それは
ああああ戦の後、聖杯戦争が始まる少し前のこと。
あの時、物置の丘で出会った先代代表取締役。
真っ赤に染まった先代の右の掌、真っ赤に染まった私の尻。
『これが――――――尻を叩くということだ』
一度の尻叩きで、「まったく同時に」六つの掌撃が飛んでくる。先代が『並行世界の運営』をしているのは確定的に明らか、
きっと先代は魔法使いだったんだろう。(not性的な意味で)
『物置作りにも飽きて、やる事がなくなって尻を叩くことを極めようとしたら
いつの間にか多重世界屈折現象(キシュア・ゼルレッチ)が出来るようになってたんだ』
何を言っているのかあの時の私にさっぱり分からなかったが、今の私に分かる。
いや、今の私だからこそ分かるのかもしれないな。
『ならば汝、我を超えてみせよ』
超えてみせるよ。先代……『全て遠き理想物置《イナヴァロン》』
―――――夢を見ていたのか……まあいい
仮眠から覚めた
イナバ製作所社長。頭もすっきりしているように見える。
―――――尻叩きか、久々にやってみたい気もするが……まあいい
「さて、今の聖杯の状況は……何!?」
新惑星にある聖杯が写っているモニターを見た社長は驚愕した。あのいつどんなときでも冷静な社長が珍しく取り乱している。
なぜ、取り乱しているかって?聖杯の近くにもう一つの聖杯があるから……ノゥ!そんなことではない。
「イーターの魂が吸収されていないだと?」
そう、アヴェンジャーとコーパレーターの魂は聖杯に吸収されいるのたのだが、
イーター・ヒイラギカガミの魂がどちらの聖杯にも吸収されていないのである。
「うむ、これは少しまずいか―――――捜索、開始(サーチ・オン)」
イナバ製作所社長は自分の意識を極限まで集中させイーターの魂を探す。
(見つけた。んっ!?これは……まあいい)
見つけたには見つけたのだが場所が厄介すぎる。サーヴァントが八体、マスターが六人いる
さらにその魂がある周辺にはセイバー、ライター、ライダーとそのマスター、そして
KAITOがいる。
そう、イーターの魂があるのはバラバラになった
◆02GOODMe2.の体内である。体の形さえ整っていれば楽に回収できたのだが、
バラバラになってしまったから、魂の拠り所が分からなくなってしまった。
それと余談だが、実際の人間の体を
チェーンソーで切ろうとするとバラバラになる前にショック死するほうが先なんだぜ。
「まあいい、仕方ない私が処理しに行くか」
そして、社長の姿が消える。
所変わってここは現在カオスロワ最激戦区蒲田。
自重しない参加者達が集い、自重しない戦いを繰り広げ、自重しない数のビルが音を立てて崩れ落ち、
自重しなかったから悲劇が起き、まあ自重したら、自重したで……ゲフン!ゲフン!話を戻そう。
そこに降り立ったイナバ製作所社長はとりあえず、他の参加者に見つからないようにこっそり◆02GOODMe2.のバラバラ死体を捜すことにした。
イナバ製作所社長は凄まじい威圧感と存在感を遮断していると思っているが全く隠しきれていない。バレバレである。
そういえば、イナバ製作所社長がどのような容姿か未だ不明だったな。見た目は25~28歳ぐらいに見えるが実年齢はかなりのものである。
実年齢は恐らく【検問により削除されました】ぐらいであろう。(ジジイとか言われる程の年齢だったので伏せました)
服装はイナバ製作所の作業着……ではなく、現在は黒を基調としたゴシックなスーツを着ている。
Gロボの衝撃のアルベルトが着ているスーツをイメージしたら分かりやすいだろう。
「この辺りか……止まれ黒竜号」
ちなみに馬に乗ってたりする。黒王号ではなく黒竜号である。
目の前にある02のバラバラになった死体を直し始めた。バラバラになった体は見る見るうちに形を整え元に戻っていく。
しかし、02の命が元に戻るわけではない。彼は死んだままだ。だがそれでいい重要なのはイーターの魂を聖杯に吸収させることである。
「むっ、これは……」
イナバ製作所社長は驚愕した。何故ならば彼の体には五つの魂が入っているのだ。しかし、すぐに平常心を取り戻し作業を開始した。
「……聖杯に似ているが聖杯ではない、魂を溜め込むを出来るが願いを叶えることが出来ない、
出来損ない贋作のようなものか……まあいい」
そんなことを呟きながら作業を進めていくイナバ製作所社長。
数分後、無事、作業を終わった。
イナバ製作所社長がしたこと、それは02の体から魂を無理矢理引き剥がし無理矢理聖杯に送ることであった。
結果は先程も述べたとおり成功であった。だが……
「イーターの魂は聖杯に送ったんだが、ドナルドの魂とグリマスの魂はどこに行ったんだ……まあいい」
同時刻、新惑星都内
「クックックックックックックッ
クハッ…ハハッ…ハハハッ………
RANRANRUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!」
「いきなりどうしたんですか、マスター?」
「わからん、だが我がマ力が急激に膨れ上がっているのだ」
「はぁい?」
そう、ドナルドの魂とグリマスの魂とアーカードナルドに吸収された。
その結果、アーカードナルドはさらにパワーアップしたんだよ! Ω ΩΩ<な、なんだって!?
