『正義の旗の下に その名はブレイバーズ!』-2
作者 大ザンギャックのブラジラ
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プラント・アーモリーワン 戦艦ミネルバ艦内***
コーディネイターが中心となって作り上げた砂時計型をした新世代コロニー群国家。
Peoples Liberation Acting Nation of Technology
ピープルズ・リベレーション・アクチング・ネイション・オブ・テクノロジー(科学技術に立脚した民族解放国家)。
ここは所属するアーモリー市を構成するプラントの一つで、ザフト軍の軍港並びに兵器工廠でもある。
そこに艦籍番号LHM-BB01――戦艦ミネルバは停泊していた。
シン「………」
シン・アスカは鬱屈した日々を送っていた。
ステラ・ルーシェが破嵐万丈によって救出され一命をとりとめ、
艦長タリア・グラディスや戦友レイ・ザ・バレルも前の戦いを生き延び、
宿命の敵ともいえたキラ・ヤマトとも和解した彼であったが、
現プラント最高評議会議長ラクス・クラインが公用で地球を訪問している間、
ミネルバ隊は一緒にラクスに同行することも叶わず、アーモリーワンにて
待機命令が出されていた。
世間からは「ミネルバ隊はデュランダル前議長に近過ぎた。そのため現政権下では
閑職に回されたのだ」などという心無い噂も聞こえてくる。
聞けばダカールの戦いでは、連邦議会に出席したラクスら各国首脳陣を守って、
キラとアスランはティターンズの大部隊を相手に縦横無尽の活躍をしたという。
その一方で自分たちには大して腕を振るう機会も巡って来ず、ずっと留守番にも等しい退屈な日々。
キラはあの時、オーブの墓標の前で「共に戦おう」と言ってくれたではないか。にも拘らず…。
従来のシンの性格もあり、彼の鬱憤は溜まる一方だった。
ルナマリア「シン、なに恐い顔してるのよ」
シン「ルナ…」
ルナマリア「エターナルと一緒に地球に行って
ステラに会えなかったのがそんなに残念だった?」
シン「…そんなんじゃないよ」
ルナマリアにからかわれ、シンはますますムッとした顔をする。
シン「そういうルナマリアこそ、メイリン一人だけ
ラクス議長のお供で地球に行っちゃって寂しいんじゃないのか?」
ルナマリア「…そ、そんなことないわよ!」
言い返したシンに向きになって反論するルナマリア。どうやら図星らしい。
ルナマリアの妹メイリンは前の戦い以後、ミネルバから正式にエターナルに転属になっていた。
今のミネルバのMS管制官はアビー・ウィンザーである。
その時、一斉に艦内放送でそのアビーの声が流れた。
アビー「艦内全クルーに告げる。直ちにブリーフィングルームに集合せよ」
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同艦内・ブリーフィングルーム***
シン「イカロス基地?」
タリア「そうです。本艦はこれよりラクス・クライン議長直々の特命により、
地球連邦軍のイカロス基地に向かいます」
イカロス基地と言えば太陽系の果て。ここよりもさらに僻地へと赴くことになる。
これではますます「左遷」「更迭」の二文字が現実味を帯びてくるのではないか…。
レイ「艦長、質問です」
レイ・ザ・バレルが口を開いた。
タリア「何かしら?」
レイ「我々はそこで何をするのですか?」
タリア「今説明します。まもなく星間評議会の特別使節が太陽系に到着します。
我々はその使節団を無事地球までお連れする間、他の友軍の部隊と共に警護を担当します」
シン「星間評議会の…特別使節…」
シンも噂は聞いていた。今、地球では日本とアメリカが音頭を取る形で、
地球上でスーパーヒーローと呼ばれている者たちや、軍、警察などに所属する
エースなどを集め、Gショッカーなど宇宙の悪に対抗するための特務組織を
設立するための交渉が、地球連邦政府と星間評議会の間で水面下で進められていると…。
フリーフィングが終了し、タリア艦長以下皆が退室する中、
レイ、シン、ルナマリアの3人が残って話を続ける。
レイ「そういうことか…」
シン「そういうことって…どういうことだよ?レイ」
レイ「ラクス・クラインは俺たちを温存しておいたんだ。
この日のためにな…」
ルナマリア「温存…??」
レイ「特使の警護とはあくまでも表向きだ。
本当の目的は俺たちミネルバ隊を特使にお披露目することだろう」
シン「お披露目…?」
レイ「例の特務統合部隊の新設、当然ザフトからも人を出すことになる。
その白羽の矢がミネルバに刺さったということだ。今度の警護の任務が
終わったら、おそらく俺たちは自動的にその統合部隊に出向・配属という
形になるのだろう」
ルナマリア「よかったわねシン、これで地球でステラに会えるかもよ♪」
シン「…ど、どうしてそっちの話になるんだよ…///」
茶化しあう二人。
レイ「浮かれるなよ、二人とも! 我々はザフトを代表して配属される事になるんだ。
これまで以上に気を引き締めてかからんと」
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ポイントゼロ・無幻城***
Gショッカーの牙城・無幻城が突然、ヒーローたちの侵入を許すという
前代未聞の大事態が失態してから数日後、Gショッカー最高幹部・十二邪将
の集う円卓の間に、無幻城の警備責任者である
秘密警察長官フラビージョと
長官補佐ウェンディーヌが査問のために呼び出された。
マシーン大元帥「お前たち、覚悟はできておるだろうな?」
フラビージョ「ちょ…ちょっと待ってよ!!」
ウェンディーヌ「あれは私たちの責任じゃないわ!
