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「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」





突如、少女の絶叫が二人の耳に届く。
あらん限りに絞り出されたその声は、注意を引きつけるには十分であった。


「この、声は……!?」
「っ!!?」


そしてシャドウは既にその翼で空へと退避行動を取っていた。
災害の、理の化身が再びその身に危機を感じる異常な事態。


それは間違っておらず、絶叫を掻き消す光の波動がシャドウの直前まで立っていた場所を呑みこんだ。


「ぬぅ、この威力は……!?」


「レストさん、大丈夫っ!?」
「標的確認……あれが、かつてのテラカオス・ゼロも打ち倒したという黒き獣!」


「まどか、それに榛名……どうしてここにっ!?」
「グンマ―、それにミヤザキの巫女だとっ……!?」


海上から破壊光線を放ったのは、榛名に担がれた状態で弓を構えるまどか。
榛名は艤装を外した身軽な状態で、海を駆け抜けている。
まさしく高速。二人が姿を確認した次の瞬間には既にレストの元まで辿りついていた。


「っ、その腕は……!」
「こんなの、掠り傷さ……それより、どうして……」



「――どうしてお前達まで、この場所に来れるっ!?」



死にかけた獲物に対する救援。
リリカルとダークザギに近い状態だが、大きく異なる点がある。
獲物はテラカオスではなく、救援はダークザギ程圧倒的な存在ではない。
ちっぽけな災害に呑まれて潰える筈の存在が、こうして三人もまだ目の前に立っている。
不覚にも片腕を一度飛ばされた怒りもあり、シャドウは獣のごとく吠えた。

「この男は、元来の膨大な体力で耐え真竜の力で奇襲したのだと、まだ理解できる。
 だが何故だ! お前達がこのタイミングでここを訪れ、耐えきれるわけがない!」

レストにとってもシャドウにとっても、それは最大の謎だった。
九州ロボに乗る主催者以外は、沖縄というある種の安全地帯に接近するだけでも相当な時間を要する。
その謎に対する回答をしたのは、まどかを担いだ榛名だ。


「たとえどれだけの年月が流れ、街並みが変わり、そしてミヤザキの大地が器となろうとも。
 この海だけは、無くなることはありません。この星からも、榛名達の記憶からも……
 サーフが一部狂信者に持たせていた帰還用の道具を、榛名が使わせていただきました」


キッとシャドウを強く見据える榛名。
彼女は本来であればビッグサイトに帰還する道具を、かつての故郷近海を対象に使用していた。
本来の砲を外し、代わりに背負ったまどかの重さなど微々たるもの。
深海棲艦時からして都庁前線部隊の誰も寄せ付けず、ダオスと神樹の攻撃すら軽々かわしていた彼女の本来の速度が本領発揮。
瞬く間に沖縄に到着し、砕かれる寸前であったグンマ―の盾を救って見せたのだ。

「旧時代のミヤザキの巫女が、今になってグンマ―と手を取り合うだと?
 愚かな。お前達人間のエゴ、手を取り合わなかったからこそ私は生まれたのだ。今更間に合うものか!」
「いいえ。今度こそ、必ず。その為に、榛名とまどかさんはここにいるのです」

シャドウの言葉に臆することなく、榛名も凛とした声でシャドウを否定する。
小さく舌打つシャドウだが、それは榛名の言葉に対しての苛立ちからだけではなかった。
海上に転移し持ち前の高速移動で駆けつけた、これだけではまだシャドウの疑問に対する完全な答えにはなっていないのだから。

「どうして僕が、黒き獣を攻撃しに行ったってわかったんだい……?」
「レストさん、私が世界樹と繋がっている時は誰がどこにいるか把握できるの忘れてた? お風呂から急にいなくなったら慌てるよ?」
「その後は、提督が推察なさいました。急に飛び出しながら、浴場前に突き立てられた剣。それを使えない理由。
 考えられたのは、真竜の力の行使。千葉方面に向かうなら、神樹の投擲で事足りた筈。残された向かう可能性のある場所は、ここしかないと。
 提督はかなりご立腹でしたよ? どんな手段でもいいから、あの馬鹿者を連れ戻せと叫ばれていました」
「勿論、私達も怒っているからね?」
「勝手は榛名が許しません!」
「はは、流石ダオスさんだ。まいったね……おかげで、君達にまでこんな……」
「ううん、いいんだよ……」

慈愛の表情で、レストの癒えぬ傷痕を撫でるまどか。
蒼による傷は癒えないが、その他の部位は世界樹の癒しが包み込む。


(この力……やっぱりまどかと、それに榛名も……)


腕の喪失感は残るものの、随分と楽になると同時にレストは全てを察した。
まどかの使ったこの力こそ、まさに彼女と榛名がこの場にいる理由なのだから。


「それだけでは、まだ説明がつかぬ! 何故お前達は……!」


唯一、未だに理由がわからないシャドウ。
それはどこかで認めたくないという思いもあったのかもしれない。
古代のグンマ―とミヤザキの対立。人のエゴ。
それが巡りに巡って生まれたのが自分であり、この世界は一度滅んで然るべきだと確信しているからこそ。

