アットウィキロゴ



森奥で、青年が少女を庇いながら剣を振っていた。


「勝利を! 提督に!」
「今日こそいくネー! バーニング、ラ~ヴッ!!!」
「お姉さま、援護しますっ!」
「計算通りなら、これで……!」


それに襲い掛かるは、揃いの衣装に身を包んだ娘達。
彼女達は相手を取り囲むと同時に、一斉に砲撃を開始する。
激しい轟音が響いたあと、そこには……

「ふん、この程度で僕の守りが破れるか! 巫女には傷一つつけない!」

無傷の青年と、巫女と呼ばれた少女が立っていた。

「シット! 私達四姉妹の連携でも駄目ですか……!」
「作戦失敗、ですね。総員、退却! 本営に戻り次の策を練ります!」
「殿は、私達が!」

その光景を見た四人は勿論、彼女達が引きつれていた部下達も慌てて逃げ出していく。
作戦失敗、撤退。悔しいが怪我人が出ていないのはよかったと、逃げながらに彼女達は考える。
殿の4人は自分達よりもずっと強い。遅れても、必ず戻ってきてくれると信頼していた。
だからこそ淀みなく迅速に撤退は行われた。



――それ故に、彼女達は知ることはない



「いやー、さすがデスネー!」
「私の計算では、一応一発は当てるつもりだったのですが……」
「やめてくれ。もし彼女に当たったらどうするつもりなんだ?」
「まあ貴方もですけど、そちらの巫女様もお強いですからね! 大丈夫です!」
「そ、そんなことないですよ。私なんて愚図で鈍間で……」
「謙遜はノー! 私達はこれでも姉妹全員が巫女候補のエリートなんですからネー?」
「特にこの妹は見るネー! 紅白色の服は最上位巫女の証デース!」
「そ、そんな。お姉さま方を差し置いて……」


戦争のど真ん中で。八百長が行われていたなどと。
グンマ―とミヤザキの巫女が秘密裏に友好的な関係を築いていたなど、知ることは無い。

「さて、一仕事終えたらティータイムデース!」
「一仕事って、僕に弾撃ちこんだだけだけどね。そっちの弾薬残数って大丈夫なの?」
「問題ありません。元よりあなたには効かない想定でしたので、コストのかからない偽物ですよ」
「よ、よかった。資源が減り過ぎたら、そっちも大変だもんね……」
「戦争なんてろくなことないですよ。司令もいい加減うんざりだって言ってましたし」
「……正直、僕らもそう思うよ。艦むすも魔物もまだ小さい子まで戦いに送り込んだりするだなんて……」
「グンマ―もミヤザキも、もうへとへとです。どうにかして、せめて停戦が結べたらよいのですが」
「……大丈夫。だって、私達がこうして仲良くお茶を飲めているんだもん。きっともうすぐ……」
「そうなったら、どれだけ良いことでしょう。平和になれば、もっとあなた達ともこうしてティータイムも楽しめるかな……」


紅茶を飲みながら、両国の巫女は笑いあう。
まだ明かせない、秘密の茶会。
その時間はあっという間に過ぎ去ってしまう。


「……名残惜しいですけど、そろそろ戻らないとですネ」
「司令も今、上層部に掛け合っているそうですし、これで次はもう少し落ち着けるといいですねぇ……」

「それじゃあ、皆さん。また……できれば、今度こそ戦場じゃない場所で」
「はい!」



……



「そうか、やはりグンマ―の巫女と盾も……」
「はい。提督と同じく、この戦争には反対の様ですが……」
「上からの圧力か。しかしグンマ―でも力を持つ巫女と盾が戦争に否定的なのは私としても嬉しい限りだな」

