光と水のダフネ
●8点
初めて見た時は、濃いキャラクター原案、タレ目の主人公
放送コードぎりぎりのコスチューム、主人公がとてつもなく暗い1~2話……
この時点で切ってしまったけど、このスレのレビューを信じて
再視聴に挑戦してみたところ、見事にはまってしまった
放送コードぎりぎりのコスチューム、主人公がとてつもなく暗い1~2話……
この時点で切ってしまったけど、このスレのレビューを信じて
再視聴に挑戦してみたところ、見事にはまってしまった
3話から内容ががらっと変わり、ハリウッドのアクション映画
(30分に圧縮して余計な部分を削ぎ落としたような感じ)をベースに
笑いを取り入れたような内容になる
一話、一話の出来もさることながら、全体の話を最後の数話で
まとめる構想力もすごいと思う(最後はホロっとさせられる)
(30分に圧縮して余計な部分を削ぎ落としたような感じ)をベースに
笑いを取り入れたような内容になる
一話、一話の出来もさることながら、全体の話を最後の数話で
まとめる構想力もすごいと思う(最後はホロっとさせられる)
各キャラクターの魅力も引き出し、最後まで飽きさせない感じで
個人的にはかなり当たりの部類に入るアニメだった
個人的にはかなり当たりの部類に入るアニメだった
ちなみに最後にはタレ目万歳!になるほど、主人公に感情移入していた orz
●8点
地上波で序盤しから見られずその後2chを見ると妙に評価が高いので見た。
良かった。これほど大化けしたアニメがかつてあったろうか。
主人公水樹マイアは受験に失敗し途方に暮れていたところ、事の成り行きで
危険仕事請負業=ネレイスに住み込みで働くことになる。際どいコスチューム
と、もはや古臭いとも思える個性を持ったキャラがドタバタと事件を解決して
いく一話完結モノ。ところが中盤に入りマイアの過去フラグが立ち終盤に
サスペンス色を強める。どこにでもある単純おバカなお色気アニメかと思った
が、その実物語のあちこちに伏線が張ってあり終盤見事に消化してある。
各話タイトルも有名映画タイトルのパロディ、この辺りの遊び心も評価できる。
尻すぼみアニメが多い中、終盤での出来の良さが際立った稀有な作品。
良かった。これほど大化けしたアニメがかつてあったろうか。
主人公水樹マイアは受験に失敗し途方に暮れていたところ、事の成り行きで
危険仕事請負業=ネレイスに住み込みで働くことになる。際どいコスチューム
と、もはや古臭いとも思える個性を持ったキャラがドタバタと事件を解決して
いく一話完結モノ。ところが中盤に入りマイアの過去フラグが立ち終盤に
サスペンス色を強める。どこにでもある単純おバカなお色気アニメかと思った
が、その実物語のあちこちに伏線が張ってあり終盤見事に消化してある。
各話タイトルも有名映画タイトルのパロディ、この辺りの遊び心も評価できる。
尻すぼみアニメが多い中、終盤での出来の良さが際立った稀有な作品。
●8点
海洋庁の試験に落ちたマイアは、お金も家もない。住み込みで働ける仕事を探すが、見つからない。途方にくれて街を歩いていると、突然……。目が覚めると、そこはネレイスという会社。なんだかよく分からないうちに、ネレイスで働くことになったマイアだが、社員も変なら仕事も変。でも一番変なのはマイアかもしれない。てっきりお姉ちゃんいっぱいの萌えアニメかと思ったら、おかしな服装も含めてコメディだった。全然萌えじゃない、むしろ支店長萌え? そう思って公式サイトを見ると、支店長いないじゃん。だが変な服はちゃんと載ってる。内容はちゃんとしたコメディです。アクションあり、感動的な話もちょっとあり。しかし、あまり「光と水」ではないのが欠点かな。ダフネとは月桂樹のことです。タイトルが「シベリア超特休」とか「大波動(ダイハドー)」とか、これも面白い。
