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機動戦士Zガンダム

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機動戦士Zガンダム

●8点
 今時ガンダムかよ、と思いつつ最近劇場版のzガンダムを全く話も知らずに
 見に行ってやや興味が沸いた。初代ガンダムを全話視聴して今回はzガンダム。
 初代ガンダムと比べて画が綺麗で入りやすい、キャラも濃いし、次々と新型MS
 が出るし、人間関係もよく描写されてて飽きない。終盤の4勢力、3勢力と
 入り乱れるとこなぞ面白い。
 ただ-2点。終盤MS戦闘がやや中途半端。もっとパイロットの会話を織り
 交ぜてギリギリまで戦闘して欲しかった。特にジェリドとシロッコ。
 突然zガンダムが強くなり過ぎたせいもあるか。それとラスト。
 どうしちゃったんだカミーユ。初代でもエピローグが全然なくて不満だが
 それでもみんなの顔が揃ったのに対して、zに至ってはもうなんか適当。
 種のように涙をボロボロ流して終戦を喜び合うのに比べたら、とても上等とは
 言えない。全体的には良い作品なので非常に残念。

●6点
 前作「機動戦士ガンダム」から7年後の世界を描く続編
 前半は連邦内の保守急進派ティターンズと反地球連邦組織エウーゴの
 対立を描き、終盤はジオンの残党アクシズを含めた三つ巴の争いを描く。
 放映前は「逆襲のシャア」との副題もみられた。(後の劇場作品とは無関係)
 主人公のカミーユ・ビダンは病的なまでにナイーブで攻撃的な少年であり
 当時の今で言う「キレやすい」少年がモデルかと思われる。
 シャアおよびブライトは準主役として登場、後にエウーゴの中心人物となる。
 物語の序盤~中盤までは、前作のガンダムを踏襲した丁寧な作劇がみられるが、
 ホンコン編の後はかなり冗長、ご都合主義的な話が多くなる。
 (これはそれまでの富野作品のダンバイン・エルガイムでも言えるが)
 終盤の戦闘は状況の説明不足も相まってルーチンワーク的な色彩が強くなり
 ラスト前の無意味な死の数々は、「現実認知の物語」を表現するにしても、
 次作「ZZ」に対する増えすぎたキャラの人員整理としか思えない節があった。
 リアルタイムのガンダムとして当時見てた人は、閉塞的状況とシンクロして8点、
 1st世代、今見るなら-2点で6点と言った所か。
 現在進行中の映画での終盤変更で化けることを期待します。
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