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昇月の女神ヤーラ・アラーニス

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グローランサ英雄さまりー

書いた人:やがみせつな

ここでは、グローランサ世界の伝説に残る英雄をオレ的主観に基づき説明させていただきます。
(オレ的イメージなので、皆さんの持たれているイメージとは『若干』方向性が違う可能性があることを事前にお断りさせていただきます)

第七回:昇月の女神ヤーラ・アラーニス

『(黙々と馬を食う)・・・・・・・・・』

ルナー帝国の指導者である赤の皇帝と、地界の妖魔(女神とも言われています)ゴゴーマとの間に生まれたこの女神は、六臂の異形神でした。
そもそも、赤の皇帝が何の為にヤーラ・アラーニスを生み出したかと言うと、当時(1375年頃)、帝国全土を荒らしまわっていた遊牧民族の長『痛みの星』シェン・セレリスに対抗する為でした。
強大な魔術師であり屈強な戦士(半神化していたらしいです)であったシェン・セレリスは、赤の女神にすら対抗できるほどの力を有し、拡大を続けているルナー帝国の版図を次々と襲い、その威勢は時に帝都グラマー(別資料参照)に迫る勢いでした。
(この時、シェンと赤の皇帝は一騎打ちまでやらかした模様です、ただし、双方決め手に欠けたために勝負はつかず、この時点で兵站に不安のあったシェンは、一時撤退を余儀なくされた模様です)
恐るべき力を秘めたシェン・セレリスに対抗するために、赤の皇帝は忌まわしき儀式(具体的には地界(地獄)に赴き妖魔ゴゴーマと子をなしたわけですが)により生み出したヤーラ・アラーニスを戦線に投入することにしました。
(後に赤の皇帝の『啓発』を受け入れ『昇月の女神』とまでされるヤーラ・アラーニスですが、当初は『馬喰い』の名が現すように、荒ぶる野生と筋肉で物事を解決するクリーチャーだったようです)
ヤーラ・アラーニスは戦士としても強力だったようですが、特筆すべきは『グローライン』と呼ばれる巨大な対魔術防壁の構築に尽力したことでしょう。
『グローライン』とは、ヤーラ・アラーニスの『昇月の寺院』より発生しルナー帝国に対する魔術攻撃を防ぎとめる魔術障壁のことで、赤く透き通った巨大なドーム状のバリアーのようです。
『グローライン』構築の功績によって、アーラ・アラーニスはルナーの神々によって『昇月の女神』として神格化されました。
(現在、『グローライン』を発生させる『昇月の寺院』は、ルナー帝国の重要な拠点には必ずと言っていいほど配置されているようです)
これほどの力を持ったヤーラ・アラーニスですが、1443年に再び来襲したシェン・セレリス(過去に赤の皇帝と一騎打ちした際にその力の一部を盗み取ってパワーアップしていたと言う説があります)によって打ち倒されてしまいます。
その後、勢いに乗るシェン・セレリスは『赤の月』(ルナー帝国の最重要拠点とされています)にある皇帝宮殿を襲撃し、破壊と略奪の限りを尽くします。
以後、ルナー帝国は皇帝マグニフィクスが帰還し、『月の息子の第三の霊感』ホン・イールが登場するまで、不本意な苦戦を強いられ続けることになります。
最後に記述しておかなくてはならないことがあります、ヤーラ・アラーニスのカルト『昇月の寺院』はルナー帝国内で唯一公式に認知されている『混沌』カルトです。
(他の混沌はどうかって?黙認されているだけで、市民権を持ってるわけじゃないみたいです)
まあ、腕を六本持った異形の神さまは、何気に混沌スメルがしますからなぁ・・・w
(ウロックス・ザ・ストームブル?ああ、アレはウシ仮面の覆面レスラーだとでも思いましょうw)

次回は『月の息子の第二の霊感にして征服の娘フワーレン・ダールシッパ』をお送りします。

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