左全


左全(サゼン)
「左全。左が全てって書いて、左全だ」
『やがて魔剱のアリスベル』3巻、P.170

概要
2010年11月19日、鳳神社にて行われた祭りの最中
静刃を守って、妖と戦った人物。

黒いコートを身に纏った、魔人の様な姿をしており
右腕と右眼を失っているが、妖刕を振るって超人的な戦闘能力を発揮する。

静刃は長らく、その記憶を思い出す事が出来なかったが
によって記憶の蓋を強引に外された事で、断片的にではあるが思い出せる様になっている。

1巻からの回想に登場するが、その正体は3巻にて判明する。


正体
彼の正体は、未来の静刃本人である。
2013年4月28日、過去の静刃を殺そうとするを喰い止める為
その後を追って、暦鏡による時間跳躍を行った。

この時間跳躍によって現れた不連続体を感知して、防衛省精神科学開発センター桃井祈を送り込んでいる。
(鵺と静刃、どちらを感知したのかは不明)

幼少期の静刃と出会った際には、素性を隠す為に
映画「丹下左膳」に準えて、「左全」という偽名を名乗った。


時間跳躍の影響
幼少期の静刃は、最終的に
左全(静刃)から渡された妖刕を使用して、を一度殺害している。

この時に妖刕を使用してしまった事で、異能の人間として防衛省から目を付けられ
居鳳高に入学するまでの、その後の人生を決定付けてしまう結果となっている。


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最終更新:2015年08月17日 09:02