からくりTRPG部・改

第1話 「Memento mori」

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
――――――登場人物――――――

矢沢耕作  28歳 男性
ジャーナリスト/サマナー
社員寮、沢田荘に住む万年平社員のジャーナリスト
悪魔を見ても冷静なリーダー兼参報
初期契約悪魔:ケットシー、オンモラキ


グラーチ・ウィンチェスター 28歳 女性
シスター/ワイルド(ペルソナ使い)
左遷された小さな教会に住む回復役のシスター
耕作の同級生で、陽人の義理の姉


安藤陽人 18歳 男性
番長/格闘家
ワンルームに住む学生
己の肉体のみで悪魔を薙ぎ払うチームの壁兼攻撃役
姉には逆らえないシスコン番長


魔倉魔弩流 31歳 男性
候補者/超能力者
30歳を超えて覚醒した稀有な存在
知らないのに知ったふりするのが大得意
ちなみに、陽人の学校の保健体育の先生兼生活指導をしている。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

GM:では、場面はグラーチさんの教会から

GM:ではグラーチさん

GM:あなたは今、教会にて信徒の懺悔を聞くお仕事をしています

GM:お互いの顔がみえないようになっている『懺悔室』で、信徒の罪の告白を聞く奴ね

GM:しかし、シスターグラーチの懺悔は一味違っていて

GM:罪を告白した信徒に

GM:うっわー、ひでーことしたなー空気読めよー

GM:とか、厳しい言葉を容赦なく投げかけた上で

GM:「まあ、なんだかんだ言っても神様は許してくれるからさ。気にすんな!」

GM:という感じで、最後に罪を丸ごと許すのです!

グラーチ:「まぁ、飲んで忘れろよ」

グラーチ:「あのキリストだってバカバカワイン飲んでんだからよ」

GM:これが実はかなり信徒には好評で、シスターグラーチに懺悔をお願いします、と

GM:言ってくる人は多いのです

GM:「し、シスターもっと罵ってもらえますか?」

グラーチ:「うるせー、話終わったなら帰れ!」

グラーチ:「あ、後寄付はおいてけ」

GM:まあ、それはそれとして!

GM:シスターグラーチの懺悔室には、もうひとつの側面があります

GM:シスターグラーチはこの前の戦いで、『ペルソナ』の力に目覚め、悪魔を退治する力を得た

GM:俗にいうゴーストバスター、退魔師(デビルバスター)である

GM:それをどこで聞きつけたのか、いつしか心霊現象に悩む信徒達の駆け込み寺として

GM:この教会に彼女を訪ねてやってくるものが増えた

GM:グラーチ、あなたは迷える子羊たちのそういった依頼を

GM:【有償】で請け負う毎日を送っています

グラーチ:「よし、面倒だな。耕作を呼ぼう」

グラーチ:「どうせ陽人も暇だろ」

GM:まあ、そういう性格なので

グラーチ:「世の中ギブ&テイクだよ」

GM:きっかり弟と矢沢さんを巻き込んで悪魔退治してますね

GM:さて、この日、あなたの元を訪れた一人の女性

GM:この人は、とある大病院で働くナースであると名乗りました

女性:「あの…シスター…私、みてしまったんです」

グラーチ:「なんだい?話は簡潔にな」

GM:彼女が語った怪事件の概要:

GM:深夜の霊安室にて、怪事件を目撃してしまった。

GM:安置された遺体が、勝手に立ち上がり歩き回っているのを見てしまった

GM:恐ろしくなった彼女はすぐにその場から立ち去り、ナースステーションへ戻った

GM:きっとあれは夢だろう…もしくは疲れていて幻覚をみたんだ、と判断し職務に戻った彼女だったが

GM:翌日。病院内は騒然となる

女性:「安置されていた患者様のご遺体がごっそりと消えていたんです」

女性:「あの夜のことを思い出すと…怖くて眠れないんです」

グラーチ:「死体泥棒か・・(そういや近所にへんなおっさんが住んでた)」

女性:「お願いします、シスター。あの病院で一体、何が起こったのか」

女性:「あなたのお力で解決していただけないでしょうか?」

グラーチ:「それは私の領分かい?警察じゃないのかい?」

女性:「警察に言っても信じてはもらえませんでした…」

グラーチ:「ふん・・・で?いくらだせるんだい?」

GM:※警察には〇課という心霊現象専用の課があるが

GM:※彼女はそれを知らず、担当部署にもつないでもらえなかった

女性:「これ…少ないですが…」

グラーチ:「10マッカねぇ…しゃあない、たまには慈善事業でもするか・・・(耕作と陽人が)」

女性:「あ、ありがとうございますシスター!」

GM:というわけで、シスターグラーチは事件解決へと乗り出したのです


GM:陽人OP

GM:全日本学生レスリングチャンプとなった陽人

GM:そんなあなたの元に、総合格闘技団体「王雅‐ORGE‐」からのスカウトが来ます

GM:スカウトマンは、鋼 珠夫と名乗る中年男性

鋼 珠夫:「安藤陽人くん、だね?」

安藤陽人:「ん?誰すかあんた?」

鋼 珠夫:「私はORGEのプロモーター、鋼というものだ」

鋼 珠夫:「あの試合…みせてもらったよ。素晴らしい実力だ」

安藤陽人:「…ORGEって、あの総合格闘技の」

鋼 珠夫:「そして、ルックスもイケメンだ!」

鋼 珠夫:「君ならばきっと、スター選手として売り出すことができるだろう」

安藤陽人:「そりゃどうも」

鋼 珠夫:「わたしと…組まないか!」

GM:プロへの道が開けました

安藤陽人:「いきなり言われてもぴんと来ないスよ」

安藤陽人:「あー…お誘いはありがたいんですけど」

鋼 珠夫:「むう…そうかね。わかった、君の卒業まで待つことにしよう」

鋼 珠夫:「留年だけはしないでくれよ!」

GM:そんなこんなで、陽人は鋼の事務所を後にします

GM:手にはプロモーター鋼の名刺

安藤陽人:「プロかあ 俺はただ退屈で始めただけのレスリングだったってえのに」

GM:さて…陽人がそのまま廊下を歩いていると…

GM:向こうから、すらっとした背の高い美人が歩いてきます

安藤陽人:「強くなりたくて始めたレスリングだったがこのまま続けるとなるとなあ うーん」

GM:女流格闘家「茨木瞳」

GM:女優顔負けのスタイルと美貌で俳優業もこなし、CMなどにも頻繁に出ている花形選手だ

安藤陽人:と、センチメンタルな気分に浸ってる陽人の前に美女が!

GM:陽人は実はこの人の大ファンでした!

安藤陽人:「あ、あんたは!!」

安藤陽人:「茨木瞳さんじゃないですかああああ」

茨木瞳:「ん? なんだいぼうや?」

茨木瞳:「サインが欲しいのかい?」

安藤陽人:「あ、こりゃ失礼 俺、前からあんたのファンだったもんでつい興奮しちまって」

茨木瞳:「ああ、鋼サンが大型新人をスカウトするとか言ってたけど、もしかして坊やがそうなのかい?」

安藤陽人:「あ、背シャツ中に陽人きゅんへってお願いします」へこへこしながら

GM:瞳は、快くあなたにサインを書いてくれました

安藤陽人:「そうです、安藤陽人と言います  俺、レスリングに命かけてます(キリッ」

GM:瞳さんは君に興味を持った模様

茨木瞳:「へーそうかい! うんうん、お前は見所がありそうだなあ」

茨木瞳:「よし、このアタシがプロの心得ってのを教えてやるよ。今日はちょうどオフなんだけどさ」

安藤陽人:「ま、まじですかああ!」

茨木瞳:「今夜、時間あるかい? 一緒にうまいもんでも食いながらさ。あ、金は気にしなくていいぜ? アタシのおごりだ」

安藤陽人:「是非お願いします! 時間なんてありあり有り余ってますよ!」

GM:茨木瞳の電話番号をGET

GM:そしてとんとん拍子で会食がきまりましたね

GM:瞳の誘いを受けるかどうかの

安藤陽人:「…やっちまった プロに進むなんて考えてなかったのに…」

GM:ならば、陽人はそのままスキップしながら廊下を進みます

GM:すると…

GM:今度は、2mを超える巨漢の選手が歩いてきます

仁志古蔵:「お? なんや君は」

GM:仁志古蔵。

GM:実力派のレスラーで、渋い活躍を見せるベテラン選手です

GM:陽人はおっさんには興味はありませんが、この選手については尊敬しています

安藤陽人:(に、仁志古蔵だ… やっぱり事務所の中だけあって有名人ばかりだな)

仁志古蔵:「君もレスリングやっとるんか?」

安藤陽人:「安藤陽人と言います ニシさんの試合はいつも見てました」

仁志古蔵:「そいつは嬉しいのう」

仁志古蔵:「そんで、今日はどないな要件でここに?」

安藤陽人:「ええ、プロにならないかとお誘いを受けたんですが…」

安藤陽人:「実はまだ迷っていて」

安藤陽人:「卒業まで保留にしてもらったんですわ」

GM:それを聞いた仁志の顔色が変わります

仁志古蔵:「…君ィ、もしかして鋼の野郎が目ェつけた子かいな?」

安藤陽人:「はい?そうなるんですかねえ」

仁志古蔵:「悪いことは言わん! やめとき! ここ以外にもいっぱい格闘技やれるとこはあるんやから」

仁志古蔵:「若い才能を腐らせるだけやでェ! ええな? 絶対にやめとくんや!」

安藤陽人:(…どういうことだ?)

安藤陽人:「ニシさん…」ポカーンとしながら

GM:仁志は人が変わったようにそう叫び

GM:そのまま、どすどすと足音を立てながら去って行きました…

GM:ということで、陽人OP終了

GM:そのまま陽人は家に戻り

GM:今夜の茨木瞳とのデートに向けて念入りな準備を始めましたとさ!

GM:さて、お待たせしました 魔倉OP

GM:魔倉は今、「氷川レイジ」という男に一席設けられて、料亭で会席料理に舌鼓を打っている

GM:氷川は高校時代の先輩であり、学生時代の魔倉に色々と世話を焼いてくれた恩人だった。

GM:今では大手IT系株式会社「サイバース」のCTO(チーフ・ テクニカル・オフィサー)という地位についているエリートである

魔倉魔弩流:「美味い。これぞ愛ある料理だ・・・!!」

氷川レイジ:「そうか、気に入ってくれたらなによりだな」

氷川レイジ:「やあ、魔倉。最近は調子はどうだい?」

魔倉魔弩流:「特に特別な事は無いですね。通常運転です。」

GM:さて、魔倉。君はこの氷川先輩を尊敬していたが

GM:ただ一つ、気になる事を知っています

GM:『氷川先輩はガイア教とかいうカルト宗教にハマっている』

GM:魔倉はその宗教を知らなかったが

GM:ガイアっていうくらいだから、大地に関係するもの=無理やり信者に土を食わせるアブナイ宗教

GM:そしていつ自分も勧誘されて、土を食べさせられるか…

GM:もしかしたらこの料理にも土はいってんじゃねえの???とか

GM:若干、疑心暗鬼です

GM:そして、氷川は、こうあなたにいいました

魔倉魔弩流:(美味い料理だ。だが、この中に土でも入っているのだろうか?)

氷川レイジ:「魔倉。君は、『ガイア教団』を知っているかね?」

GM:ほらきたぞ! と警戒を強める魔倉!

魔倉魔弩流:「あの土を食わせると言う噂がある、教団の事ですか?」

氷川レイジ:「ほう…土を食わせる…か。面白い比喩だな」

魔倉魔弩流:「ええ、そのような話を聞いた・・・。いや聞いたかな。兎に角そんなイメージがあるモノで。」

氷川レイジ:「なるほど、あのお高くとまった天使共を地にはわせ、土を食わせてやる…と、君はそこまでガイア教の理念を深く理解しているのか!」

氷川レイジ:「恐ろしい男だな君は…」

GM:なんだか勝手に良い方向に解釈されたようです!

