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防空リレーSS2:芥辺境空港航空基地編

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futami

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同日PM23:52 芥辺境空港航空基地 司令部


「きゃりっじAWACS一番機より報告、飛行する彼我不明機を発見」
「データに適合なしアンノーンです」
「機体の形状より、爆撃機と推定」
「予想されるコースは関東方面と思われます」
「現時点でアンノーンを敵性と判断、迎撃態勢に移る、敵機侵入を大統領府並びに各国首脳に連絡」

報告を受け取り、一瞬に戦闘システムとして一変していく司令部の中で荒川真介は自分にはシリアスなセリフ死ぬほど似合わねえなぁと内心思いながら、指揮を執っていた。
かつては単独防御もままならない田舎国家であったが、いや田舎なのは今も変わらずだが昔とは違うと思いたかった、少なくとも滅びをただ待つあの時とは違った。
「待機中のパイロットに緊急出撃を、民間機にも道を空けさせろ」

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同日PM23:55 同基地パイロット待機所
「白河さんっ」
「おう、出撃だな」
ヘルメットを抱えながら白河 輝は慣れた手つきで出撃準備にとりかかる。

「敵は?」
「正体不明機らしいです、新型かも知れません」
少し遅れてついていく三園晶、芥辺境が誇るフライトオフィサーの二人はすでにプリフライトチェックが終わった蒼天・晴型に滑り込む。
『聞こえますか、聞こえます?』
「聞こえてます」
『リワマヒ国のきゃりっじAWACSの後退を援護しつつ、レンジャー連邦のラスターチカのフォローにまわってください』
「了解だ」
爆音を響かせながら2機の蒼天晴型が天空に飛び立った。
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