Imponderable data | |
Name | 澪漂 四重(みおつくし よつえ) |
Alias | 【プロミスコンダクター(契約の指揮者)】 |
PLOFILE
澪漂屈指の【暴走者】として知られる、第四管弦楽団の団長を務める男性。
黒のスーツにシルクハット、白手袋にステッキ、黒マントという、紳士然とした格好をしている。艶やかな銀髪をショートボブに切りそろえており、同色の口ひげを蝋でカイゼルに固めている。
自分の名前を上げることを常に意識しており、言動なども常に「いい人」であろうと努めている。その徹底振りは、相方である九重をして、「四重の行動理念は九割が功名心、一割が私への愛情ネ」ということらしく、目標は二十重や七重に匹敵するほどの団長になることだという。
もちろん、本人のスペックも決して低いわけではないのだが、自身のミスティック能力が災いして、交響楽団内では「第四の団長? 何やってるか分からない人でしょ?」という扱いを受けがち。しかし本人は、自分の研鑽がまだまだ足りないからだと思い込んでおり、そのためにまた努力して、結果的にさらに影が薄くなる。
紳士を気取ってはいるが、その実、周囲の女性陣に対して極端に甘く接するというだけになっており、少し煙たがられている感も否めない。ただ、やはり本人は気づいていないという、ある意味幸せな男。
自分の名前を上げることを常に意識しており、言動なども常に「いい人」であろうと努めている。その徹底振りは、相方である九重をして、「四重の行動理念は九割が功名心、一割が私への愛情ネ」ということらしく、目標は二十重や七重に匹敵するほどの団長になることだという。
もちろん、本人のスペックも決して低いわけではないのだが、自身のミスティック能力が災いして、交響楽団内では「第四の団長? 何やってるか分からない人でしょ?」という扱いを受けがち。しかし本人は、自分の研鑽がまだまだ足りないからだと思い込んでおり、そのためにまた努力して、結果的にさらに影が薄くなる。
紳士を気取ってはいるが、その実、周囲の女性陣に対して極端に甘く接するというだけになっており、少し煙たがられている感も否めない。ただ、やはり本人は気づいていないという、ある意味幸せな男。
第四管弦楽団は、対象を「殺戮」ではなく「略奪」によって殲滅するという、珍しい手法をとる管弦楽団として知られている。
対象となる企業や組織の持ちえる資産を、現金はもちろんのこと、動産不動産関わらず根こそぎ盗み出して、「経済的に」殲滅するのである。場合によっては建物丸ごとが盗まれたこともあり、第四管弦楽団は史上最強とも言える「窃盗団」ならぬ「怪盗団」なのだ。
その筆頭として、四重は旧世紀の探偵小説に出てくるような天才的怪盗紳士であり、その矜持は「私達は『盗賊』にあらず、『義賊』なのである!」と公言してはばからないように、黒い金しか盗まないという点にある。
そのため、例え千重からの依頼であろうとも、クリーンな組織や企業に対して盗みを働くことは一切なく、代わりに少しでも黒いところがあれば根こそぎ盗みつくして殲滅する。容赦がないという点では他の管弦楽団にも劣るところはない。
ただし、彼は仕事の上で死人を一切出さないということでも知られており、本来ならばユグドラシルユニットはもちろんのこと、殲滅対象からも恨みを買って狙われる立場にあるはずである。その欠点を、彼は特徴的なミスティック能力によってカバーしている。
なお、盗みを働くときは必ず前もって予告状を出しておき、厳戒な警備体制をものともせずに完璧に仕事をこなしてみせる。
能力のおかげで、その盗みが澪漂の手によるものとしては認識されていないのだが、結果として怪盗としてのエイリアス【ムシュールブラン(妄言紳士)】の方が有名になってしまっている。
対象となる企業や組織の持ちえる資産を、現金はもちろんのこと、動産不動産関わらず根こそぎ盗み出して、「経済的に」殲滅するのである。場合によっては建物丸ごとが盗まれたこともあり、第四管弦楽団は史上最強とも言える「窃盗団」ならぬ「怪盗団」なのだ。
その筆頭として、四重は旧世紀の探偵小説に出てくるような天才的怪盗紳士であり、その矜持は「私達は『盗賊』にあらず、『義賊』なのである!」と公言してはばからないように、黒い金しか盗まないという点にある。
そのため、例え千重からの依頼であろうとも、クリーンな組織や企業に対して盗みを働くことは一切なく、代わりに少しでも黒いところがあれば根こそぎ盗みつくして殲滅する。容赦がないという点では他の管弦楽団にも劣るところはない。
ただし、彼は仕事の上で死人を一切出さないということでも知られており、本来ならばユグドラシルユニットはもちろんのこと、殲滅対象からも恨みを買って狙われる立場にあるはずである。その欠点を、彼は特徴的なミスティック能力によってカバーしている。
なお、盗みを働くときは必ず前もって予告状を出しておき、厳戒な警備体制をものともせずに完璧に仕事をこなしてみせる。
能力のおかげで、その盗みが澪漂の手によるものとしては認識されていないのだが、結果として怪盗としてのエイリアス【ムシュールブラン(妄言紳士)】の方が有名になってしまっている。
なお、パートナーである九重との関係は、外から見れば仲の良い友人程度にしか映っていないが、実際は非常に仲睦まじいコンビである。
ただ、四重が女性に対して見境なく甘いという悪癖を持っているため、たまに殴られているらしい。
パートナーシップとしては澪漂でも上位に入る連携を見せるのだが、第四管弦楽団の団員たちからは「夫婦漫才コンビ」程度の認識しかされていない。
