「電脳世界なんて言われた日にはどうしたものかと思ったけれど、案外理屈は変わんないのねェ。
 今更新しい精製方法(レシピ)一から探すなんて無理難題(ムリゲー)だもの、心底(マジ)安堵しちゃったわ」

 新都・冬木市ハイアットホテルの最上階から地上を見下ろしているのは異常な躯体の人影だった。
 何が異常か。決まっている、その身長(サイズ)だ。
 優に三メートルを越しそれどころか四メートルにさえ迫っている長身は、人体の骨格と構造を根本から無視しているように見える。
 妖怪。怪人。……怪獣(モンスター)。そんな呼び名がこの上なく似つかわしい男は、鋭く尖った歯を見せながら愉快そうに笑っている。
 視線の先にあるのは凄惨で、そして彼の姿形に負けず劣らずの異常な光景。何処にでも居るような禿頭の冴えない中年男性が、歓喜の絶叫をあげながら警官隊と交戦している。

 そう、交戦しているのだ。闘っているのだ、生身の人間が武装した警官隊と。
 持っている武器は地面から引き抜いた交通標識で、それを大剣のように振り回しては正義の公僕達を物言わぬ骸に変えている。
 警官達が恐慌しながら放つ銃弾も命中はしていたが、しかし効果を発揮していなかった。
 額、首筋、心臓、あらゆる急所に命中している筈なのに、血が噴き出した端から傷口が塞がって消えていく。

 男は今、間違いのない超人と化して怪力無双の限りを尽くしていた。
 銃弾は通じないし膂力も速度も各種スポーツのトップランカーが発揮するそれを優に越している。
 もしや英霊(サーヴァント)かとそう思われても不思議ではない無双ぶりだが、しかしかの男は誓ってただの人間に過ぎなかった。
 彼を超人たらしめているのは生まれでも、存在の骨子でも、ましてや積んできた研鑽でもない。
 冬木の地を踏みしめた恐るべき一体の"怪獣"が生み出し、そして授けたとある麻薬(ヤク)の恩恵であった。

「『地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)』。私達極道の十八番(オハコ)。
 これさえあれば冴えない中間管理職のオッサンだってものの一秒で人類最強のモンスターに早変わり。
 未来の友軍(オトモダチ)に持っていく手土産としちゃなかなかだと思わない? アナタの意見が聞きたいわァ――ねえ」

 男の名は、孔富。
 極道、怪獣医(ドクター・モンスター)……繰田孔富
 かつて、極道とはただ殺されるばかりの存在であった。
 闇の底から蘇った忍者達には極道得意の銃器もドスも効かない。
 鍛えた技も極限の肉体練度を持つ忍者にはまるで届かず、彼らの影に怯えて生きるしか出来ない弱者に堕ちていた。
 だが――今は違う。その常識は一人のカリスマと、それに惹かれた八人の極道。そして裏社会にばら撒かれた『地獄への回数券』が破壊した。

 極道が反撃の狼煙を挙げるその一翼を担った闇医者こそが孔富だ。
 近代麻薬学の父と呼ばれた実兄と比べても遜色のない腕と頭脳で、そして改造(いじく)り回した怪獣の躯体で、彼は闇に君臨した。
 まさに極道の中の極道。そしてそんな彼は今、聖杯戦争のマスターとして電脳世界の冬木市で蠢動を始めていた。
 『地獄への回数券』の精製はその第一歩。彼ほどの極道が降り立った以上は、街の秩序なんて保てよう筈もない。

「医神(かみ)さま。光栄すぎて涙が出ちゃうわ、まさか医者の中の医者、かの"蛇遣い座(アスクレピオス)"に腕を診て貰えるなんて」

 そんな孔富の背後で渋面を浮かべているのは、白黒の怪物に比べればずっと人間らしく見える銀髪の青年だった。
 フードを深く被っているために陰険な印象を受けるが、顔の造りは天上の住人と言って差し支えないほどに完成されている。
 フードの左右から垂れ下がった銀髪は夜空に浮かび上がる星座の銀光を思わせた。
 一見すると彼がサーヴァントであるなどとは到底気付けないだろう。
 白黒のツートンカラーで全身を統一した長身の怪人の方が、彼よりもよほどサーヴァントらしく見えるに違いない。

