『日本学研究』20, 2007.1
- 具廷鎬「新古今和歌集の万葉集:万葉集受容を中心として」(日)
- 松本真輔「殺生を忌避する聖徳太子像形成の背景:『聖徳太子伝暦』と無仏法処の言説」(日)
- 李市埈「『今昔物語集』における『極楽記』『法華験記』の受容の方法:往生説話の話末評語を中心に」(日)
- 김영「韓日宮廷文学に現れた王妃の暮らしとその葛藤構造:「仁顕王后伝」と「枕草子」を中心に」
- 白賢美「劇意識の変容:九代目市川団十郎を中心に」(日)
- 김용기、김상원「『麒麟』論」
- 李美正「夏目漱石『それから』と李光洙『再生』:「文明開化」を中心として」(日)
- 鄭宝賢「井伏鱒二の他者認識の物語:初期作品を中心に」(日)
- 李甲淑「『宣言一つ』における知識人論」(日)
- 梁東国「短い友情:尹潽善(1897~1990)と河合栄治郞(1891~1944)」(日)
- 장화경「日本の男女共同参画政策の性格と展開に関する研究:家庭と就業両立支援政策を中心に」
- 윤석임「日本の韓国大衆文化受容現況分析:日本の新聞及び雑誌記事統計と分析を根拠にして」
- 김동욱「我が民法の二重否定形式に現れた日本語の影響と改善の可能性」
- 천호재「日本語、韓国語、英語真偽判断様態素の時制制約」
- 박순정「韓国語「하다」と日本語「する」の分類」
- 조애숙「現代日本語の「とりたて」表現研究の現況と展望:「とりたて詞」と「とりたて副詞」を対象に」
- 高恩淑「触覚形容詞転移用法の様相考察:韓国語との対照を中心に」
- 辛昭静「言語変種の受容・普及の要因:「-レル」型可能表現を事例として」(日)
- 石山哲也「韓日敬語運用に関する一考察」
- 박정자「『朝鮮物語』『絵入異国旅硯』『和漢三才図会』に見える朝鮮語母音表記について」
『日本学研究』19, 2006.10
- 河宇鳳「韓日両国間相互認識の特性と展望」
- 鄭在貞「韓日の歴史対話:和解と相生のためのオデッセイ」
- 下川正晴「日韓の相互認識とメディアの相互検証」(日)
- 강태훈「北日修交の展望と韓日関係」
- 김선민、김문자、神崎宣武「近世イベントから現代メディアイベントとしての朝鮮通信使研究:岡山県を中心に」
- 박광현「「在朝鮮」日本人知識人社会研究:1930年代の人文学界を中心に」
- 이상훈「日本の政治変動に関する研究:政治行為者の関係再設定を中心に」
- 이동욱「日本の言語政策」
- 権静「新羅の天下としての于山国」
- 鄭順粉「『蜻蛉日記』における二分法的構造:女性的論理の構築について」(日)
- 村松正明「明恵上人と夢」(日)
- 정형「仮名草子における神仏:『浮世物語』を中心に」
- 趙惠淑「樋口一葉『やみ夜』論:疎外された者の反逆」(日)
- 林義雄「鎌倉期日本語史料としての『足利本仮名書き法華経』」(日)
- 이재강「韓国人日本語学習者の日本語「t」に関する音声学的研究」
- 斉藤明美「明治37年刊『韓語会話』の言語について」(日)
- 金原鎰「「コノ・ソノ・アノ」について」(日)
- 권은숙「日本語助詞「に」に関する考察:韓日語学習者の誤用分析を中心に」
- 金鎔均「上方語に現れるサ行変格活用複合動詞の上一段化現象に関する考察:江戸語との比較を中心に」
- 古賀澄子「韓国紙日本語版社説記事についての一考察」(日)
- 姜昌妊「韓日両国人の対話行動の様相と特徴」(日)
『日本学研究』18, 2006.4
- 황광길「促音出現凡例についての研究」
- 朴海煥「『繁忙』を表す形容詞述語文の文型と用法」(日)
- 李慶実「日本語可能表現の考察:不可能から可能への変化を中心に」(日)
- 金智英「在日コリアン一世の言語運用の記述:「に」と「で」を中心に」(日)
- 安善柱「擬似条件文の意味と構造:擬似譲歩文との比較を通して」(日)
- 李明玉「「虫」という語の多義性について」(日)
- 권영성「韓日両言語の固有色彩語の語彙変化による意味的特徴」
