名称:鬼丸国綱
他称:髭切、鬼切
形状:日本刀
天下五剣が一つ。
鬼(悪)を斬ることに特化した刀で、時間や世界に影響されず最も近い鬼を感知し、それを滅ぼし続けるという特性を持つ。
天下五剣の中では比較的温厚で人間と協力して物事にあたる場合が多い。
基本的に京都の北野天満宮に安置されている。
かつて源氏の護り刀であった鬼切が名を変え、姿を変えていった刀。
国綱とは厳密には鬼切を鬼丸として打ち直した鍛治氏の名であるが、便宜上名前のように使っている。
歴代の持ち主には
渡辺綱
、
北条早雲
、
影宮・月、
水島・亜空亜?など。
特殊能力
この武器による攻撃は『鬼』と認定された対象にしか影響を与えない。
この武器によって倒された『鬼』はこの武器に封印される。封印された対象の能力をこの武器は自由に使用できる。
現在過去未来異世界の中から最も近くにいる鬼を知覚し、その地点に転移する。
幻庵おぼへがきに記された記述
時は戦国、天文21年。
日ノ本の西に端を発した戦乱の波はとうとう関東にまで押し寄せた。
当時、穂川を歴史の表裏から守護してきた一族の末裔である
影宮家の跡取りに奈落が取り憑き、日本を、引いては世界を滅ぼそうと活動を開始し、多くのクエスター達が散り、表の世界にも多大な影響が出始めた頃。
当時相模国一帯を支配し、飛ぶ鳥落とす勢いだった戦国大名北条早雲は北条家の護り刀である鬼丸が夜毎鍔鳴りをするのに悩んでいた。
日毎に大きくなる鍔鳴りに、これは不吉の前兆ではないかと思い始めたある日、早雲の前に不可思議な雰囲気をした男女二人組みが現れる。
影宮と名乗ったその男女は、「鬼丸の鍔鳴りは強大な鬼が駿河国からこの地を攻め入りに来たからだ。我々に鬼丸を預けて頂ければ、必ずや殿の心を安んじて見せましょう」と告げた。
早雲は最初は渋ったものの、
女の数日に渡る懸命な訴えに負け鬼丸を一時的に貸与することを認め、数日して見事に鍔鳴りを収め鬼丸を返しに来た影宮の者に対し、北条家は末代まで穂川に攻め込まないことを約束した。
注:その数百年後、同様の事象が起きた。クエスター側から見た詳細は
影宮家参照のこと。
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最終更新:2011年01月05日 01:13