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ウルフ×フォックス6


521 名前: 名無しさん@ピンキー  Mail: sage 投稿日: 2008/04/02(水) 14:27:37 ID: e/ZgwCci
436-442を投下した者です
前回のにレスくれた方、ありがとうございました
発情ウルフというレスを見てネタが来たので続編SS投下します
今度はウルフが発情しています でもウルフ×フォックスです
途中ちょっと痛い表現あるかもしれません




フォックスは眠ったままうなされていた。
身体が重い。何か大きなものが己の上に堂々と乗っかっている。
なんなのだ。
無理やり覚醒させられ、あまりいい気分ではないまま、手をそれに伸ばした。
掌に触れたのは、ざわざわとした毛並みである。

「……おい、ウルフか?」
「あ?ぁあ…フォックスか。
済まん、お前が起きないから少し寝てしまった」
ウルフがもぞもぞと己の上で動いた。手をつき、頭を軽く横に振っている。
上からはどいてくれない。

「意味が分からない…部屋を間違えたのか?」
「そういう訳ではない」
「……酔っているのか?」
「シラフだ。まあいいからお前今から俺に身体貸せ」
「はあ?」
言ったと同時に服を脱がしにかかられた。

「ちょっと待て!いきなりすぎだろ!」
慌てて抵抗すると、ウルフが心外だと言わんばかりに己の腕を掴んだ。
負けてはいない、フォックスもウルフの腕を掴みかかる。
目が合った。
「俺は別にいきなりじゃない。 起きるまで待った。宣言はした。
 順序を踏んでいるぞ、俺は」
「俺に何が言いたいんだそれは。…いやそういうことじゃなくて!」
ウルフは、冷静そうな声とは裏腹に、目が血走っている。
それが獣としての習性から来ているものだと、フォックスはすぐに理解した。
今日はお前か。

「いいから落ち着け、ウルフ。お前言ってたよな。
 別にそれ、コントロール出来るんだろ?」
「……出来るがしたくない」
「ふざけるなよ!」
「いいから黙れ、フォックス」
ぐ、と腕を持つ手に力が込められ、軽く睨まれる。
「俺はあのときお前に付き合ってやった、
 だからお前も俺を受け入れるべきだ、そう思うだろ?」
そう言われると立つ瀬がなかった。
その件に関しては、自分はウルフに弱みを握られているようなものだ。
しかし何故そんな真剣な口調で言う…。
フォックスは口をつぐまされ宙ぶらりんの気持ちのままウルフの腕を掴んでいた。
それを軽く払いのけられ、あっという間に服を剥がされる。
じゃあ俺が突っ込んでやろうか、前と逆の立場なんだから…、
そんな台詞もチラリと頭をよぎったが、ウルフの妙な迫力に、とてもじゃないが言い出せなかった。
まあいい。とりあえず目は覚めたから、対応は出来る。

すぐに口を舐め回される。
その舐め方がまたいやらしい。
唇の内側に舌を入れられ、歯列を舐めあげられ、外側ばかりをなぞりあげられる。
それは劣情からというよりは、以前のフォックスを真似してからかっている動きである。
ずいぶんと余裕のあることだ。発情しているくせに。
腹が立つやら悔しいやらで、己は思い切り反応してやった。
噛み付きかねない勢いで舌を受け入れる。己の口の中で互いの唾液が混ざり合う。
無理やりでも口中に引き止める。俺はとうへんぼくだったお前とは違うんだ。
…なんだか乗せられている気もする。

一通り舐め終わって満足したのだろう、ウルフが己を後ろに向かせ、そのまま背後へ回った。
はあ、と待っていると、いきなりウルフのモノがそこに宛がわれて、
フォックスはぎょっとした。

「ちょっと待てよウルフ。…少しは慣らしてくれ」
「前はいきなりでも大丈夫だった」
「……頼むからもうそれ持ち出さないでくれよ!」
「あれだってお前だろうが。……ああもう面倒だ、やりたきゃ自分でやれ」
「は?」
言われていることがよく分からなくて、フォックスが聞き返すと、
ウルフが待ちきれないようにイライラと言葉を続ける。
「やりたいなら自分で慣らせと言っている。でなきゃ俺はこのまま突っ込む」
なんてことを言い出すんだろう、こいつ。
けれどもその間にもぐんぐんと後ろから迫ってくる。
「……分かった。分かったから、無理矢理押し付けないでくれ」

本当に仕方がない。
フォックスが後ろへ手を伸ばして相手のそれを払いのけ、少しずつ指で己を触り始める。
するとウルフが後ろから身体を無理に掴んで、そのまま力任せにフォックスを反転させた。
座り込んだウルフの身体に向かって全身を思い切り突っ込ませられる。
相手の腹毛の中にぶわりと顔を押し付けさせられたかと思うと、
そのままフォックスは頭をウルフの下半身に下降させられた。

