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機動新世紀ガンダムX

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機動新世紀ガンダムX -1996年-全40話- (監督)高松信司

●8点
 世界は戦争によって滅亡した。地球連邦軍と宇宙革命軍の戦争で、
 連邦は最新MS、ガンダムを使い、それに対抗するべく宇宙革命軍は
 コロニー落とし作戦を決行した。その結果、地球は核の冬へと突入した。
 そして戦後15年、生き残った人々は力強く、次第に復興してきた。
 ジャミル・ニートはかつてニュータイプとしてガンダムに乗っていた。
 だから戦争の責任を感じ、革新した人類であるニュータイプが
 同じ過ちを繰り返さないよう、ニュータイプを探す旅をしていた。
 ジャミルの船「フリーデン」に潜入した主人公ガロードは、
 ティファというニュータイプの少女と出会う。そして、ガンダムXとも。
 フリーデン一行の行く先には、ニュータイプはいるのだろうか。
 かつてニュータイプだった者、ニュータイプを主義として掲げる者、
 ニュータイプを忌み嫌うオールドタイプ、ニュータイプのできそこない、
 誰もがニュータイプにとらわれている。そんな時代、世界の物語。
 ひとの革新とは一体なんなのだろう。その答えがここにある。
 (ただし宇宙世紀のニュータイプとは別物と思ったほうがいい。)
 宇宙世紀以外も認めるという人は、ぜひ見てください。
 最初のほうは、俺は好きだが、あまり面白くないと思うかもしれない。
 しかし途中から急展開で、話の内容もだいぶ変わってきて楽しめる。
 あと、「萌え」についてはガンダムで一番かな(ティファ1人だが)。
 サブタイとED&次回予告がちょっとカッコいい。
 月は出ているか。

●5点
 ガンダムと名前はついているが別の話で宇宙大戦終結15年後の地上世界が舞台。
 ボーイミーツガールと少年の成長物語が柱っぽい。
 シナリオ、ロボットデザインともに、初代ガンダム以前の
 数ある子供向けロボットアニメに戻ってしまった。
 また主人公の声に違和感があるのもマイナス。
 原作として富野由悠季の名前も出ているが
 舞台や設定のいくつかを初代ガンダムから借りただけで
 本作に富野氏はまったく関係していないように思われる。
 8話で視聴中止。
 子供なら楽しめるかもしれないボーイミーツガールガンガム。

●7点
 それほど人気が出ず辛くも打ち切りの目にあった、ガンダムシリーズの中では不遇な作品。
 「ガンダム」の中で絶対的な要素として認められてきた「ニュータイプ」を作中で否定したため
 ガンダムファンの中ではアンチの数も多い。
 また戦闘シーンはバンクが多かったり、敵のフロスト兄弟のガンダムがいささかゲテモノ気味な
 デザインだったり、主役のガロード(15歳)を演じた高木渉氏がガラガラのオッサン声だったりと、
 叩かれ要素も多い。
 しかし話はしっかりまとまっていて、ガロードが惚れた少女、ティファのために
 困難に立ち向かい、成長していくという一本気なストーリーは(自分は)気に入っている。
 ガロードとティファの少年少女らしい動作、反応も個人的には良いと思う。
 ただ、そのためか、ガンダムでありがちなどろどろした人間関係は少ない。
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