「……私は、弱い。巫女としても、人としても。沢山の人に支えられて守られて、ようやく今この場所にいるの。
 いつも人と人がわかりあうことは難しいかもしれないけど、それでも話し合って、一緒にいてくれる人達もいるんだよ?」

「戯言を。一個人の友人程度ならば、そうであろう。しかし、人と言う種で見た場合は、そうはいかないのだ」

「人だけじゃない。動物、魔物、機械……この世界には色々な人がいて、わかりあえないことも多くて、でもみんな必死に生きている。
 この予言の聖別は……辛いけど、その垣根も超えて、手を取り合うこともできた」

「己の利、生き延びたいという欲からであろう。滅びを逃れれば、同じことを繰り返す」

「クラウザーさんの歌は、殺し合いの前から色々な人を惹きつけていたよ。それに、生きたいって思うことの何がいけないの?」

「滅びを是としたグンマ―の末裔とは思えぬ言葉だな。思想がミヤザキに偏ったか?」

「私は私。それに、グンマ―の人が本当に全員揃って滅びたいって思っていたと思うの?
 ミヤザキの人もそうだよ。本当に全員がグンマ―の人を滅ぼしてまで、テラカオスの制御だけを考えていたと思うの?」

「何?」

「……ノーデンスさんは言ってた。グンマ―は、テラカオスの研究を途中で放棄したって。
 途中まで研究を続けていた人もちゃんとグンマ―にいたの。そしてそれの集大成になる筈だったのがセルちゃん――フォレスト・セル。
 世界を浄化する世界樹を生み出す核にして、テラカオスを強化する器の役割も持った子……」

「そしてエゴの果てに、機能を歪められ偽りの救済神と成り下がった。テラカオスを封殺する奴は、お前達には破滅をもたらす魔神だろう」

「――私ね、ずっとそれが腑に落ちなかったんだ」

「……は?」

「セルちゃんは可愛い子で魔神なんかじゃないし、器としての能力もなんかおかしいなって。
 確かにセルちゃんの口の中で舐められると、身体に蒼の抗体を滲みこませてくれる。
 そのおかげで私達はここにいられる、大きな恩恵を受けているっていうのはわかるんだけど……」

「グンマ―が器の中に隠していた抗体……なるほど、手を取り合っていた頃に生み出された産物というわけか。
 だが所詮は抗体。たとえ私が周囲に放つ蒼には耐えられたとして、私に直接触れればその男と同じ末路を辿る。
 そして私を相手に耐えられぬ程度では、来るべき時には微塵も耐えきれないぞ?」


巫女とのやりとりの中で、ようやくシャドウは彼女達が何故この場所で生きていられるかを理解する。
グンマ―がまだ自然死派に傾く前に生み出された蒼への対抗策。
元々蒼による災害は自然現象。自然に対する知識と理解のあるグンマ―の民に、際限の無い進化を続けるセルが組み合わされば、不可能ではない。
もし研究が続いていれば、全人類を舐めまわして抗体を得るつもりだったのか。
だがそれも一時しのぎ、肝心の災害に耐えきれないのであれば、まるで無意味な研究成果だろう。


「グンマ―の人も、ミヤザキの人も、最初は同じ想いだった筈なんだ。今度こそ、もっと犠牲を減らして大災害を乗り切ろうって。
 その為の予言、頼らざるを得ないテラカオスを殺し合い以外の方法で強化する計画。
 でもセルちゃんの抗体は、守りを固めるだけ。それも完成したテラカオスは全部吸収できるんだから、最後には必要無くなっちゃうよね?」

「む……?」


まどかの言葉に、シャドウは眉を顰める。
気にも留めていなかったが、確かにミヤザキの器・九州ロボと比較すればグンマ―の器による強化は見劣る。
フォレスト・セル自身の戦闘力に力を割いているのかもしれないが、セルも抗体を持つがテラカオスではない以上蒼の直撃は耐えきれない。
こうしてテラカオス以外の存在に攻撃される対黒き獣用の能力なのかもしれないが、それはテラカオス以外の強化。
元々なりかけのテラカオスすら蒼には強い耐性を持つ。念の為なのかもしれないが、他の予言の強化に比べれば恩恵は薄い。


「――その理由は、舐めまわし抗体は器のセルちゃんの本当の力じゃないから」

「なんだと……!?」

「きっと、研究を続けていたグンマ―の人は気付いちゃったんだと思う。
 研究を中断させられる。自分達の命も危なくなるくらい、自然死派の勢いが強くなることに……
 だから、副産物の舐めまわし抗体を研究成果として表に出した。神様達にも、それが本当なんだって思いこませるくらいに」
「この抗体が、副産物だって……?」