魔倉魔弩流:「いやぁそれほどでも。」

GM:すごい持ち上げられました

氷川レイジ:「まあ、魔倉。君には『不思議な力』があるそうだね?」

魔倉魔弩流:「はい。言わば・・・『愛の戦士』とでも言いましょうか。」

氷川レイジ:「私に、力を貸してはくれないだろうか?」

GM:と、魔倉を過剰評価した氷川が言います

魔倉魔弩流:「良いでしょう。これも愛ある巡り合わせが生んだ事。やります。」

GM:すごいな、話噛み合ってないのに交渉成立だwww

GM:では、魔倉さん、話も聞かずにあなたは、グループコミュニティ「ガイア教団ミロク派」を入手しましたw

GM:いつの間にか入ってることになってますw

GM:ミロク派というのは、ガイア教団の中でも異端の組織に位置し

GM:氷川が独自の理念を持って動いているため、本部の長老たちには警戒されています

氷川レイジ:『衆生は大悲にて 赤き霊となり、 諸魔は 此を追うが如くに出づ。 霊の蓮花に秘密主は立ち 理を示現す。 是れ即ち創世の法なり』

GM:氷川レイジは上機嫌で、日本酒を煽りながら、『ミロク経典』の一節を口ずさみます

GM:さて、氷川が魔倉に依頼したい内容は

魔倉魔弩流:「創世の法。 (あの合体すると気持ちよくなるアニメの事だろうか?)」

氷川レイジ:「魔倉。『CAGE』の連中が不穏な動きを見せているという情報がある」

氷川レイジ:「この街で彼らが一体なにをしようとしているのか、こっそり探って欲しい」

魔倉魔弩流:「CAGE・・・・。」

氷川レイジ:「密偵としては、顔の割れていない君が適任だ」

魔倉魔弩流:「不穏とは聞き捨てなりませんね。此処は私が調べてきましょう。」

氷川レイジ:「勿論、君ほどの男ならば、『CAGE』についての説明など必要はないだろうな(キリッ」

氷川レイジ:「当然だが、それに見合った報酬は払おう」

魔倉魔弩流:「はい!! (解からないが調べれば解かるだろう!!…120マッカか…。)」

氷川レイジ:「何かわかったらまた私に連絡をくれ」

魔倉魔弩流:「解かりました。あり次第連絡します。」

GM:そう言って、この会食はお開きになります

GM:さて、魔倉くんが、帰ろうと廊下にでると…

GM:隣の部屋からなにやらアヤシイ声が聞こえてきます…

魔倉魔弩流:「(CAGEなるものが良からぬ事をしている。生徒に・・・JKに何かあっては大変だ。) ん?」

???:「おお、たくましい…///」「ずいぶん固くなったじゃないか…///」

???:「お前、アタシと付き合ってみないか…////」

GM:という、女性の淫靡な声

魔倉魔弩流:「(壁に耳を当て盗み聞きする)」

GM:はい、氷川・魔倉の隣の部屋で

GM:陽人くん!

GM:あなたと茨木瞳が会食中でした

GM:もちろん、陽人はノンアルコールでしたが

魔倉魔弩流:(これは医学書に書かれていた。愛ある密談に違いない・・・。後学の為に聞いておこう。)

GM:食べたこともない豪華な料理がいっぱい目の前に並んでいます

GM:茨木瞳は上機嫌で酔っ払っている。その酒の飲みっぷりはどこか、姉のグラーチを思い起こさせて、シスコンの陽人は瞳に好感をもった。

安藤陽人:(どことなく姉貴に似てるな この人)

安藤陽人:「ハムハムッ ガフッ」

GM:さて、そうこうしているうちに

茨木瞳:「おー、たくましい上腕二頭筋。こりゃあ相当鍛え上げてるなー」

茨木瞳:「ちょっと力こぶ作ってみ? …ずいぶん固くなったじゃないか…」

安藤陽人:「むんっ」

GM:と、瞳が君の二の腕をつかんできます

GM:それを聞いている魔倉には、エロいことをしているようにしか聞こえていません

安藤陽人:陽人くんは困惑しています すっかりペースを握られているので

GM:そして、瞳はつぶやきます

魔倉魔弩流:(若いカップルのようだ。これは気になる。じっくりと聞く意味がある!!)

茨木瞳:「なあお前…アタシと…付き合ってみないか?」

安藤陽人:(あー…すっかりノセられちまってるな でも綺麗だからいいかな…)

GM:濡れた眼で、彼女はそう語りかけてきます

安藤陽人:「い、茨木さん、ちょっと飲み過ぎじゃないすか?」

安藤陽人:(なぜ俺の周りには酒飲みが…)

GM:戸惑う陽人に

茨木瞳:「…?」

茨木瞳:「あー、なにいってんだ? 付き合うつったら、『ど突き合う』ことにきまってんじゃねえか!」

安藤陽人:(茨木さんに聞いてみたいこと色々あったんだけどなあ)

安藤陽人:「は、はいいい?」

茨木瞳:「果し合いの誘いだよ! 非公式の!」

安藤陽人:「なんで俺と茨木さんが戦わなきゃいけないんすかあああ」

GM:まあその、陽人くんは色々な意味で身の危険を感じ

GM:トイレに行ってくると言って部屋を抜け出します

安藤陽人:「よし、わかった茨木さん!受けて立つぜ!」

安藤陽人:「お手洗いの後に…」

GM:はい、トイレに立った陽人と

安藤陽人:そそくさとトイレに向かいます!

GM:盗み聞き中の魔倉がばったり顔を合わせました!

GM:魔倉は気づきます

魔倉魔弩流:「~~~~ッッ!!!」

GM:こいつは安藤!うちの学校の札付きのワルじゃないか!と

GM:魔倉は生徒指導の先生ですから

GM:体育教師が生徒指導するのは当たり前ですよね

魔倉魔弩流:(しまった!愛の独学に夢中になり、とんだ失態を!!?)

安藤陽人:「あ、先生じゃないすか 壁にへばりついて何やってんスカ?」

GM:ちなみに陽人の学校の校則には

魔倉魔弩流:(フッ・・・と、そっちを向く)

GM:結婚するまで貞操を守ること、不純異性交遊は停学

GM:という、厳しい掟があります!

GM:魔倉先生が作ったゴールデンルールです

魔倉魔弩流:「ちょっと食べ過ぎてな。フラっとしていたトコロだ。」

GM:魔倉先生の心に、めらめらと教師としての使命感が湧き上がります

安藤陽人:「そうすか!俺はちょっとそれどころじゃないんで、失礼しますよ!」

GM:この不良、ところかまわずちちくりあいやがって!と

魔倉魔弩流:「しかし、その最中、不穏な事を聞いてしまった。 って、失礼するのかい!!?」

魔倉魔弩流:「待ちたまえ!!」

安藤陽人:「うわ、なにすんだよ先生!」

GM:魔倉先生は、不純異性交遊を咎め

魔倉魔弩流:「まぁ待つんだ。69なら良いが、其処から先は先生として注意しなければならない!!」

安藤陽人:「はあー!?俺はやましいことなんざしてねえぞ!」

魔倉魔弩流:「あんなトコロが硬くなったとか、逞しいと言っていたではないか!!」

安藤陽人:「だめだこの先公…」

GM:停学になりたくなかったら、保護者を交えての三者面談を行うこと

GM:それを条件に出します

GM:ただし、陽人の両親はすでに他界しているのだ

GM:ので、必然的に…

安藤陽人:姉ちゃん!

GM:ということで、とりあえず魔倉OP終わり   次のシーンに続く!

GM:矢沢はいつものように残業を続け

GM:終に今回の記事を書き終えました!

ケット・シー:「マスター~やったねー」

オンモラキ:「マスター、ぼくたちも手伝ったんだから遊んでー」

矢沢耕作:ところで、ジャーナリストなんだけど

矢沢耕作:東亜テレビの記者でいい?

