深夜のテンションに任せて投下します。全部で6レスほど(ここ含めて7レス)
- フォックス×ファルコで発情期ネタ。
- エロ部分、かなりぬるいです……。
- 801臭いので、そういう雰囲気が苦手な方はごめんなさい。
- フォックスもファルコもうじうじ悩んでるので、そんな暗い話より俺はそうめんがいいぜ!って人はごめんなさい。
以上、平気な方は読んで頂けると嬉しいです。
「ふっ……く……」
こらえられない声が、くちばしの隙場から漏れだす。
ファルコは四つん這いのまま、熱で浮かされた頭を微かに振った。
与えられる刺激は思考すら奪うほどに甘く、それでいて上りつめるほどではない。
もどかしい刺激を与えられ続けた頭はどうにかなりそうだ。
「も、止めろって」
「えぇ? でも慣らさないと。痛いの嫌だろ?」
そう言うと、フォックスはぺろりとファルコの秘穴をなめ上げた。
敏感なそこを熱く長い舌が這う。
刺激で一瞬閉まったあと、熟れきったそこは何かを求めるようにひくついた。
尾羽を軽く引っ張り、尻の円みを撫でまわすとファルコの喘ぎが大きくなる.
快楽に溺れるファルコに自分の欲が煽られ、ぞくぞくするような暗い喜びが体の奥から湧きあがった。
「やっ……!」
唾液で十分に濡れたと見るや、無遠慮に指がつき立てられる。
穴はフォックスの指を拒むことなく、一気に奥まで飲み込んだ。
ぞわりと背筋を這う感覚をこのひと月で幾度となく味わったが、未だに慣れない。
それでも怒張したファルコ自身は全く萎えず、それどころか何かを待ちわびるかのように欲望の涙をこぼした。
「力抜いて……。大丈夫、優しくするから」
小さく体を震わせているファルコの背へ、なだめるようなキスが落とされる。
フォックスは空いている左手を前に回すと、軽くファルコのモノを握ってしごいた。
前への刺激で気が逸れ、甘い吐息が漏れだしたのを確認し、少しづつ指を動かす。
舌でほぐされた穴はすぐにフォックスの指を受け入れ、肉壁が柔らかく絡みついた。
優しく動かすと、んぁ……、とファルコが小さく呻く。
その呻きの中に怯えがなくなったのを知り、フォックスは微かに笑った。
「ヘンタイ」
そうフォックスが言うと、振り返ったファルコはうるんだ瞳で睨みつけ「うっせぇ……!」とだけ呟いた。
仕返しとばかりにフォックスが指を二本に増やして中をかき混ぜる。
急に増やされた刺激に耐えきれず、ファルコは大げさに体を震わせて喘いだ。
体内で蠢く指が三本になり、粘着質な水音が聞こえ始めてくると
フォックスは四つん這いのファルコに覆いかぶさって耳元で囁いた。
フォックスの欲望がファルコの背に押し付けられる。その熱さと硬さにファルコは身震いした。
「もうそろそろいい? てか俺、限界なんだけど」
「駄目だって言ったら……、入れない、のかよ」
「いや、入れるけど」
こんな姿見せられて我慢できるわけないじゃん、と言ってフォックスは左手でファルコ自身を強く握った。
熱く脈打つそこは、ファルコ自身もその時を待ち望んでいることを示しているようだった。
「好きにしろ……っ」
「素直じゃないなぁ」
たまには「入れて……!」とか言われたいな、などと呟きながらフォックスはファルコの体を抱き上げ、仰向けにした。
うるんだ瞳をそらし、ファルコはぽつりと言う。その言葉を聞いて、フォックスは一瞬動きを止めた。
「別に、俺は……、したいわけじゃねぇし」
うなだれて「ゴメン」とフォックスが漏らす。声は低く、表情は一切消えていた。
無理につき合わせてるのは自分なのに、何を言ってるのだろう。空しさがこみ上げてくる。
冷めた空気が二人の間に流れた。
「いい、から。続き。ここまでしといて今さら遠慮なんかすんなよ」
頬を上気させながらファルコが言うと、フォックスはようやく動きを再開した。
本当にごめん、すぐ終わらせるから、と言いながらファルコの後頭部の羽根を撫でる。
力の入らないファルコの足を抱えあげ自身の切っ先をファルコの秘穴にあてがうと、腰に力を込めて一気に挿入した。
「んゃ……! おま、いきなり、深っ……!」
最奥まで刺し貫かれたファルコは身を震わせ、フォックスの背に手をまわしてすがりついた。
刺激が頭も体も駆け巡る。苦痛か快楽かも判別せず、ただ波に翻弄されるように目眩がする。
固く閉じた目から一滴涙がこぼれた。
フォックスはそんなファルコを見つめ、小さく速い吐息を吐きながら腰を振り続けた。
自身に絡みつく熱いファルコの体内が目の前が白くなるほどの快楽をもたらす。
