転化>「A」 (または、転化>「A」+「B」)
《自動》:このカードが手札にある場合、配備フェイズ中に以下の使用型テキストを(場にあるかのように)使用できる。
【自分の「A」という名称、属性を持つキャラクター1枚を廃棄する。(「A」+「B」の場合、「A」という名称、属性を持つキャラクター1枚と、「B」という名称、属性を持つキャラクターを廃棄する。)】このカードを活動状態で場に出す。
コメント
キャラクターの強化および
速攻付与の新しい形。
実質的に手札を2枚以上消費する事になるので、
エンチャントカードをセットするのと意味は近いかもしれない。
「A」+「B」のパターンなら3枚消費になり、さらにリスキー。
待機状態に関して非常にややこしい能力。順を追うと以下のようになる。
- 転化のプレイを宣言。この時点で場に出そうとしているキャラクターカードが待機状態になる。(転化の特殊効果)
- 転化のコストを支払う。
- 使用型テキストとしての、転化の効果が待機状態になる。
- 以降、割り込み可能。連鎖解決後、キャラクターが場に出る。
エンチャントと異なる点は、以下の通り。
良い点:
- 割り込みに耐性がある(エンチャントはセットのタイミングに割り込んで除去される)
- キャラクターを墓地に送る手段にも使える
- 無力化されたキャラクター(例えば蛙狩「蛙は口ゆえ蛇に呑まるる」)の有効活用
- 相手の配備フェイズ中も場に出すことが出来る
- 転化に割り込みで全体除去を使う場合、場が一掃された後で速攻キャラが出せる
悪い点:
もっとも、転化でのプレイが出来なければ、最悪の場合、普通に
エネルギーを支払ってプレイすればいいので、エンチャントよりは多少腐りにくいように思われる。
この戦術を持つカード
永月
Q&A
Q060
転化について詳細な(具体例などをあげて)説明をして下さい。
A060
転化のプレイは、全ての配備フェイズ(相手の配備フェイズも含む)で可能です。
※閃光持ちであっても転化のプレイは配備フェイズ中のみです。
転化のプレイには割込みは可能ですが、現状のルールでプレイを無効にする事は出来ません。
※解説
自分の場にNo.085闇に蠢く光の蟲「リグル・ナイトバグ」がいたとします。
自分の手札にNo.282光る蟲の大群「リグル・ナイトバグ」がいて、転化のプレイを宣言しました。
例1
対戦相手が、それに割込みで、場にいるNo.085闇に蠢く光の蟲「リグル・ナイトバグ」にNo.092幽曲「リポジトリ・オブ・ヒロカワ -幻霊-」をプレイして破壊状態に・・・という事は出来ません。
理由は、転化のプレイを宣言した瞬間、場にいるNo.085闇に蠢く光の蟲「リグル・ナイトバグ」は廃棄されているからです(コストの支払いには割込みは出来ません)
例2
対戦相手が、それに割込みで、No.088罔両「八雲紫の神隠し」をプレイしました。
それで、手札にあるNo.282光る蟲の大群「リグル・ナイトバグ」を廃棄・・・する事は出来ません。
転化のプレイを宣言した時には、No.282光る蟲の大群「リグル・ナイトバグ」は待機状態となっており、手札でも場でも無い場所で待機しております。
※豆知識
転化のプレイに割込みで、No.016審判「ラストジャッジメント」をプレイした場合は、
審判「ラストジャッジメント」の効果を解決した後に、転化の処理が解決されます。
最終更新:2011年05月07日 04:45