我が右手には死が宿り。
我が左手にも死が宿る。
しかし我が両の眼は、死を、押しつける。

名前:ジェイフ・ベイト
称号:『死神』『剣匠卿』
種族・人種:人間・ヴァルター族
アルカナ:Gladius=Gladius=Gladius(Ventus)
生没年:1030年代後半~
性別:男
聖痕:両手の甲と両目(両目で一つの印であるため聖痕の数は三つ)
   両目の印は通常では見えない。印は彼が見る幻影の中にあり、奇跡を使用するときにそれが目に映る。
共振:妙齢の女性の幻影が見える。
容姿:目が見えないほどのぼさぼさの赤髪と無精髭。
   つばの広い帽子を眼深にかぶり手袋をし、緑のオーバーコートを羽織った見るからに危険人物。
   八重歯が特徴的。

設定・過去:
『死神』と呼ばれる剣客。その剣技は『剣匠卿』の称号を持っていることからも、純粋な剣士としてはハイデルベルグ一と噂される。
各地を放浪し、辻切りの如く標的を殺害し、数多の騎士や貴族、聖職者等を殺害したことがある危険人物。
扱いは災害に近い。

昔、とある貴族のお抱え剣士であった。現在はその貴族は断絶している。
一度、両目を失い、他者の眼を奇跡により移植され、ある程度まで視力を取り戻した。
聖痕者として覚醒して、初めて殺害した殺戮者は、彼が愛した女性である。
1070年に"黄金の杯"を拾うが、特に願いは無く、これを求めて引き寄せられる悪鬼羅刹の類を切りまくるのが彼の日常である。

人格・特徴・行動:
両の目に映るすべての闇を払う、それがジェイフの唯一にて絶対の行動理念である。
宛てもなく旅を続け、殺戮者・闇の眷属を探し出し、その手で葬るのが彼の使命。
途中に立ちはだかるものに対しては全く容赦せず、その刃で切り払う。
ただ、殺戮者の妄念に巻き込まれた者を助け、自信を援助してくれた者に恩を返す。
一宿一飯の恩は返すタイプ。

視力が悪く、あまり両目で見た物事で判断を下さない。
故に一歩引いた視点(視点というより第六感的な感覚に近い)でその人物の為人を感じとりすべての行動を決定する。
両目には闇の鎖が見え、それにより殺戮者を感知し行動する。
しかし印の存在を隠蔽しようとするものに対しては靄がかかったように見えなくなる。
なお、聖痕などではない位置に闇が見えた場合、近い未来に大きな損害を被る事が多いため、親切心で他者にそれを告げる。
簡単な未来予知のようなものであるが、完全に説明不足のため、周囲からは不吉そのもののように扱われる。
鎖が見えることは本人にとっては真実なのであるが、他者には妄想だと思われている。
聖痕者や殺戮者を見た場合、狂気に満ちた表情で笑う。

なお、旅をする能力には欠けているらしく、度々旅の途中に食料を切らして飢えている。
偶然誰かが拾ってくれたり、パンを恵んでくれたりするのは運命に導かれてなのだろうか?


戦闘能力:
戦闘においては、固定武装に依存しない戦い方を好むが、基本は剣を用いる。状況により、その場にあるものは何でも使おうとする。
ただ、剣に対して愛着があるかといわれるとそうでもなく、"携帯しやすく、入手しやすく、使い勝手が良い"というだけである。
相対した者の動きから幾つもの"線"を読み、"線"の先を封じることで防御を行い、"線"の先に置くことで確実に攻撃を命中させる。
先読みによる牽制の技術を極めた結果、このような瞬間的な未来予知のような戦いを可能としているが極度に聖痕の宿る目を酷使するため長時間の戦闘は出来ない。あと稀にミスる。
攻防ともにまさに達人と云った技量を誇るが、同程度の技術を持った相手には攻撃が防がれやすい上、魔術に対しては無力である。


交友関係など:

悪徳領主スパイダーとは旧知の仲。
殺戮者に堕ちた彼の父親を殺害し、彼が領主になる手助けをしたという過去がある。
幾重もの殺戮者絡みの事件を彼と共に解決し、互いに信用している。信頼はしてなさそうだが。

ユニオンに所属する騎士アリス・T・ベイトは彼の娘であるが、殆ど会ったことは無い。
明らかにジェイフ本人が意図的に会うのを避けている。

歴史:
悪政が彼を呼んだ!陰謀が彼を呼んだ!戦争が彼を呼んだ!
人々は彼を恐れた!騎士は彼から逃げた!王は彼にひれ伏した!
彼に逆らうものも居ない!彼を遮るものは居ない!彼から逃れえるものも居ない!
来るぞ、来るぞ。『死神』が来るぞ!

―舞台役者シルヴァスター・ケイジ演ずる、『剣匠卿』の一幕―
なお、風刺喜劇の劇であり、機械仕掛けの神めいた描写が多く、歴史学者の評価は悪い。

彼の戦いは詩人により語られ、様々な書物にその名を残している。
書物により整合性が取れない面もある(同じ年に別の場所で戦っている)ため記録に残っているものを全て記す。


1063年:ザルツブルグ領主暗殺。
 同年:ダッシェンドルフの乱にてエーバーハルト・オストアルプ連合軍の軍勢に助勢。
 同年:王都フェルゲンのアンセル王子入城の際の護衛を行う。その際、濡竜将トグリルを討ち取る。
 同年:ミンネゼンガー公国、シュバイエル砦の攻略戦に参加。
1065年:ブレダ王国にて、濡竜将イリアム・イエーガーを討ち取る。
1069年:ゲルセンブルグにて、ゲルセンブルグ騎士団副団長ギーア・イン・ブラッツ卿殺害。
1070年:黄金の杯を拾う。リュフトヒェン領主弟ニザラ・カーディス卿殺害。
1071年:アルシェント領主選挙戦にて領主候補の殺害事件の解決に尽力。その際「黄金の騎士」の一人を討ち取ったと話にあるが定かではない。

タグ:

梅酒 BoA キャラ
+ タグ編集
  • タグ:
  • 梅酒
  • BoA
  • キャラ
最終更新:2012年10月29日 01:00