GM:それでいいです

矢沢耕作:テレビ記者も新聞記者もそんなに変わんないね。

矢沢耕作:「お前たちもよくやってくれた」

矢沢耕作:と言いつつ、スケジュール表をチェックしていきます

GM:はしゃぐ悪魔たちにマグネタイトを与えながら

GM:次の仕事へとりかかる君のもとに

GM:一本の電話がかかってきました

GM:プルルルルル

矢沢耕作:「矢沢です」

???:「…得ダネをおたくに提供したい」

矢沢耕作:「お世話になります」

???:「…ORGEの、『鋼珠夫』についてのスキャンダルだ」

GM:鋼珠夫と言えば、やり手のプロモーターとして一躍脚光を浴びた人物であり、何かとスキャンダルの多い人物でもあった。

矢沢耕作:「失礼、お名前と会社名、所属部署をいただけますか」

GM:30歳下の幼妻と結婚した上に、女子高生と浮気していたとか。夜の街で赤ちゃんプレイに勤しむところを激写されたとか。

GM:いろいろありました

???:「すまないが、それは明かせないんだ…」

???:「会って話がしたい」

矢沢耕作:スケジュール表を見て

???:「電話だとちとまずい内容でな」

???:「今から、出てこれないか? 駅前の喫茶店○○で待つ」

矢沢耕作:「あー・・・。15分なら何とかなりそうです。いいでしょう」

???:「すまない。窓際の3番目の席で待っていてくれ」

GM:そう言って、電話は切れました

矢沢耕作:「お前たち、仮眠は中止だ。行くぞ」

矢沢耕作:「あ、寝ないんだっけお前ら・・・」

ケット・シー:「へいきだよー」

オンモラキ:「徹夜へいきだよー」

矢沢耕作:じゃあ、喫茶店に行きます。

GM:しかし、貴重な労働時間を削ってやってきたというのに

GM:10分過ぎても、20分過ぎても、相手は現れませんでした

矢沢耕作:「仕事を持ってきてなかったら即死だった」

GM:仕事こなしながら待つも、1時間経っても相手は現れません

グラーチ:ぷるるるー

矢沢耕作:「困ったな・・・ここの店員さんコーヒー1杯であんまり粘ると怖いんだ」

矢沢耕作:「はい矢沢です」

グラーチ:「私だ、なんで部屋にいねぇんだ?」

矢沢耕作:「一応仕事だ」

グラーチ:「酒と面白い話持ってきたのによー、勝手に入ってていいか?」

矢沢耕作:「ああ、いいよ。駅前の喫茶店にいるんだが、そろそろ帰るかなと思っていたところだ」

グラーチ:「じゃぁ、こじ開けて入るぜー」プツ

グラーチ:ツーツーツー

GM:ああ、じゃあ矢沢さんは

矢沢耕作:「・・・まあ、あの寮にはよくあることか」

GM:これ以上待っても来ないと判断し

GM:グラーチに家を荒らされる前に帰ろうと決意しますw

矢沢耕作:「だがしかし」

矢沢耕作:「もし、あの情報提供者が、俺に情報を届けようとして何者かから危害を受けたとしたら・・・」

GM:路地を歩くと…

黒服:「動くな」

矢沢耕作:「ん」

GM:と、人気のない場所で、黒服の男たちが矢沢を囲み

GM:背中に拳銃が突きつけられます

黒服:「ジャーナリストの矢沢耕作、だな」

矢沢耕作:じゃあ、ハンドアップして、やれやれ、とアメリカンなポーズを取ります

黒服:「お前のところにおかしな電話がなかったか?」

矢沢耕作:「ああ、あった。女から」

黒服:「…女?」

矢沢耕作:「人違いみたいだな? 帰っていいか?」

黒服:「他にあっただろう。男の声で」

矢沢耕作:「そこまでわかってんなら聞くなよ」

黒服:「正直に吐け。何を聞いた?何を知っている?」

矢沢耕作:「情報提供者の秘密は守るよ」

黒服:「ほう…いい度胸だな」

GM:黒服の男たちが一斉に拳銃を構えますが

GM:ただし、ここで悪魔を召喚すると、一目につかない場所とはいえ、厄介なことになるかも

GM:平和的解決を望むなら、男達に情報を漏らす

GM:そうでなければ、戦う。男たちが闇の世界の住人でなければ…

矢沢耕作:じゃあ、とりあえず、逃げるんだよォォォォ ほんとに撃ってきたら仲魔に頼る

GM:逃げようとした君をかすめる、弾丸

GM:男たちは本気で殺すつもりのようだ

矢沢耕作:「オンモラキ! 君に決めた!」

オンモラキ:「OKマスター!」

GM:突然現れたオンモラキの姿を見て

GM:黒服たちは明らかに動揺を見せます

矢沢耕作:「アイスブレス!」

黒服:「な、な、なんだこいつ」「化け物…化け物だあああああ」

黒服:そのまま、オンモラキの攻撃を喰らい、蜘蛛の子を散らすように逃げていきました

矢沢耕作:「む、悪魔なんて知らない的存在かこいつら」

オンモラキ:「マスター、あいつら普通のニンゲンみたいだねー」

矢沢耕作:「ちと、まずいことになったかな・・・(手からマグネタイトを食わせながら)」

GM:情報:黒服たちは闇の世界の住人ではない

GM:さて、襲撃者を交わした矢沢は

矢沢耕作:「しかし、あの情報にどれだけの価値が・・・はっ、まさか俺のうちも襲われたとしたら・・・」

矢沢耕作:「グラーチ!」

矢沢耕作:「襲撃者が危ない!」

矢沢耕作:「俺が行くまで間に合ってくれ!」

GM:矢沢が自宅に着いたら

黒服:「う、うわーーーーーー暴力シスターだーーーーーー」

GM:と、命からがら黒服たちが逃げていくのが見えましたw

グラーチ:「勝手に部屋に入ってきやがって!酒がなくなっちまったじゃねぇか!」

矢沢耕作:「ただの黒い服来てる兄ちゃんじゃねえのかあれ・・・」

黒服:「畜生、あんな愛人がいたなんて聞いてねえぞう」「なんだあのシスター、マジやべえ」

グラーチ:「てめぇら酒代おいてけー!」

矢沢耕作:「おうグラーチ、一緒に片付けやろうか、な?」

GM:といいつつ、黒服たちは逃げていきました

グラーチ:「お、耕作。なんか変な奴らが来たぞ」

矢沢耕作:「まあ、無事でよかったと一応言っておくぞ。双方がな」

矢沢耕作:「なんか言ってたか?」

GM:黒服「矢沢はどこだ?」って感じで入ってきたことに

グラーチ:「あん?突然入ってきたから銃ぶっぱなした」

矢沢耕作:「せめて威嚇からはじめろ」

グラーチ:「悪い悪い、次見かけたらドアの修理代もらってやるよ」

矢沢耕作:「現状復帰費用を払いたくなくなってきたので、この寮に永住しよう俺」

グラーチ:「酒がなくなったから、お前の行きつけの銀座のBarに行こうぜ」

矢沢耕作:「ああ、マダムの。あとで行くか」

グラーチ:「お前のおごりな」

矢沢耕作:「悪魔カードが欲しいからダメだ。陽人にたかろうぜ」

GM:じゃあ、二人はマダムニュクスのバーへと向かい…

GM:そこで、深夜のニュースを聞く

アナウンサー:本日、21:00頃、銃殺された男性の遺体が発見されました。

アナウンサー:どうやら暴力団同士の抗争に巻き込まれた模様です。

アナウンサー:発見時の持ち物から男性は、格闘家・仁志古蔵氏(33歳)と推定されており…

矢沢耕作:「銃殺・・・・・・」

グラーチ:「ふーん、物騒な世の中だな」

GM:矢沢にはその報道が、先ほどの襲撃と無関係だとはどうしても思えなかった…

矢沢耕作:「なあ、グラーチ・・・お前がどこに行っても、俺は友達だからな」

グラーチ:「おい!私じゃないぞ!?」

矢沢耕作:「・・・地理的にまあ、そうみたいだな。うーむ、格闘家が暴力団・・・」

グラーチ:「耕作、なんか死体がなくなったらしいんだけどよ。しらねぇか?」

矢沢耕作:「死してなお、仕事の妄執に取り付かれて動き出す死体だあ?」

グラーチ:「お前じゃないんだからそんな気持ち悪い奴いるか

矢沢耕作:「あ、仕事の妄執は違う? じゃあ心当たりはないな」

グラーチ:「じゃぁ、調査してくれよ、1マッカ払うからよ」

矢沢耕作:「そんな相場聞いたことねえよ」

グラーチ:「親友だろ?耕作」

矢沢耕作:「やれやれ・・・」

安藤陽人:ぷるるるるr

グラーチ:「なんだ?陽人?」

安藤陽人:「あ、姉ちゃん すまん、ちょっと面倒な事になった」

グラーチ:「面倒?変な女ひっかけたのか?」

安藤陽人:「今、変な男にひっかかったんだ それで明日、学校で3者面談することになったから、明日来てくれるかな!?」

グラーチ:「そうだな・・・ちょっと待ってろ。おい耕作、明日暇だろ、暇だよな?」

矢沢耕作:「暇じゃないぞ。だがついてくのは構わん」

矢沢耕作:「陽人の身に緊急事態が起きてるとなると放おってはおけんな」

安藤陽人:「まあ、がっこの先生が勘違いしてんだけど 親を出せ、親を出したまえうるさいから」

安藤陽人:「ちょっと代わるわ」

グラーチ:「よし、陽人、明日耕作もついてくるから話し合わせろよ」

安藤陽人:「ほいよ先生」

魔倉魔弩流:「夜分遅くすみませんが・・・。おたくの陽人くんを料亭であんあん言ってたトコロを補導しましてね・・・。明日面談をしたいのですが・・・。」

グラーチ:「いつもお世話になっております、陽人の姉のグラーチと申します。誤解だとは思いますが明日お伺いさせていただきます、一人大切な友人を連れて行ってもよろしいでしょうか?」

魔倉魔弩流:「そうですか。では、明日よろしくお願いします。 はい、構いません。」

グラーチ:「では明日お伺いします。ごめんどうをおかけして申し訳ございません」

矢沢耕作:「誰だ!!」

矢沢耕作:「こんな声聞いたことねえ!」

グラーチ:「うるせぇぞ耕作、一応陽人の事なんだからしょうがねぇだろ!」電話口を抑えながら

魔倉魔弩流:「いえいえ。それでは・・・。 (プツリ)」

矢沢耕作:「やれやれ、1つ仕事を終わらせたと思ったら、瞬く間に3つ増えちまった・・・」

矢沢耕作:「あー、マダム、お勘定ー」

グラーチ:「あー、肩こった、マダムもう一杯」

グラーチ:「えっ!?」

矢沢耕作:「お勘定だコラ」

マダムニュクス:「飲み過ぎないようにね」

グラーチ:「しゃぁない、帰るか」

矢沢耕作:「ああマダム、いろいろ調べ物したいかもしれないんで」

矢沢耕作:「次来た時、相談に乗ってもらえます?」

マダムニュクス:「あら?いいわよ。お得意さんの頼みですものね」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
二人は聞き耳の判定をするが…。
グラーチは耕作に会計を押し付けて店を出ようとし
耕作はマダムのつぶやきを耳にする
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

GM:じゃあ矢沢だけ聞こえる

マダムニュクス:「CAGEの新入りかしら…」

GM:その言葉に聞き覚えはなかったが、矢沢の脳裏にはインプットされました

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4者面談へ…
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

GM:じゃあ、四者面談でみなさん顔合わせです

魔倉魔弩流:「どうも、保健体育教師の磨倉磨弩流(まぐら まどる)と言います。時間を割いて頂きありがたく思います。 実は・・・。お宅の陽人くんですが、飲み屋の一室で女性とわいわいやってたとようで・・・。あんあん言っていたので。今回面談をしようと思った次第です」

グラーチ:「そうですか、しかし私の弟がそのようなことをできる性格ではないと思うのですが…」

矢沢耕作:「陽人…どうなんだ?」

安藤陽人:「昨日、ORGEって総合格闘技の団体の人にスカウトを受けてさ」

安藤陽人:「そこの人に、迷ってるならちょっと話をしないかってことで先生の居た料亭に行ったんだよ」

矢沢耕作:「高校生を料亭に連れてくのはどうかと思うが、まあ、辻褄は合ってるな」

安藤陽人:「ただその後、ニシさんが死んだってニュースを聞いたときは、顔が曇ったぜ…」

安藤陽人:「俺よ、昨日ちょうどニシさんと会ったんだよ ORGEの事務所で」

グラーチ:「誤解はとけましたね?では失礼してよろしいでしょうか?」

魔倉魔弩流:「ええ。誤解と解かりました。ご足労ありがとうございます。」

矢沢耕作:「俺の来た意味は…」

矢沢耕作:「ま、平穏に終わったならそれでいいか・・・」

グラーチ:「耕作がいたほうが説得力増すだろ、とつぜん外国人の女が来ても信用されるか!」(コソ

矢沢耕作:「ところで、先生はなんで料亭に?」

魔倉魔弩流:「知り合いが教団の一員でしてね。困った事があり、力を貸して欲しいと言われたので、引き受けたのです。 ウチの生徒に何かがあっては困るので、極力こう言った仕事を引き受けるようにしているんです。」

グラーチ:<ニコニコしている

安藤陽人:「(俺の隣にいる女の人は誰だろう)」

矢沢耕作:「・・・・・・教団?」

グラーチ:「教団・・・ですか?」

魔倉魔弩流:「誰か・・・かは言えませんが、ある教団と思って貰えれば結構です。」

安藤陽人:「先生もきなクセエことやってるじゃねえか!」

安藤陽人:「俺よりよっぽど怪しいぞ!」

魔倉魔弩流:「私は生徒(JK)を愛している。その生徒(JK)に何かがあっては大変だからな。」

グラーチ:「あら?それは大変ご立派ですね。(なんだこの胡散臭いおっさんは・・・)」

矢沢耕作:「陽人、ちょっとノート出せ。どうせ真っ白だろ」

安藤陽人:「ノートなんざ持ってすらいねえ!」

グラーチ:(陽人後で殴る)<ノート持ってない

矢沢耕作:諦めてメモ用紙を借りてメモをはじめる

矢沢耕作:先生が教団から依頼を受けた ← ただし突っ込まない とかメモっていく

矢沢耕作:「・・・・・・あれ、魔倉先輩?」

魔倉魔弩流:「・・・?」

GM:矢沢は、魔倉が中学時代の先輩だったことに気づきました

安藤陽人:「ん 耕作さん 先生のこと知ってんのか?」

矢沢耕作:「中学の後輩の矢沢です。・・・全然、眼差しが思春期と変わってませんね」

グラーチ:「耕作さん、お知り合い?」

魔倉魔弩流:「おお、矢沢くんだったか。懐かしい顔だな。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
陽人:格闘団体に誘われた。殺された仁志と話をした
魔倉:教団から依頼を受けた 詳細不明
グラーチ:信徒から相談を受けて、「歩く死体」について調べている
矢沢:格闘団体ORGEの鋼珠夫についてのタレコミを受けて、その場に行ったが誰も現れず。代わりに黒服に襲われた
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

矢沢耕作:じゃあ、魔倉と陽人は情報を全部出す感じね。

GM:んで、矢沢はふと、あの夜にマダムニュクスが言った言葉を思い出し

矢沢耕作:「CAGEってなんのことかわかります?」

魔倉魔弩流:「『CAGE』。不穏な動きがあると聞いている。 それを調べる為に昨日料亭」

魔倉魔弩流:「それを調べる為に、昨日料亭で会談をしていたトコロだ。 だが、陽人を見つけてしまったので、まずそちらを優先するかと、その話は中断したトコロですな。」

矢沢耕作:「・・・先輩、つい唐突に質問した俺に原因があるかもですが、そんなに喋っちゃっていいんです?」

魔倉魔弩流:「心に偽りが無ければ、話す事にやましくは無いモノだよ。 もっとも誰がそうして欲しいのか?は言えんがね。」

矢沢耕作:「まあ、せっかくの四者面談なんだし、陽人の進路相談でもしましょうか。陽人、その団体とプロ契約するのか?」

安藤陽人:「いや、そんな気はねえんだけどさ… ちょっと調子のいいこと言っちまって」

安藤陽人:「元々、もっと強くなりたくて始めたレスリングだ 確かに腕っ節は強くなったんだけどよ」

安藤陽人:「何かが違うんだ このままレスリングを続けても俺が求める強さには届かないというか うーん」

グラーチ:「陽人悩むぐらいならやめときなさい、そしてお姉ちゃんを手伝ってくれたらいいじゃない」

安藤陽人:「ありがとう姉ちゃん  姉ちゃんの仕事は手伝わねえけどな…」

グラーチ:ニコニコ(陽人後で殴る)

矢沢耕作:「まあ、プロ契約っていわば会社員になるのと近いからな・・・その会社がどういう会社だとか、うん」 ちと歯切れが悪い

安藤陽人:「それにニシさんが言っていた… 強くなりたいならORGEには絶対入るなってな…」

矢沢耕作:「む」

矢沢耕作:「それが、殺されたニシさんか」

安藤陽人:「ああ」

矢沢耕作:「ORGE・・・CAGE・・・」

魔倉魔弩流:「聞く限り、繋がりがありそうな雰囲気だな・・・。」

矢沢耕作:「先輩、ある教団に依頼されて、CAGEについて調査してるんですよね?」

魔倉魔弩流:「その通り。最もまだ何も調べていないに等しいがね。」

矢沢耕作:「じゃあ、協力しませんか。我々の調査とどこかで関連するかも知れません」

安藤陽人:「逆の意味で、俺はORGEのことが気になり始めたぜ」

魔倉魔弩流:「構わない。此処で会ったのも何かの運命だろう。それに従うのも悪くない。」

安藤陽人:「耕作さん、CAGEって団体のことはわからないが、ORGEのことなら俺は手伝うぜ」

グラーチ:「つまり、全員が全員協力しあうということでいいですか?」

魔倉魔弩流:「はい。よろしくお願いします。」

グラーチ:「じゃぁ、もうこんな面倒くさい話し方はしなくていいな。おい!耕作、話を整理しろよ」

矢沢耕作:「口調が戻ってるぞグラーチ」

グラーチ:「もう面倒くさいんだよ、耕作の知り合いならいいだろ」

魔倉魔弩流:(随分態度が変わるモノだな。)

安藤陽人:(限界はやかったな)

矢沢耕作:じゃあ、ORGEの経営陣の悪い噂のタレコミがあったことをみんなに話します

矢沢耕作:スキャンダルの内容については、個人情報なので名言を避けます

安藤陽人:「俺はニシさんのことを尊敬してたんだ 試合でもプライベートでも評判のいい人だったからな…」

矢沢耕作:「そうだな」

魔倉魔弩流:「キナ臭い話だな。確かに強くなる為には不安なトコロだ。」

安藤陽人:「鋼… あの怪しいおっさんか」

グラーチ:なら死体の事も話そう

矢沢耕作:「グラーチ、その件は関係ないとおもうぞ」

矢沢耕作:「まあ、それもついでに調べるよ。1マッカ分は力を入れてな」

グラーチ:「耕作は1マッカで引き受けるって言ったから絶対だ」

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情報取集の為に皆とりあえず散ることに…
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矢沢耕作:マダムニュクスのBARに行ってCAGEについて聞いてくるよ。得た情報は先輩にも送る

