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提出 E102白いオーケストラ再び/対空1(蒼天晴型) - (2007/08/04 (土) 22:08:23) の編集履歴(バックアップ)


対空攻撃


作戦



【地形】

  • 高空で雲の上の為視界を遮るものがない。
  • 地上に比べ空気が薄いので空気による揺らぎが少ない。


【陣形】
  • ロッテ戦術の基本を守り、2機編隊を守る
  • 一撃離脱の突撃陣形


【装備】
  • 弾薬は榴弾を用いる。相手が高速で飛行しているため相対速度が大きく、破片によるちょっとした傷も致命傷になる。
  • FTC(雨雪抑制回路)解除、微細な反射波も検知測定。
  • MTI(移動目標指示器)を広域設定。
  • I=Dの通信回線やナショナルネットなどにより常に情報リンクできているため、敵情報を速やかに伝達することで命中率を高める。
  • 独立したセンサー系による自動迎撃
  • FCSによって随時弾道修正を行う事で命中率を上げる
  • 対空ミサイルは近接信管で破片をばら撒き、またミサイル自体の画像赤外線センサーで自動追尾出来る
  • 複数の方角から機関砲やミサイルを撃つことで互いにカバーしあう
  • ガンポッドで牽制し近づけないようにする
  • レーザーによる敵のアウトレンジからの攻撃で一方的な展開に持ち込む。またレーザーを使うことで得る絶対的な弾速のアドバンテージを生かし精密射撃で一瞬でしとめる。
  • 目標の座標確定を自動操縦AIにまかせ、ドッグファイトにおけるアドバンテージを得る
  • 大型機の特権である高度な電子機器を生かして精密射撃を行う
  • 設計上の広い視野を生かす
  • 動きの早い敵にはガンポッドの弾幕を張りつつ動きを制限しレーザーで予測射撃を行う。
  • レーダーと射撃装置と組み合わせ、精密な砲撃を行う。
  • 初稼動時より高高度での無茶な機動には慣れているため機体性能をギリギリまで引き出せる。
  • 天領製の機体であり、機体ポテンシャルは非常に高いので無茶な機動も難なくこなせる。
  • 元々航空、低軌道宇宙対応の期待であるため、運用に無理が無い。
  • 試作機AIには敵の能力データなどをインプットしておく。
  • 操縦を邪魔されないように各種電子関係のプロテクトを厳重にしておく。
  • 射撃時の反動を計算、射撃後にバランスや陣形が崩れないように姿勢制御システムと射撃管制システムを連結しておく。


【体術】
<対空>

  • 敵機より速度が速い場合はハイヨーヨー、敵機より速度が遅い場合はローヨーヨー、で敵機の背後より接近して攻撃を行う。
  • ECMやジャマーで敵の索敵・回避行動を阻害、攻撃の正確性を向上させる。
  • 敵飛行部隊の進行の妨害と本体の撃破とに役割を分担させ、効率を高める。
  • 対象の危険度から優先順位を選定、順番に撃破する。
  • センサー類の電子情報は、チーム内で共有する事によって、頭上の死角を無くす。
  • 複数の攻撃を組み合わせ、敵飛行部隊の回避を困難にする。
  • 敵との高度や距離を正確に把握し、有効射程距離内に収める。
  • ロッテ戦術を崩さず、一機が逃してももう一機が攻撃できる体制を維持する。
  • 同じくロッテ戦術の一撃離脱を繰り返す
  • 脅威の少ないところから切り崩し、段々と敵を少なくしていく
  • 動きを止めず、相手に狙いを絞らせない。
  • 戦闘中は燃料を惜しまず機動力を活かした一撃離脱を試みる。
  • 直線的でない動きで相手を惑わし、攻撃のタイミングを図らせない。


