみ満たん。』 - 「解呪」
術者の手を通して神の手が触れることで解呪の奇跡を作用させ呪いを解く、術者の呪いも解除される、解呪で解けない呪いは神殿などで儀式を行うことで解呪できる。
『この世全て尽くが泥に塗れるとも。我等は潔白の旗を掲げ共に歩まん。』
『喜びにつけ悲しみにつけ、信頼と感謝を忘れる事は無く。人に支えられて献身に励み、困難にあっては慰めを求めず、我等は潔白の旗を掲げ共に歩まん。 御神よ 人の意思こそ万薬なれば、彼の穢れを祓わんが為に在れ。』 - 「守護」
自身の正面に光の壁を作り攻撃を防ぐ、光の壁の強度は信仰の技能ランクに依存する。
光の壁は任意のタイミングで解除可能だが、光の壁を展開している間は手を使う行動が取れなくなる。
『愛の御神よ、彼の魂が抱きし 淡い希望を守らせ給え。』 - 「大治癒」
(治癒を取得で取得可能)
術者の手を通して神の手が傷に触れることで癒しの奇跡を作用させ傷を瞬く間に癒す、回復効果は傷薬Ⅴと同等で致命傷にも対応できる。
『我等 御神に誓う事は無く。袂を別ち 己が慈愛の底に立つ。我が生涯はかねてより清く、我が宿命はなべてより尽く。時に勇気を湧かし、また身を穢し。然れど染まる事無かれ。
我が知り得たる看取りの全て、我が宿命に在りて人生の全てを断ち。我が献身に託されたる人々の希望の為に我が人生、慈愛へ捧げん── 』 - 「聖光」
小さな光の玉を生み出し周囲を照らす、小さいが光量は松明など比較にもならず、発動の瞬間ならば目を眩ませるのにも使える。
『誓いの光よ 暗夜を照らせ 』 - 「浄化」
汚染された水などを清める、瘴気や毒の霧などにも有効で用途は以外にも多い。
『いと清らかなる御神の業よ。我等が宿命に従いてその奇跡を示し給え。』 - 「広域守護」
(信仰Ⅳ以上で守護を取得で取得可能)
自身の周囲に光の壁を展開する、自分だけでなく周囲の者も守れるようになるが強度はやや低下する。
『情愛の御神よ 宿命此処に極まれり。我が身を以て、不断の意思で邪悪を絶つ──』 - 「聖域」
(広域守護を取得し信仰Ⅴ取得時のみ取得可能)
自身の周囲に邪悪な存在を焼く結界を展開する、結界は守護以上の強度を持ち、結界内のアンデッドや悪魔系の魔物にダメージを与える効果を持つがこの奇跡の発動中は集中のために目を閉じ喋ることもできなくなるため解除のタイミングは仲間の指示頼みになる。
『博愛の御神よ 在れ。其は 決意が紡ぎし星の夢。愛は夜天に尾を引いて、微睡む希望を次代へ紡ぐ。ならば我等 その身の全てを捧げ盾となり、大善世界へ導かん──』