ドラムの音長を変更する方法
MIDIのドラムは普通にやっても音長を変更することが出来ません。
例えば、以下のようにドラムにゲートタイムを指定しても、その通りには鳴ってくれません。
$c{n57,} // クラッシュシンバル2 のリズムマクロを作成
TR(10) CH(10)
q(100) // ゲートタイム100
Rythm{ c1 }
q(1) // ゲートタイム1
Rythm{ c1 }
2回シンバルが鳴りますが、1回目も2回目も長さに違いは出ません。
ドラムの音長を変更する方法
EP または、V コントロールチェンジを利用します。
以下のソースは、先行指定オプションを使って、シンバルの演奏中にEPを0にします。
$c{n57,} // クラッシュシンバル2 のリズムマクロを作成
TR(10) CH(10)
q(100) // ゲートタイム100
Rythm{ c1 }
EP.onTime((127,127,!4),(0,0,!4)) //1拍後にEPを0に
Rythm{ c1 }
EP(127) // EPを元に戻す。
これで、2回目のシンバルが途中で鳴り止みます。
これは、ほとんどの場合 V でやっても同じ結果になります。
ただし、音源によっては他のコントロールチェンジに影響が出る場合もあるので、どちらでも良い場合はEPをおススメします。
なお、EPやVはチャネル全体へ影響するため、シンバル以外の楽器も一緒に鳴り止んでしまう点には注意が必要です。
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最終更新:2013年06月13日 00:10