ウミガメのスープ 過去問集 136スレ目
こってり扉の後の、あっさりスープ
【状況】
私は目を疑った
普段、私の所にある筈のものが無いのだ
あるメモが残されていたので、私は心当たりのあるところへと向かうことにした
【問題】
「私」が向かった場所とはどこか?
そして何をしに行ったか?
【ルール】
ウミガメのスープ
【解説】
私:パチュリー
パチュリーはふと目覚めると目の前の光景に目を疑った
本棚から本がごっそり無くなっていたのだ
空っぽの本棚にはこんなメモが・・・
[#借りてくぜ!]
見当は付いていたのですぐに向かうことにした
ということで答えは『本を返してもらうために魔理沙の家に行った』でした
あっさりというかありきたり?
でも軽いことには変わりない。お疲れさまでした
常識に囚われてはいけない
【問題:ウミガメのスープ】
咲夜 「困ったわね……」
霊夢 「まったく、勘弁して欲しいわ。
これじゃ全く進展しないじゃないの」
咲夜 「前例のないことまで起き始めてるし」
霊夢 「魔理沙、あんたのせいよ。
何とかしなさい」
魔理沙 「ちょ、ちょっと待った!
確かに私が大きく関係してるのは事実だが、私自身がしたことじゃない。
どうしようもないってば」
さて、いったい何が起きている?
【解説】
BGM.少女幻葬 ~ Necro-fantasy
魔理沙 「わかったぜ。
お前も目も当てられない状態にすれば良いんだな」
藍 「何を分ったのか分らんが、
目どころか、色々当てられない状態にしてやるよ」
――数時間後。
霊夢 「……で、しっかり負けてきた訳ね」
魔理沙 「面目ないぜ」
咲夜 「まぁ、あんたが負けたことに関しては特に何も。
だけどこの状況は問題だわ」
霊夢 「幽霊のチンドン屋としゃべり終わると同時に強制終了だなんて。
これじゃあ異変がいつまで経っても解決できないじゃないの」
咲夜 「おまけに、ボムを使うと何故か残機が減るっていう、
今までに例のないことまで起きてるわね」
魔理沙 「うむぅ、あの狐め……。
まさか『#パッチが当てられない』状態がこんなに厄介だとは……」
霊夢 「まったく、どうしてくれるのよ」
魔理沙 「そんなこと言われても……もうこれは、再インストールしか無いんじゃないか」
咲夜 「score.datもあの式神に弄られたようね。
……はぁ、一から頑張るしかないか」
霊夢 「うわっ、めんどくさい……。
もう、魔理沙はこれに懲りて、次はちゃんと勝ちなさいよ」
魔理沙 「……善処するぜ」
というわけでした、迷走させておきながらお粗末様でした
お疲れ様でしたー!
ヒントが出すぎた?
【状況】
永遠亭にて。
輝夜「永琳、今日も妹紅と『アレ』を使った勝負をしに行くわ」
永琳「『アレ』と言いますと、
この間香霖堂で2つ購入して1つは姫様に、もう1つは妹紅に持たせた『アレ』ですね?」
輝「そうよ。今日こそはあいつに絶対勝つんだから!」
永「いくら勝ちたいからといって、『アレ』を振ってはいけませんよ?」
一方、妹紅の家。
妹紅「放せ慧音!
輝夜には絶対負けられない!」
慧音「ダメだ妹紅!
連日の勝負でお前の体力はもう限界なんだぞ!」
妹「こうしている間にも輝夜の『アレ』は
私を上回っているかもしれない…!
じっとしていられないんだ!
前に進まないと!」
そして竹林の中。
輝「あら妹紅、今日こそは健康マニアの焼鳥屋に勝ってみせるわ!」
妹「ふん…。万年引きこもりニート姫とは体力が違うのよ…!」
輝&妹「「勝負…!」」
【問題】
輝夜と妹紅は『アレ』で何の勝負をしているのでしょうか?
【ルール】
ウミガメのスープ
それでは頑張ってくださーい!
