橘音は千引の大岩を破壊した罪で400年の封印刑に処されてしまった。
橘音の事務所は閉鎖され、ブリーチャーズは解散させられてしまったが、
面会に来た一行に橘音が告げた「策がある」との言葉を信じ、雌伏の時を過ごすメンバー達。
そんな時、祈の前に突如として
日本明王連合の使いを名乗る
尾瀬・
石須・
馬砂が現れ、陰陽頭である安部晴朧の屋敷に祈を連れて行く。
晴朧は祈の父方の祖父であるらしく、今まで一切の交流を絶っていたが晴朧の命が長くないから会ってほしいとのことであった。
しかし晴朧は祈の顔を見た途端に祈が母親似であることに失望した様子で手切れ金を渡して追い返してしまう。
祈はその短時間の面会で、晴朧が単なる老衰ではなく何者かに呪われて命が危うくなっていることを感じ取ったのであった。
もはやもう一度面会を求める事すら難しい状況だが、祈は晴朧を助けるべく、仲間達に相談を持ち掛ける。
尾弐の発案でムジナの主である
山里宗玄に手引きを頼むも、呪いを解く確実な手段を確保してからではないと駄目だと言われ突き返される。
手詰まりとなり進展がないまま何日か経った頃、SnowWhiteに
ミカエルが突然現れ、晴朧の呪いを解いてやると言い出す。
すぐにミカエルを伴って山里に再度会うと、安部晴朧の屋敷に入る手引きをして貰えることになった。
ミカエルは解呪は出来るが犯人は分からないらしく、一行が犯人を突き止めたら解呪をしてやるという。
屋敷内は芦屋易子と安部晴空が次期陰陽頭を巡って熾烈な権力争いを繰り広げている真っ最中で、一行は二人を容疑者として情報収集を開始する。
ノエルが下っ端巫女達に得た情報によると、芦屋易子は祈の父親の晴陽の幼馴染で許嫁であったらしい。
それを聞いて、易子が祈を憎んでいると踏んだポチが夜に芦屋易子のもとを訪れ、
祈への叛逆を餌に本音を聞き出そうとするも、攻撃されて追い返されてしまう。
次の夜もう一度ポチが易子の元を訪れると、懐紙に祈の血を含ませて持ってこいという謎の依頼を持ちかけられる。
次の朝、突如として晴朧が危篤に陥り屋敷内はにわかに騒がしくなる。
そんな中、芦屋易子の姿が見当たらないそうで、犯人ではないかとの疑いが強くなる。
祈は、尾瀬・石須・馬砂に疑いを抱きつつも、彼らの助言に従い、ポチと共に芦屋易子を探しに秘密の地下室に潜る。
芦屋易子が地下室にて秘密裏に企てていたことは、安倍晴陽の復活であった。
復活の儀式の触媒である祈の血を得て術を発動させる易子であったが、復活は失敗。
地上で戦いが始まっていることを感じた祈は急いで加勢に向かう。
ポチは暫しその場に残り、晴陽ともう一度会いたいのなら
その情報を握っている自分達を加勢に来るようにと鼓舞してから地上に向かうのだった。
一方、晴朧の看病をしにいくという尾瀬の後をつけることにした尾弐とノエル
晴朧の部屋の手前まで行ったところで、疑われていることを悟った尾瀬が
自分達が犯人だったと認めて悪魔としての正体を現し、同じく悪魔であった石須・馬砂も現れ二人に襲い掛かる。
ミカエルが加勢に現れるも、悪魔たちの力は圧倒的で次第に追い詰められていく。
ポチより一足早く駆け付けた祈も、オセの猛攻の前に手も足も出ない。
絶対絶命のピンチに陥ったその時、突如として西洋の術によって悪魔三体の動きが封じられる。
術を行使したのは、ポチに励まされて加勢に現れた芦屋易子であった。
祈は絶望と疲労のあまり気を失ってしまったが、残りのメンバーで陰陽師達の加勢を受けつつ悪魔を倒すことに成功。
一件落着かと思われたその時、黒い仮面を被った橘音が現れて自らを悪魔
アスタロトと名乗り一行に宣戦布告するのであった。