押し込むとぬるついた肉壁が柔らかく抵抗し、その摩擦が刺激となる。
引き出せば離すまいとするかのように吸いつき、締めつける。
とろけるような快楽はフォックスの理性を奪い、ただ欲望のままにファルコを貪った。
「ひぅ……っ!」
「ココ、か?」
フォックスがある一か所をつきあげた瞬間、ファルコは閉じていた目を見開いて声にならない叫びを上げた。
にやりと笑うと、フォックスはそこを集中的に攻める。
一気に押し込んでくりぐりと突くと、ファルコはくちばしの端からよだれを垂らして喘いだ。
体内の締め付けが一層強くなり、フォックスの口から熱い吐息をこぼれる。
「ごめん、も、いく」
そう切れ切れに耳元でささやくと、背に回されたファルコの腕の力が強まった。
体が溶けあい、つながった部分から一つになるような錯覚がする。
―― このまま、体だけじゃなく心まで一つになれればいいのに ――
「あぁ……っ! あぁぁぁああああ!」
「ふっ! ふぁる、こ!」
最奥につき入れた瞬間、ファルコが悲鳴のような声をあげて達する。
その締め付けで、たまらずフォックスも熱い欲望をファルコの体内に放った。
「あつ、い……っ」
体内に流れ込む、どろりとしたフォックスの欲望。
その熱さまでもが甘美な刺激となってファルコに絡みつく。
飲み込めきれなかった液が、コポリと音を立てて結合部から漏れだした。
「ファルコ……」
強すぎる快楽でぐったりとするファルコに、フォックスがそっと口付ける。
背に回されたファルコの腕はしっかりとフォックスを抱いたままだった。
………
……
…
「じゃ、俺、シャワー浴びてくるから」
そう言って、ファルコはするりとベッドから抜け出した。
うん、と呟いてフォックスがベットの縁に腰かけるのを横目で見ながら、おぼつかない足取りでシャワールームへ向かう。
扉を閉めて蛇口をひねると、熱い湯が降り注いだ。
初めてフォックスに抱かれたのはひと月前だ。
発情期がどうしても辛い、性処理を手伝ってくれないかと泣きそうな顔で頼まれた。
半ば襲われるように抱かれ、欲望のはけ口にされてしまった。
それでも、行為が終わった後で泣きながら謝られ、許してしまったのだ。
その顔があまりに悲しそうだったから。
ずるずると関係は続き、今日もこうして抱かれてしまった。
初めは嫌だったはずなのに、今ではどこかこの行為を期待している自分がいる。
体は抱かれることで快楽を得るようになった。
いまではフォックスの欲望が体内に入ってくると、足りなかったピースがはまったかのような充足感が体に走る。
体が快楽に慣らされ変わったかのように、心まで変わってきているのだろうか。
フォックスは単に発情期の性欲を発散するために行為をしている。
……そのことを「悲しい」と思うなんて。
「フォックス」
閉じた瞼に浮かぶのは、いつもと同じ優しい彼の笑顔。
その名を声に出して呼べば、心は痛んだ。
471 :Secret of my hurt 5/6:2009/03/27(金) 01:55:05 ID:Taqw3PPO
ファルコの背がシャワールームへ消えて行くと、フォックスは小さくため息をついた。
初めてファルコを抱いたのはひと月前のことだ。前から彼のことが好きだった。
パイロットとしての確かな技術、頼りになる背中、乱暴な言葉の奥に隠れた不器用な優しさ。
そのすべてが自分を虜にした。どうしても好きで、でも言えなくて。
発情期のせいにして抱かせてほしいと頼み、強引に抱いた。
行為が終わって、ただ空しさがこみ上げ泣きながら謝ると、ファルコは困ったような笑みを浮かべて許してくれた。
そして、また性処理を手伝うと言ってくれた。
それが愛ではなく友人への優しさによるものだと知りながら、自分はファルコを抱き続けている。
優しさに付け込んで、逃げられないようにして。
最低だ。本当に、最低だ。自分は友人としての彼を裏切ったのだ。
「ファルコ」
閉じた瞼に浮かぶのは、照れたような彼の笑顔。
その名を声に出して呼べば、心は痛んだ。
愚かな鳥と狐は互いの心も知らずに嘆き続けた。
そのすれ違いは後に別離を生み、更なる痛みと悲しみを二人にもたらす。
声にならない悲嘆の叫びは、ただ、星の海にこだました。
<了>
投下は以上です。
どうやったらエロ部分をもっとがっつり書けるのか……。
精進します。
読んでくれた人、本当にありがとうございました。
最終更新:2009年09月15日 00:25