阿部恵伯
阿部恵伯(あべしげのり)は 駿台予備学校地理科講師、
東大進学塾エミール地理科講師。東京都出身。
人物
- 教室に入ってくるとき「は~い、それじゃあ始めましょうか!」と毎回同じ口調で言う。
- 余り表情を変えず淡々と喋るが、冗談好きな一面も持ち合わせ時折秀逸なギャグをかます。
授業
- 駿台の系統地理の授業では2限続きの授業のうちほぼ前半を使って新聞の記事を用いた時事的な話と、それに関連した地理的事項を融合させた講義を行う。
- その際にプリントを配布し、空欄箇所やその他関連知識について、ヒントや背景を解説した上で生徒を当てて回答を求める。難しい事は聞かれないが、万が一分からなくてもその場で調べても良いし、間違えたとしても親切なフォローが入る。ただし珍回答を述べてしまうと淡々と突っ込まれクラスに笑いが広がる(師のアイデンティティ的に恥を晒すような事態にはならないので余計な心配はいらない)。
- 現役と高卒で扱う時事問題が異なる。講師室で扱われなかった時事問題に関するプリントをもらうことが出来るが、空欄補充部分などは自分で一通り調べて来てからでないと対応してもらえない。
- 主に後半の50分間でテキストの内容が扱われる。
- 時事問題に十分割き、またテキスト内の各項目について体系的、論理的、相互関連的な理解を求めるため進みはかなり遅め。知識の丸暗記はある程度の即効性については認めているものの、成績が頭打ちになると考えているようだ。
- 説明時間の確保のため、講義にプリントを用いて板書の時間を減らすことがある。
- 師曰く地理学とは「地表に於ける空間的差異、地域性の認識及び理解の学問」
- 同じ地理科なので当然と言えば当然だが、井上宏昭師の「位置の科学、比較の学問」という言い方とほとんど被っている。
- 対応は丁寧だが、基本的には文科省認定の教科書を予習で通読し、更に授業で説明された理論について一通り咀嚼した上で理解仕切れない部分についてのみ質問を受け付けている。
- マイクがよくハウリングするため、マイク無しで授業を行うこともしばしば。明瞭な口調なので聞き取れないことはないが、一応前の席で受講する方が良い。
- 板書がとても綺麗。
※筆者は師の系統地理の授業しか受けていないので、論述もしくは演習系の授業に関する情報を募集中。
講習
- センター試験関連、及び東大地理のテキスト作成を担当。
- 今年度から「地理論述」のテキスト作成担当者から外れた模様。
- 夏期講習ではオリジナル講座としてお茶の水校で「頻出!地理 日本地理の攻略」を開講している。
- 地理は独習が難しく、また日本地理は扱いを勝手に軽くしてしまいがち、かつ東大など一部の大学では出題頻度が高いので、是非受講しておくことを勧める。
最終更新:2016年02月14日 10:35