- 呉美善「漢字環境と日本語教育の漢字学習」
- 崔聖坤「日本語教育におけるJ-POPを利用した学習指導方案」
- 김옥희「江戸時代の文化受容と翻訳」
- 조영석「夏目漱石の資本主義認識についての研究:『吾輩は猫である』を中心に」
- 鄭旭盛「有島武郎とキリスト教背教の問題」(日)
- 兪在真「『風立ちぬ』試論:初出版「風立ちぬ」を読む」(日)
- 오상현「日本アニメーションの世界化戦略:宮崎駿アニメーションの表現コンセプト」
- 李惠慶「「嘔吐」と「分身」:『千と千尋の神隠し』を読む」(日)
- 保坂祐二「靖国神社の復活をめぐる諸問題考察」(日)
- 박진우「日本ファシズム期の天皇制イデオロギーと国家神道:強制と同意の観点から」
- 조혜옥「究竟性の自覚と展開:柳宗悦の思想界」
- 김대환、이희복「近代韓日雑誌に現れた女性のイメージ:『親家庭』と『主婦之友』化粧品広告を中心に」
- 함한희、허인순「韓流を通じて見た日本の文化消費分析:「冬のソナタ」と日本人ファンのアイデンティティ」
- 차두삼「日本における業界団体の活動と業種別収益率についての実証分析」
- 이승협「日本の動員型労働者経営参画」
『日本学研究』17, 2005.10
- 林雅彦「仏教説話画と絵解きの日韓比較:「仏伝図」の場合」
- 三谷憲正「いわゆる「閔妃写真」の女性は何者か:Carlo Rosseti『Corea e Coreani』を中心として」(日)
- 박용구「日本文学と日本人の性意識考察:歴史的変遷過程を中心に」
- 최문정「韓日間葛藤の文化的背景に関する考察:支配層の文学管理とその受容様相を中心に」
- 김광태、김준숙「日本ドラマ・映画についての韓国大学生のイメージ様相」
- 선혜진、채명진「日本の海外PR発展に関する研究:企業を中心に」
- 이동욱「日本の英語公用語論」
- 허영은「『蜻蛉日記』と『閑中録』比較研究」
- 鄭順粉「『管家後集』における自然表現」(日)
- 具惠卿「今様における和歌利用の独自性:藤原定家における本歌取り技法との比較を試みて」(日)
- 정형「『本朝二十不孝』における仏」
- 이한창「在日同胞文学の歴史とその研究現況」
- 秋錫敏「田中英光における戦中と戦後:「天馬」と『酔いどれ橋』を中心に」(日)
- 崔順育「島崎藤村の『破戒』小論:部落民に関する差別表現を中心に」
- 황봉모「『レヴォリューション No.3』『FLY DADDY FLY』の周辺人」
- 高秀晩「上代日本語のオ列の音について」(日)
- 呉美善「日本語とジェンダー:『広辞苑』の表題語を中心に」
- 탁성숙「外来語表記に関する一考察」
- 趙南星「高等学校『日本語Ⅰ』の発音練習に提示された語彙について」
- 千昊載「日本語と韓国語主観的様態素の通詞的特質に関する研究」
- 金原鎰「現場指示における「コチラ」類について」(日)
- 宋惠仙「やりもらいからモダリティ形式への派生:「~てやる/てくれる」かは派生したモダリティ表現を中心に」(日)
『日本学研究』16, 2005.4
- 西條勉、이권희「郷歌の唱詠形態:和歌・楽府詩との比較を通じて」
- 구정호「古代日本社会の占に関する考察:万葉集分析を中心に」
- 金祥圭「仲哀記の構想:王権の描き方をめぐって」(日)
- 崔光準「『万葉集』と飛鳥」
- 李権煕「『古事記』倭建命物語の構造と方法」(日)
- 田阪正則「神戦伝承と韓国口承伝承「ムカデと青大将の昇天争い」」
- 金栄心「『源氏物語』の皇太后」(日)
- 김옥희「上田秋成文学に現れた老荘思想:『春雨物語』を中心に」
- 최경국「日本鬼の図像学(Ⅰ):鬼面紋瓦から絵巻まで」
- 이준섭「忠臣蔵で日本を読む」
- 김환기「山本有三文学のジャンル変換に関する考察:戯曲から小説へ」
- 李美正「夏目漱石の『開化』論と春園李光洙の『改造』論:講演記録や評論などを題材に」(日)
