『日本語文学』60, 2014.3
- 박균철「仏日法律辞典について」
- 朴墉一「イ形補助動詞「-こむ/-あう/-つく」文の統語構造」(日)
- 徐潤純「マイノリティーの母国語に対する意識について:在日韓国・朝鮮人を中心に」(日)
- 大谷鉄平「「口コミ」における、評価のあり方:「お客様の声」(大谷(2013))と対比して」(日)
- 李京哲「韓日漢字音1・2等合口韻受容様相の比較考察」
- 李道烈「日本詩歌の視点研究:和歌と俳句の情景描写を中心に」
- 정영미「韓国語母語話者のFace配慮行動に影響を及ぼす要員に関する考察:日本語(木山2011)との比較」
- 정하준「韓国語行動要求表現の日本語翻訳例研究:ぞんざい語と尊敬語を中心に」
- 盧妵鉉「教養日本語の受講生の学習態度に及ぼす影響要因:日本語・日本人・日本に対する意識を中心に」(日)
- 주현숙 「韓日多文化家庭の二重言語使用実態」
- 박경수、김순전「近代鉄道、韓日作家の視覚的発見:「世界地理を歌う唱歌」を中心に」
- 장미경「日帝強占初期初等学校「朝鮮語」と「日本語教科書」に描写された地誌の表象:朝鮮総督府編纂『訂正普通学校学徒用朝鮮語読本』と『訂正普通学校学徒用国語読本』を中心に」
- 정연욱「日本朝鮮ストーリー漫画に関する韓国消費者の受容様相研究:『ONE PIECE』を通じて」
- 이현영「『江戸名所花暦』に関する考察:『江戸名所図会』との関連性を中心に」
- 홍성연「三代集に現れた歌語「水」のイメージ」
- 변정아「川端康成の『伊豆の踊子』論:他者との疎通と自我回復を中心に」
- 신인섭、김동현「ディアスポラ女児の疎通戦略:李恢成の「流域へ」を中心に」
- 유승창「『明治天皇と日露大戦争』と大衆文化的記号としての天皇制」
- 이한창「作品発表の場としての『民主朝鮮』研究」
- 崔允華「安倍能成の在朝鮮の視座と旅」(日)
『日本語文学』59, 2013.12
- 李慶実「日本語可能表現の意味変化:明治以降の文学作品を中心に」(日)
- 이명주「自然物と自然現象を表す韓日語語彙対照研究:色を表現する単語を中心に」
- 曺英南「韓国語と日本語の割り込み発話の対照研究:疎の関係の男女の雑談会話をデータとして」(日)
- 박미정「イデオロギー・フレームとして再生産されるニュース談論と翻訳に関する一考察:「NLL論争」についての進歩対立フレーム分析を中心に」
- 윤상한「小嬪パッケージの文字表記に関する考察:ビール類の属性による表記様相と戦略を中心に」
- 유예진「敬語表現の研究:敬語回避現象を中心に」
- 白南徳「『大韓留学生会学報』に出現する日本漢字語の研究:明治新漢語を中心に」(日)
- 斉藤明美「『ポケット朝鮮語独学』と『実地応用朝鮮語独学書』について」(日)
- 尹錫南「『西国立志編』における両ルビ付漢語の問題」(日)
- 양민호「外来語定着過程に関する韓日対照研究:Google検索エンジンを通して」
- 오미경「日本人結婚移住女性の韓日言語イメージと言語適応態度に関する考察:釜山居住韓国人主婦との比較分析を中心に」
- 서은、김순전「日帝の植民支配のための大衆芸術と唱歌教育」
- 유철「日帝末期軍国主義教化に利用された読本唱歌」
- 임경택「日本の伝統的な都市空間に関する考察:町家と町並を中心に」
- 김선화「中世文学に現れた禁忌について」
- 김용의「『宇治拾遺物語』巻7第5話の観音信仰受容様相」
- 장영철「日本歴史軍談に現れた武士像」
- 姜宇源庸「私小説と告白の装置:田山花袋と葛西善蔵の場合」
- 香川由紀子「男ことば・女ことばへの意識:韓国の大学における日本語学習者の翻訳の場合」(日)
- 김영옥「新渡戸稲造の『修養』読解:修養と教養のあいだ」
- 박연정「『1Q84』試論:エルサレム賞受賞演説が含意する象徴性を中心に」
