TOEIC試験や各パートの特徴・傾向を網羅し、その対策方法が述べられている
初めてTOEICを受験する人には特にお薦めであり、1冊持っておいて損はないと思われる
ただし「これ1冊あれば高得点を取れる」というものではない
自分が持っている英語力を、以前より発揮出来る「かもしれない」アドバイス本
後は地道な努力のみ
新TOEICテスト 直前の技術(アルク)
ロバート・ヒルキ、ポール・ワーデン、ヒロ前田 (著)
TOEICテストの形式を利用したテクニックを紹介。テクニックの効果が出やすいpartから攻略していく。
リーディングセクションではタイムマネージメントを軸にしている。
巻末には模擬試験一回分が付いており、技術を用いた解説も述べられているので、
コストパフォーマンスは優れている。
新TOEICテスト「直前」模試3回分(アルク)
ロバート・ヒルキ、ポール・ワーデン、ヒロ前田 (著)
「新TOEICテスト 直前の技術」を模試3回分で実践する。
さらに3回チャレンジ法という学習法を提唱した良書です。
特に2回目をR・L問わず、何度も何度も音読する事で、解答のリズムが掴めるので、相性が合った方は是非行って欲しい。
新TOEICテスト一発で正解がわかる(旺文社、2006)
新TOEICテスト一発で正解がわかる 基礎編(旺文社、2006)
TOEIC Test 「正解」が見える【増補改訂第2版】(講談社インターナショナル、2007)
キム・デギュン (著)
かつては「とりあえずキム本やっとけ」と言われたほどの人気本。
近時はTOEIC関係の書籍も数が多くなり、また良書も徐々に増えていることから シェアは以前ほどは高くないと思われる。
キム氏の対策本で最新のものは『「正解が見える」 増補改訂第2版』である。
現在キム本と言えば多くの場合はこれを指すが、一方で別の書籍を指す場合も あるため不明な場合は文脈などから読み取るしかない。
TOEICの出題方式や出題のポイントなどを容易に把握できることや豊富な頻出語彙を掲載していることから長く使える。
故に様々な対策本が出ている昨今においてもキム氏の 経験と分析を信頼する受験者は一定数いる模様である。
なお、キム氏はTOEIC用単語集も出している。
最終更新:2010年12月03日 14:40