the end of the world
サークル:XL Project
Number | Track Name | Arranger | Vocal | Original Works | Original Tune | Length |
01 | Introduction | estha | オリジナル | [01:17] | ||
02 | Last Remote feat. mintea | estha | mintea | 東方地霊殿 | ラストリモート | [05:16] |
03 | Fate of sixty years feat. march -world's end mix- | ziki_7 | march | 東方花映塚 | 六十年目の東方裁判 ~ Fate of Sixty Years | [05:46] |
04 | Dream... -2ten remix- | 2ten | 美里 | 東方紅魔郷 | 紅楼 ~ Eastern Dream... | [05:10] |
東方地霊殿 | エネルギー黎明 ~ Future Dream... | |||||
05 | more dreaming | ziki_7 | 東方幻想郷 | 眠れる恐怖 ~ Sleeping Terror | [05:01] | |
06 | Horizon | ziki_7 | 東方怪綺談 | 世界の果て ~ World's End | [05:24] | |
07 | Space Wander | estha | 東方封魔録 | 昔話わんだーらんど | [04:28] | |
08 | the end of the world feat. mintea | estha | mintea | 東方紅魔郷 | 亡き王女の為のセプテット | [04:58] |
詳細
レビュー
- ドラムンベースとかIDMとかプログレッシブブレイクスっぽいのとかプログレッシブロックっぽいのとか
コンセプトは「世界の終わり」
同時発表されたアルバム「the last hope」と共に二部作をなす
「世界の終わり」というコンセプトや、ブレイクビーツを多用すること、
メタルやロックを取り入れていることなどからは、なんとなくworld's end girlfriendを想像させますが、
「The Lie Lay Land」や「Hurtbreak Wonderland」のような、「次第に壊れて逝く世界」を客観的視点から見た作品ではなく、
「その危機の中で、愛を深めていくカップル」に焦点を当てたものとなっている
某日本が沈む映画とかを想像してもらえればわかりやすいかと
そのため、world's end girlfriendのような退廃的な雰囲気よりも、ドラマチックな演出を重視している
そこをきちんと認識した上で聞かないと肩すかしを食らいます
しかしコンセプトアルバムとしてはあまり満足できるものではなかった
一曲目の、いかにも「終わりの始まり」な感じの曲で否応無しに期待は高まるのですが
トラック2で全てが台無し
何故かこのアルバム中で最も激しい曲がこのトラック2なのですが、
アレンジャーさんが何を意図してこの曲を二曲目に置いたのか全く理解できない
これ以外の曲の完成度はなかなか高いだけに、出ばなをくじかれた感じ
そしてブレイクビーツの扱い方が微妙
音源が少ないし、ビートも単純
もう少し激しくしたほうが良かったのでは?と感じることもしばしばありました
ボーカル曲でビートを複雑にするのはキツいだろうけど、せっかく「世界の終わり」というコンセプトなんだから、
せめてインスト曲ではもう少しビートをメチャクチャにしてほしかった
ドリルンにしろとまでは言いませんけど、これではドラムンである必要性があまり感じられない(トラック3の刻みは最高でしたけど)
コンセプトアルバムとしてはなかなかピンとくるものがない
二作目の「the last hope」からはたしかに「希望」を感じ取ることが出来ましたが、
しかし(人それぞれで受け取り方は違うと思うけど)残念ながら、このアルバムから「世界の終わり」は感じられませんでした -- 名無しさん (2009-08-24 13:04:23) - ドラムン、ブレイクス、ポストロックとプログレの狭間みたいな何か
いつもと違ってハウス曲は無い
一応「世界の終わり」というコンセプトはあるのですが、↑のレビュアーの方が既に書かれているとおり、コンセプトアルバムとしてはちょっと残念な出来なので、そのあたりに期待しすぎない方がいいです。
とはいえ楽曲自体は高い水準を維持していますので、前作が好きな方などにとっては、比較的満足できるレベルに達しているかと思います -- 名無しさん (2009-09-03 18:57:53) - これはいい的じゃないでしょうか。
「世界の終わり」=人類の消滅と感じられる曲です。
Tr.2はこれもまたいい感じです。人との出会うための歌詞にしています。静かな音源が好みますね。(一番↑のメタル好きな人はオススメ出来ないけどねw)
the end of the worldは「世界の終わり」というコンセプトですが見事に本当に買って良かったです。なので消滅的なメタル的なビートは個人的に好みません。
Tr.5~7は、旧作のアレンジ曲なのでそれも、「世界の終わり」という意味を持つ音楽でした。
Tr.8の最後の曲はガチで惚れます。サビとイントロが終焉を感じます。
ブレイクビーツの安定感は異常です。これ買ってドライブにも最適ですね。ハウス曲よりもこっちのほうが断然いい。
トランス系の好きな人、物静かな曲の好きな人には、申し訳がない一品です。
-- 名無しさん (2010-09-18 14:36:54) - 非常に面白いアルバムでした。
私も宅録を行ってるものですが、トラック6、7のように多声部にわたって、世界の終わりをコミカルにメロディックに表現するところは、作者さんの前向きな努力の姿勢を感じました。こうゆう表現は、気分を沈めるものではなく、むしろ人を高揚させるものだと思います。(個人的な考えですが^^;)
最後の曲もリズム感も、進行のテンポもよく、非常に良作だと思います。サビの部分のシンプルさにしびれました。セプテットアレンジの中では一番好きかもしれません。
非常に参考になりました。 -- クマパンダ (2013-09-23 00:07:43)