拠点に戻った四姉妹は、自身の指揮官に対して報告を行っていた。
白い服の男は報告を聞き喜びつつも、しかし同時に苦い顔もして見せる。

「提督?」
「……停戦を結ぶなら、急いだ方がいいかもしれん。実はとある提督が、大規模作戦の為これから建造する艦むす全てに対する
『提督への絶対忠誠プログラム』を埋め込むことを立案していてな……」
「「なっ!?」」
「他にも色々と埋め込むつもりらしいが、要は君達のように自分の意思で考え行動し、時に提督に意見することもできなくなる……
 艦むすを完全に兵器としか見ていない過激派連中が増長するのは明らかだ。そうなればもう、グンマ―との停戦は――」


提督と呼ばれた男は、次の瞬間その白い服を己の血で染め上げていた。

「て、提督っ!?」


「ヒャハハ! 悪いがそのカスはもうご退場。今日から俺が新しい提督だ。宜しく……って言いてぇところなんだが。
 お前達みたいなのが出てくると戦争が上手く回らないからな。――旧型は全員、解体処分ってかァ!?」

「「艦ムス……コロス!」」

「なっ!? こいつらは……うぐ!?」
「黒い、艦むす……!? くぁ!?」
「……っ! 逃げて! そしてあの子達に、このことを――」

如何に強者とはいえ、多勢に無勢。
新たに現れた男が引きつれていた軍勢は、あっという間に三人を呑みこんだ。

「あ、あぁ、そんな……提督、姉様……」
「ん? なんだテメェ。その格好、巫女か? 流石に解体処分は勿体ないかもしれねぇな。なら――こいつで、このバケモノ共の仲間入りでもしてもらうか」
「な、何をする気ですか!?」
「コイツらは深海棲艦っていってなぁ。提督の言うこと聞かない旧型艦むすに悪魔化ウイルスを撃ちこんだら偶々できた産物だが、
 これがなかなか使えてよ。艦むすより遥かに強くなるし、止まらない破壊衝動で敵も躊躇なく殺せる。そして一番の利点は……
 ――お前ら旧型でも提督の言うことに嫌でも従うようになるし、死んで水底に沈んでも再生が楽なことだ。勿論、再生は深海棲艦としてな? ヒャハハ!」
「っ! 嫌だ……嫌だ!」
「あん?」
「あの子と、約束したんです……! こんな真似、許しません……!」
「ああ、そうかい。健気な巫女様で。そんなくだらねェもんは、いっぺん死ねばすぐに忘れちまうのになァ? ――殺れ」

「く――ああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!?」

(わたシは……ツタえ、なきゃ……ミヤザキとグンマ―……ヘイワ……タメ…………)



――
―――
――――


「……っ!」

流れ込んできた過去の記憶に、まどかはポロポロと大粒の涙を零す。
世界樹と一つになっているからだろうか。それとも、目の前の深海棲艦の強い無念からなのか。
理由はわからない。それでもまどかはもう、この深海棲艦を殺せなくなっていた。


「テイトク、シタガウ……テキ、シズメル……!」


「まどか! 千樹の守りを!」


「――チ、ガウ、ミコ……トモ、ダチ……?」

迫る深海棲艦に恐怖することなく、まどかは世界樹の枝を伸ばす。
自身を守る為でなく――遠いグンマ―の記憶、果たせなかった約束を今度こそ果たすために。

「大丈夫だよ……もう大丈夫だから……」

世界樹は、慈愛の心で深海棲艦を優しく包み込んだ。

――

……

戦況は混沌としていた。
有能な指揮官であったドリスコルを失った狂信者の反応は様々。
一度ビッグサイトに戻るべきだ。
このままSATUGAIを続けるべきだ。
ちょっとフォレスト・セルに入ってみたい。
魔物も混乱していた。
退却命令に加え、前線を維持していた仲間もみな世界樹へと集まってしまった。
まさか追い込まれているのか。それを不安に思いつつも、彼らは命令に従う。
その間に、狂信者の一部は僅かに前へと前進する。