何故己はこんな器用なことをしなければならないのだろう。
牡臭い匂いを口いっぱいに味わいながらフォックスは思った。
口の形が形なので、ほぼ直角にウルフの性器を咥えさせられている。
顎は開きっぱなし、涎がだらだら垂れていく中で、
己の厚い舌だけを使って上下に愛撫しなくてはならない。
もっとひどいのは同時に自分も相手にしなければならないということだ。
胡坐をかいて座り込んだ相手の股間に顔を突っ込み、顎を支えられ、
片肘をついた四つん這いの亜種のような形で、己の手指を自らの尻へ回している。
これから犯される為に自分で自分の入口を広げさせられるとは。たまったものじゃない。
今の己の全身図を客観的に想像して、フォックスは泣きそうな顔になった自分を思った。
これを上から見下ろしているウルフはきっとそれが全部見えている。
尻尾をバタバタと振って「見るな!」と強調してみた。
多分無駄なことだ。
いっそ尻尾はだらりと足の間に下げ入れて、己を弄る指を隠してしまおうか。
…それはそれで怯え屈服しているようで面白くない。

全てあのときの自分が悪いのだろうか。
いや違う、俺は悪くない、こいつが悪い。
いつまでもあれを引きずってこちらをすかし脅し辱めて言うことを聞かすこいつが悪い。
そもそもあのとき何故己はこいつを相手に選んでしまっていたのだろう。
あのときの自分は何を考えて…
クソッ、またあの色狂った自分を思い出してしまった。

ウルフがこちらを見て笑っている。
結局は従順なこちらが愉快なのだ。
クソ…畜生!
急に歯を立て口の中のものに思いきり噛みついてしまいたくなったが、流石にそれは後が怖い。
フォックスは喉の入口が拒否したがっているのをなんとか我慢しながら、
ぬるぬるとした口の中で舌を動かし続けた。
同じように指も己に向かって突き動かす。
二本、三本、入れてみるが、こんな体勢では結局奥までは指が届かない。
もういい、適当にしておけば後はなんとかなるだろう。

「ウルフ、もう…大丈夫なんだけど」
「入れてくださいは?言えよホラ」
「ッお前が入れたがってんだろ!俺はどうでもいいんだはっきり言って!」

投げやりな自分の言葉に、ウルフがカチンとしたのがフォックスにも分かった。
けれど、そんなこと知ったことじゃないと思った。
さっきからずっと、勝手なことばかりだ。
本来ならば入れさせて下さいとでも言って頭を下げろなどと言ってやりたい。
しかし相手は全くそういう気持ちではないようである。

「お前…この俺様に向かってそんなこと言えるとはいい度胸だな」
「なんだよ……別にいいじゃないか、事実だ」
「事実じゃねえ」
「事実だろ!」
フォックスが声を張り上げると、ウルフが己の身体を振り払うようにして立ち上がり、
ずかずかとフォックスの後ろへ回っていった。
己もすかさず立ち上がろうとしたが、
四つん這いのそれから立ち上がるにはどうしても一歩遅くなる。
もう間に合わなかった。
腰を力任せに掴まれ寄せられ、下半身を身動き取れなくされてから尾を上へどかされる。
何か嫌な予感がして後ろを振り向く前に、思い切り性器の根元を握られた。
「な―――ッぐああああああッ!」
そこを強く握り締められたまま、いきなり一気に挿入された。

ぞんざいにしか慣らさなかったそこへ一息に硬いものを突きこまれ、
全身の毛穴が開くように己の毛が逆立った。
熱い、痛い、焼け付くようだ、たまらない。
気持ちいいとか性感だとかそういうものは一切飛び越している。
しかも性器は思い切り握り締められたままだ。
そのままで、ウルフは無理やり抽迭を開始しようとし始めている。
どうやらこちらへの快楽を一切否定し拒否させるつもりのようだ。

冗談じゃない。快楽はともかく、それ以前に痛いのだ。
放せ、と言おうした瞬間に、にじゅりと一度大きく抜かれ、また強く奥まで挿れられた。
思わずフォックスは大きく呻いた。本当に、たまったものじゃない。
奥に入られる度に性器が根元からきつく締め上げられる。
その度に身体の中心がぎゅっと縮こまる思いがする。
その握る指の力が少し緩められ、かと思うと、
中に入るのと同時に勢いづけられて一気に握られる。
何度もそれらを繰り返される。身体が痛みでぶるぶる震える。ウルフが笑っている。

