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ローゼンメイデン

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ローゼンメイデン

●5点

魅力的な部分は原作から、アニメスタッフのオリジナル部分がかなり出来が悪い。(別に、双子の設定とかじゃない)
画作りも静止画では映えるものの、凡庸なコンテとなぜか平坦なカットが多いので、テンポが悪く、コメディ部分が活きない。動画も粗い。
未完の原作を補完して一応の決着をつけたのは評価するが、テーマと著しく矛盾する展開であり、次回作でどうやら強引にフォローしている様子。
スタッフにも衣装や設定の不確定という弁護すべき要素があったにせよ、キーポイントになるエピソードや台詞が単調に配置してるだけというのはちょっと…構成の力量不足か?
アニメ部分の長所としては、光宗信吉の音楽と、真紅役の沢城みゆきの演技。どちらも、作品を彩る重要なポイントになっている。
キャラクターは魅力的。というか…正直キャラ萌えなきゃやってられねぇw 原作がドマイナー作品じゃなきゃ、ここまで持ち上げられることもなかっただろう。
(なお、このレビューはアニメ⇒原作順に見て書いてます。アニメ見てて「…?」な部分が目立ったので、ちょっと文句が多いです)


●1点

登校拒否で引きこもりだけど普通に暮らしていた主人公と異能の力を持った人形のボーイミーツドールモノ。
非日常の戦いに巻き込まれながらも、ツンデレな人形と当て馬的なクラスメイトとの三角関係等の
温い日常も同時進行していくといったどこかで見たようなストーリー。
よくある少年漫画に比べて主人公がほとんどパワーアップせずに戦力未満の実質ヒロイン扱いなのが新鮮かも。
いわゆる典型的な糞アニメ。


●5点

原作のテーマは「コミュニケーション」であり、「学校に行けよヒキコモリ」の一言で済む話を、ダラダラと長引かせているのは、商売という要因だけではない。
この母性原理社会における成長という面倒な内容を、13話でできるわけもなく、アニメでは「萌え」を前面に押し出したのは正解だろう。
ただし、原作のテーマの代わりをどうするか?という点で不備があり、強引に物語を終らせた印象が残る。
やたらとキャラの「主張」を増やしたせいで、説教されるような気分になった。種ガンダム同様、主張にシンパシーが感じられる人なら楽しめるかと。
ストーリーは原作の内容を強引にシャッフルし、水銀燈をラスボスにすることで、一応の形にはなっている。
だが、あまり上出来とは言えない原作の導入部をさらに下回る1話など、構成の力量には疑問が隠せない。
また、最終回の原作1部のエピソードにしても、あのジュンの成長は、「現実意的には何も解決していない」のだが…

――こういう破綻を、なんとか誤魔化して逃げ切ってはいる。しかし、よほど上手くやらない限り、続編は絶対に…

線を太くとったドールのキャラデザはよくできていて(反面、人間キャラはみんな絵が死んでる)
光宗氏の音楽は雰囲気があって素晴らしい。
しかし、作画は全体的に低調。コンテや演出にもメリハリが欲しかった。声優陣も巧い下手がはっきりしている。

ビジネス的には成功したようですけど、これは

  • どマイナー原作を発掘し、アニメ化の英断を下したプロデューサー
  • 萌え要素を高めたスタッフ。それに需要があった

↑この2点ですかねえ…

●6点
 ある出来事を境に引き篭もりになってしまった少年、淳が突如現れたゴスロリ人形達や
 姉との触れ合いで成長して行く話。
 真紅、翠星石など人形達のキャラは魅力的で、アンティーク人形サイズで動く
 光景は新鮮な気分で見ることができた。萌えアニメとしては上質な部類かと。
 ただ、戦闘やシリアスパートがかなり微妙に思えた。いっそ全編ドタバタギャグ展開にするか、
 シリアス部分をしっかりやれれば高得点も有り得た作品。
 客観的に採点すると5点ぐらいなのだが、こういう萌えアニメは個人的に新鮮だったのに+1。

●4点
 突然美少女が舞い込んでなんやかや、本筋のストーリーと息抜きのドタバタで展開する、典型的なもの。
 ギャグ回は楽しく見れたが、本筋はどうかと思うレベルだった。
 ひきこもりの主人公の立ち直りと、人形たちの宿命を主軸にしていて、そのどちらも薄っぺらい。
 主人公が引きこもっている原因こそ説明されるが、現状に至る心の動きは描かれないのでどうにも印象が薄い。
 もちろん一聴して納得できるほどの原因ならそれでいいが、そうではないので説得力に欠ける。
 (彼のような境遇の人間など世の中いくらでもいるだろう)
 その主人公が姉の説得で立ち直る場面も、なんともご都合主義的。
 そこに着地するまでの二人の感情のプロセスを蔑ろにしているので深みがない。
 ご都合主義的といえば、人形たちに定められたアリスゲーム(バトルロイヤルみたいなもの)。
 これに目を向けているのが、主人公機の真紅と、唯一の敵キャラ水銀燈のみ。
 他の人形たちは馴れ合ってるだけで、しかも真紅は彼女たちを倒す必要がないようだ(契約がなんたらっつったっけ)。
 なので物語の鍵になるのは水銀燈ただ一人なわけだが、彼女がすることといえばふらっと現れてはちょっかいを出し、
 なんだかんだで目的を果たしたり果たせなかったりして退散の繰り返し。
 彼女の持つ悲しさは最後の最後にほんのちょっと描かれるだけだし、そもそもの動機であるアリスゲームに重みがないし、
 バトルも迫力なく単調で、一向に話は盛り上がらない。
 唯一褒めたいのは、多面性を見せた真紅のキャラクター。
 逆に言うと他のキャラは人間も人形も一絡げに、個性のないお人形さんのようだった。

●3点
 呪いグッズを通販で集めることが趣味で、特技が裁縫の引きこもりが
 お人形のために外に出て行く話。
 5話だけは面白かった。

●7点
 通販が趣味のひきこもり主人公ジュンの下に
 ローゼンメイデンと呼ばれるアンティークドールが届いた日から
 否応無しにドール達の戦いに巻き込まれていく日常を描くゴシックファンタジー。

 ゴシックと銘打っただけあってOPEDのゴスっぽい雰囲気は良いが騙されてはいけない。
 内容は明るく健全で前向き。たまに説教臭い。
 さまざまな能力を持つドール同士が夢の中のメルヘンな世界で戦ったりする。
 わがままだったり高飛車だったりするが実は寂しがり屋で意地っ張り…みたいに
 ドール達は実に細かく丁寧に演出されていてカワイイ。
 作画は大きな乱れもなく安心して見られる。音楽もマッチしていて良い。

 原作が未完な上にワンクールだった為か  話のテーマがぼやけてうやむやになってしまった点が残念。

●7点
 1~3話まで見て駄作と判断したけれど、
 最後まで見るとおもしろかったのか?と思える作品。
 お人形の服装はゴスロリで、全話手抜きをせずにしっかり
 かかれていて良かった。ただ、人形の顔はいまいちな作画も
 かなり多かったとおもう。話はくだらないが、自分が本来
 興味の無いタイプのキャラに萌えられる作品ではある。

●9点

最終話の真紅の表情、台詞がヤバイ
少しベタな展開だったので-1
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