こんな大事なときに城を留守にしていた副長官の
ダスマダーが悪いのよ!」
ダスマダー「私がどうかしたかね?」
フラビージョ&ウェンディーヌ「「――!!」」
今まで姿をくらましていたダスマダーが、突如フラビージョとウェン
ディーヌ二人の前に現れる。
ウェンディーヌ「よくも今頃になってぬけぬけと!」
フラビージョ「あんたいったい今までどこ行ってたのよ!」
ダスマダー「お前たちに代わる新しい秘密警察長官をお迎えする
準備に追われていたのだ」
フラビージョ「新しい長官!?」
ダスマダー「紹介しよう! 我がGショッカーの栄えある秘密警察を
率いる新たなる長官を!」
そうダスマダーが高らかに宣言すると、円卓の間に
真紅の仮面を被った白マントの男が悠然と入場してきた。
フラビージョ「お、お前は!?」
ウェンディーヌ「アポロガイスト…!!」
アポロガイスト「………」
ウェンディーヌ「アンタは確か海底基地の捕虜収容所の
所長に更迭されていたはず!?」
アポロガイスト突然の出現に、その場に同席していた
十二邪将たちも驚きを隠せない。
ドクトルG「ダスマダー、これはどういうことだ? 説明しろ!」
ダスマダー「お控え願おう。この度アポロガイスト殿は恐れ多くも
至高邪神の勅命により、秘密警察の新任の長官に任命されたのだ」
地獄大使「なんと!?」
アポロガイストは銃を構えて、うろたえるフラビージョと
ウェンディーヌの前にたつ。
アポロガイスト「さて、着任早々早速ではあるが、
秘密警察前長官フラビージョ、ならびにウェンディーヌ、
お前たち2人を至高邪神の名において処刑する!」
ウェンディーヌ「な、なんですって!!」
アポロガイストの発する鋭い殺気に後ずさりする二人。
フラビージョ「。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン 死にたくないよぉぉ~!!!!」
アポロガイスト「黙れ! 易々と侵入者どもに戦闘員の制服を奪われ、
事もあろうに敵の大型メカの無幻城への接近まで許すとは、
全ては貴様ら2人の職務怠慢が原因だ!」
ウェンディーヌ「――待って! アタシたちに手を出したら、
ヘドリアン女王様が黙ってはいないわよ!」
ウェンディーヌがあくまで抵抗しながらそう発言すると、アポロガイストは
仮面の中の瞳から「何を今更…」と呆れた目つきで申し述べる。
アポロガイスト「そのヘドリアン女王はつい先刻、後宮の総取締の職を
辞された。お前たち無能な2人を要職に推した、その道義的責任を取る
と言われてな」
ウェンディーヌ「なっ!?」
フラビージョ「あ、あのクソババアァッ!!!!」
アポロガイストに経緯を聞かされ、驚愕する2人のジャカンジャ女幹部。
「責任を取る」と言えば聞こえはいいが、要は主な責任はフラビージョと
ウェンディーヌの二人に押し付けて、自分一人だけ傷の浅いうちに逃げたのだ。
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アポロガイスト「神聖不可侵なる至高邪神のお膝元である
無幻城を騒がせた責任は免れん! 用の済んだ奴は死ねいっ!!」
アポロマグナムから非情の弾丸が発射される。
それはフラビージョとウェンディーヌの心臓を瞬く間に貫いた!