流石のシャドウも混乱する。そればかりかグンマ―陣営のレストすらも。
蒼の空間で耐えきれる抗体。たとえ大災害は耐えられないにしろこうしてシャドウと対峙する余裕は出てくる代物だ。
ノーデンスすら蒼に耐えきれなかった以上、神々から見てもこれはとてつもない研究成果なのではないだろうか?
それが、表向きのもの。それでは神々にさえ知られることの無かった、最初期のグンマ―が遺した研究成果とは一体何なのか。


「もし本当の能力も教えちゃってたら、いずれ自然死派に対策を取られるか消されちゃう。
 だから舐めまわしだけを公表して、自然死派の人はその流れで自然にお尻からテラカオス因子を吸い取るように後からセルちゃんを改造した。
 本当の力は神様も知らない。予言に書かれることもない。だけどいつか、本当のセルちゃんを察せられる人が現れる。
 研究を続けてきた人は、それを祈り願って最期の時まで頑張っていたんだと思う。そして今……その祈りは、届いたんだよ」
「ヒントも無しに本当のセルの能力を察しろだなんて、なんて無謀なんだ。でもまどか、もしかして君が……?」


「違うよ。私はまだまだセルちゃんを知れていなかった。でも、レストさんももう聞いている筈だよ?」
「え?」







「――サウザーさんに、祈りは届いていた」







「セ、セルちゃんと前の穴で繋がって、世界樹の力を注がれると凄く気持ちよくて、力が満ち溢れるの……!
 念の為にお尻も弄ってもらって、本当にもう……♪」
「は、榛名はかつての提督に身を捧げていますので、お尻だけ……」




顔を真っ赤に染め上げ、もじもじとするグンマ―とミヤザキの巫女二人。
しかし羞恥の感情こそ見えるがそこに嫌悪の感情は見えず、まどかの方に至っては少し艶めいているようにすら見える。

「ま……まどか……その、何と言えばいいのかわからないんだけど……」
「あ、安心してレストさん。ちゃんと小鳥さんが一からちゃんと教えてくれたから、これが大事なことだっていうのはわかっているよ?」
「しかし、本当に恐ろしい器でした。提督のことを考え続けなければ、榛名は違った意味でまた堕ちていたかも
 それに前も後ろも捧げて身を捩るまどかさんと一緒にいたら、なんだかいけない扉も開いてしまいそうで……」
「榛名さんもぬちゃぬちゃだったけど、とっても綺麗だったよ?」

(ぼ、僕が一人で飛び出したせいで、あちこちにとんでもない飛び火が……)

まさかの事実とまどか達の行動に、全身から汗を噴き出させながらレストは眩暈を覚えて全身を震わせる。
この場を生き延びたとして、自分は小鳥かほむらに殺されるのではなかろうか?
そして神々さえ気がつかなかったフォレスト・セルの本来予定されていた使い方に感づいたサウザーの洞察力にも震えていた。

「ふ、ふざけるな! そんな下らない、人間の色欲から生まれたような力で――」

シャドウも明かされた真なるグンマ―の器の使い方に吠える。
これは公に出来る筈もないし、したところでテラカオスや巫女も流石に渋るに決まっている。
誰が好き好んで、得体の知れない醜悪な化物に開発されることを望むだろうか。
まどかは最初期のグンマ―の計画をあえて隠したと言っていたが、実際のところは黒歴史過ぎて無かったことにしたかったのではないか。
シャドウはそう考えるが……

「ふっ!」

まどかの弓から放たれる光を目にし、その考えは吹き飛ばされた。
あまりの内容、そして抗体を得た連中程度の攻撃ならば余程過剰な倍率をかけられない限り耐えられると、油断していた。

「がっ!? な、なんだ、その力は……!?」

堪らず呻くシャドウ。
放たれた光の矢は、歪に蘇ったシャドウの右腕に、小さな風穴を開けていた。
先程受けたダメージよりは弱いが、それでも再び蒼を貫かれたのだ。
何より問題なのは、今度は直接攻撃ではない。光を用いた遠距離攻撃――何発も攻撃可能だということだ。


「蒼の抗体。抗う力は世界樹の核が生み出す。
 セルちゃんの本当の能力は、この世界樹の核……セルちゃんの遺伝子を直接体内で受け取ることで、勇者に蒼に抗う力を宿すこと。
 舐めただけじゃ、足りない。もっと深く世界樹の力を受け入れ、人の力と交わった時……」


引き絞られる光の弓矢。
淡い翠緑の光は自然の柔らかさを感じさせる。
しかしそこに宿る力は、明らかに従来の巫女のそれを上回っていた。


「――蒼を貫く力になるっ!」


解き放たれる光を前に、シャドウは緊急回避。
転がりかわす無様なものだが、直弾するわけにはいかない。
光が通りすぎた後は、一瞬とはいえ周囲の蒼が霧散していたのだから。


「くっ……! 勇者に対しての蒼を破る矛に守りを固める盾……本当のグンマ―の矛と盾だとでも言うのか!?」


シャドウは歯噛みする。
最初期のグンマ―とミヤザキは、確かに手を取り合っていた。
自然死を考える前に、制御を考える前。やがて対立した両陣営が協力していた時は、何を考えていたのか。
おそらく、行動的で何事にも挑んでいく気質のミヤザキの者はこう言ったのだろう。

