築山出張 @ ウィキ
0702小笠原ゲームp.2
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tsukyama
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(続)炎熱編集外伝。--そして他校へ p.2
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芝村 :
あ。本物の海法は既に1km先だ。
あ。本物の海法は既に1km先だ。
つきやままつり :
「あ、かなり引き離されちゃった 今のうちにそろっと行きましょう」
「あ、かなり引き離されちゃった 今のうちにそろっと行きましょう」
od :
「ああ、そうでした。つまり本土から時間移動したか、NWの地球から少し離れたところにいるかですね」
「ああ、そうでした。つまり本土から時間移動したか、NWの地球から少し離れたところにいるかですね」
つきやままつり :
「少し離れた… なるほど」
「少し離れた… なるほど」
od :
たんぽぽのあたりですか?<1km それとも関係ないところでしょうか。
たんぽぽのあたりですか?<1km それとも関係ないところでしょうか。
芝村 :
既に市街地だね
既に市街地だね
つきやままつり :
「いや地球から少しっていっても 相当離れてないと星座なんて違わないのでは?」
「いや地球から少しっていっても 相当離れてないと星座なんて違わないのでは?」
od :
「うーん。まあ、光年のオーダーで離れないと……」
「うーん。まあ、光年のオーダーで離れないと……」
芝村 :
海法は編集の後ろ頭に銃を押し当てている。
海法は編集の後ろ頭に銃を押し当てている。
つきやままつり :
「うわあ か、海法さん」
「どうなさるおつもりですか!」
「うわあ か、海法さん」
「どうなさるおつもりですか!」
od :
「海法さん! 戦争は嫌いだったはずじゃ」
「海法さん! 戦争は嫌いだったはずじゃ」
つきやままつり :
「なんかこう… 邪魔できない世界を感じるんですよねえ…」
「なんかこう… 邪魔できない世界を感じるんですよねえ…」
編集:「ジーザース!」
“海法”:
「地獄に行っても忘れるな」
「地獄に行っても忘れるな」
芝村 :
銃を撃った。
銃を撃った。
od :
市街地……大村でしょうかね。
市街地……大村でしょうかね。
つきやままつり :
「う」
「う」
od :
(なにか危険なフレーズを聞いたような)
(なにか危険なフレーズを聞いたような)
つきやままつり :
どうなりました?
どうなりました?
芝村 :
編集は頭が吹き飛んで倒れた
編集は頭が吹き飛んで倒れた
つきやままつり :
数歩離れたところからしげしげ観察します
数歩離れたところからしげしげ観察します
od :
「……つきやまさん、離れましょう。いやな予感がする」
「……つきやまさん、離れましょう。いやな予感がする」
つきやままつり :
「え、でも脈くらい」
「え、でも脈くらい」
od :
「滋賀は炎熱編集と同じ能力があります。もしかしたら」
「滋賀は炎熱編集と同じ能力があります。もしかしたら」
つきやままつり :
「あ」
「あ」
od :
「再生するかも」
「再生するかも」
つきやままつり :
海法さんを探します
海法さんを探します
芝村 :
海法が戻ってきた。
目に涙が。
海法が戻ってきた。
目に涙が。
つきやままつり :
「どう、したんですか」
「どう、したんですか」
od :
「海法さん……まずは、ご無事でなにより……」
「海法さん……まずは、ご無事でなにより……」
“海法”:
「これで自由になりました」
「これで自由になりました」
つきやままつり :
(首をかしげながら)「お、お疲れさまでした」
(首をかしげながら)「お、お疲れさまでした」
od :
炎熱編集からは、目を離さないでおきます。
炎熱編集からは、目を離さないでおきます。
つきやままつり :
(いいのかなあ)
(いいのかなあ)
“海法”:
「じゃ、そういうことで。僕は大変なものを盗んでしまいました」
「じゃ、そういうことで。僕は大変なものを盗んでしまいました」
つきやままつり :
「や、えっと…?」
「いや そういうことじゃなくて お話を聞かせてください!」
「や、えっと…?」
「いや そういうことじゃなくて お話を聞かせてください!」
od :
「ちょ、ちょっとまってくださいヨー。まだお話途中ですよー」
「ちょ、ちょっとまってくださいヨー。まだお話途中ですよー」
“海法”:
「はあ」
「はあ」
つきやままつり :
「ここはどこですか?」