フラビージョ「アァァ――ッッ!!!!」
ウェンディーヌ「ギャアァァ――ッッ!!!!」
哀れ、フラビージョとウェンディーヌの2人は断末魔の悲鳴と共に
横に倒れ、泡となり消滅してしまった…。
ゴルゴス「………」
ビルゲニア「……(厄介な奴が戻ってきたものだ)」
フラビージョとウェンディーヌ処刑の瞬間を見届けた十二邪将たちは皆、
一様に顔にこそ出さないものの、内心はアポロガイストの復活に戦慄している。
アポロガイスト「さて十二邪将の方々、星間評議会が地球の連邦政府に
密かに接触し、ヒーローどもを集めた精鋭の統合組織を設立しようと
企てている事はご存知か?」
ブラック将軍「いや、そのような話は初耳だ」
テラーマクロ「……(アポロガイストめ、いつの間に
どこからそんな情報を??)」
村上「……(閑職に追いやられている間も、
常に情報収集は怠っていなかったか)」
天王路「……(アポロガイスト、噂どおり只者ではないな)」
妖怪王女「仮にその話が本当だとしても、か弱い虫共が寄り集まった
ところで、我らにとって大した脅威になるとは思えないわ」
アポロガイスト「では方々にはこのまま放っておいてよいと言われると?」
暗闇大使「いや、いかにどのような企てであろうとも、
我らがGショッカーに楯突こうというのなら
即座に叩き潰さねばならん!」
マシーン大元帥「直ちにその計画とやらを妨害するための
任に相応しい適任の怪人を選び出すのだ!」
慌しく動き出す十二邪将の面々。その様子を落ち着いた冷めた眼で見つめているアポロガイスト。
アポロガイスト「……(ようやく重い腰を上げおったか、馬鹿どもが。
しかし例のヒーロー統合組織とやら、その動きを察知すれば
妨害に動くのは我々だけではあるまい)」
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無幻城奥殿・闇女王同盟後宮***
本来男子禁制であるはずの
闇女王同盟・後宮にあるヘドリアン女王の部屋に、
なぜか男の影がチラついている。かねてよりヘドリアン女王に取り入っていた
田豊将軍と大神官ガジャである。
ガジャ「アポロガイスト…? 何者だその男は?」
アマゾンキラー「油断のならぬ男です。ヘドリアン女王様の
権勢拡大の邪魔になると見越し、各方面に根回しして
先手を打ち、閑職へと追いやった筈なのですが…」
ヘドリアン「あのジャカンジャの2人の小娘も思ったより
役には立たなかったのう。田豊将軍よ、何とかならぬのか?
そなたは後宮と表宮の連絡役を担う取次の立場であろう」
田豊将軍「恐れながらたった今、至高邪神の御側近くの者より
使いが参り、無念ながらこの私めも後宮取次役の職を解任
されましてございます」
ヘドリアン「なんと!?」
アマゾンキラー「アポロガイストの仕業に違いありません。
奴め、なんと素早く抜け目のない!」
ヘドリアン「え~い! なんといまいましいことじゃ!!」
椅子から立ち上がり歯軋りするヘドリアン女王。
ヘドリアン「ガジャよ、それに田豊将軍もしばらくはそなたも
後宮には近づかない方がよかろう」
アマゾンキラー「それよりも女王様、早急に後任の
後宮総取締を決めなければなりませぬ」
ヘドリアン「わかっておる! この機にパンドラに大きな顔を
されては叶わぬ。後任には"あの者"を推挙するとしよう。
そうすれば"豹の爪"にも貸しを作ることが出来ようて…」
同城内・邪神謁見の間***
謁見の間の天空に浮かぶ3つのポリゴン、そして其々のポリゴンに
投影される表裏6人の老人達の顔が、眼下に控えるアポロガイストに
次々と語りかける。
老人の顔D/GOD総司令「許せよ、アポロガイスト…」
老人の顔E/創世王「元よりヘドリアン女王の讒言など信じた訳ではないが、
お前ほどの逸材を温存しておくためには、こうするより仕方がなかったのだ」
老人の顔B/星王バズー「これよりはGショッカー全組織の綱紀粛正を図り、
闇女王同盟の後宮に対しても遠慮なく処断を下すがよかろう」