- 川上隆志「現代日本の出版文化と編集者の役割」(日)
- 高山知明「文献資料から音化の動因を探る」(日)
- 福島直恭「平安和文における接続詞と接続助詞」(日)
- 朴敏瑛「始動を表す局面動詞の文脈における役割」(日)
- 趙南星「テスト類型による語彙誤用分析」
- 김준숙「子女に対する第三者待遇表現:他詞を中心に」
『日本学研究』15, 2004.10
- 樋口淳「高麗・朝鮮陶磁と日本人」(日)
- 李利範「戦後日本人の価値観変化に関する考察:日本人の国民性研究結果を中心に」
- 韓先煕「英語圏話者の「~てもらう」の習得について」(日)
- 李英淑「吉利支丹資料の「しあはせ」の考察」
- 李東郁「司訳院の日本語学習書」(日)
- 劉相溶「形式名詞「わけ(分・訳)」の意味変遷」(日)
- 李権煕「「大御葬歌」考」
- 趙賢姫「『金鰲新話』と『雨月物語』における「異境譚」の考察:『剪燈新話』の影響をめぐって」(日)
『日本学研究』14, 2004.4
- 小松英雄「変化の過程としての現代日本語:接頭辞オの機能を解明する」(日)
- 阿満利麿「日本仏教と性愛」(日)
- 金裕千「平安文学に見られる性」(日)
- 金永「日本中世の女性と性:規制と意識を中心に」
- 申智淑「近代小説の中の女性の性意識:男性作家の描いた女性像を中心に」(日)
- 李平「近代日本文学における性:谷崎潤一郎の場合」(日)
- 陸根和「遠藤周作におけるイエス像:「愛の神」への道程を中心に」(日)
- 南澈煕「『春雨物語』序文に現れた上田秋成の創作意図考察」
『日本学研究』13, 2003.10
- 板坂則子「『しんさくいろはたんか』考」(日)
- 李平「夏目漱石のユーモア作品の誕生とその発展:『吾輩は猫である』を中心として」(日)
- 李善玉「小杉未醒の韓国像考察:『陣中詩篇』を中心に」
- 정창호「副詞「寧ろ」と「いっそ」の適切な使用法則について:尾崎紅葉の作品を通じて」
- 金三順「韓日両国語の原因理由条件表現についての考察:『捷解新語』諸異本を中心に」
- 韓世真「天草本『平家物語』における「る・らる」の考察:尊敬の用法を中心に」(日)
『日本学研究』12, 2003.4
- 辛碩基「受動文の意味と機能:談話の中の実例を中心に」
- 金三順「「ずは」についての一考察」(日)
- 松本真輔「『魔女の宅急便』に現れた宮崎駿の女性像」
- 鳥居フミ子「日本文化の特質」(日)
- 三宅光一「宮沢賢治の自然観:賢治童話の背景にあるもの」(日)
- 李利範「戦後日本の政治文化論の考察」
- 金永「鎌倉時代武家社会の「家」と女性」(日)
- 厳錫仁「日本朱子学の一特徴:佐藤直方の思想営為」
『日本学研究』11, 2002.10
- 洪潤基「日本天皇家の韓国神祭祀と皇国史観考察」
- 樋口淳「老松堂のみた日本」(日)
- 金栄心「「幸ひ人」の不幸感:明石の君の結婚物語」(日)
- 松本真輔「仏教と殺生の関係:聖徳太子に関連した一殺多生理論の系譜」
- 李炫瑛「加賀俳人柳陰軒句空と宇野一煙の関係」(日)
- 許栄恩「女性的執筆と日記文学」
- 崔炳奎「「しなければならない」文に関する一考察」
『日本学研究』10, 2002.4
- 阿満利磨「『人間宣言』から『門首制』まで:戦後精神の課題」(日)
- 朴容九「国際化時代イデオロギーとしての深層文化論」
- 宋貴英「紫式部の人生の開幕:『式部集』の(1)の歌から(13)の歌まで」(日)
- 林正「村上春樹初期作品考察:初期三部作の主人公「僕」を中心として」(日)
- 片茂鎮「東京大本『玉嬌梨』の裏打紙に用いられた初刊本『交隣須知』」(日)
- 朴敏瑛「局面動詞「-だす」の意味(日)」
- 呉美寧「漢文訓読について」(日)
- 李東郁「『倭言類解』の日本語エ段音表記について」(日)
『日本学研究』9, 2001.10
- 朴蕙成「花園院の和歌表現研究」(日)