<射撃全般>
  • すぐに弾切れにならないように攻撃座標が不確定な時の射撃する速度を調製する。
  • 射撃速度:射撃効果を発揮する為には大量の弾丸を連続発射するべきだが、これで銃身は加熱しそれに伴って射撃-精度低下、故障が発生する恐れがあるため射撃速度は制限される。一度の射撃動作で何発ずつ撃つかを予め決める必要がある、これらは大別すれば、単射と連射に分けられ一発毎に照準射撃するのが単射、二発以上の銃弾を連続して発射する事を連射と言う。
  • 照準器の測合及び照準点の選定:射距離や風等の影響で修正した諸元を照準器に測合するか一定の射距離に照準を合わせた状態で目標迄の射距離風等の影響を考慮して照準点を選定を行う。
それぞれの部隊が連携しタイミングを合わせて攻撃を開始、その後攻撃が途切れぬように絶え間なく弾幕を張る。
  • 敵の配置の薄い部分に集中して攻撃する。
  • 射線を重ねないように角度をつける
  • 砲撃中は敵に狙い撃ちされないよう、位置をずらしたり被弾面積を少なくしながら砲撃する。
  • 火力を集中し相手の陣形を崩す。
  • 動きの鈍い敵や装甲の固い敵には一斉射撃で大打撃を狙う。
  • 敵の未来位置を予測するときは、目標と艦との距離を基本とし、距離や角度の変化率を求めて現在位置からの目標の移動を推定。
  • 彼我の相対速度を計算に入れ、発射までのタイムラグも予測して射撃を行う。
  • 一直線の縦隊で敵に対して攻撃を仕掛ける。
  • 方位角の変化に敵の照準が追い付かないうちに集中攻撃でしとめる。
  • 敵の背後や上の位置をポジショニングして攻撃する。
  • 敵が連携できない機体から優先的に攻撃を行う。
  • 不規則に動くよう操作することにより、敵に動きの予測をさせにくくする。
  • 照準補正は統合情報を元に、密に行う。
  • レーザー、ガンポッドを併用し敵の横腹を打ち抜きながら高機動運動することで、敵攻撃を避ける。
  • 撃つときは近くにいる危険な目標を狙って2発撃つようにする。
  • 射撃を敵に当てるために夾叉による着弾修正を行う。最初に撃った2発の弾着点の距離を縮めていくようにして撃つ。
  • 射撃するときは、重力による曲率をプログラム計算して、オペレートに支援してもらい発射する。



<近距離>

  • 常に相互支援体制を敷き、狙った敵を確実に撃破する。
  • センサー類の電子情報は、チーム内で共有できるようにする。
  • 敵の位置情報を共有する事によって、死角を無くす。
  • 死角を見せた敵を優先的に叩く。
  • 各機は役割を分担し、敵を追い込むようにして効率良く撃破する。
  • 頑強な敵に対しては、火力を集中させ、確実に撃破する。
  • 敵機より速度が速い場合はハイヨーヨー、敵機より速度が遅い場合はローヨーヨー、で敵機の背後より接近して攻撃を行う。
  • ロックオンしている間、攻撃機はある程度拘束を余儀なくされるので、補助機で攻撃機を援護する。
  • 赤外線シーカーで目標を追尾するミサイルには、予め目標の形を認識させ、フレア対策とする。
  • 全方向攻撃可能なガンポッドで立体戦闘を優位に立つ


<中距離>

  • 光学照準と電子照準による補正を組み合わせ、正確に攻撃する。
  • 複数の攻撃を組み合わせ、回避を困難にする。
  • ECMやジャマーで敵の索敵・回避行動を阻害、攻撃の正確性を向上させる。
  • 敵との距離を正確に把握し、有効射程距離内に収める。
  • 各機の連携を緊密に行い、確実に敵を撃破する。
  • 遠距離からの一斉発射の可能性が高いので、相互干渉をしないように打つ。
  • 光学照準が届かない距離でも、電子照準を合わせる。
  • オペレーターによって、電子照準用の情報は多く得られている。
  • 砲弾の破片効果が上手く望めるよう、敵の密集地を狙う。
  • 広帯域データパスによって、電子照準の補正を効率的に行う。
  • 発射タイミングに合わせて機体の軸を安定させ、主砲の軌道及び初速を効率よく保つ。
  • ロングレンジでデータリンクしつつロックオン


<オペレータとの連携>
  • オペレーターからの情報で敵の陣形が判っており、敵陣形の弱い方向から攻撃する
  • オペレーターからの情報で敵の種別が判別しており、敵の弱点の情報がある
  • オペレーターからの情報で敵の移動ルート及び移動速度が判別しており、待ち伏せによる有利な攻撃が出来る
  • オペレーターからの誘導で、火力を展開するのに適切な配置が行われている
  • オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている
  • 地形情報のオペレートをうけることで、隠蔽がとれる地形が判っている
  • 地形情報のオペレートをうけることで、安定した射撃姿勢が取れるポイントが判っている
  • 会話をすることで緊張をほぐせる

イラスト

作画:辻斬燕丸@芥辺境藩国
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作画:辻斬燕丸@芥辺境藩国
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SS


対空1(文責:辻斬燕丸@芥辺境藩国)

○空が燃えていた

空が燃えていた。機銃によって無残に打ち抜かれた機体が落ちていき、漏れ出す燃料から火が出る。
赤い紅い空。太陽が悲しく輝く。いまここはまさに制空権を争っている真っ最中だからだ。
薄くかかった雲が燃えているように見えた。

芥試作機の量産型、蒼天・晴型は戦場の王として空に君臨している。
蒼く輝く機体に、真っ赤な炎。たった2機で戦線を制空権を維持している。化け物かとおもう。
その無機質な姿は何も感じさせない。ただ戦う様に恐怖を感じるだけ。


「11時より敵機接近数4、距離1000切りました小型ミサイルの射程範囲です」
「レーザーとガンポッドで迎撃する、ガンポッドの制御双海さんお願い」
「あいあいさー、任せて」

