紅色の繊か
サークル:QLOCKS
Number | Track Name | Arranger | Lyrics | Vocal | Original Works | Original Tune | Length |
01 | 紅色の繊か | 久遠 | 久遠 | 薬師るり | 東方紅魔郷 | 上海紅茶館 ~ Chinese Tea | [3:35] |
紅楼 ~ Eastern Dream... | |||||||
02 | 遠景Ⅰ 万象の祭宴 | 久遠 | - | - | 東方妖々夢 | 遠野幻想物語 | [4:17] |
少女幻葬 ~ Necro-Fantasy | |||||||
03 | うさぎtheオリオン! | 久遠 | 夜水・久遠 | 大橋歩夕 | 東方永夜抄 | 狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon | [2:36] |
04 | 遠景Ⅱ 四月の雪 八月のサクラ | 久遠 | - | - | 東方妖々夢 | さくらさくら ~ Japanize Dream... | [3:34] |
アルティメットトゥルース | |||||||
幽雅に咲かせ、墨染の桜 ~ Border of Life | |||||||
05 | 黒猫☆恋の宅急便 | 久遠 | 夜水 | りこ | 東方永夜抄 | 恋色マスタースパーク | [3:06] |
永夜抄 ~ Eastern Night. | |||||||
06 | 永久螺旋 | 久遠 | - | - | 東方星蓮船 | 小さな小さな賢将 | [2:56] |
07 | 神話への懐疑的解釈 | 久遠 | 夜水 | 石塚裕美 | 東方地霊殿 | 旧地獄街道を行く | [2:45] |
東方風神録 | 稲田姫様に叱られるから | ||||||
08 | とある昭和のラグザネリ | 久遠 | - | - | 東方紅魔郷 | 亡き王女の為のセプテット | [2:59] |
U.N.オーエンは彼女なのか? | |||||||
09 | 篝火蛍 | 久遠 | 久遠 | 石塚裕美 | 東方妖々夢 | 人形裁判 ~ 人の形弄びし少女 | [4:49] |
東方永夜抄 | 蠢々秋月 ~ Mooned Insect | ||||||
10 | 紅色の繊か-inst.ver- | 久遠 | - | - | 東方紅魔郷 | 上海紅茶館 ~ Chinese Tea | [3:34] |
紅楼 ~ Eastern Dream... | |||||||
11 | うさぎtheオリオン!-karaoke.ver- | 久遠 | - | - | 東方永夜抄 | 狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon | [2:35] |
12 | 黒猫☆恋の宅急便-inst.ver- | 久遠 | - | - | 東方永夜抄 | 恋色マスタースパーク | [3:11] |
永夜抄 ~ Eastern Night. | |||||||
13 | 神話への懐疑的解釈-inst.ver- | 久遠 | - | - | 東方地霊殿 | 旧地獄街道を行く | [2:47] |
東方風神録 | 稲田姫様に叱られるから | ||||||
14 | 篝火蛍-inst.ver- | 久遠 | - | - | 東方妖々夢 | 人形裁判 ~ 人の形弄びし少女 | [4:50] |
東方永夜抄 | 蠢々秋月 ~ Mooned Insect |
詳細
レビュー
- アルバムの構成は、Tr1〜Tr9まではボーカル曲とインスト曲を交互に混ぜることで、ボーカル曲が一つ終わる毎にインスト曲が口(耳?)直しの役割をし、次曲に移るといった流れになっている。Tr10からは、それまでのボーカル曲のオフボーカル版が流れ、アルバム全体の締め括りに入るといった形になっていた。
アルバムの内容については、Tr1の「紅色の繊か」(くれないいろのそひか)は、アルバムの最初の曲ということもあって出だしのイントロがとても綺麗で気合いが入っているように思えた。
曲の雰囲気は、やや悲しめで哀愁が漂う感じがあった。
「上海紅茶館」×「紅楼」という組み合わせも面白かった。
Tr3の「うさぎtheオリオン!」は、前曲と一変して若干電波の入ったノリの良い曲になっていた。
曲調も結構明るめなので聴き手を元気にさせてくれるハツラツな歌でもあったと思う。
因みに、歌い手の大橋歩夕さんはプロのアニメ声優さんで、あの「ストライクウィッチーズ」のエイラ役である仲井絵里香さんその人でもある。(ウマイ棒の人、ムリダナ(・×・)の人ともいう。)
Tr5の「黒猫☆恋の宅急便」は、Tr3と同じ電波曲であるが、こっちの方が電波量濃厚。
舌足らずで滑舌の悪い(わざと?)声の歌い手が元気に騒いで歌っているのがとても可愛いらしかった。
また、アレンジの方も中々の出来。
Tr7の「神話への懐疑的解釈」は、石塚裕美さんによる全英語歌詞の洋楽である。
これも「旧地獄街道を行く」×「稲田姫様に叱られるから」という面白い組み合わせ。
Tr9の「篝火蛍」は、このCDの大本命。
この曲も石塚裕美さんがボーカルを担当し、「人形裁判」×「蠢々秋月」という珍しい組み合わせのアレンジ曲で、Tr1と同じ哀しめの曲調を持った曲なのであるが、歌い手の圧倒的な歌唱力と曲の中にどことなく存在する叙情的な迫力がこの曲を普通の曲から名曲、神曲へと伸し上げている。
全体の出来も良く、ガチあり、電波あり、プロの声優さんもありきで、個人的には知る人ぞ知るの名盤ではないかと思われる。 -- 名無しさん (2012-06-17 00:37:45)