清村くんと杉小路くんと


土塚 理弘先生が月刊少年ガンガンで平成12年9月号~平成14年1月号まで連載していた作品。略称は「清杉と」。
とりごや高校サッカー部部長の杉小路くんと新入部員の清村くんが主人公。

デビュー作清村くんと杉小路くん?を連載向けに多少設定変更した作品。
もともとはライバルや試合などをいっぱい出す予定だったが、構想の段階で没となり、最終的にはとりごや高校サッカー部とその周辺だけの話となっている。

土塚先生のギャグの才能を遺憾なく発揮している作品で、ツボにはまった人間からは大絶賛を受けるため、隠れた名作として知られる。

全51話(ただしガンガン掲載分は47話)。単行本は全4巻。
当初から単行本4巻に全50話をまとめる構想となっていたが、大量のネタのストックが残り、それが清村くんと杉小路くんよ(次項参照)につながる。

  • 当初、タイトルは「清村くんと杉小路くんのまったりないちにち」にするつもりだったが、長くて没になった。
  • 第15ねこ「清村くんと菊間さん」は清杉と唯一の「最後のページ1コマオチ」ではない話。 
  • 単行本第1巻初版の目次では、第13ねこの題が「清村くんとペンダント」になっているが誤りである(「清村くんと川芝さん」になっていなければならない。「清村くんとペンダント」は第9ねこの題)。

清村くんと杉小路くんよ


土塚先生が季刊ガンガンパワードで平成14年秋季号~平成17年夏季号まで連載していた作品。略称は「清杉よ」。
主人公や詳細はパンダが加わった程度。

清杉とのネタのストックを利用した作品。そこにマテリアル・パズルの連載が重なってか、ギャグの勢いが減ってしまったともっぱらの噂となってしまったが、ギャグが面白いのにはまったく代わりがない。

全21話。単行本は全2巻。

  • 作者は「清村くんと杉小路くんこ」にタイトルをするつもりだったが、なぜか没になった。

清村くんと杉小路くんろ


土塚先生が月刊少年ガンガンで平成20年2月号より連載している作品。略称は「清杉ろ」。
主人公や詳細は生活指導の長尾先生が浅野先生に、部室ユニフォーム杉小路くんの愛車も変わった程度。

BAMBOO BLADEマテリアル・パズルとのクロスオーバーや9年ぶりの川芝さん登場など土塚ファン注目のイベントがある一方、毎回冒頭の「あらすじの役目を全く果たしていない『あらすじ』」、3回を費やした連続扉絵ギャグなど、新手のギャグも見せている。

単行本は2010年6月現在3巻まで発売中。

  • 当初、タイトルは「清村くんと杉小路くん3」にするつもりだったが、編集が間違えて「清村くんと杉小路くんろ」になってしまった。
    • 月刊少年ガンガン公式ウェブサイト「ガンガンNET」での清杉ろの紹介ページでは、ブラウザのタイトルバーに「清村くんと杉小路くん3」と表示されている。
  • 第14ねこ「清村くんとバトルヒーロー企画会議」はBAMBOO BLADE第95話「亀崎と牛松・F・正之助」に続いている。
  • 特別編としてBAMBOO BLADEとのクロスオーバー作品「清村くんと杉小路くんとBAMBOO BLADEと空と海と大地と呪われし姫君?」がある。
    • 単行本第3巻は、この特別編を収録する関係で掲載エピソードの差し替えが行われ、「第28ねこ」のナンバーを振られたエピソードは連載上の「清村くんとはさまる安井」ではなく「清村くんとついに始まる練習試合」(連載上は第30ねこ)となっている。

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最終更新:2010年07月18日 20:16