- 崔明淑「『吾輩は猫である』「八」の考察:話の構造分析を中心に」
- 権景愛「母音脱落の様相」
- 李寅泳「『三国史記』地理志の高句麗地名について:日本語との比較のための前提」
『日本学研究』8, 2001.4
- 崔文正「古代の論理に縛られている日本歴史と文学史」
- 李叔娟「太宰治『ヴィヨンの妻』論」(日)
- 朴銓烈「日本演劇史における「現代」の意味」
- 曺圭哲「日本大衆文化解放と韓日関係」
- 黄光吉「教科語彙研究のための表題語選定基準問題」
- 卓星淑「文末表現の一考察:韓国語の研究論文における文末表現を対象として」(日)
『日本学研究』7, 2000.10
- 宋美玲「日韓両言語における「未来の事象の時間表現の対照」(日)
- 柳椿姫「連体用法「似た」形について:その発生と用法を中心に」(日)
- 韓中瑄「『日韓通話』の漢字語考察」
- 李市埈「反社会的存在としての盗賊と説話集における制圧の倫理」(日)
- 具惠卿「「折」を重視する今様歌詞の創作」
- 洪潤基「神楽歌の韓神と園神の考察」(日)
『日本学研究』6, 2000.5
- 満田郁夫「中野重治の文学:その文学の特徴と朝鮮と」(日)
- 李鎔美「説経『まつらの長者』とパンソリ『沈清歌』の孝行論理:娘から孝女へ」
- 安允淑「『源氏物語』の人物造型:唐物と女君」
- 宋永彬「生成語彙論と対訳辞書」(日)
- 卓星淑「文末表現の一考察:日本語の研究論文を対象として」(日)
- 朴奎泰「オウム真理教事件に照らし出された日本文化と「悪の問題」:悪の逆説に関する日本的感覚」
- 尹淑鉉「日本における「集団主義」論を問う」(日)
『日本学研究』5, 1999.11
- 宋氷彬「韓日対訳意味辞書の構築と動詞んお曖昧性」(日)
- 尹鎬淑「日韓両国語における受け身表現の変遷:近代を中心に」
- 黄光吉「高等学校日本語教育用基本語彙調査資料」
- 箕輪吉次「日本古典文学と絵、そして漫画:文学復権を志向して」
- 金栄心「『源氏物語』の終の美学:浮舟と橫川僧都の対立を中心に」(日)
- 南根祐「早川孝太郎の畑作文化論と麦霊祭祀」(日)
- 尹淑現「日本における企業別組合論を問う」(日)
『日本学研究』4, 1999.5
- 王信英「執筆:『尹東柱自筆詩稿全集』に関して」
- 具廷鎬「和歌の伝承」
- 斉藤明美「『交隣須知』研究の意義」
- 朴在権「日本語軍隊用語調査」
- 佐竹弘靖「日本の伝統水術」(日)
- 朴容九「日本文化論の解体:梅原猛の基層文化論の作為性を中心に」
『日本学研究』3, 1998.11
- 高漢範「宮沢賢治作品の「鳥」について:『春と修羅』第1集を中心に」(日)
- 草間幸子「鏡花の二作品に表出されている語りの性格」(日)
- 樋口渟「韓国伝統社会の男と女の役割:韓日民俗比較試論」(日)
- 呉美善「補助動詞「おく」とそれに対応する韓国語」(日)
- 金東郁「推量形式としての「だろう」「ようだ」「らしい」と韓国語の対応関係」(日)
- 崔鍾勲「「ヲ+自動詞」に関する一考察:韓国語との対照を通じて」(日)
『日本学研究』2, 1998.5
- 具廷鎬「『古今和歌六帖』の万葉歌採録に関する研究:『万葉集』から直接採録の微増(2)」
- 金慶美「額田王の近江の国に下る時の歌:題詞を中心に」(日)
- 王信英「尹東柱と立原道造:リルケ(Rainer Maria Rilke)を軸にして」
- 金仁珠「『大鏡』における待遇表現の決定要因」(日)
- 片茂鎮「『倭語類解』以後の韓日対訳語彙集について:『通学径編』を中心に」
- 林義雄「「カワイイ」語誌散録」(日)
『日本学研究』1, 1997.5
- 南二淑「和泉式部恋愛詩歌の特徴:韓国の女流詩人黄真伊との対比を通じて」(日)
- 崔文正「歴史系列『壬辰録』の叙述意図」
- 洪潤基「韓日詩歌の七五調論」(日)
- 常石希望「韓日敬語法体系の対照研究」(日)
最終更新:2014年03月17日 21:08