戸部くんという人物があたかもしれない
今回ネタとなった「戸部くん」は光村図書から出版されている中学一年用の国語の教科書「国語1」のなかに収録されている安東みきえ氏の『星の花が降るころに』における登場人物の一人。下の名前は不詳、作中の主人公「私」の幼馴染でサッカー部に所属しているという設定である。
問題の「あたかもしれない」は作中で戸部くんが放ったセリフの一つ(なお詳細記述は差し控えさせていただく。現在公式が掲載していた本文PDFを捜索中)であり、これが当時授業を受けていた者たちにウケた。
そんな記憶に残るキャラクターに、VOOMでもう一度触れる機会が来るとはだれが予想しただろうか…
全ての始まりがあたかもしれない
全ての始まりは2021年10月9日22時57分。ツインターボのトレーナー(高松)氏の手によって教科書に描かれた戸部くんの写真とタグだけの投稿がなされたことによる。特に文章がなかったにもかかわらずこの投稿は拡散され、次の日にはコラ用の透過PNG素材が高松氏から配布されるということになった。
それ以降さまざまな要素を組み込んだコラ画像が製造された他、絵描きは自分なりの解釈で戸部くんを書き上げた。
ある時期からはこれに便乗せんとばかりに東京書籍の英語の教科書「NEW HORIZON」(大事なのは2021年度から施行された新学習指導要領対応版である事)に登場するマーガレット・ブラウン(メグという呼び名の方が通じるか)を流行らせるための「メグを流行らせろ」も登場。
2022年4月には椎名誠の「アイスプラネット」逆翻訳を発端とする「ぐうちゃんを流行らせろ」が登場するまでに発展している。
復旧済み
ame
最終更新:2022年08月21日 23:24