ただ、四重が女性に対して見境なく甘いという悪癖を持っているため、たまに殴られているらしい。
パートナーシップとしては澪漂でも上位に入る連携を見せるのだが、第四管弦楽団の団員たちからは「夫婦漫才コンビ」程度の認識しかされていない。
ABILITY
【ダストプロミス(時効成立)】
自身が犯した罪に対して時効を設ける能力。
発動条件は、自分が罪を犯してから二十四時間以内に、紙に事件名を書くこと。紙であれば大きさや形は関係ないし、事件名も実際のものではなく自分が考えたものでもかまわない。四重は自分でかっこいいと思う事件名を作っては、一人で悦にひたっている。
その後、書いた紙を誰の目にも触れないようにしまっておくことで時効がカウントされる。誰かの目に触れている間は時効のカウントがストップするが、能力が不履行になったわけではなく、もう一度人目から隠すことでカウントが再開される。
罪の大小によって時効の長さは変化し、小さな悪戯やちょっとした罪ならば、最速数分で時効が成立することもある。殺人行為などの大罪の場合は、時効成立までに数十年とかかる場合もあるかもしれないが、四重はそこまで大きな犯罪行為を行ったことがないので、実際のところはよく分かっていない。
四重の普段の仕事は、盗みとは言ってもブラックな組織や企業の資産を奪い取るという行為なので、一日から二日、遅くとも一週間以内には時効が成立する。
時効までの期限に対して、四重が意思を介入させることはできない。罪を犯した背景や、対象者の性質などを能力が総合的に判断して、時効期間を定めているらしい。
時効が成立した場合は、紙に書いた事件名が消える。時効までは事件名ははっきりと残っているため、四重にもあとどのくらいで時効が成立するのかは分からないが、彼自身は長年の経験からアバウトな時効は計算できる。
時効が成立した後は、関係者はもちろんのこと、世間すべてにとってその事件(罪)が「別にどうでもいいこと」のように感じられてしまう。すなわち罪を認識することができなくなってしまうのである。
自身が犯した罪に対して時効を設ける能力。
発動条件は、自分が罪を犯してから二十四時間以内に、紙に事件名を書くこと。紙であれば大きさや形は関係ないし、事件名も実際のものではなく自分が考えたものでもかまわない。四重は自分でかっこいいと思う事件名を作っては、一人で悦にひたっている。
その後、書いた紙を誰の目にも触れないようにしまっておくことで時効がカウントされる。誰かの目に触れている間は時効のカウントがストップするが、能力が不履行になったわけではなく、もう一度人目から隠すことでカウントが再開される。
罪の大小によって時効の長さは変化し、小さな悪戯やちょっとした罪ならば、最速数分で時効が成立することもある。殺人行為などの大罪の場合は、時効成立までに数十年とかかる場合もあるかもしれないが、四重はそこまで大きな犯罪行為を行ったことがないので、実際のところはよく分かっていない。
四重の普段の仕事は、盗みとは言ってもブラックな組織や企業の資産を奪い取るという行為なので、一日から二日、遅くとも一週間以内には時効が成立する。
時効までの期限に対して、四重が意思を介入させることはできない。罪を犯した背景や、対象者の性質などを能力が総合的に判断して、時効期間を定めているらしい。
時効が成立した場合は、紙に書いた事件名が消える。時効までは事件名ははっきりと残っているため、四重にもあとどのくらいで時効が成立するのかは分からないが、彼自身は長年の経験からアバウトな時効は計算できる。
時効が成立した後は、関係者はもちろんのこと、世間すべてにとってその事件(罪)が「別にどうでもいいこと」のように感じられてしまう。すなわち罪を認識することができなくなってしまうのである。
これによって四重の罪は長くとも一週間以内になかったことになってしまうのだが、そのために自分の仕事が他人に評価されないと、四重はいつも嘆いている。
一度など、千重の依頼で、虐待などが横行していた悪徳孤児院から、百名近い子供を盗み出すという大仕事を成し遂げたにも関わらず、翌日には時効が成立してしまったため、千重に「四重クン、もうちょっとまじめに働いてよ」と言われて相当なショックを受けた。
だったら能力を使わなければいい話であるが、そんなことをしたらいかに澪漂に名を連ねる四重とはいえ、ユグドラシルユニットに追い掛け回されることは間違いないので、泣く泣く能力を使う日々。
一度など、千重の依頼で、虐待などが横行していた悪徳孤児院から、百名近い子供を盗み出すという大仕事を成し遂げたにも関わらず、翌日には時効が成立してしまったため、千重に「四重クン、もうちょっとまじめに働いてよ」と言われて相当なショックを受けた。
だったら能力を使わなければいい話であるが、そんなことをしたらいかに澪漂に名を連ねる四重とはいえ、ユグドラシルユニットに追い掛け回されることは間違いないので、泣く泣く能力を使う日々。
オドの消費が多く、罪の大小に関わらず一日に一度しか時効を設けることができない。
なお、四重はフィジカル面でもそうとう秀でており、「怪盗は体力資本である」との言葉どおり、サイボーグやグラップラーにも匹敵する体力や膂力を持ち合わせている。ただし、格闘はあまり得意ではなく、戦闘行為はパートナーの九重に頼ることが多い。

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