太ももの毛が上のほうからたらたらと熱く湿っていく。
きっと血だ。己の血が流れている。
己のそこは無理やりこじ開けられて力いっぱい拒否しているのだ。
性器は握り締められていて痛い。きっと充血して真っ赤だ。とにかく痛い。張り詰めている。
なのに、ウルフの動きからは一切それらへの考慮は感じられない。
フォックスは悟った。こいつ力加減を全く考えていない。
自身のいらつきのまま衝動のままこちらの身体を痛めつけている。
このままでは真剣に、生命レベルで危険だ。
性行為とは別のところで、フォックスの背筋が寒くなった。

「ちょっとウル」
「うるせえ」
駄目だ、聞く耳を持っていない。
なんとかしなければ、そう焦ったとき、ウルフが背中にぐっと抱きついてきた。
身体ごと押し付けられる。そのままウルフの奮えが伝わってきた。
フォックスはどうすることも出来ずに、己の性器をびくびくと握り締められながら、
中に精液を吐き出されていった。

これで、終わった、とりあえず…。なんとかおかしなことにはならなかった。
フォックスは思わずほうと安堵のため息をついた。
が、すぐに己の中から出て行かないウルフに気がついた。
それどころか、またむくむくと体積と硬さを増していっている。
「おい、ウルフ…?」
「俺が」
そこでウルフは一度一息つくように間を空けた。
それからもう一度改めて腰を掴まれる。フォックスの身体がぎくりとする。
「これで終わる訳ないだろうが。
 というかお前が素直になるまでやり続ける。このまま終わってたまるか」
「ッ!お前、いいかげ、うわ、っあ」

また動きだした。信じられない。こちらは押さえられ続けているのだ。
だいたい素直ってなんだ。この間言っていたきちんと言えってのはそういう意味だったのか。
俺はいつでもお前へ尻尾を振れと?いつでも交尾を求めろと?
冗談じゃない。何考えてるんだ。俺をなんだと思っているんだ。せめて対等だろ。
フォックスの頭がぐるぐると回っているうちに、
すぐに回復したウルフによってまた己の身体が支配され始める。

「ウルフ、待てって、俺はもう」
「オラッ!あァ?どうして欲しいんだ!?」
また奥まで力任せに突かれる。
うわあああ、と大きく叫ばされた。もちろん性器も力任せに握り締められている。
完全に人の話を聞く耳を持っていない。しかも身体も思い切り固定され、逃げられない。
「あァ、なんだ!?言わないとこのままだぞ!」
「うぁッ、あッ、うあああ、ッ、ッ!」
痛いとかそういうことより、今度は律動によって喋ることが出来ない。
こんな動きの中でまともに話せる訳がない。
こっちにやらせたいことと本人がやっていることが完全に矛盾している。
こいつ完全に頭に血が上っている。本当にもう…。

「ごめ、ごめんッ、ごめんウルフ、ぐあッ、うあああッ」
とにかくフォックスは必死に口を動かせ、謝った。
もうなんだかよく分からなかったが、謝るしかないと思った。
「とっとと言えよこの野郎!面倒かけんな!」
ガシガシと物凄い勢いで腰を打ち付けられる。何を、何を言えばおさまるのだ。
「だ、だから、ッえっと、俺も、俺もしたい、俺もイきたいってッ!」
「ハァ?何だッ?もっと言えよ!」
「だから、俺も、っイきたい、お前としたい、やりたい、手を放してくれッ」
「だからッ?なんだって!?」
「まだ…!?だ、だから……ッ!」

「ッ頼む、ウルフ、お願いだ、もう、頼むよ、もう駄目なんだッ」
「はァッ?ナニがッ!?」
「だから…、……ッ、ッ!」
下に俯きながらフォックスは必死にウルフに恥ずかしいことを言い続ける。
だんだん意味が分からなくなってくる。
悔しいことに少しずつ、己の身体の中に痛みだけでないものが生じてきている。
本当は言わされている通りなのか?俺は本当に求めていたのか?
いや違う。これは命の危険を回避しているだけだ。
股間を締められ後ろは何度も犯され口は辱められているこの状況で、
何よりも優先すべきはプライドより快楽より身体の安全だと決めただけだ。
だからこんなこと言うのは仕方ないのか?
いや違う。だっていつの間にか己は本当にイきたがっている。
けれどはちきれそうなペニスは未だ強く根を握られていて、
本当は射精したいのにどうすることも出来ず、ますます痛くなっていく。
突かれ続ける後ろだってもうずっと熱くておかしくてたまらない。
いや違う。全部違う。もう何がなんだか分からない。
どうでもいいからもう早くどうにかして欲しい。