マダムニュクス:「ああ、矢沢くんいらっしゃい。聞きたいことって?」

矢沢耕作:「マダムの呟きが聞こえてしまいまして」

マダムニュクス:「あら耳聰いこと」

矢沢耕作:「恐縮です。・・・社畜スキルの1つですなんですよ」

マダムニュクス:「私ね、こう見えても裏の社会の事情には詳しいのよ」

矢沢耕作:「あのレスラーが殺されたニュースから、CAGEという言葉を連想されたのは、なぜですか?」

矢沢耕作:「とある教団が、CAGEについて調べていると聞きました・・・」(矢沢はガイア教団についてはまったく知りません)

マダムニュクス:「CAGE」についてはどこまで知っているの?」

矢沢耕作:「それ以上は、何も」

マダムニュクス:「うーん、そうねえ。ガイア教団を敵に回すのは私も避けたいところだわねえ」

マダムニュクス:「まあ、ガイア教団については表の姿は一般人にも知られてることだし。隠す必要はないわね」

マダムニュクス:「仏教を中心として、あらゆる宗派を混合し、取り込もうとするカルト宗教」

矢沢耕作:「はい」

マダムニュクス:「『CAGE』はその下部組織よ」

矢沢耕作:「はいィ? 先輩は、まるでそういうニュアンスで言ってなかったが・・・意外とポーカーフェイスなのかな」

マダムニュクス:「下部組織と言っても、一枚岩ではないから…異端の部類にははいるかしら?」

GM:マダムから得られるのはここまでですね

GM:CAGE=ガイア教の一派

矢沢耕作:「異端の異端か・・・わかりました、ありがとうございます」

マダムニュクス:「いいわよ。でも矢沢くん、あんまり深入りはしないようにね」

矢沢耕作:「忠告としてありがたく承りました」

矢沢耕作:じゃあ、先輩には、とっくにご存知とは思いますが、こういうことしかわかりませんでしたと連絡するよ

魔倉魔弩流:「そうか。解かった。ありがとう。」

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グラーチ:私は病院だね、依頼されてるからそれは完遂する

GM:ではグラーチが病院にいくと

GM:あの日に相談しに来てたナースが

女性:「ああ、シスター、来てくださったのですね」

グラーチ:「よぉ、頼まれたからな。現場まで案内してくれよ」

女性:「こっちです」

グラーチ:じゃぁ、ついていこう

GM:女性は、霊安室までグラーチを案内する

GM:そこは拍子抜けするほど、普通の空間であった

グラーチ:「なんにもねぇじゃねぇか・・・」

GM:ただし、「遺体が無い霊安室」を普通と定義してよいものならば、であるが

グラーチ:「あれから遺体はずっとないのかい?」

女性:「はい、病院側もこの事態を重くみまして。いまは別の場所に安置しております」

グラーチ:「ふーん…」

女性:「シスター…私以外にも歩く死体を目撃したナースがいるんです」

グラーチ:「じゃぁ、そいつにも話聞いてみたいな」

グラーチ:「あぁ、後監視カメラみたいなのはないのか?」

女性:「監視カメラは破壊されていました」

グラーチ:「ふん、人為的って事か…」

GM:「起き上がり」の起こったあの夜に

GM:『ダークスーツ姿の男』が霊安室付近をうろついていた

GM:それは喪服のように見えたので、きっと遺族の方なのだろうときにもとめなかったが…

グラーチ:「ダークスーツねぇ、一応繋がったちゃぁ、つながったか・・・」

グラーチ:じゃぁ、全員に伝えて情報収集終わったら教会にってメールを送ろう

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GM:陽人はなにをする?

安藤陽人:じゃ、じゃあ瞳さんのところに

GM:じゃあ瞳さんね

茨木瞳:「よう! 安藤」

茨木瞳:「この前はひでーじゃねえか。急に帰りやがって」

安藤陽人:「瞳さん、先日はすいません ちょっと腹の調子が悪くて」

安藤陽人:「トイレの住人になってましたよ ハハ」

茨木瞳:「あー…まあ、仁志の旦那の件でこっちもそれどころじゃなくなってんだけどなー」

安藤陽人:「はい、今日はそのことで挨拶に伺ったんですが」

安藤陽人:「残念です、ほんとに」

茨木瞳:「ああ…旦那には世話になったからなあ…」

安藤陽人:「瞳さんもニシさんにお世話になっていたんですね」

安藤陽人:「なにか犯人のことでわかることはないんですか?」

茨木瞳:「………」

茨木瞳:「…いや、憶測でものを言うのはちょっと、な」

安藤陽人:「瞳さん、俺も出来れば力になりたいんすわ!」

GM:なにか思い当たる節はありそう

安藤陽人:「こう見えても顔は広く、口は固い男!陽人です!」

茨木瞳:「ここからはアタシの独り言だ」

安藤陽人:「そうすねえ なにか聞こえるけど聞き流しますわ」

茨木瞳:「仁志の旦那は、鋼プロモーターとずっと折り合いが悪かった」

安藤陽人:「うーん なんかニシさんってあのプロモーターと折り合い悪そうだよなあ」

茨木瞳:「どうやら、鋼の経営戦略が気に食わなかったらしい」

安藤陽人:「あの鋼っておっさん、どこかうさんくせえからなあ 憶測だけど」

茨木瞳:「…仁志の旦那、結婚したばかりで綺麗な奥さんもいるのになあ…いつでも辞める覚悟はできてるって言ってたんだ最近はずっと」

安藤陽人:「今度、ニシさんの家にでも訪ねてみるか…」

GM:「仁志と鋼の確執」「仁志の奥さん」の情報

安藤陽人:「ふう、なにか聞こえたから みんなに伝えておくか」

安藤陽人:「瞳さん、ありがとうございました!」その場を離れよう

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矢沢耕作:じゃあ、私が

矢沢耕作:糸井プロデューサーに電話します

矢沢耕作:「糸井さん、ネタがあるんですが」

糸井:「あ、もしもーし、矢沢ちゃん? 得ダネ?」

糸井:「君はやっぱデキる男だねー」

糸井:「んで、どんなネタさ?」

矢沢耕作:「まあ糸井さんと俺とはですね、俺が糸井さんに特ダネを提供する、糸井さんが俺に雑務を提供する、といういい関係を築いてきたわけじゃないですか」

糸井:「はっはあ、交換条件ってかい?」

矢沢耕作:「仁志というレスラーの殺害事件について、裏で色々洗ってるんですが・・・」

矢沢耕作:「糸井さんのことだから、当然チェックしてて、目撃者の証言とかも取ってるんじゃないかと俺は睨んだわけですよ」

糸井:「相変わらず目敏いねえ。まだ報道できる段階じゃあないんだけどさ…」

矢沢耕作:「目敏いは社畜スキルの1つなので・・・はいはい」

糸井:「目撃者によれば、仁志は暴力団の抗争に巻き込まれたりなんてしてない」

矢沢耕作:「はい」(メモしながら

糸井:「撃ったのは、黒服の連中だ。スーツ姿のね…」

矢沢耕作:「また黒服か・・・結局、あいつら何なんです?」

糸井:「どうもそいつら、もみ消し工作にも長けているらしくって、実行犯は天堂組の下っ端の仕業にされちまってるけども」

矢沢耕作:「俺の脳天にも風穴が空くとこでしたよ」

糸井:「そりゃあ災難だったねえ」

糸井:「そうだなあ…これは俺の長年のプロデューサーとしての勘なんだが」

GM:黒服の正体についての糸井の考察が聞けます

糸井:「黒服は、鋼のSPだ」

糸井:「鋼と仁志の確執については知っているか?」

矢沢耕作:「ああ」

矢沢耕作:「経営方針でぶつかってたって聞いたが」

糸井:「そう。そして、仁志がとうとうブチ切れちまって…」

糸井:「マスコミに、鋼の悪行をタレこもうとした」

矢沢耕作:「身につまされる話だなあ」

糸井:「それで、消されたんじゃないか? って俺は睨んでる」

矢沢耕作:「その睨みは当たりだよ、糸井さん」

矢沢耕作:「たぶん俺なんだ、そのマスコミってのは・・・」

GM:「どうせならウチにタレこんでくれてたら…ん? 矢沢ちゃん、まさか」

GM:「マジかよー! んで、仁志はなんて?」

矢沢耕作:「ちょっと時間をください。糸井さんも、その話はもう少し裏を取らないと公表できないでしょ?」

糸井:「わかった。何かわかったらすぐに連絡をくれ!」

矢沢耕作:「ああ・・・頭痛ぇ話だ・・・」

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グラーチ:イゴールに会いに行くか

イゴール:「ようこそ、我がベルベットルームへ…おや、またお会いいたしましたね」

グラーチ:「よぉ、久しぶりだな、イゴール。ちょっと聞きたいことがあってさ、当然タダとは言わないからよ」

イゴール:「良いでしょう。私のわかる範囲のことであれば」

グラーチ:「病院で死体が動いてるって話をきいたんだけどさ、誰がやってるかわかるかい?」

イゴール:「ふむ。病院での怪事件ですかな?」

グラーチ:「そうだね、イゴールなら知ってるだろ?」

イゴール:「ガイア教団に、『CAGE』と呼ばれる一派がおります」

グラーチ:「あぁ、それは一応知ってるな」

イゴール:「彼らは、ネクロマンシー…即ち、屍鬼を作り出す術に長けている、と聞きますねえ」

イゴール:「最近、妙に活動が活発化していると聞き及んでおりますが」

グラーチ:「そいつらがどこにいるかはわかるかい?」

イゴール:「さあて、そこまではわかりませぬな」

グラーチ:「イゴール、世の中ギブ&テイクだ、なにか欲しいものはあるかい?」

イゴール:「欲しいもの…でございますか? 強いて言うならば、私はあなたのような心強きものの成長がみたい」

イゴール:「ああ、そうだグラーチさん?」

グラーチ:「ん?」

イゴール:「屍鬼は火に弱い」

イゴール:「このカードを、持っていくと良いでしょう」

GM:そう言って、イゴールは、一枚の悪魔カードを渡す

GM:地霊「カハク」のカードをGET

カハク:「よろしくねー」

イゴール:「その悪魔は、火炎を操る術に長けておりますゆえ…」

グラーチ:「ありがとよ、大事に使わせてもらう」

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GM:というわけで、魔倉さんいきますかー

魔倉魔弩流:氷川と連絡を取って、CAGEの支部が何処にあるか聞きます~

氷川レイジ:「私だ。どうした?」

氷川レイジ:「「CAGE」について何か進展はあったのかね?」

魔倉魔弩流:「CAGEのついて調べて行ったのですが、どうにも何処に居るのかが解かりません。支部は一体どこにあるか解かりますか?」

氷川レイジ:「支部を聞いて…何をするつもりだね?」

氷川レイジ:「まさか殴り込むつもりではないだろうな…」

魔倉魔弩流:「密偵として入団します。入ってみるのが、一番情報を得られる手段ですからね。」

氷川レイジ:「ま、待ちたまえ」

魔倉魔弩流:「・・・と言いますと?」

氷川レイジ:「君の発想はあまりにも突飛すぎる」

魔倉魔弩流:「確かに不穏な動きがある団体。」

氷川レイジ:「捕まれば恐らくは生きては帰れないし、そもそも君が我々の側の人間だとわかれば、立場上まずいことになる」

魔倉魔弩流:「あまり推奨される行動ではありませんか・・・。」

氷川レイジ:「そもそも、『CAGE』についてはどこまでわかっているのだ?」

氷川レイジ:「秘密裏に動くために君に頼んでいるのだ。あまり目立つ行動は謹んでもらえると助かる」

魔倉魔弩流:「ネクロマンシー…即ち、屍鬼を作り出す術に長けている。この件がひっかる事件を聞き及んだモノでしてね。」

氷川レイジ:「…? それは周知の事実だろう?」※ガイア教内では常識w

氷川レイジ:「私が聞きたいのは、この街で彼らがなんの目的で、何をしようとしているのかという話なのだが…」

GM:なんでも知っている振りをするとこういうことに!w

魔倉魔弩流:「周知の事実ですが、その為に必要な不穏な動きを見せたのがCAGEと思われるのです。病院から死体が無くなった事はご存じで?」

氷川レイジ:「ああ、連絡員から聞いている」

氷川レイジ:「そうだ、魔倉。その件について、こちらでもわかったことがあるんだ」

魔倉魔弩流:「はい。」

氷川レイジ:「連絡員の調査によれば…今回、実働部隊として動いているのは、最近になってCAGEに入団した新入りのネクロマンサーだ」

氷川レイジ:「こいつが何の為に病院の死体を蘇らせたのか。あんな目立つ行動は、CAGEの上の連中の望むところではないはずなのだが…」

魔倉魔弩流:「なるほど・・・。」

氷川レイジ:「なかなかよく働く男らしい。目撃情報によれば」

魔倉魔弩流:「・・・・。」

氷川レイジ:「奴は喪服を身にまとっているらしい。所構わず、だ」

魔倉魔弩流:「ほぅ・・・。喪服を。」

氷川レイジ:「尚、その病院以外でも、「屍鬼」の目撃例が増えていく一方」

氷川レイジ:「あるいは、その男…CAGEの意図とは違うところで動いているのかもしれん…」

魔倉魔弩流:「確かに。団体の一人としては動き過ぎが目立ちますな。」

GM:というところです

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GM:じゃあ陽人さん

安藤陽人:ニシさんの奥さんに、会いにいくぜ

GM:じゃあ、陽人が仁志家にいくと…

安藤陽人:「瞳さんにもらった地図だとここがニシさんの家かな」

GM:庭に大型犬が二頭いて、スゲー吠えてるのがわかる

GM:んで、インターホンを鳴らしても、誰も出てきません

安藤陽人:「おうおう、わんちゃん 惡もんじゃねえから静かにしてくれ」

GM:そうこうしていると…

安藤陽人:「うーん 留守かな」

警官:「君、この家に何かようかね?」じーっ(不審人物を見る目)