「さあ行くぞ我が主。
次の闘争のために…そして次々の戦争のために……」
【
二日目・午前三時四十分/新惑星・都内】
【
柊かがみ(七期)@らき☆すた】(マスター)
【状態】記憶喪失、吸マック鬼化、アーカードナルド(クラス・マスター)と契約、マクドナルドの制服
【装備】無し
【道具】無し
【思考】基本:マクドナルドを広める
1:とりあえず、どうしよう?
2:こなた……
※吸マック鬼がどんな性質の生物かは不明です。
とりあえずマクドナルドのファーストフーズが大好きなようです。
【アーカードナルド@ヘルシングとかマクドナルドとかそこらへん】(クラス・支配者(マスター))
【状態】吸血道化師、超健康、超絶好調、柊かがみと契約、マ力増幅中
【装備】なし
【道具】なし
【宝具】穀物で挟む挽肉と野菜(インフィニットマック)、他
【思考】基本:マクドナルドのマクドナルドによるマクドナルドの為の闘争
1:マスターに従う
2:あの男は生きていたか。面白い!
3:今のは一体、何だ?
「まあいい、それよりもこれをどうするか、とりあえずこっちはこれの中に入れといてとこっちは……」
「だんるてしを何、前お」
「おや、見つかってしまったか……まあいい」
不意に青年に声を掛けられた。
「只の仕事だと言っておこう」
青年の質問に当然のように答えるイナバ製作所社長。その手には02の頭部ががっちりと掴まれている。
軽々と人間一人を持ち上げながら話す社長。その姿はどう見ても人を襲っている危険人物にしか見えない。
「そうかこの状態が気になるのか、だったら」
そして、イナバ製作所社長は手に持った02の頭部を……
ぐしゃっ。 どさっ。
トマトを握り潰すように片手で握り潰した。そして02の首から下が地面に落ちた。
青年は一瞬何が起こったのか分からなかった。
「どうした、言いたいことでもあるのか……まあいい。
言いたいことは言った方がいい。溜め込んでいると、円滑な人間関係は作れないよ」
社長はいつもの口調でいつものように話す。足元には頭部がグチャグチャになった02の死体が転がっている。
社長の右手は02の血がついている。
「だ者何はタンア……」
「ただ知恵と力を付けすぎただけの“人間”だよ」
あくまでも自分のことを人間だと主張するイナバ製作所社長。
どう贔屓目に見ても人間ではありません。本当にありがとうございました。
「言いたいことはそれだけか?」
怖いというかそういうレベルじゃない。次元が違う。存在が違う。
02の頭部を潰す所を見た青年は完全に黙り込んでいる。
「今見たことを見なかったことに……できないか、まあいい
じゃあ、口止め料とはいかないがこれを渡しとく」
社長はそういうと黒い万年筆を青年に渡した。
「?……はれこ」
「それではな青年」
そして、イナバ製作所社長の姿が消える。
取り残される青年。(と黒竜号)
その時である。
『んっ、ここはどこですか?』
「?だ誰」
『私は10/です』
黒い万年筆が喋り始めた(?)
【二日目・午前三時四十五分/新惑星・蒲田】
【9/@クロススレ】
【状態】康健
【装備】(/01)筆年万SSい黒 号竜黒
【道具】式一品給支、品給支明不
【思考】
1:?とろしうど
2:い怖、男のあ
※ミルクの固有結界が使えます
【10/の思考】
1:何でしょうかこの状況は?
2:とにかく、状況整理
※何故か支給品化しました。一応喋れます。
【黒竜号】
馬である……これだけでは解説にならないので補足。
象のような巨大な蹄をもつあの世紀末覇者ラオウの愛馬……ではなく。(そっちは黒王号)
フレディの愛馬である。まあぶっちゃけ、黒王号のパロディであることに違いはないのだが
「さて、どうするか、とりあえずイナバ君(仮)にでも連絡するか」
月に帰ってきたイナバ製作所社長はイナバ製作所内にいるイナバ君(仮)に現在の製作所内の状況を聞くことにした。
「もしもし、イナバ君(仮)か?」
『はい、俺ですけど……貴方は?』
「社長の声にも気付かないのか……まあいい
それよりも今の状況はどうなんだい?」
『特に異常なしです』
「そうか、あと少しでそこは激戦区になりそうだから、気を引き締めて見回り頼むよ」
『わかりました』
「それと前々から気になったんだが」
『はい、何でしょうか?』
「君は女性だよね?」
『そうですけど、それが何か?』
「……まあいい、それじゃあ頑張ってね」
『はい、社長』
【二日目・午前三時五十分/月・イナバ営業所】
【イナバ製作所社長@現実?】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:大・丈・夫!
2:聖杯戦争を静観するつもりだったが……まあいい
3:???
※実はこの聖杯戦争の監督役です。
※聖杯がどこにあるか知っています。
※聖杯の完成を望んでいます。
※イーターの魂がどちらの聖杯に吸収されたかは不明です
※イナバ君(仮)は女性です
最終更新:2009年09月05日 08:55