諏訪 頼
性別:女
種族:白蛇
年齢:853
クラス:エージェント20、ガンスリンガー1、ソードマスター2、フォックステイル?
職業:神使
外見:腰まである緑の黒髪を編み込みにしている20代後半の女性。眼は蛇の目状の黒眼、肌は純白。正装は和装だが、殊の外、洋装を好む。
全体的に蛇のようにスレンダーなので薄い。なにが?聞くな。
湘南藤沢にある諏訪神社の神使で白蛇の化身。真の姿は『蜿蜒長蛇』の全長数十mはある長大な白蛇。
軍神:建御名方神(たけみなかたのかみ)に仕える神使であり、自らも金運と水を司る神である。現在では
影宮の傘下。
人の能力や記憶を札にして取り出す事が出来る特異な能力を所持していて、その能力で幾度となく影宮に協力してきた。
性格は『蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬ』と言われた程の根性曲がりでへそ曲がり。
『封豕長蛇』のように欲深く残酷な面もあるが、根は悪人ではなく面倒見も良い。
物事を悟りきったような論調を好み、丁寧で落ち着いた男性のような喋りをするが、雰囲気を台無しにする『蛇足』な一言を最後に言い放つことが多い。
『蛇の生殺しは人を咬む』と言う通り、中途半端に敵を痛めつけ、慢心や油断のあまり手痛いしっぺ返しを食う事も多く、『藪蛇』ばかりつついている。
基本的に人には一歩引いたスタンスで接しているが、
影宮・月には「姫さん(ひぃさん)」「姐さん」などと呼び、異常に慕っている。当然、逆らえない。
他の影宮やその分家の人間に対しては、親戚の子供のように接する。神質上、富豪なのでお小遣いやお年玉をあげることも多々。
極度の『うわばみ』であり、いつも一升徳利に日本酒を入れ、腰に下げている。
片付けが大の苦手。極度の悪筆で知られていてその『蛇ののたくったような』文字は本人以外で読める人間が少ない。
尚、元が爬虫類な為、冬場は冬眠している。
普段の生活は昼位から起き出してきて、影宮の雛達の訓練を冷やかした後、藤沢周辺で遊び、
日が落ちた頃から居酒屋に入り浸り、見知らぬ若者と仲良くなったりして深夜まで飲み明かし、神社に戻る。という生活を繰り返している。
その冷やかしは的を得ているが言われたくない事が多く、彼女が訓練場に来ると雛達は『蛇に睨まれた蛙』状態になる。
『蛇の道は蛇』ということで、影宮の特殊任務の中でも、特に大きな危険が予測されたり、冷酷さや非情さが求められる物に駆り出されることが多い。
任務に就く際は、敗北した際に悪用されぬよう、自らの能力を封印し月に預けて出発する。
1159年、藤沢諏訪神社建立の折に諏訪大社から遣わされる。
2,300年程は真面目に神使として働いていた物の、代わり映えの無い戦乱に飽きてしまい、妖怪として各地を荒らしまわっていた。
諏訪神社、稲荷神社ともに神格は当時少ない正一位(最高峰)であった為、土地神であった大神からは黙認されてきたが、
500年程前に影宮・月がこの地に降り立った時に逢瀬の邪魔だと退治されかけ、慌てて泣きを入れ、心を入れ替えると誓って命を安堵された。
その後は、月の指導や教育の元、神使のしての仕事を真面目に果たし、多くの災禍を影宮と共に刈り取っていたが、
40年前に月が
鬼切の使命を受けてからは、気ままに現世を謳歌している。
『白蛇』
人の持つ能力や技能、特性、記憶などを札にして奪う。抜き出した札は人に挿すことで対象に付与される。
射程が至近(接触)な上に、抜き出す能力や記憶の詳細を知っていなければならないので、敵よりは味方に使う能力。
能力そのものの効果は絶大だが一人に挿入できる札は一枚までと決まっているので、決め手に欠ける。
最終更新:2014年08月16日 17:49