「私たち 第5の小笠原にきてるつもりだったんですけど。違うんですね」
「ここはどこですか?」
「私たち 第5の小笠原にきてるつもりだったんですけど。違うんですね」
od :
「『なぜ僕がここに呼ばれたのかわかりました』っておっしゃってたじゃないですかー」
「『なぜ僕がここに呼ばれたのかわかりました』っておっしゃってたじゃないですかー」
“海法”:
「ああ。そういうのは忘れてください」
「今日の僕は、意外に幸せなんです。自由だから」
「ああ。そういうのは忘れてください」
「今日の僕は、意外に幸せなんです。自由だから」
od :
「そ、そんな!<忘れてください」
「そ、そんな!<忘れてください」
つきやままつり :
「はあ…(ため息)」
「なんだかそういわれると、無碍に追求できないんですよねえ…」
「はあ…(ため息)」
「なんだかそういわれると、無碍に追求できないんですよねえ…」
芝村 :
海法は歌を歌いながらこっそり下がってる。
海法は歌を歌いながらこっそり下がってる。
od :
え。
え。
つきやままつり :
「ど、どこに行くんです?」
「ど、どこに行くんです?」
od :
「つきやまさん……(袖を引きながら)」
「逃げましょう」
「つきやまさん……(袖を引きながら)」
「逃げましょう」
つきやままつり :
「え、でも」
「どっちへ?」
「え、でも」
「どっちへ?」
芝村 :
そして彼は背を向けてペンギンの運転する車に乗った。
スバル360だ。
走っていった。
そして彼は背を向けてペンギンの運転する車に乗った。
スバル360だ。
走っていった。
od :
海法さん
海法さん
つきやままつり :
「あ! ペンギンどっから!」
「あ! ペンギンどっから!」
od :
「……な!」
「……な!」
つきやままつり :
「どろぼおー!」
(さっきの前振り…!)
「どろぼおー!」
(さっきの前振り…!)
od :
「たいへんなものをぬすまれてしまったー どうしよー」
「たいへんなものをぬすまれてしまったー どうしよー」
つきやままつり :
「棒読みやめてください! こんな話じゃありませんから!」
追いかけられますか?
「棒読みやめてください! こんな話じゃありませんから!」
追いかけられますか?
od :
犬アイドレスなら……
犬アイドレスなら……
芝村 :
5
4
3
5
4
3
つきやままつり :
「後をたどるしか… 行ってみるしかないですね」
「後をたどるしか… 行ってみるしかないですね」
芝村 :
2
2
od :
とりあえず、おいかけます。
とりあえず、おいかけます。
芝村 :
1
1
つきやままつり :
「こっちです」
「こっちです」
芝村 :
おいついた。
おいついた。
od :
狭い父島……早!<おいついた
狭い父島……早!<おいついた
つきやままつり :
「はぁはぁ… 生身で追いかけさせるなんてひどい」
ペンギンさんもまだいますか?
「はぁはぁ… 生身で追いかけさせるなんてひどい」
ペンギンさんもまだいますか?
od :
「海法さーん……ひどいですよ(窓にはりつきながら」
「海法さーん……ひどいですよ(窓にはりつきながら」
つきやままつり :
「海法さん。無理にお話きこうとは思ってませんから」
「置いてくなんてひどいじゃないですか」
「海法さん。無理にお話きこうとは思ってませんから」
「置いてくなんてひどいじゃないですか」
“海法”:
「どうしたんですか」
「どうしたんですか」
芝村 :
海法は照れた。
海法は照れた。
od :
「(無視されてる気配を感じている)」
「(無視されてる気配を感じている)」
つきやままつり :
「(えっと… この反応は新鮮なんですけど どうしてここで照れるのかしら)」
「(えっと… この反応は新鮮なんですけど どうしてここで照れるのかしら)」
芝村 :
彼はデンジャーゾーンから一厘の薔薇の花を差し出した。
彼はデンジャーゾーンから一厘の薔薇の花を差し出した。
“海法”:
「今はこれくらいしかできませんが」
「今はこれくらいしかできませんが」
つきやままつり :
「う、うー」
(仕方がない風情で)受け取ってみます
「ど、どうも」
「う、うー」
(仕方がない風情で)受け取ってみます
「ど、どうも」
od :
「つきやまさん……(ほろり)」
「つきやまさん……(ほろり)」
芝村 :
海法は逃げた。
海法は逃げた。
od :
窓にはりつきます。
窓にはりつきます。
つきやままつり :
「海法さんて!」
「自由になりたいっていいながら 追いかけられたいんでしょう!」
「海法さんて!」
「自由になりたいっていいながら 追いかけられたいんでしょう!」
od :
「ちょ、ちょー、ストップ! ひきずってます、ひきずってますって!」
