名称:影奈家
種別:組織
登場世界観:別次元のファージアース。
月飼家の分家にして、
影宮家の持つ退魔や異界渡りの力を研究するために生まれた家
意図的に影宮と衝突を繰り返したり、月飼の本城である月光錠を構築した技術を応用して本家へと潜入するなど
様々な手段を駆使して
データを集め続けた結果、人造人間の作成技術を持つ荒原家の助力を経て
人工的な異界渡りの能力を持った血統を作り出すことに成功する。
以降、影奈家に生まれた長子は皆、生後まもなくその代の影宮の当主を引き継ぐものの姿形に似せられ
異界渡りの能力を使用するための体に「調整」される慣わしが生まれた。
何代かに渡る調整の末、より強い能力を発揮するために元老院に伝わる「魔王の魂の欠片」を埋め込むなど
様々な実験を重ねていった。
影奈の生み出した異界渡りの力は、制御を誤ることなく、また本来の異界渡りと同等の能力を発揮できるものの
消費する魔力が尋常ではなく、また使用者本人の魂を削り、なおかつ高い適性の無いものはそもそも術式に順応できず
その能力のほとんどを奪われるという危険性の高いもの。影奈は影宮の追撃を免れるために別次元のファージアースにその拠点を置いていたが
それによる暴走の結果、影奈の家は現在ほぼ存在しないといっていいほどに衰退している。研究資料も失われてしまったために、今現在その能力を有しているのは当主である
影奈・蓮志?のみである。
ウォーフェア以降、現当主が冥魔の危険性を声高に主張し、研究の過程でその袂を分かった元々の本家である月飼(塩原)へと降り、協調路線をとることによってこれにあたっている。
その関係で近年、影宮との接触もあったようだが、これといった事象は観測されてはいない。
実しやかに囁かれている噂によれば蓮志と影宮家20代目の次男
影宮・蓮璽が兼ねてからの知己であったことが理由ではないかといわれているが真偽の程は定かではない
最終更新:2010年03月11日 00:58