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SWGはMMORPGであるが故に、Patchがリリースされるごとにstringデータはその都度 追加修正されます。 ここでは、追加修正されたstfデータの整理から翻訳、stfファイル作成までの手順を説明します。 ---- *■Patchリリース後、更新されたファイルをチェックする **使用ツール -[[SWG Explorer 1.5>http://mods.mandalorians.de/system/infusions/pro_download_panel/download.php?did=15]]&br()stfファイルの保存、htmlへエクスポートを行うツール。&br() 「.Net Framework」が必要です。(.Net Framework 2の手動インストールでOK) **手順 まず、ExplorerでSWGフォルダを開き、最新のPatchファイルの番号を確認します。 #ref(1.png) 続いて、SWG Explorer でtocファイルを開き、先ほど確認したPatchで更新or追加されたstfファイルをピックアップします。 #ref(2.png) #ref(3.png) #ref(4.png) #ref(5.png) #ref(6.png) #ref(7.png) これで、stfファイルからhtmlファイルへのエクスポートが完了しました。 ---- *■新旧データの比較 **使用ツール -Microsoft Excel -[[表合成(Excelアドイン)>http://nari464.hp.infoseek.co.jp/dougu.htm]]&br()2つのhtmlファイルを合成するためのExcelアドオン。 **手順 Excelを起動 表合成(Excelアドイン)で2つのhtmlファイルを合成して更新された箇所を特定します。 例) 1) 下記のように英語ファイルと日本語ファイルがあるとします。 英語のstringファイル |~index|~name|~value| |1 |jedi1 |Obi-Wan Kenobi | |2 |jedi2 |Qui-Gon Jinn | |3 |jedi3 |Yoda | |4 |others |R2-D2 | 日本語のstringファイル |~index|~name|~value| |1 |jedi1 |オビ=ワン・ケノービ | |2 |jedi3 |ヨーダ | 2) 2つのファイルのname値を参照してテーブルに列を追加し、合成します。 |~index|~name|~value|~value_j| |1 |jedi1 |Obi-Wan Kenobi |オビ=ワン・ケノービ | |2 |jedi2 |Qui-Gon Jinn | | |3 |jedi3 |Yoda |ヨーダ | |4 |others |R2-D2 | | ---- *■翻訳 日本語化されていない箇所を翻訳します。 例) |~index|~name|~value|~value_j| |1 |jedi1 |Obi-Wan Kenobi |オビ=ワン・ケノービ | |2 |jedi2 |Qui-Gon Jinn |&color(#FF0000){クワイ=ガン・ジン} | |3 |jedi3 |Yoda |ヨーダ | |4 |others |R2-D2 |&color(#FF0000){R2-D2} | **文字ルール -英数文字は半角で入力する。 -感嘆符や疑問符(!?)は全角文字で。 -改行しない。 -キャラクター名には括弧で英語名を付ける。(例:ジャバ様(Jabba)) **翻訳ルール すでに翻訳されている文字列を参照し、スタイルを合わせて下さい。 ---- *■stfファイルの作成 **使用ツール -STF Edit&br()[[配布元のサイト>http://swgemods.com/]]は頻繁に落ちてます。&br() 直リンク &ref(StfEdit.zip) -[[Stirling>http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se079072.html]]&br()バイナリエディタ **stfファイルのフォーマット >CD AB 00 00 01 &color(#FF0000){[** **(行数+1)]} 00 00 &color(#FF0000){[** **(行数)]} 00 00 >&color(#FF0000){[** **(行番号)]} 00 00 &color(#FF0000){[checksum?]} &color(#FF0000){[** **(文字数)]} 00 00 &color(#FF0000){[unicode文字列(2byte)]} >&color(#FF0000){[** **(行番号)]} 00 00 &color(#FF0000){[** **(文字数)]} 00 00 &color(#FF0000){[ascii文字列(1byte)]} ※[** **(行数)]: 16進数表記 例) 1行目… 01 00 10行目… 0A 00 256行目… 00 01 ※[unicode(2byte)]: little endianで表記。 ※[checksum?]: crc32だと思うがよくわからん (FF FF FF FFで代用可) ※[** **(文字数)]: そのセルの文字数を16進数で表記。文字数=byte数 例) このようなテーブルのstfファイルがあるとします。 |~index|~name|~value| |1 |jedi1 |オビ=ワン・ケノービ | |2 |jedi2 |クワイ=ガン・ジン | |3 |jedi3 |ヨーダ | |4 |others |R2-D2 | バイナリエディタで見ると次のようになっています。 CD AB 00 00 01 &color(#FF0000){05 00} 00 00 &color(#FF0000){04 00} 00 00 //ヘッダ &color(#FF0000){01 00} 00 00 FF FF FF FF &color(#FF0000){0A 00} 00 00 &color(#FF0000){AA 30 D3 30 1D FF EF 30 F3 30 FB 30 B1 30 CE 30 FC 30 D3 30} //index=1のvalue値 &color(#FF0000){02 00} 00 00 FF FF FF FF &color(#FF0000){09 00} 00 00 &color(#FF0000){AF 30 EF 30 A4 30 1D FF AC 30 F3 30 FB 30 B8 30 F3 30} //index=2のvalue値 &color(#FF0000){03 00} 00 00 FF FF FF FF &color(#FF0000){03 00} 00 00 &color(#FF0000){E8 30 FC 30 C0 30} //index=3のvalue値 &color(#FF0000){04 00} 00 00 FF FF FF FF &color(#FF0000){05 00} 00 00 &color(#FF0000){52 00 32 00 2D 00 44 00 32 00} //index=4のvalue値 &color(#FF0000){01 00} 00 00 &color(#FF0000){05 00} 00 00 &color(#FF0000){6A 65 64 69 31} //index=1のname値 &color(#FF0000){02 00} 00 00 &color(#FF0000){05 00} 00 00 &color(#FF0000){6A 65 64 69 32} //index=2のname値 &color(#FF0000){03 00} 00 00 &color(#FF0000){05 00} 00 00 &color(#FF0000){6A 65 64 69 33} //index=3のname値 &color(#FF0000){04 00} 00 00 &color(#FF0000){06 00} 00 00 &color(#FF0000){6F 74 68 65 72 73} //index=4のname値 **手順 +STF Editで日本語stfファイルを開き、今回のPatchで更新された行を追加後、ファイルを別名保存する。~~(保存したファイルは文字化けしています) +Stirling(バイナリエディタ)で元の日本語stfファイルと行を追加したファイルを開きます。 +新ファイルの差分を旧ファイルにコピー&ペーストします。~~(差分は、ヘッダとname列、value列の3ヶ所) +続いてname列とvalue列の文字化けした部分に和訳した文字列を直接入力していきます。 +完成したらファイルを保存します。 **ファイルが完成したら… SWG Explorer 1.5で読み込んで正しく表示されていることを確認して下さい。 **ファイルの保存(インストール) 出来上がったstfファイルを下記のフォルダに保存します。 フォルダがない場合は作成して下さい。 (作成の過程でファイル名をリネームしている場合は、元のファイル名に戻して下さい) C:\Program Files\StarWarsGalaxies\string\ja 例) quest/ground/c_entertainer_trainer.stf を保存する場合は、 C:\Program Files\StarWarsGalaxies\string\ja\quest\ground\ の中に c_entertainer_trainer.stf を保存します。 **クライアントで表示確認 SWGクライアントを起動して該当箇所が正しく表示されているか確認して下さい。 ---- *■フィードバックを得る キャラクターの種族やプロフェッションの違いによって表示確認が行えない場合があります。 現役プレイヤーの皆さんのフィードバックをお待ちしております!!
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