【解説】
数日前、香霖堂にて。
永琳「はぁ…
姫様ったら毎日部屋に籠もりっぱなしでネトゲばかりして…
いくら不老不死とはいえど、あれでは明らかに運動不足よ…」
霖「それなら『コレ』なんてどうだい?
この間外界から流れてきたのを偶然拾ったんだ」
永「これは…?
何かのカウンターのようだけど…?」
霖「『コレ』を身につけて歩くと、振動を感知して歩数をカウントしてくれるんだ。
健康志向の人達が日々どれだけ運動したか分かるように作られたみたいだね」
永「外の人間はくだらないモノを作っているのね…
こんなの持っていたといって運動量が激増するわけでもないのに…」
霖「『コレ』を姫に渡したら少しは運動するようになるんじゃないかい?」
永「そんなまさか!
あの姫様がそんなので運動するわけ…
……!!
良いことを思いついたわ!
『コレ』、2個いただけるかしら?」
霖「え?まあ一応2個あることはあるが…。
どうしたんだい、君の分も欲しいのかい?」
永「まさか。私がそんなガラクタ使うはずが無いわ。
自分の毎日の歩数を忘れるほど馬鹿じゃないもの。
…『コレ』を1個は姫様に持たせて、もう1個はとある健康マニアの焼鳥屋に持たせる。
2人とも負けず嫌いだから、相手に勝ちたいでしょうね。
例え一日の歩数であろうと。」
霖「それはそれは、くだらない勝負になりそうだね…。
じゃあ『万歩計』2つお買い上げだね、毎度あり。」
【解答】
輝夜と妹紅は『万歩計』の歩数で勝負していた。
悲しい話
【状況】
藤原妹紅は泣いていた。
しかし、自分が何故泣いていたのか分からない。
【問題】
なぜ妹紅は泣いていたのでしょうか?
そして、なぜその理由が分からないのでしょうか?
【ルール】
ウミガメのスープ
【解説というよりSS】
人間も妖怪も寿命の長さの違いはあれど、いつかは皆等しく死んでゆく。
しかし、彼女は違う。
彼女、藤原妹紅は不老不死である。
よって死ぬことはない。
だから彼女は周りの人の死を看取っていくことしかできない。
きっと数え切れぬほどの愛しき人を失ってきたのだろう。
きっと数え切れぬほどの愛しき人を失っていくのだろう。
いつもどんな時も、彼女はこの世に置き去りにされていくのだ。
その悲しみは一体どれほどのものなのだろうか。
私、上白沢慧音は半獣である。
よって死を免れない。
半獣は彼女に看取られて死んでいく側だ。
半獣は彼女を悲しませて逝く側だ。
しかし、私は違う。
私は彼女に看取られない。
私は彼女を悲しませない。
なぜなら、上白沢慧音という存在を最初から無かったことにするのだから。
さようなら、妹紅。
お前と私が過ごしたこの歴史は、悪いが私だけが貰っていくよ。
私はきっと地獄行きになるから、転生にはだいぶ時間が掛かってしまうだろう。
けど、約束しよう。
いつか必ずお前の元に帰ってくるよ。
だから、泣くのをやめてくれ…妹紅…。
慧音が妹紅を悲しませないために、死ぬ直前に自分自身の存在を無かったことにしたから。
(´;ω;`)<けーね…
そういえば読みも同じか
【状況】
A「ちょっとあんたね!人のもの勝手に取って!」
B「?何のことだ?」
A「とぼけないでよ!私のものなんだから、使うなら私に許可を取って!」
【問題】
Aは何に対して怒っている?
【ルール】
ウミガメのスープ
【解説】
慧音「私はあなたのものを取った覚えなどないのだが…」
天子「何言ってるの!スペルカード名よ!私の名前!」
慧音「まさか…『#日出づる国の天子』のことか?」
天子「そうよ!使ってくれるのは有難いけど、私の名前を使うならちゃんと私に許可をとってよね」
慧音「いや、そのスペカ名は貴方の名前から取ったわけではないのだが…」
天子「え?ち、ちがうの?」
と、いうことで慧音のスペカ名に対して天子が自分の名前を使われたと思い込んで怒った、でした!
