【レイヤー3スイッチ】layer 3 switch
IPパケットの転送処理をハードウエアで実施する
ルーター。通信事業者向けの高性能ルーターもパケット転送処理をハードウエアで実施するのが一般的だが,レイヤー3スイッチは
LANスイッチの機能も兼ね備えており,主に企業内LANで使用される。
レイヤ3スイッチは、IPアドレスによる経路制御、ルーティング機能(RIP、OSPF、BGPなど)を使用して、パケットを目的のIPアドレスに対応する出力ポートに転送する。
同じくネットワーク層レベルで処理を行う個人・SOHO向けのルータはIPのみをサポートするが、レイヤ3スイッチでは多数のプロトコルをサポートしているものがある。また、プロトコル別にルーティング制御を行うことができる機器もあり、1つのレイヤ3スイッチで複数のネットワークを形成することができる。
最終更新:2011年08月26日 15:02