『テラカオスをずっと強化できる、そしていつかテラカオスにすら頼らずに済むような、蒼を破れるような力を作ろう!
 蒼だって結局はエネルギーの一つ。少量なら問題ないんだし、打ち破ることもできる筈だ!』

無謀だ。自然の摂理に人が敵うわけもない。しかしその後のミヤザキの者も制御を考える以上、結局は大多数が無謀な挑戦者という意味では同じだ。
そしてそれを受けて、自然や災害の力に詳しいグンマ―の民は同調した。
世界を浄化しつつ、役目から滅びるわけにはいかないと進化を続ける世界樹の核に目をつけ、世界樹に蒼を記憶させその抗体を構築させ始めた。
どれだけの年月がかかるかわからないが、大災害も当分先。猶予はあるのだと、これからも研究を続ければいいと考えていたのだろう。
結局は、その者達の数が少なすぎたのだろう。少数は異端とされ、やがて埋もれて消える。
人間のエゴには勝てなかった、日の目を見ることのなかった、確かに存在していた両陣営の協力の証。
それが今、蒼の化身であるシャドウを追い詰めていた。

「――だがっ! それは研究段階で秘匿された、未完成のもの! それだけで自然の摂理を破れるなどと思いあがるなっ!」
「うっ!?」


しかしシャドウもただ黙っているわけではない。
蒼に抗い貫く力。それは信じがたい脅威ではあるが、完成したわけではない。
単純な威力だけでみれば、先程の拳の方が遥かに上。とても大災害をテラカオスに頼らず貫くには力不足。

「それにいくらお前の力が増そうと、お前は巫女でありテラカオスではない。テラカオス程の脅威はない!」
「あ、当たらない……!?」

そしてその力を現在行使しているのは、争いの淀みから生まれた化身ではなく巫女。
それもほやほや、新米巫女。レベルが上がり莫大な魔力を宿そうと、戦闘技術はあまりに未熟。
蒼を貫く力を光に変え放つにしても、それは直線的な攻撃ばかり。命中精度に問題があった。

「そんなプロトタイプ、まさしく古代の遺物などに大災害は勿論私を破ることもできはしない!」
「!!」
「貫けぬ程の、濃密な蒼を受けて消え去るがいいっ!」

そして光の矢をかわしたシャドウは、その手に蒼の力を集中させて放出する。
撒き散らされる蒼程度は耐えられても、これだけの濃度の蒼を直弾すれば魂諸共に砕け散るしか道は無い。
惜しい力の持ち主だが、この姿の原型……基準としたディーヴァの気質がシャドウにも影響を出しているのだろう。
油断はせず、危険な相手は全力で叩き潰さねばならないと。


「っ、させません!」
「な、貴様ぁ!?」


しかしシャドウが放った蒼の塊は空振りする。
まどかを担いでいた榛名が、急旋回しかわしてみせたのだ。
目標を失った蒼は海へと命中し、海水を歪めてこの世から抹消するに留まった。

「馬鹿な、艦むすがその力を発揮できるのは水上だけの筈……はっ!?」

遅れてシャドウは気がついた。
先程の戦闘、レストは水幻竜の能力で沖縄全体に対して濁流を放っている。
未だ残るその水が、榛名の高速移動を可能としていた。
陸地に残る水を全て吹き飛ばそうにも、そうすれば今度は海が残るだけだ。結果は変わらない。

「おのれ、小賢しいっ!」
「海はどこまでも広く、大きい。いかに蒼といえど、化身のあなたの力では海を全て消し去ることはできません!
 そして榛名達、金剛型高速戦艦は実戦を重視して造られた巫女! 海上であれば、そう易々と捉えさせはしませんよ!」

続け様に蒼を放つシャドウだが、発射速度に対して榛名の反応速度は明らかに上。
そして榛名自身は攻撃を行わない、敵の動きを読み切り回避に専念しているために余計に手強い。
元々戦艦の砲撃程度では傷も負わないだろうが、今の榛名の装備品は担いだまどか。
そしてそのまどかは蒼を貫く矢を放つ。
海上を高速で動き回り、細かく削ろうとしてくる巫女の連携の前に、シャドウは防御に回るしか手が無かった。

「私には再生能力もある! かわしつつ合間で射る命中精度の悪い矢の傷など、すぐに癒える!」

身体を翻し、矢をかわしてみせるシャドウ。
お互いが強力な一撃を持つが、当たらなければ意味が無い。
しかしシャドウの蒼は無限に湧き出るものであり、数時間も経てば大気中の蒼でも抗体は摩耗し無くなるだろう。
少し面倒だが、持久戦に持ち込むべきか。