海洋庁の試験に落ちたマイアは、お金も家もない。住み込みで働ける仕事を探すが、見つからない。途方にくれて街を歩いていると、突然……。目が覚めると、そこはネレイスという会社。なんだかよく分からないうちに、ネレイスで働くことになったマイアだが、社員も変なら仕事も変。でも一番変なのはマイアかもしれない。てっきりお姉ちゃんいっぱいの萌えアニメかと思ったら、おかしな服装も含めてコメディだった。全然萌えじゃない、むしろ支店長萌え? そう思って公式サイトを見ると、支店長いないじゃん。だが変な服はちゃんと載ってる。内容はちゃんとしたコメディです。アクションあり、感動的な話もちょっとあり。しかし、あまり「光と水」ではないのが欠点かな。ダフネとは月桂樹のことです。タイトルが「シベリア超特休」とか「大波動(ダイハドー)」とか、これも面白い。
●8点
一見すると、半端なアクションと安いシナリオをヲタ媚びのエロ萌えで申し開きするタイプのクズアニメかと思える。しかしてその実態は意外や意外、良い意味でやっすいハリウッドライクなコメディ作品だった。あのマエバリ衣装も、そういうマッチョな馬鹿ばかしさを狙ったのだと考えると合点がいく。毎話のサブタイトルが映画のもじりなのも、明確なコンセプトを匂わせている。作中でも「ローズマリーの赤ちゃん」などという、いったい誰に向けて発信してるのかさっぱり分からない小ネタがはさまれ、鬼気迫るものを感じると同時に、他にも色々とネタがありそうだが見つけられない自分の知識の浅さを突きつけられた。さて、そんなコンセプトで作られたであろうこの作品。主人公水樹マイアらなんでも屋が毎回事件に挑むという体で、お馬鹿なギャグとアクションを主軸にしたひねりのない物語が展開するという内容であるが、「ひねりのない」というのはこの場合褒め言葉である。なぜならひねったら普通の日本アニメになってしまうからだ! 最大公約数をターゲットにした低レベルな内容であるからこその海外コメディなのだ。とはいえ作ったのは日本人。しかもアニメ畑の人間。日本のotakuに融和性の高い味付けもなされている。つまりマイアが血も涙も品もない先輩エージェントらに毎回酷い目に合わされるというお約束であり、このスタイルはかの漫☆画太郎先生も取り入れた、日本伝統のサディスティック萌えイズムである。以上のような性格を持つ前半に対して、後半は掌を返したようにシリアスになる。ありきたりな作劇法だしラストの展開などは予定調和だが、やはり燃える。この「ありきたりだが燃える」という事実によって、この作品が意外なほどの堅実さで描かれていたことに気づくのだ。重ねて言うが、この作品の魅力は海外コメディ的な最大公約数狙いの安っぽさにある。あなたが今話題の中二病患者でなく、あるいは作画至上主義者でなく、素直に気楽にアニメを見る姿勢を持っていれば、きっと楽しめるのではないか。
一見すると、半端なアクションと安いシナリオをヲタ媚びのエロ萌えで申し開きするタイプのクズアニメかと思える。しかしてその実態は意外や意外、良い意味でやっすいハリウッドライクなコメディ作品だった。あのマエバリ衣装も、そういうマッチョな馬鹿ばかしさを狙ったのだと考えると合点がいく。毎話のサブタイトルが映画のもじりなのも、明確なコンセプトを匂わせている。作中でも「ローズマリーの赤ちゃん」などという、いったい誰に向けて発信してるのかさっぱり分からない小ネタがはさまれ、鬼気迫るものを感じると同時に、他にも色々とネタがありそうだが見つけられない自分の知識の浅さを突きつけられた。さて、そんなコンセプトで作られたであろうこの作品。主人公水樹マイアらなんでも屋が毎回事件に挑むという体で、お馬鹿なギャグとアクションを主軸にしたひねりのない物語が展開するという内容であるが、「ひねりのない」というのはこの場合褒め言葉である。なぜならひねったら普通の日本アニメになってしまうからだ! 最大公約数をターゲットにした低レベルな内容であるからこその海外コメディなのだ。とはいえ作ったのは日本人。しかもアニメ畑の人間。日本のotakuに融和性の高い味付けもなされている。つまりマイアが血も涙も品もない先輩エージェントらに毎回酷い目に合わされるというお約束であり、このスタイルはかの漫☆画太郎先生も取り入れた、日本伝統のサディスティック萌えイズムである。以上のような性格を持つ前半に対して、後半は掌を返したようにシリアスになる。ありきたりな作劇法だしラストの展開などは予定調和だが、やはり燃える。この「ありきたりだが燃える」という事実によって、この作品が意外なほどの堅実さで描かれていたことに気づくのだ。重ねて言うが、この作品の魅力は海外コメディ的な最大公約数狙いの安っぽさにある。あなたが今話題の中二病患者でなく、あるいは作画至上主義者でなく、素直に気楽にアニメを見る姿勢を持っていれば、きっと楽しめるのではないか。