至高邪神からの言葉に対し、アポロガイストは丁寧に礼節を弁えつつも
怯むことなく明瞭な声で答える。
アポロガイスト「恐れながら申し上げます。私は後宮の女狐共の
お守りをするために帰参したのではございません!」
老人の顔C/サタンゴース「フフフ、わかっておる」
老人の顔F/闇の帝王「お前の宿敵、神敬介=Xライダーとの
再戦の機会も必ず用意しよう」
老人の顔A/大首領「これよりはGショッカーの大いなる目的のために、
これまで以上の忠誠を尽くすのだ!!」
至高邪神からの命令に、アポロガイストは恭しく平伏す。
アポロガイスト「ハハッ!!」
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イカロス基地***
小惑星帯(アステロイド・ベルト)に存在する、地球連邦宇宙軍基地。
ここにまもなく星間評議会からの特別使節団を乗せた船団が到着するとの事で、
その出迎えの準備のため平時以上の人員が多く集まり、慌しい様相を呈していた。
サド「いやー、緊張しますねえ隊長」
コリン「まさか我々がこのような栄誉ある場に同席できるとは…」
クラフト「………」
3人の黒スーツ姿の男たち。一見すると外見はどう見ても地球人にしか見えないが、
実はこの3人、ドグラ星と呼ばれる惑星から派遣されている地球駐在員たちである。
ドグラ星は、地球が正式に異星文明と国交を樹立する以前から、未開惑星保護条例に基づいて
地球を影ながら保護・監視してきた惑星国家の一つである。そのため彼らは今回、
特使を迎え入れる側の一員として、こうしてイカロス基地まで出向いて来ているのである。
クラフト「ところであの"バカ"は大丈夫なんだろうな?」
サド「ご心配なく。王子でしたら只今マリネラという国にいます。
なんでも御自身のイタズラを磨くためのよい退屈凌ぎの
ご友人が見つかったとか…」
クラフト「そうか、それなら安心だ。この大事な場を
ぶち壊しにされてはたまらんからな。…と言いたいところだが、
そんな話を聞くとどうも素直に喜ぶ気になれん!
なにか後になってとてつもない化学変化と相乗効果で
恐るべき大災厄が襲ってくる気が…」
コリン「心配しすぎですよ隊長。また眉間にしわが増えますよ」
クラフト「しかしあそこの地球署のバカップルはなんとかならんのか!
この厳かなる場をなんと心得る! 見ててイライラするわ!」
クラフトの視線の先には、宇宙警察の制服を着用した男女が二人…。
ウメコ「早く来ないかなあ、星間評議会の使節。
ねえセンさん、さっさと仕事終わらせて地球に戻ったら
二人で原宿とか渋谷にでも行こう♪」
セン「こらこらウメコ、僕たちはまだ仕事中だぞ♪」
甘えるウメコのおでこを軽くデコピンではじくセンちゃん。
特使の出迎え及び護衛のため地球署から派遣されて来た
江成仙一/センちゃん=デカグリーンと胡堂小梅/ウメコ=デカピンク。
この二人、過去のある事件をきっかけとして急接近。
そのイチャついているラブラブぶりを見せ付けられて
イラついているのはクラフト隊長だけではなかった。
ニャル子「何なんですか!あの宇宙警察の刑事の二人は!
この厳かなる場をなんと心得ているんでしょうね!
私は真尋さんと離れて一人寂しく孤独な任務についているというのに~っ!!」
クー子「さ、ニャル子、私たちもあの二人を見習って愛の営みを…」
ニャル子「ギャーッ!! どさくさに紛れて何しやがるんですか!
この変態ストーカー野郎!!! 離れろ! 離れなさいっ!」
惑星保護機構のエージェントである邪神ニャルラトホテプとクトゥグア。
通称、ニャル子とクー子。彼女たちもまた、特使を出迎えるため
普段暮らす地球を離れ、イカロス基地に赴いていたのだった。
ニャル子「ほらクー子! そろそろ特使を乗せた船が着陸しますよ!
整列しないとっ!!」
星間評議会からの特別使節団を乗せた船団がイカロス基地に続々入港する。
しかし、使節団出迎えのためにイカロス基地に赴いてきた人間は、
特使を歓迎する者たちばかりではなかったのである…!