「言えよッ!ナニが駄目だってッ?あァ!?」
「お、俺の、が、ッ痛いんだ、あ、いや違う、もう、イきたいんだッ、放してくれッ」
「あァーッ!聞こえねえなあッ!」
「嘘つけ、聞こえてるだろッ!ッうあ、あうう、分かった、分かったよ、
 俺も、イきたい、入れて欲しい、もう限界だッ!
 本当、だから、ごめん、入れてくれ、やって、ッしてくれよウルフッ!」
「ッ最初からそう言え!」

もう入れてやりまくっているじゃないか、わざわざ言わせて何様のつもりだ、この野郎、大馬鹿野郎、
そんなことは迫力負けして口には出せず、
胸の中で叫ぶだけでフォックスにはいっぱいいっぱいだった。
けれどなんとか、助かった。やっとこのおかしな状況から解放される。
ウルフがようやく無理やり突くのをやめ……ない。

「ちょっと待てって!このままだと俺、本当に」
激しさに死んでしまう。そうでなくとも不能になる。
「ァあッ、ほら、手は放してやったッ!
 お前がしろって今言ったんだろ!やめる気はねえ!」
「そんな、あ、ッああーもう嫌だッ!ぐ――ッ!」
「何が嫌だッ!さっきからッ、こんなぐっちゃぐちゃじゃねェかてめえは!」
ウルフがフォックスの濡れた太ももを下からわしわしと撫で付けた。
さっきたらたらと湿っていったところだ。いつの間にかだらだらになっている。
それは血だろ、とフォックスが言う前に、ウルフがその手で己の口元を押さえつけた。
その匂いがフォックスの鼻元に広がる。思わず眉が寄った。
これ、血じゃない。
というか、………。
信じられなくて耳が逆立ちぶるぶると震える。
それは、己の血ではなく、己の…、いや、相手の…?でも、タイミングからいって…?
それは精液であった。
血やら汗やら他のものも多少混ざっていたが、確かに精液の匂いと味であった。
押さえられていたのに、何故?…痛みの中でいつの間にか、出していたのか…?
しかも、自分のものなら、もしかしてかなり最初の方で…?
なんで、俺、そういう時期過ぎてたはずじゃ、本当に、なんで、こいつ相手だと…だから…?
フォックスがよく分からない間に、その指が己の口中に入り込んでくる。
だらだらした指で舌を挟まれ舌上をぐにぐにと押さえつけられる。
うえ、となったが、逆らえなかった。正直、もう逆らいたくなかった。
「オラッ、もっと言えよ!どうなりたい、あァ!?」
「うあッ、イ、うう、ひあッ!
 イ、イひたッ、イひたいッ、イかせてッ、うわあ、あああッ!」
舌を押さえつけられながら繰り返し言わされ続け、そのままフォックスは射精させられた。
ウルフも同じように中で射精している。何度目だ。もう全部がどろどろだ。
その後もそのまま長い間、フォックスは連動して口と後ろを犯され続けた。

**********

「……痛い」
お互い落ち着いた頃には、もう朝方だった。
フォックスは座り込んでいた。正確にはうずくまっていた。
身体はもう動かせないほど疲労が溜まりきっているのに、
痛くて腰がしっかりと下ろせないのだ。
「……いや、なんだ、その……済まん」
ウルフが謝りの言葉を口にしてくる。
じろりと睨むと、申し訳ないのか何なのか、相手はむすりとよく分からない顔になっている。
「……何がコントロール出来るだ。嘘ばっかりじゃないか」
「嘘ではないんだがな…しなかっただけで」
「しろよ。しなかったじゃないよ。もし俺が死んだらどうするんだよ。
 死ななくても病院にでも運び込まれてみろ。…どっちのチームにとっても大恥だ」
「流石に俺もそこまでは、しないと、思う」
「思うで殺されたり取り返しがつかなくなったらこっちは堪ったものじゃない。
 俺は命も男も捨てたくはないんだ」
「………」

己の言い方に、ウルフは少し黙った。
構わずにフォックスは続けた。
「もうこんなのはこりごりだ俺は。命の取り合いは戦場だけにしてくれ」
「……全くだ。同感だな」
「分かったか。……分かってくれればいいんだ」
殊勝な返事をする相手に対しうっかり頬が緩み、安堵の笑みを投げかけた。
ウルフがにやりと笑った。
「次からお前が早く折れれば何の問題もない」

「……いい加減にしろ。俺はもう二度とスターウルフとは組まない」
「それは結構な話だな。
 お前がそれで満足出来るなら好きにしろ、フォックス」
「………………」
鼻で笑う相手に、今のフォックスには出来るとも出来ないとも言い出せなかった。
チームの事情もあるし、やはりどうしてもその、己の事情もちらつくのだ。
結局はまた俺が何も言い返せなくなって終わるのか。
フォックスは口の中で小さく、この馬鹿野郎と呟いた。




おわり

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最終更新:2008年04月12日 13:13