安藤陽人:「あ、俺先日亡くなったニシさんの知り合いなんすけど」

安藤陽人:「ちょ なんで細目で見てんすか! 怪しい者じゃないすよ!」

警官:「ほう…知り合いねえ…(じろじろ」

GM:警官は無線機を取り出し

警官:「怪しい人物を確保いたしましたどうぞ 直ちに署に連行します どうぞ」

警官:「ああ、きみ、ちょっと署までご同行願えないか? なあに、直ぐに済むから」

安藤陽人:「怪しい人物ってどういうことだ!」

警官:「…犯人は現場に戻ると言うだろう?」

安藤陽人:「俺はただここに訪ねてきただけだろうが  ここで何かあったなら教えてくれよ!」

安藤陽人:「犯人!? おいどういうことだおっさん!」

安藤陽人:胸ぐらを掴んでガクガク振り回そう

警官:「…本当に君は、仁志選手の知り合いなのか…いや、僕はね、彼の大ファンだったんだ。公私混同と言われるかもしれないけど」

警官:「どうしても許せないんだ。この手でホシを上げてやりたい」

安藤陽人:「なに、おっさんもニシさんのファンなのかよ! なにを隠そう俺も大ファンだったんだ!」

警官:「そうか!」

安藤陽人:「いわば俺達は同志だ!さあ、情報をくれおっさん!」

警官:「君、ここには葉子さんを訪ねにきたのかね?」

安藤陽人:「葉子さん?奥さんのことか?」

安藤陽人:「そうだ、奥さんがいるって聞いて訪ねてきたんだよ」

警官:「そうだ、ならば今はここにはいないよ。事情聴取で署の方に行っているはず」

警官:「ああ、でもそろそろ終わる時間かな? 後でもう一度来るといい」

安藤陽人:「なにい ニシさんが死んだからか」

安藤陽人:「おう、わかった 時間を改めてまた来るぜ」

警官:「不審な点の多い殺人事件だったからねえ」

安藤陽人:「不審?」

警官:「いやあ、銃殺したというヤクザの下っ端が捕まったんだが」

警官:「どうみても複数の人物から銃弾で撃たれていた。それも手馴れた様子で」

警官:「恐らくは真犯人が別にいる、と睨んでいるのだが…」

安藤陽人:「手馴れた…」

GM:まあ、これ以上の情報は下っ端警官は知りません

安藤陽人:「おーけー、おっさん 充分だ 後は俺(耕作)に任せとけ!」

安藤陽人:「ニシさんの無念は俺(耕作)が晴らすと約束するぜ」

警官:「ああ! 一緒に仁志選手の無念を晴らそう、少年!」

安藤陽人:肩を組んで二人は夕闇に消えていった…

GM:警官は、葉子さんは恐らく数時間後に帰宅するだろう、という情報をくれた

GM:後でもう一度来てみるのもいいかもしれない…

安藤陽人:じゃあそれを情報展開しておこう

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GM:んで、最後、魔倉おパート

魔倉魔弩流:んでは、ルイ・サイファーに聞く事するかな。

ルイ・サイファー:「やあ、魔倉君」

魔倉魔弩流:「どうも。CAGEの事で聴きたいのですが…」

ルイ・サイファー:「君が30歳でその力に目覚めて以来、君には驚かされる一方だ」

ルイ・サイファー:「普通は十代の少年少女で覚醒するというのに。その年齢で目覚め、そこまでの魔力を持つにいたった事例を私は他に知らない」

魔倉魔弩流:「おかげ様で、生徒(主にJK)の為に戦う事が出来ます。」

魔倉魔弩流:「何でも最近新人のネクロマンサーが派手に動いているとか。」

ルイ・サイファー:「ふむ、CAGEか」

ルイ・サイファー:「勤勉で好感が持てるがね、あの喪服の男は」

魔倉魔弩流:「喪服の男か。」

ルイ・サイファー:「あの男はね、ただ只管に勤勉で、働くことが大好きなんだ」

ルイ・サイファー:「だから、所構わず死体を蘇らせるし」

ルイ・サイファー:「少しでもいい素材となりそうな死体を見つけては自分の手駒にしようとする」

魔倉魔弩流:「ほぉ、働く事が大好きなのか。」

ルイ・サイファー:「だからCAGEはあの新入りを、体よく利用していた。非常に使える男であるから」

魔倉魔弩流:「期待の新人だった訳か。」

ルイ・サイファー:「しかし、そんな彼も、『働きすぎ』のレッテルを貼られつつある。CAGEにとって、世間の注目を浴びることは好まざること」

ルイ・サイファー:「あの病院の件、退魔集団に目を付けられるには十分な規模の事件だった」

魔倉魔弩流:「ええ、私でも知ってるぐらいですからね。」

ルイ・サイファー:「既に『葛の葉』も『メシア教会』も『ファントムソサエティ』も動き始めている。ガイア教団としては頭の痛い話だろうな」

ルイ・サイファー:「『CAGE』がどう落とし前をつけるのかが、私は楽しみだよ」

魔倉魔弩流:「CAGEからも煙たがれているでしょうね。」

ルイ・サイファー:「だが私は彼が嫌いではないからね。『ただ働きすぎた』だけの人物だ。消されるのは可哀想だろう?」

魔倉魔弩流:「ええ、何も消されるまで行かなくともと思いますね。」

ルイ・サイファー:「だから、必要に応じて、助け舟をだしてやろうかとも思っているが…さて、どうしたものかな…ふふふ…」

ルイ・サイファー:「魔倉くん。君はCAGEの新入りとやりあうつもりかね?」

魔倉魔弩流:「場合によっては、そうせざるをえないと思います」

ルイ・サイファー:「ならばこれを持っていくといい。屍鬼は炎に弱いのだから…」

魔倉魔弩流:「これは・・・?」

ルイ・サイファー:マハラギストーン×2を入手

魔倉魔弩流: 「石。マハラギストーンか。」

ルイ・サイファー:「君は火炎系だけは苦手にしていたよね?」

ルイ・サイファー:「うむ、では君の活躍を期待しているよ」

GM:と謎の紳士ルイ・サイファーは語る

GM:魔倉はいつものように、なんでも知っている顔で、ルイ・サイファーに是肯した

矢沢耕作:「・・・で、先輩? その喪服のヤツは結局誰だって話だったんです?」

魔倉魔弩流:「時にその新入りについて、解かる事は、それで全部でしょうか?名前とか居場所とか解かりませんか?」

ルイ・サイファー:「申し訳ないが」

ルイ・サイファー:「私は君を気に入っているが、彼のことも気に入っている」

ルイ・サイファー:「これ以上は少々、君に利益を与えすぎてしまうのでね」

魔倉魔弩流:「解かりました。情報ありがとうございます。」

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GM:では皆様、入手した情報を整理してみてください

矢沢耕作:じゃあ教会に集まろう

矢沢耕作:「それでは皆の集めてきた情報をまとめる」

魔倉魔弩流:「はい。」

安藤陽人:「おう」

グラーチ:「私は大した情報はないよ、ダークスーツの男がいたぐらいだ」

矢沢耕作:「社会的に、そして陽人にとってもっとも重要な事件が、レスラー仁志の殺害事件だからそれを中心に据えるが・・・」

安藤陽人:「殺されたニシさんは、ORGEプロモーターの鋼と確執があった」

矢沢耕作:「犯人は、組の者だという偽装は嘘で、実際は黒服、鋼のSPであった」

安藤陽人:「なぜニシさんが殺されたか」

安藤陽人:「瞳さんは、ニシさんが鋼の経営戦略についていけないって、周囲に漏らしてたって呟いてたな」

グラーチ:「とりあえず飲みながらにするか・・・」

矢沢耕作:「・・・・・・ま、静かに飲んでろよ」

グラーチ:「いつも静かじゃないか・・・」グビグビ

安藤陽人:「そこで俺は!」

安藤陽人:「ニシさんの奥さんなら何か知ってると思い立って!ニシさん家に突撃してきたぜ!」

矢沢耕作:「えっ」

魔倉魔弩流:「(コクリ)」

安藤陽人:「補導されそうになったけどな!」

安藤陽人:「奥さんどうも事情聴取受けてるみたいだから、また後日尋ねようと思う」

グラーチ:「陽人、暴走しすぎだろ・・・」

GM:後日というか、仁志ファンの警官がいうには数時間後には戻りそう

安藤陽人:「す、すまねえ つい調子に乗っちまって」

矢沢耕作:「・・・さて、現段階の情報だと、仁志は、鋼の秘密をマスコミ・・・まあ俺、にぶちまけようとしてだな」

矢沢耕作:「それで殺されたようだ。その後、俺とグラーチも黒服に襲われ・・・襲われ? たことからもそう推察できる」

矢沢耕作:「その黒服は、グラーチ、お前の調べた病院にも出現してたんだな?」

グラーチ:「いや、黒服じゃなくてダークスーツらしいんだけど」

グラーチ:「喪服と一緒か?」

安藤陽人:「うーん、関連はありそうだな」

魔倉魔弩流:「CAGEの新入りがネクロマンサーで、常に喪服を着ている派手に行動しているらしいな。」

矢沢耕作:「なんか棒読みですよ先輩」

魔倉魔弩流:「いや。何となく棒読みしてしまった。」

安藤陽人:「先生!土を食う宗教のコネでなにかわからなかったんすか!?」

魔倉魔弩流:「土は食わなかったようだ。」

矢沢耕作:「CAGE。ガイア教団と異端派。ただ、その喪服=ネクロマンサーはそのさらに異端の新入りだという、ということでしたね」

魔倉魔弩流:「ああ、そうだ。」

グラーチ:「大丈夫か?この先生・・・」

魔倉魔弩流:「大丈夫だ。 (何でも解かってそうな顔)」

グラーチ:「大丈夫ならいいんだけどよ・・・」

安藤陽人:「喪服がCAGEの新入り?」

魔倉魔弩流:「ああ、そう聞いた。」

安藤陽人:「じゃあ、黒服のSPとは関係ないかもしれないのか?」

矢沢耕作:「まあ、そこでだ」

矢沢耕作:「病院から消えた死体・・・」

矢沢耕作:「そして、複数人の手練から撃たれた仁志」

矢沢耕作:「グラーチや、先輩の後援者が言っていた『屍鬼』という言葉」

矢沢耕作:「つまり・・・あの黒服たちは!」

矢沢耕作:「俺にだって・・・わからないことぐらい・・ある・・・」

安藤陽人:「耕作さん、まあ飲んで忘れようぜ」

グラーチ:「結局あれだろ?あの黒服野郎どもが死体かもしれないってことか?」グビグビ

魔倉魔弩流:「ありえるな。」

安藤陽人:「姉ちゃん…」

矢沢耕作:「そうだな。グラーチは炎を出せるから有利だろう」

安藤陽人:「冴えてるな!!」

矢沢耕作:「俺の仲魔は炎が出せないからな・・・」(チラッチラッ

グラーチ:「わかったよ、燃やせばいいんだろ!」(チラッチラッ

矢沢耕作:「ぐらあああち! さっき言ってたろ、悪魔カードもらってきたって」

グラーチ:「あぁ、カハクの事か・・・」

矢沢耕作:「悪魔カードは二人の共有財産にしようって約束したじゃん!」

グラーチ:「しゃあねぇなぁ、ほらカハク持ってけよ」

矢沢耕作:「ゲットだぜうわああああああ」

矢沢耕作:「すまん、俺にはまだこいつは使いこなせない・・・」

グラーチ:「おい、勝手に合体するなよ!」

グラーチ:「耕作とりあえず持っとけよ」

矢沢耕作:「ありがとよ」

安藤陽人:「先生、その石なんだ?」

魔倉魔弩流:「一つ居るか?」

矢沢耕作:「ああ、それは・・・おそらく先輩の溢れんばかりの魔力で使った方がいいでしょうね」

魔倉魔弩流:「そうか。ではそのようにする。」

矢沢耕作:「話を戻すか」

矢沢耕作:「さて、そのネクロマンサーの名と居所はまだ謎だ。だが、鋼の方は当然社会人だからして会いに行くことはできる」

グラーチ:「鋼を締め上げたらいいんじゃねぇのか?」

矢沢耕作:「あとは、陽人が未亡人に会いに行く、という案もあったな」

安藤陽人:「俺なら鋼に接触できるけど」

安藤陽人:「そうだな、まずはニシさんに会いに行こうぜ」

GM:ちょうど、警官の言っていた数時間後に差し掛かりますね

安藤陽人:「夫がなくなったばかりで、辛いとは思うけどよ…」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
準備タイム…
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

