即死チートが最強すぎて、異世界の
やつらがまるで相手にならないんですが。(作品名)、藤孝剛志(作者)、アース・スター エンターテイメント(発行) 、2018年8月16日発売(5巻)
【作品名】即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
【ジャンル】ライトノベル
【世界観】
主人公らが召喚された異世界。星空が観測できるので単一宇宙。
主人公が元いた世界も日本がある現実相応の世界で単一宇宙。
異世界や元いた世界は、別々の天盤の中に内包されている1つの世界。天盤は宇宙とも言い換えられている。
ここまでで単一宇宙×2。
天盤の中に複数の並行世界の存在が示唆されている。(単一宇宙×α)+単一宇宙
天盤は無数に存在していて、その全ての天盤を"海"と呼ばれる空間が内包しており、"海"の中に浮かぶ泡のように浮かんでいるため(一次多元×α)
この海の外側にも世界があり、さらに外側にも世界があり、それを含む外も存在し、これらが入れ子構造のようになっている。
ここまでで(一次多元×α)×3α
また上の天盤世界ではない、別の法則に支配された世界体系の宇宙が存在している。
そこは並行宇宙が無数に存在している。一次多元
その無数の並行宇宙とは全く違う、別の物理法則を持った宇宙が存在していて、そこは同じく並行宇宙が無数に存在しているので一次多元×2
この宇宙の外側にあり、無数の並行宇宙を内包する更に大きい無数の多元宇宙が存在している。二次多元+一次多元
この多元宇宙の外側にあり内包しているより上位の宇宙がある。(二次多元+一次多元)×α
この構造がさらに続いている。(二次多元+一次多元)×2α
天盤世界+別の法則の宇宙を合わせると
(二次多元+一次多元)×2α+(一次多元×α)×3α
さらに時空が無限に存在していて宇宙を含む上位宇宙を含む…という究極集合体の存在も示唆されている。↑に+α
他に「亜空間」「神の座」「イゼルダの座」「白い空間」「異界空間」が存在している。+5α
最終的な世界観は
(二次多元+一次多元)×2α+(一次多元×α)×3α+6α
【共通設定】
バトルソング(戦詩):
この世界の根底に組み込まれている戦闘システム
魔法やスキルなどの超常的な能力を司っており、世界の住民や異世界から召喚された者はこのシステムの管理下にある
その力はギフトとも呼ばれていて、各種のクラスという形で表されている。
クラスは基本的に上位クラスから与えられる。ただ親がギフト持ちの場合は自然と子供に継承されることがあるので、システムに縛られず、生まれた時からギフトを持つ者も稀にいる。
この世界に召喚された人間は召喚された時点でこのシステムが強制的にインストールされて能力が使えるようになるが、中にはインストールに失敗して能力が発現しない無能者と呼ばれる者も一定数いる。
なおバトルソングがインストールされた者は超常的な力が得られる代わりに好戦的になり、死の恐怖や殺人の忌避感が麻痺する副作用がある。
バトルソングにはランクがあり、システムが判定することに全てランクが決まっていて、ランクの差は絶対という設定がある。
つまりランク1の攻撃魔法であれば、ランク2の耐性系スキルを持てば防げるという設定。ランクが同じ場合はステータスにもより、ランダム性が出てくる。格上にかけてもレジストされるため、通用するのは格下のみ。
ランクは最大で10。普通の人間では3が限界。4以上は人外の領域で、7以上で神話級の能力。
ちなみに夜霧のクラスメイトで最もランクが高いのは深井聖一の即死能力(ランク4)
また、世界にはバトルソングの設定そのものに干渉できたり、バトルソングの能力を一切通さなかったりする人間の枠組みを超えた逸脱者も存在する
全知全能と呼ばれる存在はこのバトルソングに縛られずに能力を行使できる
賢者:
強大な力を持った人間であり、世界の支配層。
大賢者の命令を受けて天盤の外側からやってくる「アグレッサー」と呼ばれる外敵から世界を守っている。
バトルソングの影響により非常に好戦的で大半が人間性に問題を抱えている。
バトルソング上での自身より下位系統の能力を無効化できる。
少なくとも異世界転移してきた夜霧のクラスメイトたちのバトルソングの能力は一切効かないのでランクは最低でも5以上はある。
アグレッサー:
世界の外側からやってくる侵略者の総称。
様々なタイプが存在し、意志疎通が可能な者もいれば不可能の者もおり、人間もいれば異形の怪物のような外見の生物もいる
賢者はこのアグレッサーから世界を守るために戦っている。
天盤:
天盤は世界の器であり、世界そのものとされている。
天盤の上には大陸や星、太陽系や銀河系といった宇宙が乗っていて、そこの中には様々な知的生命体が棲息している。
作中でも明確に天盤は宇宙だと明言されている。
この天盤が無数に存在しており、そのすべての天盤を内包するのが広大な"海"と呼ばれる空間がある。
天盤は天蓋という強固な殻に覆われていて"海"の影響を受けないように隔たれている。
異世界や主人公らが元いた世界は別々の天盤の中に内包されている一つの世界。
"海":
天盤が浮かんでいる広大な空間
天盤は"海"の中に浮かぶ泡のようなものに無数に存在している。
無数の天盤が存在する"海"世界には深度が存在していて概念的な上下関係がある。深度が同じ天盤同士なら行き来は簡単で、下位の天盤へ移動するのはさらに容易だが、上位の天盤へ移動しようとした場合にはその流れに逆らおうとする莫大なエネルギーが必要となる
世界の階層構造の中だと起点世界である即死チートの世界は底の方に位置しており、主人公の世界に戻るにはかなりのエネルギーが必要とされていて、これが主人公達が元の世界に帰れない原因になっている。