しかしこの時、予言の一節は一人の少年の手でより大きなものへと昇華されることとなる。



「カヲル君……!」
「小鳥さん、あなたとの約束は守れてよかったよ」
「まどかちゃんから、もう話は聞いているかしら? はい、これ!」

カヲルの手に、彼が書き上げた楽譜が戻ってくる。
必ず帰ってきて歌を取り返しにきなさい……小鳥とのこの約束は、カヲルに大きな力を与えていた。
何が何でも生きて戻る。その強き心の力が親友を討ち、それを失う痛みにも耐えることを可能としていた。

「……よし」

彼がいるのは、世界樹内でも特に広い一室であった。
生き残った魔物、世界樹を防衛している面々、そして助けた魔物も一塊となり全てが集まっている。
そして必至に腕を抑える深海棲艦と、かつてオオナズチから教わった魔法陣を描きその上に座るまどか。
そんな群衆を前にして、カヲルは静かにギターを持ち直す。

狂信者が迫っている。時間がない。
けれどどうしても、これだけは果たさないといけないという巫女の強い願い。
グンマ―の秘術でも駄目かもしれない。しかし垣間見た過去の記憶によれば、この深海棲艦は哀れな死者でもあるという。
――死者を弔う鎮魂歌。その可能性にかけて予言よりも一足早く、それはいきなり披露されることとなった。


(バサラ……みんな……シンジ君……僕は……)


「――どうか、聞いて欲しい。僕の、歌を……」



やがて、静かに演奏は始まった。


――

「にしゃあ……」

世界樹を防衛していたフォレスト・セルは確かにその歌を聞いた。
まどかの声とはまるで違うが、それでもとても哀しく死者を悼む気持ちのこもった歌。
まどかと世界樹以外に興味のなかった筈の彼でさえもが、その歌には不思議と惹かれた。


「な、なんだ……この歌は……」

世界樹に接近していた狂信者もまた、漏れ聞こえるその歌が何故かするりと耳に入ってきた。
クラウザーさんの歌以外、この世に歌と呼べるものはないと。そう思っていたのに。

「ク、クラウザーさん……」

どうして、聞いているだけで涙が出てくるのだろうか。
復活すると信じているのに、クラウザーさんの死を突き付けられるような、それでいてそれを哀しむような……
彼らは静かに泣きながら、いつの間にか攻め込むことを忘れていた。



(な、なんですかこの歌は……これは、耳を貸してはいけないやつです……)

そして密やかにフォレスト・セルに近寄っていた深雪もまた、この歌を聞いていた。
しかし彼女は素早く耳を塞ぎ、歩を速めた。
自分はお兄様から大役を仰せつかっているのだ。こんな妙な歌でしくじるわけにはいかない。
気を抜けば、思わず聞き入ってしまいそうな歌に抗いながら、やがてついに辿りつく。


(つ、ついに来ましたよフォレスト・セル……! 大きすぎて何がなんだかさっぱりですが、マスターボールなら無問題!)


どうやらこの歌は、フォレスト・セルにさえ影響をもたらしているらしい。
この様子なら、一瞬とはいえ反応が遅れるかもしれない。
願ってもいない、またとない好機だ。

(……大丈夫、相手は歌で集中力を欠いている……焦らず、確実に……)

マスターボールを手に、深雪は息を呑む。機をうかがい、そして……フォレスト・セルが瞬きをした時を狙い。


(今っ!!!)



――投げられたマスターボールは、ぶつかったターゲットを見事に一発で捕獲してみせた。

「――え?」


しかし、思わず深雪の口からは絶望の声が漏れてしまう。
マスターボールは、確かに捕獲成功した。それなのに、どうして。
どうして目の前にまだ、フォレスト・セルの巨体が健在なのか?