矢沢耕作:「陽人、ちょっと金貸してくれ」

安藤陽人:「なんで、社会人の耕作さんが俺にたかるんだ」

矢沢耕作:「お前の姉さんが俺にたかってる」

安藤陽人:「ちっ しゃあねえな 幾ら?」

矢沢耕作:「まあ、ちょっと頼み方が悪かったな。陽人、これはお前のためなんだ」

矢沢耕作:「お前の100マッカによって、ブラウニーが買える。つまりは、スクカジャだ。お前のスープレックスが当たりやすくなるんだ」

安藤陽人:「ん まあ耕作さんはちゃんと返してくれそうだから いいや ほい100マッカ」

GM:じゃあ、矢沢はグラーチの紹介でベルベットルームへ

グラーチ:「イゴールの所に行こうぜ、あの爺さん詳しいんだよ」

イゴール:「おや?またいらしたのですか、グラーチさん」

矢沢耕作:「お、世界が破滅してもずっと働いてそうと噂の邪教の館の主人じゃなくてか」

イゴール:「『ビクトル』とは商売敵でありまして…ひっひっひ」

グラーチ:「こいつが悪魔カード欲しいらしくてさ」

イゴール:「そちらの方は…ああ、サマナーですね」

矢沢耕作:「にわかサマナーだがな」

矢沢耕作:「社畜の精霊ブラウニーを売ってくれ」

イゴール:「承知」

グラーチ:「私は溜めとくか、イゴール。ちょくちょく客紹介するからよろしく頼む」

イゴール:「私はとても嬉しい。あなたたちのような方々がこの店を利用してくださるのがね」

イゴール:「何卒、ご贔屓に」

矢沢耕作:「グラーチをよろしく頼む。こいつには後援者が必要だと思うんだ」

イゴール:「ほっほっほ、お任せください。グラーチ様は特別なお力の持ち主故…」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

安藤陽人:じゃあ太上老君の所に行くお

安藤陽人:そんなこんなで陽人はおじいちゃんの元に来たのであった

太上老君:「おお、陽人か」

太上老君:「何用じゃ?」

安藤陽人:「いや、何用ってわけでもないんだけどよ」

安藤陽人:「不意とじいさんの顔が見たくなったんだ」

太上老君:「ふむ、陽人よ。鍛錬を重ねているようじゃな」

安藤陽人:「なんだろうな じいさんと話ししてると、心が落ち着くっつうか」

太上老君:「良き哉良き哉。もっともっと鍛錬すれば、いずれは仙界にあがれるやもしれんぞ」

安藤陽人:「迷いがなくなるというか、清々しくなるんだ 仙界とかよくわかんねえけどな!」

太上老君:「嬉しいことをいってくれるのう」

安藤陽人:「おう、今ちょっと大事抱えててな それが済んだらまたじいさんの話を聞かせてくれよな!」

太上老君:「うむ。気をつけてゆくがよい」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

GM:じゃあ、仁志の妻・葉子の元に皆さんは向かいます

GM:陽人が吠えられた2頭の犬は非常におとなしくなっています

GM:なぜだかはわかりませんが

安藤陽人:「ここがニシさん家だよ ん?犬がおとなしくなってるな さっきすげえ吠えられたんだけど」

魔倉魔弩流:「此処が仁志の家か。」

グラーチ:「結構いい家すんでるんだなぁ」

矢沢耕作:「・・・」

矢沢耕作:「犬、生きてるよな?」

グラーチ:「死んでるか死んでないか調べるには撃ち殺したら早いぜ、耕作」

矢沢耕作:「冗談でもそういうこと言うな」

グラーチ:「耕作は固いなぁ」

仁志葉子:「はい、どなたですか?」

安藤陽人:「あ、俺 いや、私  ニシさんの知り合いで安藤陽人と言います」

仁志葉子:「ああ…主人の…」

仁志葉子:「どうぞ、おあがりください」

安藤陽人:「ニシさんのことは、ほんとになんというか… お悔やみ申し上げます」

GM:と葉子は君たちを家の中に促す

仁志葉子:「…」

仁志葉子:「…主人は…殺されたんです…」

グラーチ:「・・・」

仁志葉子:「あの…鋼珠夫の部下に…」

矢沢耕作:「詳しく聞かせてください」

仁志葉子:「主人のモットーは、真剣勝負(セメント)でした。それはタイガー坂口氏の理念に沿った、素晴らしいものでした」

安藤陽人:「なんで、なんでなんすか 殺すまでしなくてもいいじゃないすか!」

仁志葉子:「しかし、鋼は…金儲けのために、『八百長』を主人に強要したのです…」

仁志葉子:「主人にはどうしてもそれが許せませんでした」

安藤陽人:「くっ 金に汚い野郎の考えそうなことだぜ!」

仁志葉子:「マスコミにこのことを公表する。と言って、出て行ったのが…主人を見た最後の姿でした…」

仁志葉子:「…う…うう…」

安藤陽人:「奥さん…」

GM:と、泣き続ける葉子であったが…

矢沢耕作:「・・・お気持ちお察しします」

魔倉魔弩流:「・・・・・。」

グラーチ:「・・・父と子と精霊の御名において、アーメン」

GM:君たちには、さきほどから『あること』が気になっていた

GM:生ゴミでも放置しているのだろうか…

GM:かすかに『腐臭』がする…

GM:香水の匂いに混じって…

魔倉魔弩流:(何だ。この匂いは・・・?)

GM:突然、庭から「ワン!ワン!」と犬の鳴き声がする

魔倉魔弩流:「・・・ッ!」

GM:振り向いた葉子の首が…

GM:ありえない方向に曲がっていた

仁志葉子:「…」

魔倉魔弩流:「何ィ!!」

安藤陽人:「あ、あ?」

矢沢耕作:「信じたくはなかったが・・・」

???:「あーあー…ダメじゃあないか、その人の安息の時を邪魔しては」

GM:奥の部屋から、一人の男が近づいてくる

グラーチ:「ちっ!全員離れな!」

魔倉魔弩流:「何者だ!」

GM:ダークスーツを身にまとった、陰気そうな男だ

安藤陽人:「誰だてめえ!」

御澤:「私か? 御澤というものだ。はじめまして」

矢沢耕作:「あんたが、CAGEのネクロマンサーか」

御澤:「私が何者かなんて、君たちには関係ないし、君たちがなにものなのかも興味はないんだが」

御澤:「私はただの…働き者の、ネクロマンサーだよ」

グラーチ:「じゃぁ、何のために出てきたんだ?やざ・・・御沢さんよ」

魔倉魔弩流:「そうだ。何しに来た!!」

矢沢耕作:「葬儀人が過労死するとその国は終わりっつーだろ・・・お前は働かなくていいんだよ」

安藤陽人:「俺もあんたには興味もねえ!」

御澤:「んん、まあ。私も特に興味はない」

安藤陽人:「ただ、てめえええ  葉子さんになにしやがったああ」

GM:そして御澤は呟く

御澤:「おーい奥さーん。騙されちゃあいけませんよ。そいつら、鋼の手下ですよー」

仁志葉子:「は、は…」

仁志葉子:「鋼ェェェェェェェェェェェ」

仁志葉子:「あの人を…返してよォォォォォォォォ」

安藤陽人:「よ、葉子さん 落ち着いて!」

GM:突如牙をむき出しにした葉子と

GM:庭からガラスを突き破り、2頭の大型犬のゾンビが乱入してきた

魔倉魔弩流:「何て言う事だ。未亡人の奥さんが発狂しているぅー!!」

魔倉魔弩流:「そして、犬も現れたァー!!」

矢沢耕作:「すまん、グラーチ。・・・お前が正しかったよ。確かめりゃよかったなあの犬」

グラーチ:「…気にするな、誰だってああ言うさ。その代り今度酒奢りな」

矢沢耕作:「…やれやれ」

安藤陽人:「御澤あああ!」

グラーチ:「陽人、死者は土に返すんだよ、邪魔すんならぶんなぐるぞ」

安藤陽人:「ちくしょう、やるしかないってのかよ姉ちゃん!」

グラーチ:「当たり前だ私の前で死者を冒涜すんなよ」

安藤陽人:「胸糞ワルすぎるぜ… 御澤は絶対に許さねえ!」

グラーチ:「陽人、腹くくりな!」

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戦闘に…

魔倉魔弩流:「燃えろ!愛のストーンよ!! マハラギストーン!!」

外れたので命運使って振り直し…

魔倉魔弩流:「外れるな!愛の力で当たれぇストーン!!