初めての出題だったのでgdgdですみませんでした。
盲点
【問題】
普段賽銭による収入がほとんど無い博麗神社。
しかし、最近は神社の収入が増したと聞く。
一体何が?
ルール:ウミガメのスープ
目標:50レス
【解説】
魔理沙「・・・で、なんでまた最近賽銭が増えたんだ?」
霊夢「この間、慧音から最近人里に出没する『#泥棒妖怪』を退治してくれって依頼があってね。」
魔理沙「ほほぅ、それでそれで?」
霊夢「人里で結界を張ってたら簡単に捕まったわ。
低級妖怪だったから退治もすぐ終わったしね。」
魔理沙「妖怪退治の報酬に賽銭が増えたのか?」
霊夢「妖怪退治で賽銭が増えるならとっくに幻想郷中の妖怪を退治してるわよ。」
魔理沙「ということは別に理由があるんだな。」
霊夢「そう、後で慧音が調べてわかったんだけどね。
その妖怪、うちの神社からも賽銭を盗んでたのよ!」
魔理沙「肝っ玉の据わった妖怪だな。」
霊夢「夢想天生で完全に息の根を止めておくぐらいしておけばよかったわ。全く・・・」
魔理沙「 (容赦無いな・・・) 」
霊夢「あんたも。うちの賽銭なんか泥棒したらただじゃおかないわよ。」
魔理沙「はいはい、わかりましたよっと。 (こりゃしばらく神社にイタズラできないな・・・) 」
ということで正解は
「神社の賽銭を泥棒している妖怪がいた」でした。
実は「増えた」のではなく、「減った分が戻った」のがポイントですね。
なぜ皆賽銭から攻める・・
思わぬ出来事
【問題:ウミガメのスープ】
納得がいかない
『私』のかねてからの願いは一応叶った。
けれど、今日はその願いを叶える為に
『彼女』の元に行ったわけではないのだ。
何故、彼女はあんな予想外の反応をしたのだろうか?
『私』は今日は何の為に『彼女』に会いに行き、
『彼女』はどんな反応をしたのでしょうか?
正解
私は、無縁塚で打ち捨てられた傘を見つけた。
きっとかつては綺麗だっただろう若葉色の傘は、泥にまみれて見る影もない。
修理してくれる場所にもって行こうと、私はそっとその哀れな傘を手に取った。
そこに、名前があった。
「いちねんにくみ こちやさなえ」
東風谷、早苗……?
あの巫女は、手入れをすればまだ使えるかもしれないのに、この傘を打ち捨てたのだろうか。
なんて酷い事をするのだろう。
私は、怒りのままにあの巫女の元に向かった。
「これあなたのでしょ?!」
「……? あっ! これ、どこにあったんですか?!」
巫女は、最初不思議そうな顔をしていたが、傘を認めた途端、驚き、そして笑顔になった。
なんで笑うのか分からず、私はたじろいだ。
「む、無縁塚だけど……」
「この傘、私が小学生の時に、風に飛ばされて川に流されちゃったんです。
すごくお気に入りで、流れちゃったときは泣いたなぁ……
ありがとうございました」
うーん、なんだか納得いかない。
いや、一応人間を驚かす事には、久しぶりに成功したし、それは嬉しいけれど。
でも、驚かせに行った訳じゃなくて、捨てた人間を怒りに行ったはずなのに。
……でも、巫女もあの傘も喜んでたから、いいのかなぁ?
というわけで回答は
小傘が汚れて落ちていた傘を拾った所、早苗の名前が書いてあったので
「まだ使えるのに捨てるなんて!」と怒りのままに向かった所
その傘は早苗が小さい頃に自分の不注意でなくしてしまったお気に入りの傘で、
早苗は予期せぬ思い出の品との再会に、驚き喜んだ
でした。
前スレ>>962の回答に補足すると
「お気に入りの傘をなくした事のある外来人」で、「小傘が名前を知っている」
という条件を満たせれば、名もなき外来人でもこの問題は成立しうると言う意味です。