アットウィキロゴ
文明化された自己と野蛮な他という叉(さ)状の考え方は、
日本の歴史家達に華夷の考え方(華夷思想)として知られている。

その考え方は中国の朝貢制度の思想的な基礎を与えた。その制度の中では野蛮人たち
は皇帝の権威に従い貢物として品物を差し出すのである。
実際には、この「貢物」とお返しに送られる「贈り物」は隠された貿易関係としての
経済的な側面を大抵の場合持っていたのである。
この制度が大和朝廷によって、646年の大化の改進後、中国の系列に沿っての律令国
家を強化するにつれて真似られた。
しかしながら、世界のそのような中華主義的解釈は学識あるエリートの領域であった。
これらの概念がどの程度、国境地帯の民族達を攻撃し、打ち負かし、最後には合併し
ていった農民や徴集兵たちにどれほどうっすらといえども知れ渡っていたか、分かる
ことは決してないだろう。
最終更新:2008年06月01日 21:07