何故愛なのか不思議でしょうがない…

魔倉魔弩流:「愛。それはせめてのも情け。死後なお操られる事を良しとしない。せめて、この炎で弔ってやる。」

愛の力はすごいな…

安藤陽人:「先生がかっこいいことを言っている…」

魔倉魔弩流:「先生は、愛の戦士だからな・・・!」

グラーチ:じゃぁ、ネクロノミコンを開いて

グラーチ:「来い!ウコバク!」

グラーチ:ズバーンとウコバクを降魔

ウコバク:「グラァァァァァァチィィィィィ」

魔倉魔弩流:「これがウコバクか。如何にも炎を使いそうだ。」

アギが当たり大打撃を与える、グラーチ。

グラーチ:「ふん、犬風情がなめるなよ」

魔倉魔弩流:「まずは一匹ってトコロだな。」

矢沢耕作:「現れよカハク・・・何、俺の召喚の声に応えないだと・・・!」

耕作はレベルが足りないのでカハクを召喚できない…

矢沢耕作:「任せた、グラーチ!」

グラーチ:「任せな、こういう手合いは大好きだぜ」

安藤陽人:「ダブルラリアットぉ!」

矢沢耕作:「まるで扇風機だ」

仁志葉子:いたくないわ」

安藤陽人:「あ、固い…」

魔倉魔弩流:「やるものだな。」

陽人の渾身の攻撃はちゃんと当てているものの、敵は固い

ここで何故か葉子はいつの間にか死んでいた隣の家のおばちゃんを仲間として呼ぶ

魔倉魔弩流:「くっ!死者は死者を呼ぶか・・!!」

御澤:「あ、隣のおばちゃんお疲れ様です」

グラーチ:「ちっ!邪魔くさい!」

安藤陽人:「てめえの血は何色だああ」

魔倉魔弩流:「事件の犠牲者よ・・。せめて私が!ディ・モールトナイスな“超能力”で君を葬ってやるとしよう!! ザ ン ! ! 」

戦闘台詞はかっこいい先生…、が葉子さんはこれに耐えてHP1に

隣の家のおばちゃんにビンタされそうになる耕作

矢沢耕作:「おばちゃんへの対処は怠らない・・・これがジャーナリストの鉄則!」

グラーチ:「さて、犬コロには燃えてもらうかね」

安藤陽人:「姉ちゃん、頼む!」

犬は燃え尽きる

グラーチ:「燃えつきな!」

ウコバク:「俺のお陰だああああああああ」

グラーチ:「うるせぇ、ウコバク黙ってろ!」

魔倉魔弩流:「これで犬は解放されたか!」

安藤陽人:「姉ちゃんサンキュウ!ウコバクもな!」

おばちゃんのビンタに命の危機を感じた耕作はブラウニーを召喚する

矢沢耕作:「いでよブラウニー!」

陽人はまたラリアットをするが葉子には見事に避けられる

仁志葉子:「まだわたしはとべる…」

安藤陽人:「葉子さん、避けないでくれ!」

耕作はMPを半分以上消費して皆にスクカジャをかける

矢沢耕作:「うおおおお」

魔倉魔弩流:「隣のおばちゃんまで!ならば、このザンで! ザ ン ! ! 」

隣のおばちゃんへの攻撃を外すが…

安藤陽人:「なんでいい顔してるんだ先生!」

魔倉魔弩流:「ぐ、だが、これも計算の内だ・・!!」

グラーチはおばちゃんにアギで攻撃するが外れる

魔倉魔弩流:「隣のおばちゃん恐るべしだな。」

御澤:「だれだあのおばちゃん」

落とすことを優先したグラーチは運命の支配者で振りなおして成功する

陽人はまたもダブルラリアットを繰り出し葉子を土に返す。

安藤陽人:「葉子さん、安らかに眠ってくれ… あとおばちゃんも」

仁志葉子:「…あ、あなた…」

安藤陽人:「なんの罪もねえ人を!」

魔倉魔弩流:「これで、トドメだ! ザ ン ! ! 」

先生の攻撃でついに砕け散るおばちゃん…

魔倉魔弩流:「操られし者達よ・・・。さらばだ。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

御澤:「あーあー、せっかく生き返らせてあげたのに、ひどいことするねえ」

御澤:「そのひと、夫の死を聞いて、後追い自殺したんだよ。あまりにも不憫だったので…」

安藤陽人:「生き返らせただと!?」

御澤:「事情聴取の帰りにさ」

グラーチ:「死者は土にだ・・・」

矢沢耕作:「・・・外道が」

御澤:「だから僕が第2の生を与えてあげたんだ」

御澤:「おいおい、僕が責められる理由があるかい? 悪いのはあの、鋼ってやろうだよ」

御澤:「僕はただ、『仕事』をしただけだ」

安藤陽人:「人のせいにするんじゃねえ!」

御澤:「ふふふ…理解されないならしょうがないな」

矢沢耕作:「『仕事』ねぇ」

グラーチ:「『仕事』なぁ」

安藤陽人:「そんなものを言い訳にするんじゃねえよ!てめえの意志でやったことだろうが!」

御澤:「まあ、僕には仕上げが残っているしねえ…あまり君たちと遊んでいる暇もない」

矢沢耕作:「お前のやってるのは、独りよがりの妄想の結果の暴走だ。誰に頼まれたわけでもない、誰にも感謝されない」

矢沢耕作:「そんなのは仕事じゃないし、お前は『働き者』なんかじゃねえんだよ」

御澤:「感謝なんてもとめてないさ」

御澤:「褒めてもらいたいわけでもない」

御澤:「一生をかけて打ち込める仕事だよこれは。自己満足?結構なことじゃあないか」

魔倉魔弩流:「いいや、君のは0721だな。仕事とは・・・!ジョブとは己を殺してでも、他の為に労を厭わぬ事だ。」

安藤陽人:「先生、かっこいいぜ!」

矢沢耕作:「先輩・・・うん、まあ、大体はいいことを言ったな」

御澤:「さあて、そろそろ僕は最後の仕上げに向かうよ」

グラーチ:「陽人、落ち着きな。姉ちゃんも仕事があるんだ、そいつをぶち殺す仕事がね」

安藤陽人:「よし、それは俺も手伝うぜ」

矢沢耕作:「どこに行く、待て!」

GM:そう言って、御澤はビジネスマンの強い味方、スマートフォンを取り出し

GM:召喚プログラムを打ち込む

GM:すると、君たちの周りに、大量のゾンビが出現した

GM:身動きがとれないほどの数

魔倉魔弩流:「む・・・!!」

GM:病院や、数多の場所で集めた彼の手駒である

グラーチ:「邪魔くさいねぇ、どこの信者でも私が眠らせてやるぜ?」

御澤:「じゃあ、さらばだ。『仁志』君の元に行くよ」

安藤陽人:「ニシさんの!? おい待てやこら!」

GM:ゾンビに囲まれている君たちを尻目に、御澤は去っていった

矢沢耕作:「やはりか・・・」

GM:これだけの数である 殲滅するにはひどく時間がかかった

グラーチ:「あぁ、疲れた。酒飲みたいねぇ」

魔倉魔弩流:「全く。一苦労したモノだ。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここで皆レベルが上がり能力値を上げる
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矢沢耕作:「大事なことを確認していなかったな・・・仁志の死体の所在だ」

矢沢耕作:「御澤の企みで仁志が死んだのなら、当然、奴は仁志を使って屍鬼をつくろうとするはずだ。それも、最高傑作をな」

安藤陽人:「まじかよ…ニシさんがあんな姿に」

矢沢耕作:「つまりそういうことだ」

GM:御澤の残した『仁志』の元に行くという言葉を反芻し

GM:相談をしている最中

GM:プルルルと、魔倉の携帯がなります

魔倉魔弩流:「(プツ) 磨倉だ。」

氷川レイジ:「魔倉か? 氷川だ」

魔倉魔弩流:「はい、磨倉です。どうしました?」

氷川レイジ:「さっき、ミロク派の連絡員から報告があった」

魔倉魔弩流:「報告があった?」

氷川レイジ:「司法解剖中の仁志の遺体が…起き上がってどこかに走り去った」

魔倉魔弩流:「何ですって!!」

氷川レイジ:「魔倉、CAGEのネクロマンサーはどうした?」

魔倉魔弩流:「ついさっき一手及ばず逃がしたトコロです・・・。となると。居所はそこか?」

氷川レイジ:「恐らく…屍鬼は強い未練によって動かされている…」

魔倉魔弩流:「・・・・。」

氷川レイジ:「仁志が死の直前に、最も恨んでいたものは誰だ?」

魔倉魔弩流:「恐らくは・・・鋼!!」

GM:氷川からの携帯を切り

GM:一行は鋼の事務所へと向かう

矢沢耕作:「全ては繋がったな。・・・行こう、みんな」

安藤陽人:「ちっ 鋼の野郎は気にくわないけど仕方ねえ!」

グラーチ:「全く、面倒だねぇ」

魔倉魔弩流:「行くか。」

GM:建物は、黒い霧によって覆われていた

GM:この現象に君たちは見覚えがある

GM:『異界化』である

矢沢耕作:「異界化!」

魔倉魔弩流:「黒い霧。まるで『ハンブルグの黒い霧』だな。」

矢沢耕作:「そんなプロレス技があったような・・・」

GM:そして、周辺には、黒服の男たちが大勢倒れていた

安藤陽人:「また、化物が出てくるってことかよ」

グラーチ:「ん?こいつら人間か?」

黒服:「う…」

黒服:「…に、仁志が…死んだはずの仁志が…」

矢沢耕作:「お前ら、この女の顔に見覚えはないか?」

黒服:「ひいっ!おまえたちは…」

黒服:「化け物使いのジャーナリストに暴力シスター!」

安藤陽人:「ニシさん! ニシさんがいるんだな!」

矢沢耕作:「どうやら元気なようだな。とっととどっかいけ」

黒服:「なんなんだよう、お前らいったい…おかしなことばかり起こりやがる」

グラーチ:「おい、失礼だな」蹴飛ばす

黒服:「死体が、蘇るなんて!!!!」

GM:黒服の男たちはただの人間のようだ

GM:鋼のSPであった

グラーチ:「おい、お前ら、この中には誰がいる?」

黒服:「は、鋼さんがまだ残ったままだ」

黒服:「仁志のゾンビは…鋼を出せと言って、この中に乗り込んでいった」

黒服:「その後だ。急にこの霧が…」

魔倉魔弩流:「やはりか・・・!」

グラーチ:「顔色の悪い奴はいたか?」

黒服:「あ…ああ、葬式の最中みたいな陰気な野郎が…」

黒服:「仁志の隣にいやがった」

安藤陽人:「御澤もいるのか!ちょうどいいぜ!」

矢沢耕作:「グラーチ、どうやら走るらしいゾンビについてどう思う」

グラーチ:「耕作こんなもんだ、走るゾンビ?大歓迎だ?相当ハッピーな奴なんだろ」

グラーチ:「あぁ、忘れてた。お前らドアの修理代払えよ」

矢沢耕作:「・・・覚えててくれてありがとよ」

矢沢耕作:「よし、みんな行くぞ」

魔倉魔弩流:「ああ、行こう!」

グラーチ:「しゃぁない、行くか」

矢沢耕作:では乗り込みます

GM:さて、乗り込んだ君たちは

GM:驚くほどすんなりと、最上階まで登れた

GM:迷わせる類の異界ではないようだ

GM:そして、(赤い)扉の向こうから

魔倉魔弩流:「あっと言う間に最上階だな。」

???:「ひ、ひいいいいいいいい許してくれえ!」

鋼 珠夫:「に、仁志…違うんだ、殺すつもりはなかったんだ!」

仁志古蔵:「は、は、鋼ェェェェェェ」

GM:という声が聞こえる

安藤陽人:「この声は鋼の!」

GM:と言い争う声

GM:ドアを開けますか?

グラーチ:「陽人ドアはけ破るもんだ、やっちまいな」

安藤陽人:「おらああああ」バゴーンとドロップキックでドアを蹴破ろう

GM:扉の向こうには

GM:鋼を両腕で持ち上げている仁志の姿と

矢沢耕作:「待て!」

御澤:「おや? ずいぶんとお早いおつきで」

魔倉魔弩流:「歓迎ありがとう。そして、君等の好き勝手は其処までにして貰おうか。」

安藤陽人:「御澤ぁ!」

グラーチ:「よぉ、仕事しにきたぜ」

安藤陽人:「これがお前の仕事なのかよ!お前は一体何がやりたいんだ!」

御澤:「ふふふ…君たちは私を悪と断じたいようだが」

御澤:「『私は一人の生者も殺してはいない』」

御澤:「私がやったのは、ただ死者を生き返らせただけだ」

安藤陽人:「なんで生き返らせる必要がある!?」

御澤:「私利私欲に走って、仁志を殺したその男。一体どっちがめっせられるべきかなあ?」

御澤:「ネクロマンサーとしての経験を積むためだよ」

御澤:「仕事の一貫、さ。そしてこれが僕の生きがいだ」

矢沢耕作:「別に、俺達はお前を社会通念上の悪にしたいわけじゃない」

矢沢耕作:「お前、言ってたじゃねえか、この仕事は自己満足だって」

御澤:「それがどうした?」

御澤:「僕はずっと待っていたんだ。理想のゾンビを作るために」

矢沢耕作:「だから、俺達がお前を倒すのも、自己満足だよ。・・・そう、『仕事人』だよ」

グラーチ:「私は『悪』だの『善』だのに興味はないね。ただ『仕事上』邪魔だからお前を殺すんだよ」

御澤:「仁志古蔵の体は素晴らしい。鋼との角質を聞いたとき」

御澤:「これは利用しない手はないと考えた。彼が死亡するのをただ辛抱強く待っていただけだ」

御澤:「鋼に何か吹き込んだわけでも、仁志を煽ったわけでもない」

御澤:「だから、君たちに僕の行動を非難されるいわれはないよ」

御澤:「おばちゃんは交通事故で死んでたんだ」

魔倉魔弩流:「人はフィギュアでも無ければ超合金のロボットでもない。お前がやった事はその死を悲しむ者無碍にして蹂躙した事だ。その時点で、十分弱者は傷ついている。私はそんな弱者になり代わり、お前の好き勝手を許さない!!」

衝撃の事実だった…

仁志古蔵:「鋼ェェェェェよくも…よくも、『銃』なんかで俺を殺したなあァァァァァ」

仁志古蔵:「『真剣勝負』だろうがよォォォォォ」

仁志古蔵:「俺ら家の本分はァァァァァァァ」

仁志古蔵:「勝負せいやァァァァァァ お前ら銃なんか捨ててかかってこいやあああああああ」

GM:仁志古蔵は路地裏で、成すすべもなく銃殺された

GM:鍛え上げられた肉体を使うこともなく

GM:それが、彼の一番の未練

安藤陽人:「確かによお… お前自体がなにかしたわけじゃないけどよお…」

安藤陽人:「なんだろうな、この内から湧き出る怒りはよおお」

安藤陽人:「見てられねえ 見てられねえよ…」

安藤陽人:「ニシさん!!」

安藤陽人:「俺だ!安藤陽人だ!!」

御澤:「無駄だよ。何を言ってももう、仁志の耳には届かない」

矢沢耕作:「そんなことはない!」

安藤陽人:「おら、俺はなにも持ってねえぞ!! ニシさん!!俺と真剣勝負だ!!!」

御澤:「そして、君たちの言葉も、もう僕の耳には届かないよ」

御澤:「まあ、平行線だねこれ以上は」

御澤:「仁志の最後の望み、君たちが叶えてみるかい? 真剣勝負がお望みのようだ」

安藤陽人:「御澤、てめえは後でぶっ飛ばす ニシさんとの勝負が終わってからな!!」

御澤:「ふふふ…こわいなあ。僕は腕っ節はからっきしなんだ。戦うなんて冗談じゃないよ」

安藤陽人:とりあえず上着を破ります ビリビリー

矢沢耕作:「陽人、やってやれ・・・お前の魂を、ぶつけてやれ!」

御澤:「そうだなあ…いくら屈強の仁志古蔵のゾンビとはいえ…」

御澤:「4対1じゃ分が悪かろう」

御澤:「そこで…助っ人を呼ぶことにした」

御澤:「数々の屍を蘇らせ、ネクロマンサーとしてもサマナーとしても、僕の力は飛躍的に増している」

御澤:「さあ、『異界から強力な屍鬼を呼ぶ! 今の僕にはできるはずなんだ!」

安藤陽人:「おい、まだ御託は続くのかよ もやし」

グラーチ:「・・・」事務所の酒を飲んでる

GM:そう言って、御澤は端末を素早くいじり始め…

安藤陽人:「何が出てこようと構わねえ!出し惜しみなしでとっとと出しやがれ!」

御澤:「いでよ!!! 異界の屍姫よ!!!!!!」

GM:ぼひゅん!