「ちょ、ちょー、ストップ! ひきずってます、ひきずってますって!」
つきやままつり :
「海法さん!」
「海法さん!」
od :
「と、とめてくださーい!」
「と、とめてくださーい!」
“海法”:
「ははは。やだな。僕が追いかけられたいわけないじゃないですか。今年聞いた冗談の中では最高だ」
「ははは。やだな。僕が追いかけられたいわけないじゃないですか。今年聞いた冗談の中では最高だ」
od :
「(どっかで聞いたいいまわしだなあと思っている)」
「(どっかで聞いたいいまわしだなあと思っている)」
つきやままつり :
「…そ、そういわれるとそう?」(混乱した)
「…そ、そういわれるとそう?」(混乱した)
芝村 :
海法は目を細めた。
海法は目を細めた。
つきやままつり :
「う、うーん や、でも」(だいぶん息切れ)
「う、うーん や、でも」(だいぶん息切れ)
“海法”:
「それはそうと師匠。この世界はいつから入れ替わったんですか?」
「それはそうと師匠。この世界はいつから入れ替わったんですか?」
od :
「……入れ替わった?」
「……入れ替わった?」
つきやままつり :
「ちょっと、疲れ、ました……(はぁはぁ)」
「ちょっと、疲れ、ました……(はぁはぁ)」
od :
「(世界交換、という単語を思い出した)」
「(世界交換、という単語を思い出した)」
ペンギン:
「ぐわ」
「ぐわ」
“海法”:
「なるほど」
「なるほど」
つきやままつり :
(わーいけず!)
(わーいけず!)
od :
「海法さん、入れ替わったってどういうことなんですか?」
「海法さん、入れ替わったってどういうことなんですか?」
つきやままつり :
「なるほどって、いつなんですか?」
「なるほどって、いつなんですか?」
芝村 :
車に乗せてもらいました。
車に乗せてもらいました。
つきやままつり :
「あ、ありがとうございます ふぅ」
「あ、ありがとうございます ふぅ」
“海法”:
「小笠原を入れ替えた人がいますね」
「小笠原を入れ替えた人がいますね」
od :
「(場所をとるのでなるべく身を縮めている)」
「(場所をとるのでなるべく身を縮めている)」
つきやままつり :
「小笠原だけ?」(耳がピンと)
「あの、あの人ですか 聖銃をもってるっていう」
「小笠原だけ?」(耳がピンと)
「あの、あの人ですか 聖銃をもってるっていう」
“海法”:
「また殺さないといけない敵ができたなあ」
「また殺さないといけない敵ができたなあ」
ペンギン:「ぐわ」
“海法”:
「そうですね……」
「そうですね……」
od :
むう。
むう。
つきやままつり :
「あの!」
「第5の小笠原に居た人たち!」
「いなくなっちゃってるんですけど」
「どこに行っちゃったんでしょうか!」
(シートから身を乗り出します)
「あの!」
「第5の小笠原に居た人たち!」
「いなくなっちゃってるんですけど」
「どこに行っちゃったんでしょうか!」
(シートから身を乗り出します)
“海法”:
「それとこれはたぶん別ですよ」
「それとこれはたぶん別ですよ」
芝村 :
海法は他人事のように言った。
海法は他人事のように言った。
つきやままつり :
「え」
「別…?」
「え」
「別…?」
芝村 :
彼は服を着ている。
彼は服を着ている。
od :
「……」
「……」
つきやままつり :
「じゃあ 小笠原をたどってもたどり着けない…?」
「じゃあ 小笠原をたどってもたどり着けない…?」
od :
質問する流れでもないので窓から自分で観測しますが、天の北極にこぐま座αはいますか?
(いつ服を着たんだろう)
(あ、今着てる最中でしょうか)
質問する流れでもないので窓から自分で観測しますが、天の北極にこぐま座αはいますか?
(いつ服を着たんだろう)
(あ、今着てる最中でしょうか)
つきやままつり :
「別って…… ええと…」
「別って…… ええと…」
芝村 :
一応>odさん
一応>odさん
“海法”:
「瀬戸口君に電話してみますね。師匠」
「瀬戸口君に電話してみますね。師匠」
つきやままつり :
「!!」
「!!」
ペンギン:
「ぐわ」
「ぐわ」
つきやままつり :
(口を手で押さえます)
(口を手で押さえます)
od :
「つきやまさん!」
「つきやまさん!」
つきやままつり :
「電話の邪魔しないで……」
「odさん…」
「電話の邪魔しないで……」
「odさん…」
od :
「()」
(こっちも口を手でおさえます)
「()」
(こっちも口を手でおさえます)
“海法”:
「おっと、そういや、世界が違った」
「はははは」
「おっと、そういや、世界が違った」
「はははは」