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マインド・ゲーム

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マインド・ゲーム -2004年-全話- 監督:湯浅政明 音楽:山本精一 CV:今田耕司

●10点
 「ねこぢる草」や「劇場版くれよんしんちゃん」などで奇才を発揮してきた、
 言わずと知れた湯浅政明の長編初監督作品。
 1時間40分あるジェットコースターとでも言えばいいだろうか。
 物語は加速し続け、同時にアニメーションも爆発力を増していく。
 元々動きの面白さに定評がある監督ではあるが、
 「マインド・ゲーム」という相棒(原作)を得て、その面白さはもはや未知数。
 これから見る人には是非とも一瞬一瞬を見逃さないで欲しい。
 天才の世界はほんの瞬きの間に終わっていってしまうから。

●6点
 地味に評価高いらしいんで見た。なにが言いたいのかよく分からんかった。
 でもなんか記憶に粘りつく。大衆受けしない点で妙に過大評価したい気持ち
 になってしまうものの、冷静になればやはりよく分からない作品。印象的
 なシーンはそれぞれの人物の環境を走馬灯のように流すとこと。なんかグッ
 と来る。そしてラストの脱出劇は圧巻。

●10点
 エヴァ以来の衝撃作といっていい。映像の突き抜け方が半端ではなく、
 アニメーションとして脳裏にもたらすインパクトは、史上類をみない。
 優れた作品は無数にあるが、何か一点において突き抜けた作品は少ない。
 「動く」というその、アニメにおける原初的な快楽を追求した本作品は、
 その意味で、きわめて原理主義的作品でありながら、なお普遍的な作品たりえている。
 薬を決めて描かれたかのごとき、晴れやかなアニメーションは、どこまでも疾走するが、
 それは決して無方向でアナーキーな退廃にはつながらず、誠実な一点をつねに見つめている。
 ノスタルジックな物語は、切ないが、切なさは、疾走する。かなしみがあとには残らず、
 最後に残るのは、晴れやかな救済だ。
 癒し?そ・ん・な・も・の・は・糞くらえ・だ!
 劇場版『クレヨンしんちゃん』でおなじみの天才アニメーター湯浅政明初監督作品。

●8点
 原作ロビン西、製作スタジオ4℃、監督湯浅政明、音楽山本精一、CV今田耕司。
 鬱・閉塞→躁・解放の繰り返しで客を振り回す作品。
 躍動感の表現は金田伊功・えびせん、トリップ感、万能感の描き方は小池桂一に近い。
 ラスト偽昭和史は、オネアミスのエンディングロールを思い出して笑った。
 CV担当の各吉本芸人は、本人が思い浮かんでしまうので辛い(島木譲二氏は
 本人役なんでOK)。昨晩WOWOWでやっていて「やっぱ面白いヤ」とレビュー

●8点
 映像美や描き込みの細かさに見入ってしまう作品は多々あるが、躍動感に見入るという
 のはあまりなかったので、新鮮だった。楽しもう、楽しませようというエネルギーが、
 映像からバシバシ出ている。この熱気は映画というよりアトラクションに近い(3Dメガネで見るような)。
 その評価は細かいことは抜きにして、楽しめたか楽しめなかったかの二極になると思う。
 アニメ映画を見たい、と思ってる人には勧めない。ポスターなどを見て、なんか気になるなあと思った人にお勧め。
 キャストを務めた芸人さん方の演技はバッチリだ。
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