 しかし彼は紛うことなきサーヴァントだ。
 それも、一般的な教養を持つ人間であれば誰もが知っていると言っても過言ではないとある高名な神霊である。
 半人半獣の賢者に師事して医学の道を邁進し、とある分野に於いては師を遥かに凌駕。
 研究と試行錯誤の末に、"死"をも克服する死者蘇生の霊薬を創り出すに至り。
 そしてその結果、彼の叡智は人類から死を……冥府の価値を奪い得ると判断され、天空神の雷霆を受けて星座に昇った偉大な神。
 現代に至るまで治す事、癒やす事の象徴として信奉され続けている『医神』。凡そ医学の祖と呼んでも差し支えないだろうギリシャ神話の英雄。

 ――真名を『アスクレピオス』。神の腕と称される技を持つ孔富でさえ、影すら踏めないと断言する他ない天上の叡智そのものがそこに居た。

「……診るまでもない。上出来だよ。神代の終わって久しいこの現代じゃ、それだけの腕があれば誰だってお前を名医と呼ぶだろうさ」
「アラ嬉しい。医者として最高の栄誉だわ……ま、今はその前に"闇"の字が付いちゃうケド」
「だからこそ疑問だ。私は医者として、お前へ不快な疑念を懐かざるを得ない」

 慈悲深き蛇遣い座の神と聞いて思い描くだろう姿と、目の前の偏屈そうな美青年の姿とではかなりの齟齬がある。
 少なくとも孔富はそうだった。そんな彼の前でアスクレピオスは、苦虫でも噛み潰したようにその美顔を顰めた。

「何をしているんだ、お前は」

 今もハイアットホテルの真下では、男による殺戮劇が繰り広げられ続けている。
 無理もない。全身の筋肉の発達が異常だし、恐らく脳内物質の過剰分泌によって反射神経や動体視力も数十倍に強化されているのだろう。
 アスクレピオスも太鼓判を押す他ない、まさに人間を超えた人間……超人だった。
 人間を一枚でああも変容させる薬など、それこそ生前、未だ世界に神秘が根付き神々が平然と地上を闊歩していた神代でも存在したか怪しい。
 だからこそ尚の事、解せなかった。此処までの物を造れる……此処までの事が出来る"名医"が、一体何故。

「現代では毒薬を造ってばら撒くのも医者の仕事なのか? だとすればとんだ末法だが」
「言ったでしょう? 私は医者よ、確かにそう。けどその前には余計な文字が一つ付くの。極道の闇医者なのよ、私は」
「何故にそこまで腐った。僕にはお前の姿が……生きながらに腐っていく屍人に見える」

 アスクレピオスは世辞を言わない。ましてや医術に於いては、決して。
 彼にそんな社会性は備わっていないし、つまりこの医神が"怪獣医"に下した評価もまた然りであるという事を指す。
 孔富は間違いなく名医だ。アスクレピオスほどにもなれば、腕の形や日常の些細な動作一つ一つを見るだけで医者の値打ちは分かる。
 現界時に得た知識で現代医学のレベルは分かっている。それを踏まえて考えても、間違いなく繰田孔富は世界最高峰の名医の一人に違いない。
 だからこそ、尚更解せないのだ。
 それほどのものを、世の中の医者の大半が喉から手が出るほど欲しいと思っている神の腕を持ちながら、何故闇などに身を浸したのか。