パイロット、コパイロット共に必死だ。額の汗も、全身から噴き出してくる嫌な汗も気にする暇もない。
激しいドッグファイト、にはならなかった。

晴型に近づくものは全方位攻撃で撃破、無茶苦茶な火力で接近するのすら困難だ。
この30mという巨体はただ単に燃料タンクがあるだけではない。
戦闘機とは思えない重装備が可能なのだ。レーザーにガンポッド、ミサイル対地爆弾。
特にレーザーが驚異的に強かった。弾速無限、射程拡散するまで無限という卑怯なポテンシャル。
さらに目標を正面に捕らえなくていいのが大きかった。どんな体勢からも攻撃してくるのだ。
敵を蹂躙していく姿は、空飛ぶ要塞といってもいいかもしれない。

「全機撃破を確認。ふぅロッテ戦術を考え出した奴は天才だな、ドイツの軍人だっけか」
「四機編隊で死角をもっとへらしたかってけどね。まぁ贅沢は言わないのっ」

「まぁそうなんですけどね。っとまたきましたね、ポストマンに食らいつきたいのか…、ふむ」
「何のんきなこといってるの、距離2000。中距離ミサイルなら飛んでくるって。いくよ、さっきと同じね」
「あ、了解。レーザー照準開始、旋回して突撃をかわしてみせます」
「ふふふ。お願いね」

レーザー照射を受けていることを知らせるアラームがなり始める。こりゃ骨が折れる。
「中距離ミサイル来ますね、ガンポッド頼みます」
「了解、ふふふお姉さんに任せておきなさいっ」
「はい、信頼してます。ECM起動、チャフをフレアの用意も完了」

「こちらポストマン、ミサイル回避の後反転して攻撃を仕掛ける」
「こちらウイングマン、了解。摂政、信じてますよ」

「フォック8、フォックス8。ポストマン急速旋回で一時的に散開を提案」
「こちらポストマン了解。Gに押しつぶされるなよ」

その巨体が、食らいついてくるミサイルを次々にかわしていく。
もともと横からきたミサイルなど当たる確立は低いのだが、念には念をいれた。
案の定、こちらが思っているより高性能なミサイルだったのだが。

「こちらポストマン回避成功。そちらどうだ」
「こちらウイングマン同じく回避成功。さぁ反撃といきますか」
「そうだな、いいな辻斬、双海、ゲドー。一機も逃がすな、徹底的にいくぞ」
「了解」

そしてまた空を舞う。


対空2(文責:辻斬燕丸@芥辺境藩国)

○攻撃

攻撃は最大の防御、といわれるのはごく最近になってから。
昔の戦争には防御三倍有利という原則があった。
指揮系統の問題である、攻める側はなかなか有効な戦術をとって戦うことができなかった。
陣地作成などもでき、防御方に有利できている。
だから攻撃側は防御側の3倍の戦力を投入するのが普通であった。

そして攻撃側有利になったのは、長距離攻撃が可能になったからである。
砲撃の技術である。敵の行動を制限し、接近戦になる前に消耗させる、撃破する。
一方的に攻撃できる技術が開発され、先進国はこぞって砲兵の強化に努めた。

/*/

出撃前の飛行隊。
控え室で出撃の機会を今か今かと待ち続けている。
燕丸はコーヒーが飲みたいと思った。だが飛行前のカフェイン摂取はいけない。
お気に入りのマグカップに水を入れて飲む。味気ない、あの強烈な酸味と苦味がほしい。
そんなことを思っていると、ちょうど目が合ってしまった。徒然なるままに双海に話しかける。

「敵は?」
燕丸が言った。
「多分いるよ。いつも通りたくさん」
双海があいづちをあわせる。
「よかった、なら大戦果あげられるね」
「うん、これで今までの恩を返せるね」
二人は笑った。迫り来る緊張をねじ伏せて。

「まったく、これから戦場に向かうのにのんきな奴だ」
「いいんじゃないすか、まぁ。」
摂政二人の会話。それだけ。
そもそもそんなによくしゃべる人じゃないが一人。パズルに必死になっているのが一人。
…まぁいいかと古くからの摂政はおもった。大戦果あげられるなら、それに越したことはない。

/*/

「攻撃は同時に火力を集中させて行う。何回も練習してきたロッテ戦術だ」
「うい了解、摂政。何回もやってきましたね、うん」
「そうだね。やっと息もあってきたしね」
「俺もおーけーだぜぇ。ディスペンサーコンテナの爆撃訓練もやったがやっぱり対空戦闘が一番やり込んだ」
「そうだな。俺らの仕事は空の掃除屋さん、ちょろちょろとばれたら困るから駆逐するのが第一」

全員自信に満ちた顔で微笑んだ。コックピットに乗り込む。

「電源とか大丈夫よね、うん」
「猫士さん丁寧にお願いねー」
「こちらいまからポストマンを名乗る、そっちはウイングマンだ」
「了解。チョーク払え」

そして戦場に飛び立つ。

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