【主人公女】
クラリッサ=クロムウェル 19歳 女
ブレンドレル王国の大商家、クロムウェル家の一人娘。
家のために父から数多の婿候補をあてがわれるが、全て拒否。
父と大喧嘩の末、文武両道の侍女テレザを従えて家出を決意する。
家を出る日、父が大切に保管していた「蒼紋の真球」という美術品を嫌がらせのため持ち出す。
キーラ 15歳 女
一年の大半が雪に覆われている、ハルハーゲンの森に暮らす物静かな少女。
正真正銘の魔法使い、ジナイーダの唯一の弟子であり養女。
ジナイーダが「戸締まりをしてくる」と言ったまま消息を絶って一年、森を白装束の一団が襲い、からくも逃げ出す。
師の身を案じ、また森が襲われた理由を確かめるため、南に向けて旅に出る。
アルシア=ボウルズ 永遠の20歳 女
近年まで各地で紛争が絶えなかった南東諸国で産まれ、傭兵稼業の父母に厳しく育てられた、生粋の荒事師。
現在は故郷周辺の密林や砂漠などの危険地帯における案内人兼護衛人として生計を立てている。
「
薄闇の樹林」にあるという遺跡を調査する一団のガイドを請け負ったアルシアは、報酬の上乗せに負けて遺跡内部に同行する。
凶暴化した動物や、見た事のない異形の怪物を退け、遺跡の最奥で発見したのは、一振りの錆びた小剣だった。
ロッテ 17歳 女
港町であり、多種族都市でもあるオーケルベリの貧民街に暮らす少女。
人間とエルフの混血で、赤子の頃に両親と生き別れ、孤児院で生活している。
人間の父がエルフの母を犯して産まれたのが自分だと言い、まだ見ぬ父を激しく憎悪する。
ある日、その父の依頼で自分を護衛しにきたグレンという男が現れ、
グレンに案内させる事で父の所在を突き止め、何らかの復讐をしようと企てる。
最終更新:2007年07月11日 17:17