「なら、威力があればいいのかなっ!?」
「ぬおっ!?」


そう思ったシャドウの背後から、かわした筈の矢が威力を跳ね上げて投げつけられた。
完全にはかわし切れず左腕を掠めるが、そこは大きく抉れることとなった。

「おのれ、貴様まで……っ!」
「まどかが時間を稼いでくれたおかげで、僕も動けるようになったよ」

そこには、片腕を落としても尚戦う気のレストが立っていた。
彼は彼で榛名やサウザー程では無いが、常人離れした移動速度を持つ。
榛名達の動きから外れた矢の数本をすぐに回収し、それをシャドウ目がけて投げることで挟撃の態勢に持ち込んだのだ。

「確かにまどかは戦闘技術に関してはまだまだ未熟だ。だけどそれは君にも言えることじゃないかな?」
「どういう意味だ……!」
「蒼という絶対的な存在に守られて、攻撃もできる。だからそれに頼り切り、動きにも時々無駄が見える。
 僕がここに来た時から傷を負っていたし、蒼をなんらかの手段で対処できれば君はそこまでの強さじゃない」
「貴様ぁ!」

先にこの男を消すべきか。こちらも惜しい能力ではあるがあまりに危険。
しかしそう考えれば、巫女達の攻撃が背後から飛んできて回避を余儀なくされてしまう。

「鬱陶しい、何故抗う巫女共……!?」
「おっと、背中を見せてくれてありがとう。僕にはまだ右腕と両脚があるからね。
 あと三回くらいは、君のどこかを吹き飛ばすことができるんじゃないかなぁ!」
「おのれぇ……!」

かといって巫女の方ばかりを警戒すれば、こちらの男は再び拳に力を込めてくる。
まさか、ありえないとは思うが先程と同じ攻撃を今度は腕以外に受けたら?
その威力は身を持って知っている。


「まどか! 榛名! こいつは軽い攻撃じゃ倒せない! 君達はそこでゆっくりとしていてくれ!
 今度こそ、僕がこいつを止めて見せるから!」
「貴様など、力を溜めさせなければ取るに足らん相手! 巫女にも劣る者が大層な口を!」


そして本気なのか、レストは移動しつつ、残された部位のいずれかに力を込めるような動きを見せ始める。
巫女達も彼を信頼しているのか、射撃の雨が止んだ。
これは好機と、シャドウは今度こそ自惚れた盾を完膚なきまでに砕かんと襲い掛かる。
やはりどう取り繕っても片腕を失い、攻撃能力は激減している。
力を溜めきる前に回避行動を取らざるを得ず、シャドウに一切の有効打は与えられない。

「やはり口だけのようだな!」
「……聡い彼女なら、きっとわかってくれる筈さ」

紙一重でシャドウの攻撃をかわしていくレスト。
殴りつけた腕は砕けたが、シャドウからの直接攻撃を受けても砕け散る。
力を溜め切る前の拳や武器ではシャドウの纏うだけの蒼も貫通できないため、ひたすらに回避するしかないのだ。

「ふん、そちらの浅知恵など通じぬよ。お前に他の手があるのかと思ったが、その様子も無い。
 ならば無駄と分かっていながら私に挑む理由は一つ……時間稼ぎであろう?」
「!!」

突如、シャドウが反転し蒼の右腕を構える。
レストに別の打つ手は無く、唯一の手段も溜めが必要。
それならば問題ないと、背中を向けたのだ。
屈辱の行動だが、シャドウの読み通りレストにはもう打つ手は残されていない。さっきのような真似も一発限りだ。


「ならば、巫女に攻撃させるしかない。――命中精度など関係ない、溜めた広範囲攻撃をな!」


振り向いたシャドウの視線の先には、魔力を溜めて身構えているまどかと榛名の姿があった。
気付くのが遅れ、レストを葬ることを優先していれば自分にあの攻撃が飛んできていたことだろう。
しかし敵の策をシャドウも読み切り、攻撃の最中で同じく蒼の力を凝縮し解き放てるようにしてあった。
同じ力を溜めた攻撃。しかし戦闘技術の差から、まどかはまだ高速移動しながら力を溜めることはできない。
また急に動けば、溜めた魔力が暴発する可能性もあるため、榛名の機動力も若干低下する。


「今度は回避などさせん! グンマ―とミヤザキがわかりあえるなどと抜かすならば、望み通り二人仲良く消えるがいい!」


シャドウの右腕から、特大の蒼が放たれんとする。
対するまどかはまだ溜めの段階。構えを解くにしても僅かな時間を要する。
その時間で、蒼は巫女二人を容赦なく呑み込めてしまうだろう。








「――今だっ!!!」





その時、レストの絶叫が響く。
巫女への攻撃指示。しかし彼なら間に合う攻撃も未熟な巫女では間に合わない。
読み違えたことが、彼の稚拙な策の敗因。
背後からあの大きな力も感じられない。やはり彼の方はは既に万策尽きていた。
ニヤリと笑い、シャドウは巫女に蒼の洗礼を浴びせさせる。








「っ――――――!?」

その瞬間であった。
溜めていた蒼が霧散した……いや、それ以上の大事が起きた。

叫び声をあげることもできない程の、予期せぬ激痛。

また殴られた? いや違う。さらに強烈な痛みにして不可視の攻撃。

巫女の攻撃? これも違う。のんきにまだ溜めている。

では一体、誰が……?

