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メダロット魂

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メダロット魂

●単体で見ると4点 無印の続編という観点からは2点
 アニメ2板のメダロットスレでこんな事が噂されていた。
 メダロット(無印)は、人間とメダロット(ロボット)の交流と、お互いの成長を描いた作品であった。
 だが、実際の放送を見て、スポンサーのタカラとイマジニアは思った。
 商品を買う子供たちは、こんな「機械のお友達」が欲しいんじゃない。
 まさにロボット――自分の思い通りに動く、単なるおもちゃのロボットが欲しいのだ、と。
 彼らはメダロットの第2期に対し、路線変更を強要した。
 結果生まれたこの作品に登場するメダロット達は、ミニ四駆やベイブレードと同じような
 ユーザーの言いなりが大半を占めるようになった。
 「魂」とあるが、まさに魂が失われてしまったのである。
 だが、数多くの無印信者が魂を叩いている理由はそんな些細な事ではない。
 まず、メダロ人というストーリーの根幹に関わる大きな設定をばっさり切ったりしたにもかかわらず、
 主人公と主人公機が前作からの続投、すなわちイッキとメタビーなのである。
 みんなが愛したカリン嬢は勿論、コウジやヒカル兄ちゃんすら一切出てこないにもかかわらず、
 建前上この作品は無印の続編というわけなのだ。
 単体としての出来は、全体的なパワー不足は否めなものの、脚本にボンバーマンジェッターズ
 前川淳が加わっている事もあり、そこそこ定評のある回や演出も存在する。
 ゴミ捨て場に捨てられるメダロットの話とか。
 ところが、その話を含めて、無印の続編として考えるとどうしようもない点が多数出てくる。
 その矛盾は設定の面だけでなく、ヘタレ化して急速に魅力を失っていくキクヒメおやびんや、
 無印で既に解決したはずの挫折や悩みをもう一回味わう主人公コンビなど、キャラクター造形、
 そしてそのキャラクターが織り成すドラマ部分にまで及んでいくのである。
 そんなどうしようもない糞アニメというわけではない。ただ、単なる暇つぶしのためだとしても
 わざわざ見る必要の無い、その程度のアニメである。因みに、無印見て気に入った人で、
 魂見てない人は、絶対に見てはいけない。見ると発狂する。そんな感じ。
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