???「笑止なり。やたら弱い虫が寄り集まったところで、所詮は烏合の衆に過ぎぬが道理…」
???「それすらも今日の時をもって夢幻と潰える。フフフフッッッ…!!!」
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○シン・アスカ→戦艦ミネルバと共にイカロス基地に向かうことに。
○ルナマリア・ホーク→戦艦ミネルバと共にイカロス基地に向かうことに。
○レイ・ザ・バレル→戦艦ミネルバと共にイカロス基地に向かうことに。
○タリア・グラディス→戦艦ミネルバと共にイカロス基地に向かうことに。
○アビー・ウィンザー→戦艦ミネルバと共にイカロス基地に向かうことに。
○クラフト隊長→
星間評議会特使出迎えのため、イカロス基地に。
○サド隊員→星間評議会特使出迎えのため、イカロス基地に。
○コリン隊員→星間評議会特使出迎えのため、イカロス基地に。
○江成仙一→星間評議会特使出迎えのため、イカロス基地に。
○胡堂小梅→星間評議会特使出迎えのため、イカロス基地に。
○ニャル子→星間評議会特使出迎えのため、イカロス基地に。
○クー子→星間評議会特使出迎えのため、イカロス基地に。
●アポロガイスト→Gショッカー秘密警察長官に就任。手始めにフラビージョとウェンディーヌを処刑。
●ダスマダー大佐→アポロガイストを秘密警察新長官として公に紹介。
●表裏六柱の至高邪神→帰参したアポロガイストに語りかける。
●十二邪将→ヒーロー統合組織設立の妨害作戦の指示に乗り出す。
●フラビージョ→アポロガイストに処刑される。
●ウェンディーヌ→アポロガイストに処刑される。
●ヘドリアン女王→闇女王同盟の後宮総取締役を辞任。
●田豊将軍→ヘドリアン女王に取り入っていたが、アポロガイストの復権に伴い、役職を解任される。
●???→特使暗殺の刺客としてイカロス基地に潜入する。
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【今回の新規登場】
○シン・アスカ(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)
ザフトのエースパイロット。オーブ出身で、先の大戦中に家族を失った過去を持つ。
本質的には純粋で正義感の強い性格の持ち主と言えるが、パイロットとして天性の才能を持つ 一方、メンタル面では、激情に駆られやすい上に、戦闘中は冷静な判断が殆ど出来ず、
独断行為に走りやすい傾向があるなど大きな問題点がいくつかある。
ZGMF-X42S デスティニーガンダムのパイロット。
○ルナマリア・ホーク(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)
ザフトのミネルバ隊に配属された赤服のエリート隊員。
シン・アスカ、レイ・ザ・バレルの二人とは士官学校の同期。
明朗活発な少女で、上官のアスラン・ザラに対しては妹のメイリンと共に好意を持っていたが、
その後シンの過去の孤独を体感し、次第に恋仲となった。
専用色のZGMF-1000/A ガナーザクウォーリアを経て、現在はシンから譲り受けた
ZGMF-X56S インパルスガンダムのパイロット。
○レイ・ザ・バレル(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)
ザフト兵士で、ミネルバ所属のモビルスーツパイロット。シンやルナマリアとは士官学校の同期で、
成績は常に1位と非常に優秀。シンに色々アドバイスを与えたり、戦闘訓練でも行動を共に するなど、シンにとっては戦友である。実はラウ・ル・クルーゼのクローンである。
専用色のZGMF-1001/M ブレイズザクファントムを経て、
現在はZGMF-X666S レジェンドガンダムのパイロット。 ※闘争の系統では、『スーパーロボット大戦Z』に準拠した経過を辿っているため、元から生存。
○アビー・ウィンザー(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)
メイリン・ホークに代わり、ザフトの新造戦艦ミネルバに配属された補充兵。
業務はメイリンと同じ通信とMS管制。メイリンに比べ実戦慣れしておらず、
クルーの要求に応えきれない部分がある。
○タリア・グラディス(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)