……外傷ではない。内側から受けた痛み?


「まさ、か……」


ようやく絞り出した声と共に、シャドウは膝をつく。

シャドウの敵は、目の前の三人だけではなかった。

攻撃の正体、それは……











「レスト様……私などの為に腕を犠牲にされたあなたの想い、無駄にはいたしません!」



慌ただしい戦場のど真ん中で、角を生やした金髪の少女が涙を零しながらも舞っていた。
彼女はかつて、シャドウにその魂を取り込まれていた存在。
その能力は四源の力。『味方全体の攻撃力を5倍にする』というもの。
有用故に破壊されることなく取り込まれ、その力はシャドウに振るわれていた。

しかしあの時、レストはシャドウにその力をあえて使わせることで、その力の発生源を見極めていた。
そして人間以外なら、その魂をあるべき場所に帰せる自身の魔法タミタヤの力を込めてシャドウを殴り抜いていたのだ。
元からシャドウを倒す気など皆無。全ては、その魂を取り戻すと誓いを立てていた少女の為。

そしてそれは、単なる自己満足だけではない。

シャドウから解放された魂が帰る場所は死者スレ。シャドウの影から吹き飛ぶように吐き出された彼女は、主人のこの行動の本当の意味を察した。
彼が何を想い、無謀極まりない行動をしたのか。それは属性さえ揃えば彼女は『誰であっても攻撃力を5倍にできる』からだ。

それが何を意味するかといえば、この光景が全て。



「ええい、時間がないのだ! 罪人共はそこに横一列に並んで尻を向けろ!」


贖罪の女騎士は、声を張り上げながら罪人達を綺麗に並べていく。


「これが決まれば、もうこれ以上罪人を捕える必要もない。ここで我々全ての力を解き放つのだ!」
「総員、構えよ!」


覆面の戦士は冷静で的確な判断で戦況を把握する。
類稀な統率力を持つ悪魔の将は死者の戦士達を従えて指示を出す。


彼らは全て死者。戦いで敗れ散った者達。
死者には安らかな眠りを……そうはいかないのが、大災害を前にした聖別の定め。
生前も、そして死後も彼らは戦い続けた。
この世界に、休める場所などはない。
迫りくる蒼の脅威のため、魂だけとなっても尚も戦わなければならない。


「……君の力、闇の力以外が必要らしいけど、別に闇の力を強化することもできるんだろう?」
「あ、あなたは……?」
「ふん、我以外がもたらす破滅など認めない。この世界を破滅させるかどうかは、我が決める。
 ほら、お前達も悔しくは無いのか? 英霊に頼り切り、世界を滅ぼせる力を持つ我らがただ指を咥えて眺めるだけでいいのか?」


軍師の姿をした邪竜の言葉に、大罪人にまでは選ばれずとも邪悪とされた存在達も奮い立つ。
このまま何もせず蒼の好きにさせるのは、悪の名折れ。
邪竜の敷く布陣に従い、彼らも力を溜めつつ眼前の敵を睨んだ。

死者達は、様々な理由で命を落としてきた。
不運な者。止むをえなかった者。どう考えても自業自得な者。
聖も邪もいる。そしてそんな死者達は、今この時確かに一人の男の後ろに勢揃いしていた。
彼らの想いは、垣根を越えて一致した。

――死者を、舐めるな――

「さぁ、カルナ! 思いっきりこの罪人の尻に槍を!」

「……わかった」


罪人の尻が穿たれる。吸収されるエネルギー還元された魂。
続け様に何人もの尻に槍がささり、魔力は限界を超えて満ちていく。
そしてその場に、多くの死者が思い思いに解き放った力を吸い寄せ生み出された四源の力も。




「――梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)」



やがて、使用者自身も経験したことが無い程の超熱の劫火が放たれる。
続けと言う悪魔の将の号令に、集まった死者達の蒼への叛逆がやがて影の全てを呑みこんだ。



「か……!」


「小町さんは言っていた。この戦いは死者もひっくるめた総力戦だってね。
 だから、君の力を削ぐと同時に死者の力になれる彼女を早く救うべきだと思ったのさ。僕個人の肩入れもあったけどね」


死者からの威力を跳ね上げた一斉攻撃の前に、影を伸ばしていたシャドウの力はついに押し戻され、そのダメージは本体にまで及んだ。
再生は十分可能と言いたいが、いわば体内を思いっきり掻き乱されたのだ。動くことはできない。


「愚か、な……たとえお前達が、私を消そうと……私は、お前達がいる限り……っ!?」


そして立ち上がろうとしたシャドウは、そのまま崩れ落ちて力が入らなくなる。
完全に予期していない、威力の限界を超えたカルナ達からの一斉砲撃。
それだけでなく、巫女が集める光の質が変わったのも大きな原因だった。


