松林「皆、気をつけてくださいね」
霧原「はい」
東堂「もちろん」
霧原「はい」
東堂「もちろん」
松林の言葉に二人が頷く。
三人の格好は迷彩塗装されている。
そして、敵に見つからないよう、周辺の障害物を使いながら、
匍匐全身で移動している。
三人の格好は迷彩塗装されている。
そして、敵に見つからないよう、周辺の障害物を使いながら、
匍匐全身で移動している。
霧原「……あれ?」
松林「どうしたの?」
霧原「何か、音がしたような……」
松林「どちらの方向?」
霧原「えーと……、向こうです」
松林「どうしたの?」
霧原「何か、音がしたような……」
松林「どちらの方向?」
霧原「えーと……、向こうです」
そう言って、二人は同じ方向に意識を向ける。
持っている双眼鏡でそちらの方向を見る。
東堂は二人が同じ方向を向いているので、そこ以外の場所に注意を向けている。
持っている双眼鏡でそちらの方向を見る。
東堂は二人が同じ方向を向いているので、そこ以外の場所に注意を向けている。
霧原「……何の音だろう?」
松林「行ってみましょう」
霧原「はい」
東堂「わかった」
松林「行ってみましょう」
霧原「はい」
東堂「わかった」
そして、三人は音のする方向へ向かう。
移動しながらも周辺に不信な目印や、痕跡が無いか探しながら。
移動しながらも周辺に不信な目印や、痕跡が無いか探しながら。
東堂(音がしたということは、人か、或いは移動に使われている物と
見たほうがいいな……)
霧原(少しでも多くの情報を持って帰らないと!)
松林(鬼が出るか、蛇が出るか。
まあ、鬼が出られたら困るんだけど)
見たほうがいいな……)
霧原(少しでも多くの情報を持って帰らないと!)
松林(鬼が出るか、蛇が出るか。
まあ、鬼が出られたら困るんだけど)
そして、偵察は続く。
少しでも有用な情報を持って帰るために、
仲間が少しでもやられる可能性を下げるために。
少しでも有用な情報を持って帰るために、
仲間が少しでもやられる可能性を下げるために。
文責:常世 知行