- 최범순「近代日本の植民主義と内田魯庵の『暮の二十八日』」
- 崔允華「安倍能成におけるヨーロッパへの旅と日本文化の再認識」(日)
- 허석「日本人ディアスポラ文学とその特性に関する調査研究:1910-1920年代ハワイ移住民文学に現れた郷土性を中心に」
『日本語文学』58, 2013.9
- 金鎔均、徐慶元「省略の観点から見た「る言葉」の形態的特徴」(日)
- 大谷鉄平「「お客様の声」における自称詞の使用実態」(日)
- 尹幸舜「加点型式で見た韓日韓文釈読(訓読)の考察」
- 민광준「高等学校日本語教科書コーパスの構築と活用:第2次~2007年改定教育課程教科書を対象に」
- 朴成泰「直接作文と翻訳作文の比較:韓国人日本語学習者を対象として」(日)
- 조남성「日本語と意思疎通基本表現の難易度」
- 장미경、김순전「日帝強占期「唱歌書」に表象された朝鮮と日本」
- 박현옥「神津島の「ジュリア祭」に関する研究:朝鮮女人「おたあ・ジュリア」を中心に」
- 민병훈「『竹取物語』の成立試論:物語の始祖性」
- 伊藤政彦「山中温泉における貞室関連逸話と『曾良旅日記』該当部分の翻刻について」(日)
- 홍선영「菊池寛「父帰る」(1917)論:漂迫者の帰還と「狂気」」
- 변정아「川端康成文学に現れた記憶と異空間の二重構造研究:『千羽鶴』を中心に」
- 우연희「大岡昇平の『武蔵野夫人』研究:「はけ」の「戦後」的意味を中心に」
- 유승창「大江健三郎初期文学から見る性的イメージとポストコロニアル社会像」
- 임성택「金石範の初期小説人物研究」
- 정숙영「視覚化される作品『斜陽』:かず子の変貌様相を中心に」
- 정연욱「日本「介護小説」を通じて見た家族ケアの問題点:『恍惚の人』と『介護入門』を通じて」
- 허석「日帝強占期韓国移住日本人ディアスポラ文学の特性に関する調査研究:大正デモクラシーと反ディアスポラ性を中心に」
『日本語文学』57, 2013.6
- 李道烈「日本語「視点」の外延」
- 이병훈「深海方言の固有語合拗音:最適性理論に依る分析」
- 羅工洙「近世・近代における比況を表す「~と一般」について」(日)
- 権五曄「在日同胞鄭煥麒」
- 魯成煥「能登半島の韓国系神社に関する一考察」
- 김용의「河童と人間の相撲勝負の二元論的対立構造」
- 남현정「伝統美と現代的感覚の交差:『水墨集』を中心に」
- 사희영「複合的教育メディア資料『地理教育鉄道唱歌』」
- 장미경、김순전「3・1運動以後日帝の文化政策:『普通学校唱歌書』と『普通学校補充唱歌集』を中心に」
- 康志賢「合巻作者としての二代目岳亭:岳亭作合巻年譜稿」(日)
- 김광식、이시준「中村亮平と『朝鮮童話集』考察:先行説話集の影響を中心に」
- 이병담、이승진「欲望と権力、アイデンティティ:『梟の城』を中心に」
- 김주영「近代的女性アイデンティティの罠:山本百合子の『伸子』」
- 李明喜「川端康成における二つの『雪国』:『雪国』の成立問題をめぐって」(日)
- 우연희「大岡昇平の『天誅組』研究:「戦後」的脈絡としての『天誅組』」
- 안영신、김희중「柳美里の『ゴールドラッシュ』論:「感覚」装置と「空間」の意味を中心に」
『日本語文学』56, 2013.3
- 정하준「「韓日翻訳」における「ね、だろう、じゃないか」の韓国語対応語研究:確認同意要求用法を中心に」
- 盧妵鉉「日本語言語講義の効果と情誼的要因の性別差」
- 羅工洙「近世・近代における複数を表わす中国語の「~們」について」(日)
- 大谷鉄平「「お客様の声」における語彙と文体・内容面との関連性:宿泊施設の場合を例に」(日)
- 李忠奎「日韓両言語の「並列」複合動詞について:その下位分類を中心に」(日)