"海"の世界には天盤世界を荒らし回る"海"賊団や神殺しという存在や、天盤を喰らう天盤喰らいという生物が存在している。
天盤喰らい:
"海"に棲息する生き物には「天盤喰らい」という深海魚がいる。天盤喰らいは"海"の中を自在に泳ぎ、天盤を糧に生きる。つまり世界を喰らって生きる存在。
大抵の場合は天盤喰らいの存在に気付くことすらできず、世界を丸ごと食い潰され咀嚼される。その世界の住人からすれば、何の前触れもなくわけがわからないまま全ての存在が消失することになる。
天盤喰らいの行動原理は単純で、"海"の中をうろうろと泳ぎ回り、天盤に気付けばそれを喰らう。抵抗にあえば戦うし、敵わない、もしくは面倒だと判断すれば逃げ出す。その程度の本能しか持たない存在。
また天盤喰らいにとって時空は己の一部であり、天盤世界の時間は、自らの意思で制御できる範囲内のことで自由自在に操作でき、未来を読むことも出来る。
そして天盤喰らいの中には知性に目覚める者も多少ながらあらわれ、"海"の生活に飽きて最終的には天盤内の知性体と接触するようになる。本作では天盤喰らいが人間の姿となって天盤の中に侵入していた。
なお天盤喰らいは常に宇宙4個は体内に蓄えているらしい。
簡単に言うと天盤(宇宙を)丸飲みできる大きさであり、天盤世界の存在には太刀打ちできない巨大な深海魚
全能:
天盤世界には全知全能の神や、全能に等しい能力を持つ者が一定数いる。
全能者はそれぞれが支配する領域内でのみ全能とされており、それを超えた全能範囲を持つものには勝てない。
また全能には強度があり、全能者同士の対決はこの全能強度と支配領域こそが全てである。
支配領域が重なっていて、同程度の全能であれば能力を相殺しあってお互いに何もできないことになる。
全能者は自分が全能だという性質の矛盾(全能のパラドックス)を自覚しなかったり、あえて目を瞑っている限りは事実上全能である。
しかし、何らかの形でその矛盾を自覚してしまった場合、その全能性は崩れる
神:
天盤そのものを管理する存在
人間と神の格の違いは絶対であり、どう足掻こうと覆すことができない。
神と人間の戦いなどそもそも成立しない。なぜなら倒そうと思うならそれだけで相手が倒れる。それだけの絶対的な差がある
命を新たに生み出すことも、異世界から人間を召喚することも可能であり、人間をあらゆる耐性を無視して瞬時に殺すこともできる
神であれば物理的にも概念レベルで破壊されても即座に全身を再生することができる。
究極集合世界:
世界に存在する最上位知的生命体の認識できる最大範囲。便宜上、究極集合世界と呼ばれている。詳細は不明
最上位知的生命体:
世界を創造し、支配する神。この存在によって観測されているのが究極集合世界であり、それらの世界には三女神(
アレクシア(大賢者の秘書)、UEG、ルー)が存在していた
これらはマルナリルナのような天盤を支配する全知全能神が足元にも及ばないレベルの高位の神である
【作品名】即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
【ジャンル】ライトノベル
【名前】マルナリルナ
【属性】双子の全知全能神、世界の管理者、マルナリルナ教の主神
【大きさ】双子の少女並み
【攻撃力】大きさ相応
【防御力】大きさ相応
【素早さ】常時全能なので0秒行動
【特殊能力】
全知全能
全知全能と明言されており、即死チート世界の天盤の管理者でもある。
基本的に願ったことはなんでも出来る。そのため常時全能である。
例えばギフトの譲渡が可能であり、他人に好きな力を与えることが出来る。
作中では高遠夜霧を殺すために数多の現地人や異世界人に命令して使徒として様々な能力を与え、刺客として送り込んだ。
(即死能力、空間切断、概念切断、大陸破壊、絶対零度、認識遮断(不可視)、光速移動、存在消滅、消滅、即死能力無効、オート回復、オート蘇生、絶対防御、フルカウンター、全ステータス1万倍など)
スキル、能力の付与だけでなく、即死耐性や状態異常など各種耐性の付与も可能。
当然のことながら、使途に与えた能力はマルナリルナも全部使える
元の世界で死亡した人を強制的に異世界に転生させたり、人々を勝手にアバターキャラするなど精神操作を行ったり、自由にキャラを作成できる。
死んでほしいと思ったら相手が死に、生き返ってほしいと思ったら相手が生き返る
管理している世界に対してはまさしく何でも行える力を持つ。
時間停止
世界の時間を完全に止めることが出来るので単一宇宙規模時間停止
復活
死亡したとしても復活できる。神にとって死とは真に消滅するものではなく、精神が無の領域に送られ、そこで再び体が形成される。
なお夜霧に殺された場合はその限りではない。
マルナリルナが全能を振るえるのは天盤世界(単一宇宙)および、夢の世界+神の座を合わせた単一宇宙+2α範囲と思われる
【長所】夜霧の即死を本気で攻略しようと暗躍した中ボス
【短所】人々の人生をオモチャのようにもてあそぶ邪神
全知全能だが夜霧の恐ろしさを最期まで理解できなかった
【備考】作中では「2人で1対の神」と呼ばれ、マルナとリルナを合わせた「マルナリルナ」と終始一貫して呼ばれていた。
また、どちらも片割れがいないと弱体化して全能の力が万全に発揮出来なくなるので必須パートナールールで参戦。
【備考2】6巻~7巻で主人公と敵対した中ボス
【戦法】単一宇宙+2α常時全能
参戦 vol.113 917-918
画像 vol.113 919
最終更新:2024年02月05日 21:47