ボディコニアン:「あらん?」

グラーチ:「陽人、そっちをやりな。こっちは耕作となんとかするからよ」

安藤陽人:「こんな形でニシさんとやりたくなかったけどな…」

矢沢耕作:「・・・(鋼の爺さんはのびてるな)」

ボディコニアン:「ここどこお? やん!汚悦こまっちゃううううううううううううう」

御澤:「…うわあ」

御澤:「なにこれ?」

安藤陽人:「…」

グラーチ:「・・・」

矢沢耕作:「・・・」

魔倉魔弩流:「出した当人が驚いてどうする。」

ボディコニアン:「ああああああん! 男よ! 男がいるわあああああああ。汚悦をいじめて! もっと蔑むような目でみてえええええええ」

矢沢耕作:「間違ったなら帰れよ・・・」

魔倉魔弩流:「ドMだ!」

御澤:「え、っと」

安藤陽人:「耕作さん…そいつは任せたぜ…」

御澤:「みたか!これが異界の屍姫だ!」

グラーチ:「なんだよ、これ・・・。耕作任せたぞ」

御澤:「と、とにかく、これで君たちに勝ち目はない!」

仁志古蔵:「4対2かァ!変則タッグマッチだなァ!それともバトルロイヤルゥ!?なんでもいいぜェ!さあ、勝負しろォォォォォ」

グラーチ:「まぁ、慌てるなよ」

グラーチは神威を使い鋼を庇護する

グラーチ:「おーい、ナイ神父~」

鋼 珠夫:「お、おまえたち、はやく私を守るのだ」

ナイ神父:「読んだかねグラーチ」

GM:とどこからともなく声がする

グラーチ:「悪いけど、この親父を一時預かってくれないか?」

ナイ神父:「よかろう。ほかならぬ君の頼みならば」

グラーチ:「悪いね、シュブ=ニグラス様にもよろしく伝えてくれ」

ナイ神父:「君が『こちら側』にもっと近づく時が楽しみだよ」

GM:空間に穴が開き

グラーチ:「楽しみに待っててくれよ」

鋼 珠夫:「ひ、ひいいいいいいいいいいいい」

GM:鋼は吸い込まれていった

グラーチ:「さてこれで思う存分暴れれるだろ?陽人」

安藤陽人:「恩にきるぜ…姉ちゃん」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Boss戦…

そこには仁志の初撃で死にかける耕作…

だがその後の攻撃は華麗に

ボディコニアン:「ああああああああん、すごいわああああああああ、汚悦愛しちゃううううううううう」

矢沢耕作:「あまりの気味悪さに身体が自然に避けた」

魔倉魔弩流:「思考回路がどっかオカシイな。あのゾンビ。」

安藤陽人:「反射ってやつだな」

カハク:「いいよマスター^^」

魔倉魔弩流:「まずは他人な気がしない、お前からだ! 食らえ女ゾンビ!ザン!!」

そりゃそうだ…

ボディコニアン:「やん!このサヴァントたち、強いわあ」

魔倉魔弩流:「サヴァントじゃあないよ。」

グラーチは耕作を回復する

矢沢耕作:「正直死ぬかと思った」

グラーチ:「手がかかるな、耕作」

矢沢耕作:「前衛がほしいなあ・・・」

陽人は一度外すが命運を使って攻撃を当てる

仁志古蔵:「こいやあああああああああああああ」

安藤陽人:「ニシさん、これが俺の投げです!」どがしゃーん

仁志古蔵:「いいスープレックスやああああああああああ」

安藤陽人:「ありがとうございます…」複雑な笑みをしながら

仁志の攻撃は見事に外れる

仁志古蔵:「逃げてるんやないでえええええええええええ」

安藤陽人:「ニシさん、俺もラリアットは得意なんすよ、だから半端な攻撃じゃあたりません」

安藤陽人:「本気で来てくださいよ!!」

耕作はブラウニーを召喚し、スクカジャを使い
チャクラドロップでMPを回復する。

魔倉魔弩流:「愛ある石つぶてを教えてやる! 燃えろ!マハラギストーン!!」

相変わらずの愛の戦士である
だが、汚…ボディコニアンには当たらず

ボディコニアン:「悪いけど好みのタイプじゃないわん」

魔倉魔弩流:「何かショックだぞ!!?」

矢沢耕作:「なんか、先輩が今までで一番話が噛み合ってる相手みたいに見えるな・・・」

ボディコニアン:「きてえええええええ」

陽人はボディコニアンに攻撃する

安藤陽人:「ニシさんとの勝負の邪魔するんじゃねえ!!」

グラーチは陽人を回復させる

グラーチ:「世話を焼かせるね」

安藤陽人:「すまねえな姉ちゃん やっぱりニシさんはつええんだわ」

矢沢耕作:「グラーチ、お前がシスターに見えるよ」

グラーチ:「失礼な、シスターだぜ、耕作」

矢沢耕作:「神々しいぜ」

グラーチ:「ふん、言ってろ」

ブラウニーは仁志の攻撃で沈む

矢沢耕作:「ブラウニーぃぃぃぃぃ」

魔倉魔弩流:「何て事だ!ブラウニーが!!」

安藤陽人:「ニシさん、そういえばスロースターターだったな」

耕作はケット・シーを呼びカハクを回復しつつ
カハクはマハラギで攻撃を成功させる

魔倉魔弩流:「この衝撃波受けてみろ! ザ ン ! ! 」

先生は汚…ボディコニアンにクリティカルさせる

魔倉魔弩流:「衝撃波ああああああああ!!」

安藤陽人:「先生、あんたすごい人だったんだな」

魔倉魔弩流:「先生は愛の戦士だからな。」

陽人はボディコニアンにいやいやながら攻撃する
そして追い打ちをかけるように、グラーチのアギが飛ぶ

グラーチ:「焼くぞ!ウコバク!」

ウコバク:「いいぜえええええええ」

見事に命中し…

ボディコニアン:「あああああああああんんんんんきもちいいいいいいいいいいいいいいい」

GM:そう叫びながら、異界の屍姫は元の世界へと帰っていった

魔倉魔弩流:「最後までハイテンションな相手だったな・・・!!」

グラーチ:「うっとおしい奴ね」

御澤:「まったく帰ってくれてよかった」

矢沢耕作:「御澤、いたのか」

安藤陽人:「さあ 気持ち悪い生物はいなくなった」

仁志古蔵:「こいよおおおおお」

安藤陽人:「いくぜええええ」

魔倉魔弩流:「哀れなる死人よ!この衝撃波がお前を穿つ!! 喰らえ!衝撃波!! ザ ン ! ! 」

ザンは…

魔倉魔弩流:「ぐ!!逸れたか!!」

とお互い一進一退の攻防を続け…

命運を注ぎ込んだグラーチのアギで燃える仁志…

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

矢沢耕作:「3カウントだ・・・!」

仁志古蔵:「礼をいうで…」

グラーチ:「悪いけど、死体でも弟の手は汚させたくないの・・・」

仁志古蔵:「本物の真剣勝負(セメント)ができて…」

仁志古蔵:「満足や…」

安藤陽人:「ニシさん… ニシさああああああああん」

GM:仁志の身体は燃え尽きた

御澤:「ぬう」

安藤陽人:「さあ、覚悟はいいか」

御澤:「覚悟?」

御澤:「そんなものはない」

御澤:「僕はまだまだ働きたい」

魔倉魔弩流:「強者の最後・・・か。」

御澤:「僕がこつこつと研鑽を重ね、地道に働いてようやく作り上げた屈強なるゾンビが…」

安藤陽人:「さっきは言い返せなかったけどよお」

安藤陽人:「ニシさんと戦ってて、お前のことすっかり忘れてたからわかったぜ」

御澤:「生き延びて、もっともっと…」

安藤陽人:「悲しい 悲しいんだ」

安藤陽人:「一度死んだ人間を目の辺りにするのは!」

GM:そう言って、御澤はビルの7階から

GM:身を躍らせた

GM:そのまま地表に落下していく

安藤陽人:「逃げるなこらああ!」

GM:君たちが窓から外を見下ろした時には

矢沢耕作:「陽人!」

魔倉魔弩流:「・・・・!!」

グラーチ:「・・・」

GM:どこにも御澤の姿は見当たらなかった…

矢沢耕作:「いいんだ。あいつには届かなくても、俺達にお前の思いは聞こえてるさ。それと、仁志さんにもな」

安藤陽人:「ニシさんとは一回会ったきりだってのに こんなに苦しいんだよ」

安藤陽人:「これがよお、もっと親しい人物だと思うとよお 整理がついた残された人のもとに現れると思うとよお」

安藤陽人:「こいつは滅茶苦茶許せねえよなあ!!」

グラーチ:「陽人、飲みに行くぞ・・・」

安藤陽人:「ああ、今夜は飲むぜ!オレンジジュースを!」

矢沢耕作:「とりあえずだな・・・あいつは社畜としては失格だ。こちとらあいつのやらない後始末をしないと」

矢沢耕作:「先輩、頼みがあるんですが」

魔倉魔弩流:「何だ?」

矢沢耕作:「鋼は、無事に・・無事に? 生き残りました」

矢沢耕作:「おいグラーチ、一応無事だよな?」

グラーチ:「当たり前だろ、ちょっと魚っぽくなってるかもしれないけど」

矢沢耕作:「俺は、仁志さんがバラそうとしたスキャンダルを、テレビから発信します」

安藤陽人:「ああ、そんなやつもいたな」

矢沢耕作:「それであの夫婦が救われるとは思いませんが・・・しかし、奴は殺されるべきとは思いませんが、社会的制裁は受けるべきだと思います」

魔倉魔弩流:「そうだな。それが良いだろう。」

矢沢耕作:「精神的制裁についてはバカシスターに一任してあるので俺は感知しません」

安藤陽人:「ワンパン入れなきゃ俺は治まらねえ!」

グラーチ:「・・・ちっ!」

矢沢耕作:「ただ・・・仁志夫婦については、そっとしてあげたいんですよ」

矢沢耕作:「死後に、メディアでいいように取り上げられるのは不憫です」

矢沢耕作:「先輩が依頼を受けた教団なら、この事件の『悪魔的』側面を隠匿することができるんじゃないですか?」

矢沢耕作:「CAGEの異端の悪行が表沙汰になるのは、ガイア教団も避けたいはずです」

魔倉魔弩流:「出来るだろう。やってみるとするよ。」

安藤陽人:「耕作さん ありがとうよ」

GM:氷川に連絡をとりますか?

魔倉魔弩流:とりますよ

氷川レイジ:「もしもし。氷川だ。」

氷川レイジ:「万事、うまくいったようだな魔倉」

氷川レイジ:「たった今、CAGE本部の声明が出された」

魔倉魔弩流:「磨倉です。いましがた終わりました。 そして、ちょっと願いごとがあるのですが・・・。」

氷川レイジ:「今回の件は御澤という名のネクロマンサーの独断であるとのことだ。一切の関与を否定している」

魔倉魔弩流:「声明? なるほど・・・・。」

氷川レイジ:「…切り捨てられたな、あのネクロマンサー」

魔倉魔弩流:「少し会っただけですが、仕事と言うより、自己欲を満たす為に動いていましたからね。 当然の結果と言えるでしょう。」

氷川レイジ:「勿論、教団としてはこの件に関してことさらに話を大きくすることを望んではいない」

魔倉魔弩流:「はい。」

氷川レイジ:「隠蔽工作に全力を持って当たるとしよう」

魔倉魔弩流:「ありがとうございます・・・・。 (礼をする)」

魔倉魔弩流:「隠ぺいに当たるとさ。そう言っていた。」

矢沢耕作:「感謝します」

安藤陽人:陽人は鬱憤が溜まってるので鋼に絞め技をかけとこう

グラーチ:「陽人、ちょっと来い」

安藤陽人:「なんだよ、ちくしょう」

グラーチ:「頭下げな」

安藤陽人:「ああ、なんでだよ!」

グラーチ:「いいから、顔を近づけろ」

安藤陽人:「ちっ!」仕方なーく顔を近づけよう

グラーチ:おもっきりグーパンチ

安藤陽人:「ぶっ! なにすんだよ!」

グラーチ:「おい、少しは大人になれよ。耕作とそこのマドルのおっさんがなんの為に隠ぺい工作してんだ?」

グラーチ:「お前だけの問題じゃねぇんだよ」

安藤陽人:「ぐ、ぐぐ」

グラーチ:「じゃねぇとこれからもっと辛くなるぞ・・・」

安藤陽人:「わかった!!悪かったよ! すまねえな、耕作さん、先生!!」その辺の机に蹴りしながら

矢沢耕作:「よし・・・じゃあ引き上げるか」

魔倉魔弩流:「ああ、行くとしよう。」

矢沢耕作:「このおっさんへの独占インタビューは、糸井さんに任せるとしよう」

グラーチ:「・・・ふん、耕作飲みに行くぞ。今日は奢る」

安藤陽人:「姉ちゃんが奢るなんて… 明日は雷雨だな」

矢沢耕作:「さすがのマダムもそりゃ臨時休業だろうよ!?」

グラーチ:「うるせぇ!そっちのマドルのおっさんも行くぞ!」

GM:君たちは無事、この怪事件を解決した

GM:首謀者の御澤は仮に生きていたとしても

GM:CAGEから切り捨てられ、流浪の道を歩むか、ガイア教団の放った刺客に狙われる日々となろう

GM:もうこの街で、あのようなアンデッド大量発生事件は起こらない

GM:君たちはこうしてまた今日も日常へと帰っていく…

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To Be Countenued…

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