ザフトの新鋭艦ミネルバの艦長を務める女性士官。的確な指示で幾度無く艦の危機を 救った優秀な艦長。プラント最高評議会議長のギルバート・デュランダルとは恋人であったが、 子供ができないという理由から別れた。最終局面でミネルバがアークエンジェルの攻撃で 航行不能になると、クルー全員に退艦命令を出し、キラ・ヤマトに「子供がいる。いつか、 会ってやってほしい」というマリューへの伝言を残し、彼女はデュランダルとレイと共に 自分が欲しかった「家族」の一員として要塞メサイアと運命を共にした。 ※闘争の系統では、『スーパーロボット大戦Z』に準拠した経過を辿っているため、元から生存。
○クラフト隊長(レベルE)
ドグラ星王立護衛軍隊隊長で、王子護衛歴10年。生真面目そのものの実直な性格で、
王子の悪巧みに対しいつも真っ向から諫言するが、そのために王子にオモチャにされ
様々な嫌がらせを受けており、キレやすくなっている。王子に反撃を度々狙っているが、
部下2人からは「悪人になれない」と評されている。ジンクスを気にするタイプ。
○サド隊員(レベルE)
ドグラ星王立護衛軍の隊員。クラフト隊長の部下で、王子護衛歴5年。冷静で理知的な性格。
生態学者でもあるため、異星人の生態などの説明役を担うことが多い。
ドグラ王・王妃への忠誠心から護衛を続けており、王子の性格の悪さについてはもはや 諦めている模様。王子の奇行やいたずらで奈落の底に沈むクラフト隊長を慰め励ます という重要任務も担う。
○コリン隊員(レベルE)
ドグラ星王立護衛軍の隊員。クラフト隊長の部下で王子護衛歴1年。
他の2人に比べると常識人で、その分影が薄い。
○江成仙一=デカグリーン(特捜戦隊デカレンジャー)
宇宙警察地球署の刑事で、優しく温厚な、デカレンジャーの癒し的存在。
かなりの変わり者ぶりを発揮しながらも、実は冷静に周囲の状況をよく見ていていて、
他人とは違った観点から物事を考えることができるプロファイリングの天才。
並外れた勘の持ち主で、捜査に行き詰まった時は得意のシンキングポーズを
とると良いアイデアがひらめく。 通称、センちゃん。
○胡堂小梅=デカピンク(特捜戦隊デカレンジャー)
宇宙警察地球署の刑事で、仕切り屋で、お調子者なところもチャームポイント。
猪突猛進タイプで失敗することも多々あるが、明るさと人並み外れたパワーですぐに挽回する。
お風呂が大好きで、ヒマさえあればバスルームへ行って考え事をする。通称、ウメコ。
760
○ニャル子/ニャルラトホテプ(這いよれ!ニャル子さん)
地球人の少年・八坂真尋の前に突如として現れた銀髪碧眼の美少女。
その正体はクトゥルー神話に登場する邪神ニャルラトホテプ。
惑星保護機構のエージェントで、宇宙の人身売買組織に狙われた
真尋を保護するため地球を訪れたが、真尋に一目惚れし、
以来八坂家に居ついて彼に猛アタックを続けている。
戦闘時には仮面ライダーに似たような姿に変身する。
○クー子/クトゥグア(這いよれ!ニャル子さん)
惑星保護機構のエージェントでニャル子の同僚。
ニャルラトホテプの天敵クトゥグアだが、
なぜかニャル子に異常な愛情を抱いている。
普段は、ニャル子同様八坂家に居候。
●ブラック将軍=ヒルカメレオン(仮面ライダー)
ゲルショッカー(ゲルダムショッカー)大幹部。
ゲルショッカー設立と共にアフリカ砂漠より着任。
大量殺戮作戦を得意としながら、要人暗殺等もこなす
緻密な戦略家。かつては帝政ロシアの将軍だった。
●十面鬼ゴルゴス(仮面ライダーアマゾン)
インカの長老バゴーに反旗を翻した、秘密結社ゲドン首領。
9人の悪人の脳を埋め込んだ巨岩を下半身としている。
周囲を暗黒空間に包む超能力備えている。
●帝王テラーマクロ=カイザーグロウ(仮面ライダースーパー1)
闇の王国ドグマ首領。ドグマの神・カイザーグロウに帰依する。
奇怪な鈴の音と共に姿を現し、配下に命令を下す。
また、玄海老師に匹敵する拳法の達人でもある。
●妖怪王女=サタンドール(仮面ライダースーパー1)
ジンドグマ四大幹部の一人。小悪魔的な性格で、
愉快犯じみた作戦を次々と立案していく。
●暗闇大使=サザンクロス(10号誕生!仮面ライダー全員集合!!)
バダンの総指揮官であり、ショッカーの地獄大使とは3ヶ月違いで
生まれた従兄弟の関係にある。本来の名はガモン大佐といい、
従兄ダモン(地獄大使)と双子の如く瓜二つであるが、
従兄弟の仲は極めて悪い。武器は右手の超電磁ムチと左手の鉤爪。
●田豊将軍(五星戦隊ダイレンジャー)
ゴーマ元老院の幹部で、阿古丸の養父。シャダム中佐の政敵。
最終更新:2020年11月19日 07:16