「――やはり、ですか。シルフカンパニーのマスターボールまで持ち出すなんて……」
「とんでもねえ野郎がいたもんだなおい?」
「!?」


その答えは、上から深雪に降りかかる声ですぐにわかった。

「魔物に化け、この子を捕まえるつもりだったようですけれど……甘いですよ?
 私もよくジムで居眠りをしている時に泥棒されかけましたが、そのおかげで、泥棒の特有の動きはよく把握しているんです」
「上から見るとあからさまに挙動不審だったな。俺ら含めて、この歌が気になってる時にその動きは嫌でも目立つぜ?」

どこか冷たさを感じるエリカと神樹の言葉。
計画がばれていた? それでは捕獲できたものはなんなのか?

「信じられないって顔してんな。答えはそのボールの中だぜ?」
「っ!」

状況を把握しきれていない深雪は、思わずマスターボールを開く。
フォレスト・セルが入っているなら開封は厳禁だが、彼が健在な以上開いても問題はない――その判断は誤りであった。

「なっ――これは!?」

ボールから出てきたのは神樹の一部――『欲に狂う黒き鉤爪』であった。
神樹は本体と蕾、鉤爪がそれぞれ独立した個体。まどかとドラゴンハートの力で強化された彼は、その蕾と鉤爪の数も増やしている。
一つのボールにポケモンは一人まで。マスターボールが捕獲できたのは、フォレスト・セルを庇った神樹のほんの一部分でしかなかったのだ。
さらに……

「ひっ!?」
「どうやら、トレーナーのレベルが足りていないようですね。正規のトレーナーではない様子……それではこの子の一部分たりとも言うことはききません」
「あー、そりゃ欲に狂う黒き鉤爪の一本だな。俺のせいなのか、それともその鉤爪になんか宿ってんのかはしらねぇが……
 名前の通りよ。その鉤爪、時たま――欲望のままに獲物を嬲り殺しにしたくなるんだ」
「い、いや……お兄様……」
「……静かな音楽は、大人しく聞くべきです」
「無粋なお前さんは、そのまま永遠に黙って貰おうか!」

ボールから飛び出た欲に狂う黒き鉤爪は、神樹の言葉通りに暴れ狂い、欲のままに深雪を切り刻んで蹂躙する。

「お、おに゛、ざまぁ゛――」

すぐには殺さない。恐怖を植え付け、徹底的に嬲る。
静かな鎮魂歌が流れる中、世界樹の下では喉を潰され声をあげることも許されなくなった少女がもがき苦しむ。
果たして彼女はこの鎮魂歌が終わるまでに死ぬことができたのか?
もうそれは、誰にもわからない。



【司波深雪@魔法科高校の劣等生】死亡確認



――

そして外ではそんな一悶着があったことなど誰も知らず……
世界樹内では、いよいよカヲルの鎮魂歌の演奏が終わった。


「……」


静かに一礼するカヲル。
それに対して拍手は起こらなかった。
ただ皆が、その余韻に浸っていた。心の中で彼の死者を悼む気持ちの強さに感動をしていた。
そしてその歌は――予言の前に一つの奇跡を起こす。


「……大丈夫?」
「うっ……」


優しくまどかが声をかけるのは、紅白の巫女装束のような衣服を身につけた娘であった。
それはまさしく、まどかが遠い記憶の中で見た人そのもの。
絶望の中で死亡し、深海棲艦に成り果てて。
水底に沈められ永い眠りにつき、現代に復元されてなおも過去の怨念に捕らわれてしまった――哀れな巫女。
グンマ―の秘術、まどかの願いでは足りなかった。カヲルの歌が、死者の魂……深海棲艦の荒ぶりを鎮めたのだ。
誰かの代わりではなく、自分の歌を。決意した使者のもたらした奇跡は、次へと繋がれていく。


「ありがとう、ございます……聞こえていましたよ、私達を悼んでくれる歌が……
 そして……遠い遠い今……あの子と交わした約束を、今度こそ……」
「あなたは、かつてのミヤザキの……」

