担当:刺身

作者 田中哲弥

  1963年1月27日生まれ。兵庫県神戸市生まれ。関西学院大学文学部卒業。1984年に『朝ごはんが食べたい』で星新一ショートショート・コンテスト優秀賞受賞。その後吉本興業の台本作家を経て、1993年に『大久保町の決闘』でデビュー。ギャグセンスの秀逸さと意識の流れを生かした文体によって、一部で人気を誇る。宇宙作家クラブ会員、日本SF作家クラブ会員、日本推理作家協会会員

登場人物

  • 片岡俊司
 主人公。絵の才能がある。友梨子に想いを寄せている。
  • 布施友梨子
 俊司に想いを寄せている
  • 山下老人
 俊司の家の隣に住むじいさん。いろいろと謎。
  • 吉沢佐織
 物静かな子と思ったら百合だったりじいさんにOK出したり実は一番わけわからん人

あらすじ

 俊司は密かに想っている布施友梨子の上履きを持ち帰ったことが隣の山下老人に発覚したことで、山下が吉沢佐織と交際するための手伝いをさせられる。その告白の席で友梨子のことが好きなことをバラされるが、両思いであることがわかり二人は付き合いはじめる。高校卒業後フランスの大学へ入学した俊司だったが友梨子との連絡が取れなくなる。30をこえた頃、定年を迎えた恩師を祝う会に参加した俊司は帰ろうとしていたが、布施友梨子と再開する。

感想

 時系列がグチャグチャな状態で書くということを、全編に渡って書いているのはすごいと思った。1回目読むときは流し気味に読んで、2回目読むときにふとどれが過去の文でどれが今の文かまとめようかと思ったがメンドイのでやめました。ご了承ください。しかしこの本のコンセプトがどんどんわからなくなっていくな・・・これSF成分どこだろう?
最終更新:2010年09月27日 18:20