「『地獄への回数券』の薬効自体は評価する。間違いなく傑作だ。緊急を要する事態ならばという条件付きだが、多くの命を救えるだろう。
 認めたくはないが、僕がかつて造った『真薬』にも近い。しかしお前はそんなことのためにあれを生み出したわけではない。そうだな」
「半分正解、半分不正解……って所ね。散々な言われようだけど、人を救いたいって志は今も変わらずこの胸にあるのよ?」
「"救い"、か。善悪の区別も付かない馬鹿に力を与えて地獄絵図を作っておきながら、まさかそんな言葉が出てくるとは思わなかったな」
「ええ、救いよ。私はね、キャスター。救うの。そのためにこうして、血反吐吐く思いで闘ってるの」

 極道という人種について分かりやすく言うならば、"蛮族"が一番近い。
 社会規範を守らない。他人の痛みよりも、常に自分の利益の方を優先する。
 彼らなりの絆や友誼は存在するが、しかしそれ以外の無辜の人々の命や尊厳は目に入らない。
 その癖、自分がいざ報いを与えられる側になるとまるで被害者のような顔をして弱者を気取るのだ。
 八極道にもなれば流石に多少の"格"のようなものは付いてくるが、それでも本質は同じだ。
 繰田孔富もその例外ではない。彼は自分のために、自分の信じるもののために、どれだけの人間をも殺せる絶対悪の一人である。
 そんな男が言うに事欠いて"救済"だなどと曰うのは、悪い冗談にしか聞こえなかった。

「では問おうか。何を救う、繰田孔富
「世界を」

 アスクレピオスの問いに、医神の詰問に、神の手と称された人間は即答する。

「この病んだ世界の、全てを」

 それが伊達や酔狂で出る世迷言だったならばどれほど幸いだったろうか。
 しかしこの怪獣は、一寸の淀みもない声でその現実離れした理想を吐いた。
 そしてそれこそが彼、繰田孔富という極道の根幹を成す衝動だった。
 彼は救世主(メシア)。この救済なき世界に降り立った、死と救済の極道。

「全てを破壊して、全てを救済(すく)うわ。私はそのために此処に居る。破壊の八極道として……そして一人の医者として、ね」
「…………成る程。お前の言いたい事はよく分かったよ」

 孔富の骨子を垣間見たアスクレピオスは、少々の間を置いてそう言った。
 彼は本気で世界の救済を願っている。それを成し遂げるために行動している。
 救うために殺す。救うために壊す。誰かの命を助けながら、その傍らでより多くの命を死に至らしめていく。
 人間の倫理観や善悪論を端から無視した、同じ闇に堕ちなければ理解するなど到底不可能な大怪獣。
 まさにドクター・モンスター。医者という生き物の成れの果てとでも呼ぶべき存在である。

 そして、そんな彼に医神が掛ける言葉は一つしかなかった。
 神代の英雄として今を生きる愚かな子に贈る言葉であり、医学という無限大に広がる海のような果てしない学問に挑む同僚としての言葉。

繰田孔富。お前は医者ではない、患者だ」

 病んでいるのはお前だと、面と向かって突き付ける。
 糾弾ではない。嘲笑っているわけでもない。医者としての何処にでもある病態の告知だ。
 確かに世界は潔癖ではない。此処には多くの理不尽と、多くの病巣が溢れ返っている。
 それを全て癒やし、世界という名の巨大な病巣を消毒したいと考える者が居たとして、アスクレピオスは肯定も否定もしなかっただろう。
 だが孔富の場合は違っていた。手段と目的が滅茶苦茶に入り乱れ、破綻している。
 全身を癌に犯された患者に対し、治してやるぞと囁きかけながら硫酸を流し込んでいるのと然程変わらない。

「今すぐにメスを置け。お前に必要なのは大義じゃない、治療だ」

 医神の肩書きにそう強く拘るつもりはなかったが、自身の視界の中で医者を名乗るからには捨て置けなかった。
 怜悧に細めた目は既に同胞としてでなく、患者として孔富を見据えている。
 医術の最高峰たる蛇遣い座の神に断言された孔富は、数秒沈黙した。
 何かを噛み締めるような……強く感じ入るような、そんな静寂であった。
 しかし次の瞬間、彼はおもむろにその右腕を前に突き出す。刻まれた刻印が光を放ち、アスクレピオスの霊基が不可視の強制力を受けた。