「りゅ、竜殺剣……っ」


矢の代わりに、蒼を貫く力を纏った竜殺剣・天羽々斬が弓につがえられている。
リリカルを殺す役に立った真竜の力が、ここにきて大きな枷となった。
真竜の力を切り離そうにも、取り込みすぎた上に死者からの攻撃のせいでそれもできない。




「私達は、滅びの未来をみんなと一緒に変えてみせる。
 あなたが、生まれる必要のない世界をきっと……だから、今はどうか眠って……!」





「……憶えておくがいい……私は所詮、摂理の意思の一つに過ぎない。まだ、お前達の勝ちでは――」








撃ちだされた『青』く輝く剣は滅びることがない筈の『蒼』を貫き、消滅させた。





【黒き獣シャドウ@テラカオスバトルロワイアル十周目】 消滅確認

※囚われていた死者の魂の行方がどうなるかはわかりません




「やった……の……?」


極限まで魔力を高めた一射を放ったまどかは、不安げにその言葉を口にする。


「はい、大丈夫です。まどかさん達の……みんなの勝利です!」


それを聞いた榛名は、頷くと同時に彼女に勝利を告げる。


大地は崩壊していくが、異常気象は収まった沖縄。
そして砕け散っていくフロワロの花が、何よりの証拠であった。


「や、やった! やったんだね!」
「あぁ……まさか、力を削ぐどころかあれを倒してしまうなんて、本当に驚きだよ……」


シャドウが完全に脱力したのを見計らってから飛び退いたレストは、爆風に焙られこそすれ、無事であった。
右腕で、蒼に打ち勝ったという確かな証拠の傷一つない天羽々斬を拾い上げて、まどか達の功績を讃える。


「レストさん、その腕は……」
「魂全部砕かれるのに比べたら軽傷だよ。まどか達のおかげで、まだみんなの手伝いはできそうだ。本当にありがとう」
「信じられません、いくら当時のグンマ―の盾以上に頑丈だからと、黒き獣の本拠地に単身で乗り込むなど……」
「いや、僕も少しは考えたんだよ? ただ、全てを呑みこみ消滅させる蒼とはいえ……
 蒼は絶対的で、シャドウの破滅を望む禍々しさは時間と共に増していたけど、荒れ果てた大地とフロワロは健在で全てを壊してはいない。
 それはあいつが意図的に弱めているか元からなのかはわからないけど、とにかく沖縄の蒼の嵐は抗体があれば耐えきれるんじゃないかって踏んだんだ。
 戦闘空間でしばらく耐えられるなら、あとは賭けさ。サクヤを救いだして、彼女がすぐに死者の力を底上げして反撃してくれればってね」

詰め寄られたレストは、正直に自分の計画を口にする。
死者が抵抗力を上げることで予言完成までの時間稼ぎができればと思っていたが、まさか二人の巫女が救援に駆けつけるとは夢にも思っていなかった。
予定外、しかし予想以上の成果を得ることができた。……ある意味での、彼女達の犠牲の上に。


「そうだったんだ……よし! 無事、じゃないけど、レストさんを連れ戻すダオスさんとの目的も達成できたし急いで戻ろう?」
「……まどかさん、流石にこのまま担いで帰ると榛名でも時間がかかりますよ?」
「というよりまどか、君が榛名に担がれているのってもしかして、まだ甘い機動力を榛名に助けてもらうだけじゃなくて……」
「う、うん。セルちゃんが凄すぎて、まだ足腰に力が入らないの。お尻も前も気持ち「それじゃあ帰りは僕の魔法を使おうか!」あ、そうだね!」


聞きたくない言葉を言わせないようにしながら、レストはまどかと榛名に触れてエスケープを使って世界樹に帰還する。
正直戻るのはダオスに何を言われるかわからなかったし、殺されるかもしれないという恐怖もあったのだが。

巫女の力により、黒き獣は討たれた。
しかし獣の言う通りそれは大災害の脅威の一片に過ぎないし、他の問題はまだ残っている。
予言を完成させ、大災害を防いで初めて勝利したと言えるのだ。

三人はこの後世界樹に戻り、仲間達と残りの問題について再び話し合うことになる。
戦いは、まだ終わらない。



「……」


転移魔法で三人が帰還したところまでを、多くの兵士達がモニター越しに凝視していた。
誰もいなくなった沖縄。
これまでの蒼の嵐に加えて戦闘の余波で、とても普通の人間が住める場所ではなくなってしまったものの……

そこは、ようやく静寂を取り戻していた。


「――黒き獣の、消滅を確認。同時に異常気象とフロワロも消滅……」



「――黒き獣が、シャドウが討伐されました!!!」



一人の兵士の震える声を皮切りに、全ての兵士が歓声をあげた。
もはや見守ることしかできなかった彼らではあるが、黒き獣の討伐は悲願の一つであったのだから無理もない。
誰もが口々に喜びの言葉を口にし、巫女の奮戦にそしてシャドウの動きを大きく鈍らせたリリカルの功績を讃える。
これまでの多くの犠牲は、決して無駄では無かった。
一部では戦意を喪失した兵士もいたが、今回の一連の映像はそんな彼らも勇気づけるものとなった。