●9点
キャラクターのえがきかた、ストーリーのたくみさ、どちらも一級品。庶民の涙とペーソスをたくみにとかしこんだ、日本伝統のテレビドラマの味わいをつぐ作品。中原麻衣のマイア役が光っている。コスチュームと話の内容がミスマッチなために損をしていて、前張りをやめて夕方時間帯に放送すれば、ヒット作にもなっただろう惜しまれる逸品。
キャラクターのえがきかた、ストーリーのたくみさ、どちらも一級品。庶民の涙とペーソスをたくみにとかしこんだ、日本伝統のテレビドラマの味わいをつぐ作品。中原麻衣のマイア役が光っている。コスチュームと話の内容がミスマッチなために損をしていて、前張りをやめて夕方時間帯に放送すれば、ヒット作にもなっただろう惜しまれる逸品。
●8点
テンポのいいコメディーアニメ。
テンポのいいコメディーアニメ。
●7点
あざとい萌えエロギャルアニメかと思ったら心地よいコメディーでした。中盤以降はシリアス要素も加わり意外なラスト。作画の乱れもありましたが話のテンポがよかったからそれほど気になりませんでした。
あざとい萌えエロギャルアニメかと思ったら心地よいコメディーでした。中盤以降はシリアス要素も加わり意外なラスト。作画の乱れもありましたが話のテンポがよかったからそれほど気になりませんでした。
●5点
陸地がすべて水没した近未来。海洋都市に住む超絶的に運が悪い少女が個性的なメンバーと共になんでも屋に勤しむどたばたコメディ。ギリギリまで露出したコスチュームなのに、キャラクター、作画ともに色気ゼロ。なので萌えを期待すると痛い目を見る。だが毎回くっだらないものの笑えるギャグなので気楽に観るのに良い作品。後半はギャグを交えつつ主人公の失った記憶の謎に迫ったりとストーリーも盛り上がった。作画の不安定さが許せない人は見ないほうがいいかも。
陸地がすべて水没した近未来。海洋都市に住む超絶的に運が悪い少女が個性的なメンバーと共になんでも屋に勤しむどたばたコメディ。ギリギリまで露出したコスチュームなのに、キャラクター、作画ともに色気ゼロ。なので萌えを期待すると痛い目を見る。だが毎回くっだらないものの笑えるギャグなので気楽に観るのに良い作品。後半はギャグを交えつつ主人公の失った記憶の謎に迫ったりとストーリーも盛り上がった。作画の不安定さが許せない人は見ないほうがいいかも。
●7点
登場人物、きわどい衣装。パッと実はどう見ても最近はやりのエロゲアニメ。しかし物語が始まったとたんそんなものはおかいまいなし。小気味のいいテンポで話が展開されていき、見疲れをおこさせない点は秀逸。ストーリーは中盤まで静かに流れていくが、後半、ラストの展開はまさに「バケた」難点を挙げれば数回を除く作画の乱れの大きさと、OP,ED以外の音楽の悪さか。しかし、総じて言えば2004年で一番のダークホース的作品だった。関係はないが、主人公マイアは一見、純粋無垢な美少女キャラ・・・のはずが、「あの~・・・」が口癖の筋金入りヘタレにゲロ吐き娘。いい意味で裏切られた。
登場人物、きわどい衣装。パッと実はどう見ても最近はやりのエロゲアニメ。しかし物語が始まったとたんそんなものはおかいまいなし。小気味のいいテンポで話が展開されていき、見疲れをおこさせない点は秀逸。ストーリーは中盤まで静かに流れていくが、後半、ラストの展開はまさに「バケた」難点を挙げれば数回を除く作画の乱れの大きさと、OP,ED以外の音楽の悪さか。しかし、総じて言えば2004年で一番のダークホース的作品だった。関係はないが、主人公マイアは一見、純粋無垢な美少女キャラ・・・のはずが、「あの~・・・」が口癖の筋金入りヘタレにゲロ吐き娘。いい意味で裏切られた。
●8点
キャラの壊しっぷりやギャグの演出が良かったし作画の乱れすらも独特のユルさを醸し出して味になってた
キャラの壊しっぷりやギャグの演出が良かったし作画の乱れすらも独特のユルさを醸し出して味になってた