筋力トレーニング情報館~理論編~

遅筋と速筋

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遅筋と速筋

遅筋と速筋の特徴

筋肉には大きく分けて2種類あるのをご存知だろうか。

一つは遅筋と呼ばれる赤い色の筋肉で、持久力に優れているが大きな力は発揮できない。また、鍛えても肥大しにくいという性質を持つ。

もう一つは速筋と呼ばれる白い色の筋肉で、強い力を発揮できるが持久力が低く力を発揮しだしてからほんの数秒でばててしまう。鍛えると肥大しやすい。

これらの筋肉は別々の運動神経によって支配されている。

 

ゆっくりした運動では遅筋が優先的に使われる

ゆっくりと軽いバーベルを上げるような運動では体が簡単に疲労してしまわないように、遅筋が優先的に使われる。

軽いバーベルであれば、何回も上げれるが重量が重くなってくると上げれる回数が減ってしまうのは、最大筋力に近い力を発揮するときには持久力のない速筋が運動に参加するためなのだ。

 

遅筋か?速筋か?

あなたが鍛えるべきなのは遅筋だろうか?それとも速筋だろうか?

遅筋を重視
  ○ マラソンなどの持久力が重視される競技
  ○ ダイエットのように体を細く見せたい場合

速筋を重視
  ○ 重量上げ、相撲、陸上の短距離走など短い時間で大きな力を発揮しないといけない競技
  ○ ボディビルのように体を大きくしたい競技

多くのスポーツでは遅筋だけ、速筋だけ鍛えれば良いというわけではないので自分の行っている競技や目的に合わせて両方の筋肉をバランスよく鍛えることも大切である。

 

まとめ

  • 筋肉には遅筋と速筋がある
  • 遅筋の特徴は、色が赤い・持久力強い・発揮できる力が弱い
  • 速筋の特徴は、色が白い・持久力弱い・発揮できる力が強い
  • ゆったりした運動では遅筋が優先的に使われる
  • 目的に応じてどちらを重点的に鍛えるかを考えることが大切

 

 

以上


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