しかし、同時に彼らは冷や汗も流すこととなる。



「さっきの様子を見てれば明らかだ。都庁の面々は予言を解き、かつフォレスト・セルの能力も完璧に把握していた!」
「それに、ミヤザキの巫女まで一緒ってどういうことだ!?」
「わからんが、これだけは言える! 彼らも、世界の滅びを回避しようという一点においては我々と同じ気持ちだ!」


狼狽える兵士達。本来であればありがたい情報も、少しばかり遅かった。


「おい、急げ! はやく九州ロボに! ココさんとメフィラスさんにも連絡を取るんだ!」
「くそ、目が離せなくて連絡が……!?」
「間に合ってくれ……!」


ASO3の兵士達はひたすらに慌てふためく。
まさか自分達のような存在が、こんな大事件の目撃者になろうとは。
連絡も、放送も、何もかもが遅れても誰も咎めることはできないだろう。
彼らは祈る。勘違いして飛び出してしまった上司にあたる二人が無事であることを……

三日目・0時15分】

【東京都・新宿都庁世界樹入口】
【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康、魔力消費(中・回復中)真・世界樹の巫女、首輪解除、蒼への叛逆(中)、テラカオス化耐性(完全)、性知識入手
【装備】世界樹の衣、竜殺剣『天羽々斬』、榛名(蒼小耐性+テラカオス化完全耐性)
【道具】支給品一式 その他不明、サクヤのスマホ、セルのモンスターボール
【思考】基本:自分も戦い、みんなで生き残る
0:他の問題も、ダオスさん達と話し合わないと!
1:クラウザーさんのためにも、DMC狂信者の暴走を止める
2:ほむらちゃん、前もお尻も甲乙つけがたいんだね!
巫女の祈りにより、魔法少女に近い存在へとなりました
※ソウルジェムなどはないので、肉体が致命傷を負えば普通に死亡します
※衣装はアルティメットまどかのものを2Pカラーにした感じです。戦闘力もそれの劣化版
※世界樹の王@世界樹の迷宮に加えてフォレスト・セルと同じスキルが使用可能です
※ダオス直伝のハイパーまどかビームを習得しました
※竜殺剣は所持しているだけでも竜やそれに近い種族に特効性能を持ち、結界や再生などの特殊能力も無効化することができます
 テラカオス・ディーヴァや真竜などには特に高い効果を発揮します
 また巨大な外見に反してとても軽いため、小柄な少女でも振り回したり投擲することができます
※器のセルの能力を手に入れ、蒼への叛逆能力を手に入れ能力値が上昇しました
 蒼に対する通常よりも高い耐性及び蒼に有効な貫通攻撃が可能ですが、本来はテラカオス用のため完璧な力ではありません

【レスト@ルーンファクトリー4】
【状態】ダメージ(大)、魔力消費(大)各種超耐性、ソウルアーマー・サクヤ、首輪解除
    ドラゴンハートによる超強化、蒼耐性(小)、テラカオス化耐性(完全)蒼による左腕喪失
【装備】最大錬成世界樹ノ剣、最大錬成防具、草原のペンダント
【道具】支給品一式、封じられた闇核、三竜の逆鱗、ファガンの卵 、小鳥印の青汁×沢山、減った材料
【思考】
基本:サクヤのためにも、人間としてこの殺し合いを終わらせる
0:正直帰るのは怖い……
1:同盟軍の味方と共に大災害回避のために動く
2:あわよくば竜と結婚できる世界を作りたい
3:DMC狂信者、拳王連合軍は絶対に許さない
4:ありがとう、サクヤ……
※ブリーフ博士の技を覚え、首輪解除が可能となりました
※現時点で、フォレスト・セルとの長時間のリンクは不可能です
※ゲートリジェクト(異空間移動)使用不可
※ネット上に『変態オーバーロード』の一人として動画を晒されました
※所持していた道具の内、切り札クラスの素材を全て使用しました
※左腕は蒼による消滅のため、どのような手段でも再生は不可能です

【静岡県・富士樹海・死者スレ内部】
【カルナ@Fate/Apocrypha】
【状態】宝具ぶっぱしていないけど、存在するだけで魔力消費
【装備】自身の槍、黄金の鎧、多くの死者達
【道具】不明
【思考】
基本:使命に従い、死者スレを守る
1:シャドウは消えたが、死者スレの警戒は怠らない
2:……いつから、尻に槍を刺すことになったんだろう?
※死者スレからは相変わらず動けません
※シャドウの脅威が去った死者スレがこの後どうなるかはわかりません

【日本海のどこか・ASO-3内部】
【主催モブ兵士(ストームトルーパー)@テラカオスロワ10期】
【思考】
基本:ココとメフィラスに代わり、放送や脅威の監視を行う
0:九州ロボ及びココ達に事の顛末を報告する
最終更新:2020年05月15日 08:33