- 康志賢「端唄本にみる岳亭の創作活動:岳亭端唄本年譜稿」(日)
- 박경수「日帝強占期初等学校唱歌と儀式の相関性:行事と唱歌の相互規定を中心に」
- 사희영、김순전「戦意鼓吹のための植民地末期音楽教育:1940年代朝鮮総督府編纂「音楽」教科書を中心に」
- 이승진「金城一紀『GO』論:境界の解体なのか再構成なのか」
- 김희경「溝口健二監督の作品研究:「浪華悲歌」と「祇園の姉妹」を中心に」
- 이한창「金石範の『鴉の死』に関する考察」
- 권오엽「記録と文学の独島」
『日本語文学』55, 2012.12
- 金鎔均「世話浄瑠璃に現れる助動詞「まする」→「ます」の変化に関する考察」
- 박균철「法律関連独日対訳辞典について」
- 松本健「近世期狂言資料における補助動詞「てもらふ」の用法」(日)
- 이병훈「長湯方言のザ行音とダ行音の混同:最適性理論による分析」
- 斉藤明美「ビジネス日本語の授業における演劇活動」(日)
- 朴成泰「日韓の異文化コミュニケーションに関する研究:言い淀みの生起位置および音節数を中心として」(日)
- 金秀美「復元模写「源氏物語絵巻」に関する研究:女三宮の不在の意味」(日)
- 김주영「宮本百合子のアメリカ観」
- 朴利鎮「安部公房文学におけるシュールレアリスム技法:オブジェのデベイズマン」(日)
- 서기재「しかたしんの文学世界を通じて見た「冒険」という装置:『国境』を中心に」
- 김용의「『日本霊異記』観音信仰説話の類型と叙事構造」
- 이윤주「近代家庭と女性イメージの形成:総合雑誌『太陽』増刊「近来の婦人問題」を中心に」
- 魯成煥「壬辰倭乱捕虜朴好仁伝承に関する研究:一枚の絵の中に隠された朝鮮捕虜の話」
- 임경택「日本大衆文化の世界化現象についての一考察:漫画とアニメーションを中心に」
『日本語文学』54, 2012.9
- 민광준「発話スタイルによる日本語音声の変異研究:音声教育のための基礎研究として」
- 房極哲「ジェンダー(gender)の観点から見た近代日本語:明治時代女性雑誌を対象に」
- 大谷鉄平「折り込みチラシに見られる体験談の、ナラティヴとしての諸特徴」(日)
- 박미정「ドラマの相互テキスト性と翻訳者の可視性:『私の名前はキ厶・サムスン』と『コーヒープリンス1号店』小説韓日翻訳を中心に」
- 安煕貞「万葉集巻5における「文法的職能」を持つ語彙研究」(日)
- 유수연「韓日語被動表現の動詞の変遷研究:19世紀末以後対訳資料を中心に」
- 천호재「日本語の中間句文と価値判断のモダリティ形式の公式制約」
- 조남성「現行(2007年改訂)高等学校日本語教科書の分析」
- 우연희「『蒼い狼』を通じて見た「戦後」文学作家としての大岡昇平」
- 田村栄章「植民地下「京城」・カフェーをめぐる欺瞞と覚醒:金聖珉『恵蓮ヘレン物語』」(日)
- 盧仙淑「古典文学にみる「髪」と女性性」(日)
- 유철「日帝強占期日本語教科書に現れた天皇像:朝鮮総督府編纂『国語読本』を中心に」
- 崔俊鎬「交錯する欲望と植民地朝鮮:梶山季之『性欲のある風景』論」
- 이한창「金石範の「1949年頃の日誌より」に関する考察」
- 정연욱「介護小説『恍惚の人』を通じて見た近代介護の誤謬:老人介護問題に関して」
- 김용의「東アジアに拡散した義湘と善妙の愛の話」
『日本語文学』53, 2012.6
- 정하준「「だろう」の韓国語対応語研究:日韓翻訳例と韓・日翻訳例を中心に」
- 金順任「日中韓の謝罪の提携表現に関する一考察:大学生のアンケート調査を中心に」(日)
- 이병훈「島原方言のラ行音とダ行音の混同:最適性理論による分析」
- 최영수「韓・日翻訳に表れた接続詞考察:逆接の意味と類型分析を中心に」
- 김서은「川端康成の映画体験と『雪国』の映画的再解釈」
