HammeriteCityに存在する宗教組織。あるいはその構成員。通称はHammer/Hammeriteだが、Order of the Hammerと呼ばれることもある。

概要

Order of the Hammerは技術信仰の宗教組織で、彼らの建築の神、Master Builderの理想を実現しようと活動している。Thief世界では彼らは進歩の力を熱望している。彼らは秩序と伝統的宗教の象徴であり、彼らが信じている教義を熱狂的に強要する。これは犯罪者との絶え間ない衝突を意味するが、長年の宿敵であるTricksterを崇拝して混沌と歪みをもたらすPaganたちとは特に激しく敵対している。また、彼らは近代初期の英語を古風にしたような話し方をする。

Hammeriteは非常に産業主義的な組織であり、建設請負業者や工場労働者としての役割を担い、様々な技術をCityに提供している。しかしながら、Mechanistたちの発明を異端とみなしていることから、彼らは技術的進歩に独自の制限を設けていると考えられる。

City Watchが警察として組織化される前は、Barons PoliceとHammeriteがCityの秩序を守っていた(Thief1の頃、Barons PoliceのリーダーはSheriffだった)。RamirezdeNavan長官との間に交わされた手紙では、Barons Policeが囚人をCragscleft Prisonへ送ったことについて触れていた。Hammeriteは路地における法の執行者という性質が強く、かつてArtemisの財布を盗もうとした所を捕まった少年Garrettは、自分をHammeriteへ引き渡さないよう嘆願した。

かつてBaronはHammeriteを熱心に援助していたが、現在の援助はそれほどでもなくなり、さらに内部に生まれた分派を追放したことでメンバーが急減したことなどを理由に、Hammeriteはかつての絶大な影響力を失った。Hammeriteの権力の落ち込みはCity Watchの発達に拍車をかけ、彼らの法の執行行為のほとんどがCity Watchに引き継がれた。Karrasの死後も、法の執行権はCity Watchが支配するだろう。たとえHammeriteが自分たちの影響圏で巡回警備を続けたとしても。

階級

High Priestは教団を導く者で、主にHammer Templeに住んでいる。彼は強力な司法権を持ち、Builderの意志の実現を熱心に見守っている。また、Hammeriteの施設内であればどの場所への立ち入りも認められ、より低い階級の者へ教義を教える。

Hammerite PriestやMaster ForgerはHigh Priestより一階級下の存在であり、より制限された権限を持つ。しかし、教団メンバーの監視と教団の目的の順守が義務付けられている。

次に来るのがHammerite Guardと職人で、教団の主な構成員は彼らである。彼らは武器や道具の扱いに熟練しており、また、Builderの法典の熱心な信奉者でもある。

指揮系統の最後に来るのがHammerite Noviceで、彼らの権限は非常に制限されている。彼らが寺院の中で喋ることは禁止されており、また、自身の能力と献身を教団に示すよう義務付けられている。

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最終更新:2011年06月05日 20:36
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