「ご忠告痛み入るわ、医神サマ。そこらの藪医者なら兎も角、アナタに言われちゃあね」
「……チッ。気狂いに刃物、病人に生兵法だな。真っ先に腕を切り落として令呪を潰すべきだったか」
「でも御免なさい、"先生(ドクター)"。今更何を言われたって止まれないのよ。私はこの病んだ世界と、そこで苦しむ皆の嘆きを見過ごせない」

 孔富がアスクレピオスに施したのは、自身に対する反目の禁止。
 令呪は具体性を欠く場合強制力に難が出るきらいにあるのは孔富も知っているが、相手は医神。そう無茶苦茶なサーヴァントではない。
 だからまずは当面の処置、対症療法を施すに留めた。
 令呪を失うのは痛いが、サーヴァントに協力を拒否されてはどうしようもない。
 令呪一画の損失は、神霊という強大な存在を呼び出すのに成功した事の必要経費だと思う事にした。

「救済うわ、どんな手を使ってでも。何を犠牲にしても」

 それが、この救済なき世界に対して私が示せる唯一の答えだから――。
 そう言って哀愁を滲ませる孔富に、アスクレピオスは嘆息して。

「……馬鹿な男め」

 これだから愚患者は嫌いなんだと、小さく毒づくしかなかった。


【クラス】
キャスター

【真名】
アスクレピオス@Fate/GrandOrder

【ステータス】
筋力D 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具A+

【属性】
中立・中庸

【クラススキル】
陣地作成:A
 キャスターのクラススキル。魔術師として、自身に有利な陣地を作り上げる。
 Aランクなら『神殿』を構築する事が可能。
 無論、彼にとってのそれはただ医療行為の為だけの、診察室、処置室、手術室などの意味合いを持った場所。

道具作成:EX
 魔力を帯びた道具を作成できる。不死の薬すら作り出した彼はこのスキルを規格外で所持する。
 医術に関わる道具しか基本的に作らないが、作るものは超高性能。
 彼がターゲットとした傷病には、殆どの場合、多かれ少なかれ効果がある。ただしそれ以外の部分には全く効かない。

【保有スキル】
神性:A
 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊の血を引いているとされる。
 アポロンの子として(嫌々ながら)高い神性をもつ。

医神:EX
 現代にまで伝わる、『医療』という概念の祖、医学の神としての存在を示すスキル。
 一説によれば、薬草による治療を初めて行った存在がケイローンであり、それを学び発展させ初めて『臨床医療』を行った存在がアスクレピオスであるという。

アポロンの子:A
 ギリシャの神アポロンの系譜であることを示すスキル。
 アポロンは弓矢、芸能、予言、太陽等様々なものを司る神であるが、疫病の神でもあり、その二面性の発露として、医術も司っていた。
 本人的にはできれば忘れたいスキルであるが、その血の力でなくては救えない患者がもし眼前にといるとすれば。おそらく彼は舌打ちしながらも、その使用を躊躇うことはないだろう。

蛇遣い:B
 不滅の命の象徴である蛇を使役し、また医療に用いる技術。
 古代ギリシャでは蛇は神の使いとして神聖視されていた。
 死者を蘇生させた罰としてゼウスの雷霆で殺されたアスクレピオスは、死後へびつかい座(神の座)へと召し上げられた。
 本人がそれを望んでいたとは限らないが。今も医の象徴として使われている意匠『アスクレピオスの杖』には一匹の蛇が巻き付いている。