- 金孝淑「『源氏物語』における言葉の連鎖とその機能:「みかど」を中心にして」(日)
- 유승창「李恢成の『証人のいない光景』論:在日朝鮮人の民族アイデンティティと記憶の中の他者」
- 金青均「村上春樹の『風の歌を聴け』論:作品の中の世界観を中心に」
- 서기재「『観光朝鮮』の「文学」の戦略性:「完結小説」欄の金史良小説を通じて」
- 김주영「宮本百合子文学の身体表現:『伸子』導入部分析を中心に」
- 魯成煥「日本岩見の穀母神佐比売伝承に関する研究」
- 曺起虎「韓・日の墓制と葬祭業の比較考察」(日)
- 박경수「近代鉄道を通じて見た「植民地朝鮮」創造:「文明」と「同化」というキーワードを中心に」
- 김용의「日本のデジタルアーカイブ構築現況と活用」
『日本語文学』52, 2012.3
- 김한식「上級学習者対象アクセント指導方案:複合名詞を中心に」
- 大谷鉄平「呼称として使われる「先生」の意味論的記述:辞書的意味と経験的意味、双方の視点から」(日)
- 윤정훈「日本語CALLを利用した授業モデル開発研究」
- 이도열「日本語能力評価試験間の比較尺度考察:JLPT N1レベルとEJU日本語得点に対する比較尺度分析を中心に」
- 許錫「日本近代文学に表れた「国民」化表象としての鉄道研究:夏目漱石の小説『三四郎』を中心に」
- 양명심「李恢成の青春小説を通じて見た日本戦後」
- 박승주「島崎藤村の「老嬢(オールドミス)」論」
- 徐忍宇「村上春樹『海辺のカフカ』論:地下の暴力から空からの暴力へ」(日)
- 朴賛基「『絵本朝鮮軍記』の研究」
- 김희경「溝口健二監督の作品研究:原作との関係を通じて見た「雨月物語」」
- 김선화「日本中世女性教訓書に表れた女性教育に関する研究」
- 유승창「大江健三郎文学から見る現実世界の閉鎖性と周辺的な空間の視点」
- 사희영、김순전「国語としての近代日本語教育考察:朝鮮総督府第Ⅰ期『普通学校国語読本』を中心に」
- 장미경、김순전「日帝強占期「日本語教科書」Ⅰ期-Ⅳ期に表れた童話の変容」
- 崔恩珠「民族教会の「和解」を問い直す:在日大韓基督協会の宣教協約に注目して」(日)
『日本語文学』51, 2011.12
- 李道烈「日本語助動詞承接のベクター性考察」
- 박장경「韓日両言語の主名詞「可能性」についての考察」
- 정하준「「韓↔日翻訳」における「말이다」研究」
- 안병걸「日本語専攻者の内的環境要因が専攻満足と学業成就に及ぼす影響」
- 남이숙「諺の韻律と修辞法を活用した文学授業:日本の諺を中心に」
- 이병훈「琉球語の母音融合:最適性理論による分析」
- 斉藤明美、黄慶子、小城彰子「HIDにおける日本語会話指導について:2011年6月のアンケート調査結果を中心に」(日)
- 권성「学習者のための「だろう」と「はずだ」に関する研究:両形式の置換えの可能有無を中心に」(日)
- 정재연「中等学校日本語教科書評価基準試案」
- 조아라「『雨月物語』に表れた悪女像考察」
- 차청은「李良枝文学に表れたトラウマ考察:「ナビタリョン」と「かずきめ」を中心に」
- 서기재、김순전「近代児童の歌と詩の意味:1920年代教科書唱歌を中心に」
- 김희경「溝口健二監督の作品研究:「残菊物語」を中心に」
- 朴姸貞「韓国における日本古典文学研究と提言:近代文学論文使用言語との比較を中心に」
- 閔丙勲「『竹取物語』の主題と方法」(日)
- 김용의「朴景利の『土地』と日本認識:『土地』に登場する日本文学者」
- 申寅燮「有島武郎の『カインの末裔』論:補助叙事としてのディアスポラに注目して」
- 송영숙「日本民談の中に描写された異類婚姻譚:「蛇婿」と「蛇女房」を中心に」
- 전성곤「アーケオロジー(Archaeology)から「帝国の考古学」へ」
最終更新:2014年05月01日 23:23