「はい。――金剛型3番艦にして旧ミヤザキの巫女、榛名です。あなたも、ありがとう。現代のグンマ―の巫女……」

起き上がった榛名は、優しくまどかを抱きしめる。
かつて果たせなかった約束。それでも、奇跡が起きたのであれば、遅くはない。
すぐにまどかから手を離すと、彼女は軽く周りを見渡した後、決意に満ちた表情を浮かべる。

「私の狂おしいほどの無念……願ったのは、ミヤザキとグンマ―が争わないこと……
 ですが永き時の果てに今、再びかつてのような……いえ、それ以上の悪意が渦巻いている」





「私達を復元し、蒼の力を狙う者がいます。その名は――サーフ・シェフィールド……!」




旧時代のミヤザキの巫女の登場に驚く一同に、さらに驚愕の言葉がもたらされる。
奇跡の果てに辿りつく未来は、どのような形になるのだろうか。

(――ッ!!!)
「……」


そして、魔物の中でただ一人隠れる男、ルルーシュ。
彼に命じられ、治療しているように傍に仕えさせられたさやか。
二人の未来もまた、まだわからない。


二日目23時00分/東京都 新宿都庁世界樹内部】

※全てを虜にする歌→鎮魂歌がカヲルの手によって作成されました
 楽譜はカヲルの手に戻りました
【都庁同盟軍】
【ダオス@テイルズオブファンタジア】
【レスト@ルーンファクトリー4】
【ウォークライ@セブンスドラゴン2020】
【音無小鳥@アイドルマスター】
【渚カヲル@新世紀エヴァンゲリオン】
【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】
【エリカ@ポケットモンスター】
【歪みし豊穣の神樹@世界樹の迷宮4】
【アルルーナ@新・世界樹の迷宮】
【榛名@艦隊これくしょん】
※元はサーフが所持していた復元された深海棲艦のため、支給品扱い(現所有者はまどか)
※死亡しても放送で呼ばれることはありません


【潜伏者と操り人形】
【ルルーシュ・ランペルージ(ゼロ)@コードギアス 反逆のルルーシュ】
※オーバーボデイで魔物に偽装中。
※四条化した魔理沙の死体を道下から譲渡されました。
※深雪の死にはまだ気がついていません
【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】

――


……


「よっと……!」


ずぼりと、地面に転がされていた光の繭からフェネクスとユニコーンの頭が生える。

そう、激しい戦闘の中でもホモコンビは生きていた!
ドリスコルに盾にされこそしたが、エンタングルレイは拘束力に特化したもつれ光線。
殺傷能力はないのである。
そして光の繭となり転がされる……無害な存在と化せば、狂信者も魔物もそんなものにはもう警戒している場合ではない。
やるかやられるかの戦いの中で、かまけている暇などない。
それが逆に、ホモコンビの命を救っていたのだ。

強力無比なエンタングルレイとはいえ、その拘束力は強靭ながら永続ではない。
ようやく封じ――頭部分だけだが、それが解除されたのだ。

「ま、不味いですよこれは……」
「一度、セルベリアおばさんのところへ戻るべき……?」

そして光の繭の中にいた二人は鎮魂歌も聞けていないし、ドリスコルの断末魔も聞けていない。
とりあえずわかるのは、ゼオライマーがスクラップにされ放置されている点からしてドリスコル達が敗れたということ。
まだ兵力は残っているが、指揮官を失っては勝てる戦いも勝てないだろう。
強運にも生き延びた彼らは、聖帝軍の時と同じようにさらなる悪意と執念を持って――




「にしゃあああぁぁぁぁぁぁ!」



「「え?」」



しかし、両手足は繭のままの二人は、正面で目の合ったフォレスト・セルに異物と判断された。
異物は焼却だと言わんばかりに吐き出されたサンダーストームは、今度は二人のホモに愛する人への遺言も許さずに一瞬で機体ごと炭へと変えてしまう。
奇跡は起こることもあるし、起こらないこともあるのだ。

【道下正樹@くそみそテクニック】死亡確認
【遠野@真夏の夜の淫夢】死亡確認
最終更新:2019年07月17日 16:59