【宝具】
『倣薬・不要なる冥府の悲歎(リザレクション・フロートハデス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:‐ 最大補足:‐
 アスクレピオスが死者を蘇らせる蘇生薬を模倣して作り出した薬。
 かつて実際に作成し用いた蘇生薬は、唯一無二の特殊な原材料を用いたものであり、英霊となった今でも宝具として自動的に引っ張ってこられるものではなかった。
 故に通常の聖杯戦争においては、彼はこの模倣蘇生薬を用いることになる。
 模倣品であるため元々のものより効能が落ちており、実際に死者を蘇生させるには様々な条件を満たしていなければならない。死亡後の経過時間や、死体の状態などである。だが「医者なので自身の身体のことを一番理解している」という理由で、自身に対しては他者よりもより効き目のいい倣薬を作成できる。
 現代知識を得た彼は「単純に、少し出来のいいAEDのようなものだ」と自嘲気味に語る。また、この模倣薬自体もそれなりに貴重なものであり、何度も使えるわけではない。

『真薬・不要なる冥府の悲歎(リザレクション・フロートハデス)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:‐ 最大補足:‐
 かつてハデスの領域を侵し、ゼウスを怒らせた真なる蘇生薬。
 かなり無茶な状態からでも人や半神を完全に蘇生させる力を持つ。
 彼はこれを用いてミノス王の子グラウコス、テセウスの子ヒッポリュトスらを蘇らせたと言われる。
 かつての蘇生薬は彼の医術だけでなく様々な要因と偶然も関与して作り出せたものであって、アスクレピオス本人もこの蘇生薬の作り方について完全にマスターしているわけではない。
 ―――勿論、だからこそ彼は今日も真なる蘇生薬の再現に心血を注いでいるという。

【weapon】
アスクレピオスの杖、蛇、そして医療行為

【人物背景】
ケイローンのもとで医術を学び、後に『医神』と呼ばれるようになるギリシャ英雄。
イアソン率いるアルゴノーツの一員でもある。
死者を蘇生させる霊薬を作り出すにまで至ったが、それを警戒したハデスの請願を受けたゼウスによって殺害された。

【サーヴァントとしての願い】
医術の進歩のために用いる。さしあたってはかつて造った真薬の再現を試したい


【マスター】
繰田孔富@忍者と極道

【マスターとしての願い】
聖杯による衆生の救済

【weapon】
改造された人体。詳しくは【能力・技能】の項に依る。

【能力・技能】

極道技巧『驚躯凶骸(メルヴェイユ)』
孔富が持つ医療技巧と彼の"怪獣への憧れ"を余す所なく全て注ぎ込んだ集大成にして最高傑作たる怪獣肢体。
死んだ兄の肉体と自身の肉体を上下縦向きに融合させた奇怪なる二連の躯体。
四本の腕はそのどれもに神経が繋がっており正常に稼働する他、兄の分の各種臓器も同じく機能を続けている。
これにより孔富は常人とはかけ離れた肉体性能を誇っており、まさに人型の怪獣とでも呼ぶべき猛威を奮うことが可能。
例に挙げるならば、最強の忍者が放った全力で放った炎を肺活量に物を言わせて掻き消す、六本の手足と二人分の体節による高速移動など。
そこに極道の十八番である麻薬『地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)』による更なる肉体強化が加わるため、孔富はまさに怪獣を体現する。

【人物背景】
破壊の八極道の一人で、表社会を追われた闇医者五人からなる組織『救済なき医師団』を率いる。
かつては表の医療界で活躍した名医であったが、その後極道となる。
『地獄への回数券』を生み出した張本人でもあり、八極道の中でも果たしている役割は極めて大きい。
極めて歪んだ独善的な"救済"を掲げており、世界の全てを病んでいるのだと称する怪獣医(ドクター・モンスター)。

【方針】
聖杯大戦に備えて『地獄への回数券』を量産しつつ様子見に徹する。
いざとなれば元の世界で計画していた"大海嘯"を実行することも視野に入れる。

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最終更新:2023年10月01日 00:34